2010年3月17日水曜日

語学学校 - Integrationskurs (その3)

待ちに待った(?)学校が始まりました。今月で3校目の挑戦です。
早めに登校、登録を済ませ、教室へ案内されると、、、少し年配の女性が既に教室に。はい、先生でした。

全部で5人と聞いていたクラス。結局は瞬間7人になったものの、それでも今までが10人以上の大クラスだったので、小規模クラス。このクラスはレベルでB1に当たるのですが、他の学校のB1クラスに比べて、多少レベルが低い気が。。。なのに、生徒の多くは9年とか7年とかのドイツ在住歴。だんだんと悟ったのですが、やはり『Integrationskurs』、移民の為のコース。母国でちゃんとした教育を受けていない人たちも多いのです。

コースのレベルは低すぎるのですが、話すのが苦手な私には、少人数で自分が話す機会が多い方がいい、と判断。このクラスで暫く頑張る事に決めました。ただ、先生は、私がほぼ全て理解している、又はすぐに理解してしまう事を察し、何度も何度も、『簡単すぎる?』『退屈しない?』と心配してくれるのがちょっと申し訳ない。

2010年3月11日木曜日

語学学校 - Integrationskurs (その2)

1日で退学した某学校の代わりを探そうと、今度は市内にある某語学学校へ。情報をもらおうと受付に行くと、『次のAppointment は来週水曜日になります』という事で、改めて行って来ました。

これまでの2校とは異なり、受付で要件を言うと『7番の部屋にどうぞ』。
7番の部屋に行ってみると、なんと私だけでは無く、約8人位の人が座って待っているのです。 きっとここは訪ねて来る人が多いのですね。効率的にまとめて説明&テストを行うのですね。
Integrationskurs とは何かの説明の後に、テスト開始。
前回も受けたので、と思ったが、このテスト、やはり数種類あるらしく、前回のものとは異なっていました。30分の制限時間、なんと今回は全部終わりませんでした!(が、私は昔からテストは白紙で出さない主義なので、とりあえず最後にほぼ全部埋めましたが)
その後口頭面接&カウンセリングが一人ずつあるので、順番待ち。
隣に座っていた、コロンビア人の女性と色々話し、楽しい時間つぶしになりました。彼女はドイツに来て8年(!)、既にB2の証明書も持っているという。そう、Integrationskurs とは、必ずしも移民の為だけではなく、いわゆる労働局の様なところでも紹介されるものだったのですね。確かに私以外の人の多くは、失業中でその間のスキルアップで語学学校を紹介されている様でした。

さて、45分位待たされた後に、やっと私の番。
簡単なおしゃべりの後、テストの採点。途中で、『この感じではあなたにふさわしいクラスは無いかもしれないわ。。。』そして今回も判定はレベル6。つまり最後の100時間です。
これは予期せぬ事だったらしく、『通常レベル1、又はレベル4から始まる人が大半で、レベル6からという人は珍しい』そうで、要はその為に席が無い!
『次のレベル6のクラスは、、、7月だわ。。。。』
ええええーーー!!!!
さすがに7月迄は待てません。色々案を試行錯誤しましたが、結局、Waiting Listに名前を載せて、並行して別の学校を探す事にしました。

ちなみに、このIntegrationskurs、本当に色々な人がいます。

今回の不思議さん(?)は、スリ・ランカの女性。既に600時間を終えて、A2の証明書を持っているらしく、だから今回はレベル4から始めたい、との事。これをとにかく最初から最後迄主張し続け、テストを受けるのを拒否。それでもテストを受けたのだが、面接を待つ間、何故か私のところに来て愚痴と説明。『私はA2を持っている。今日はテストだなんて聞いてない。等等等。。。』これを4回くらい繰り返された。担当の人も最後にはちょっと起こり気味で、『あなたがA2を持っている事は私には全く興味が無い。レベル4から受けたい?テストを採点してみないと分からないけど、ぱっと見た感じでは、殆ど白紙でどう見てもレベル1か2だわ!』
確かに、皆さんよく喋るんです。はるかに私よりも上手に喋っている気がするのに、筆記は出来ないんですね。ほぼ最後迄回答出来たのは私だけだった様です。

という事で、今回のこの学校、街の中心部にあって雰囲気も良さそうでしたが、残念。
とりあえず来週から、もうひとつの学校に行ってみます。

2010年3月9日火曜日

誕生日

今日は彼のお誕生日。
前回の私の誕生日はそれはそれは素敵なサプライズ企画をプレゼントして
頂いたのですが、今回は特に企画無し。

仕事終了後にFrankfurt で待ち合わせ、Frankfurtが一望できる展望台のあるビル、マインタワーのバーに行きました。彼はあまり食に興味が無い為、また私も仕事で接待なんて事も無くなっている為、こうした場所は久し振りで、私の方が嬉しいプレゼントを貰った気がしてしまいました。珍しくカクテルなんて頼んでみましたが、やはり私は近頃はワイン派ですね。


ゆったりとした数時間を過ごした後、帰宅。

誕生日プレゼントはちょっとした
実用品と、Salsa のレッスン!
あまり長いコースだと最初から
挫けそうなので、週末の集中
コースをプレゼント。しかもこの
コースは英語で行われます。
はい、まるで自分へのプレゼントですね(笑)。

2010年3月5日金曜日

ワインテイスティング

通常ワイナリー巡りと言えば、葡萄畑が綺麗な夏の後半か秋ですが、
昨日はワインのテイスティングイベントが近くのワイナリーで行われたので、
行って来ました。
ここは700年の歴史のあるワイナリーで、この貯蔵室は数年前に立て直されたもの。入ると若いワインの香りがほんのりと。

嬉しい事に、ちゃんとオークの樽で熟成されています。







樽についている真空管のようなものは、温度が上がってワインが膨張した際に、樽が割れるのを防ぐ為のもの、との事。


『テイスティングイベント』との事なので、Riesling (リースリング) の Sekt (ゼクト、即ちSparkling Wine)、辛口の白、甘口の白、赤ワイン、の計4種類が振舞われました。
ドイツワインの生産は大半が白ワイン。Rieslingはこの地域の主な葡萄の種類です。

今回、面白い実験もありました。舌で感じる味覚は5種類で、周りの色によっても感じる味が変わるとの事。ライトを青と赤に変えて、その変化を感じてみましょう、という試みだったのですが、、、、

 

2010年3月2日火曜日

1日にして退学、、、

と書くと、いかにも悪い生徒と思われそうですが、、、
1時間1ユーロのIntegrationskurs。昨日から始まりました。

久し振りの学校にちょっと張り切って、気分は小学一年生。
授業の前に申し込み登録をせねばならなかったので、ちょっと早めに登校。すると未だ学校のドアは鍵がかかっていた。。。

Integrationskurs担当のFrau V.が不在の為、直接授業に案内される。
開始時刻の9時。生徒は、、、二人。ラッキー!と思ったら、単に皆さん遅刻しているだけ。登録人数はなんと、16人!ちょっと多すぎます。 ぱらぱらと生徒が集まりだして、結局初日の授業出席者は10人。

私以外に新入生(?)が2人いたので、皆簡単な自己紹介を。しかし、皆
『私の名前は○○です。××(国)から来ました』これで終了。。。『質問は?』 しーん。。。。 前の学校では、止めないと皆ぺらぺらぺらぺら、熱い議論に進化したり、だったのに。レベルは確かに一つか二つ下ではあるけど、驚く事に皆さん、ドイツ在住歴が長いのです。10年を越す人がちらほら。

レベルを落として受ける事にしたので(私のレベルのクラスは4月迄無い為)、多少こうなる事は予測していたが、、、

話せば、先生は文法を逐一訂正してくれるので、それはとても良いのですが、その話す機会が少ない。『ここはSprachschule (会話学校) だからみんなもっと沢山話さなきゃ!』と先生は言うのですが、私ぐらいしか発言しない。だからまた私が答えると、先生はちょっと困った顔をして、『あなたはちょっと黙っていて』視線を私にくれるのである。
そして、極めつけはこれ。
簡単な文章のプリントを渡され、分からない単語に線を引きながら黙読5分。
5分も必要ないんですが、とりあえず5分後。
『分からない単語を言ってください』
黒板びっしりと書かれてしまった。私が線を引いた単語はゼロ。
『何割位理解できましたか』
『100%』と答えた私。中には80%の人もいたけど、20%、30%という人まで。謙遜?いやいや。。。
次に、一人一人数行、『動詞を抜き出して言ってください』
みんな、これが、なんで出来ないの????
動詞と名詞や形容詞の区別、つくでしょう?????

ここで私のもう少し試してみようかな、という気はほぼ消滅。

そして今日。
早めに登校して、 Frau V. と相談。
FlexibleにOptionを対応してもらえるかと思ったら、そうでもなく、Integrationskurs は、一度履修登録すると、その登録した学期が終わるまで、他のクラス・学校には行けない、との事。(勿論Integrationskurs以外には行けますが)
その場でちょっと考えて、退学する事にしました。いやあ、早かった。。。

2週間後に始まるもう一つの学校があったので、そちらを覗いてみようかと思います。

という事で、また暫く自主学習です。

初収入!(?)

先日早々と記入した確定申告書。
当然の事ながら、記入しただけでは駄目で送付せねばなりません。すっかり忘れていました。再度データを読み込み、印刷。源泉徴収書を貼り付け、捺印、郵便局へ持ち込み、無事投函。アメリカでは『Certified Mail』で提出していたTax File、今回はドイツと日本の郵便局を信じて普通郵便で。無事に届きますように。

年度途中で退職している私には、還付金あり。
指定の銀行に振込まれるのは2-3ヶ月先かもしれませんが、これが今年の私の初収入!はいはい、これは今年の収入ではありません、わかってます。

本当は追徴金がある方がお得だという事は、分かっているのですが、戻ってくると何だか嬉しくなるのは人間の性?