スイスでは、こうした両親学級の様なものは、病院・産院・助産師によってOfferされており、選択した産院か否かに関わらず、申し込む事が出来ます。週に1度数回に渡って行われるコースと、我々の参加した様に週末の集中コースがあり、参加費用はそれぞれ1組400CHF前後。保険で100CHFの補助が出ますが、それでも自己負担は約3万円ですから、結構な額です。
我々は出産病院であるZürich UniversitätsSpital の週末コース(Wochenendkurs)に参加。費用は420CHF。週末コースは月1度、定員6組。平日コースの方が料金は低く(300CHF) 頻度も多い。これらドイツ語コース以外に、週末コースとして英語のコースもあり、我々は本来そちらを受講したかったが、年末の時点で既に4月迄のコースは満員御礼状態。英語のコースを希望する皆さん、早めの申し込みを!
まだ切迫早産で自宅安静中の為、電車では無く車で移動。念の為、入院セットも車に積む。
参加者6組12名。担当の助産師は助産師歴23年のベテラン。たまたま妊婦体操コースの先生が廊下にいたのでコースに参加出来なくなった経緯を話していたのを耳にし、講義中ずっと私の体調を気にかけてくれたので、気持ち的にも安心だった。
受講者は一人を除いて皆外国人。従いコースはドイツ語で。妊婦体操コースで1度一緒になったスロバキア人女性もいた。私以外は皆仕事を持っていて、医者、研究者、Financial Analyst 等優秀そうな方々揃い。このスイス人の一人を除いて皆、UniSpitalで出産との事。私と予定日が1日違いの人も。私達34週後半が最週長者。
1日目。
簡単な自己紹介の後、女性・男性と分かれ、コースに期待する事、疑問点等をDiscussion。
病院に来るタイミング、陣痛への対応の仕方、出産の進み方が本日の主なトピック。
また、産科 (Gebärabteilung) の出産部屋 (Gebärsaal) の見学も。
2日目。
産後入院 (Wochenbett)、授乳 (Stillen) について。予防接種について。
赤ちゃん用品の見本等もあり、赤ちゃんの抱き方、抱っこ紐の使い方の説明等も。
個人的に参考になった事柄を記しておきます。
- 予定日通り産まれる子は約4%
- スイスの早産の約50%がUniSpitalで扱われている
- 早産の定義は36週+6日誕生迄 (つまり私はあと丁度2週間)
- 臍帯血保存はUniSpitalで手配可能。費用は約3000CHF
- 出産時の特別な希望 (お風呂付部屋)は病院に向かう前にTELで伝える
- 早産リスクのある私は、会陰マッサージは禁止
- 出産時、全ての妊婦に血管確保の為の点滴針を装置する
- 水中出産で生まれた赤ちゃんは空気に触れるまでは水中でも呼吸可能
- 産後にお世話になる助産師・小児科医は出産前に決めておく事が望ましい
- 産前の母乳はマッサージに使用すると良い
- 免疫を高める物質が入った母乳は産後の母乳のみ
- 沐浴は週に2、3度にとどめ更湯を使用、又は母乳かオイルを入れても可
- パートナーへ : プレゼントを用意する事!シャンパン等の準備も素敵!
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