2026年11月7日土曜日

アムステルダムへ母子旅行 ~ Fabrique des Lumières

 2日目の『Fabrique des Lumières』は、美術館に興味がない娘でも、少し楽しめるのではないかと選択した。今回、私の中では外したくなかった場所。

訪問日は、オランダ巨匠の展示とルネサンスの巨匠の展示が時間を分けて開催されていたが、オランダの巨匠は開館から1時間の1枠のみ。せっかくオランダに来ているし、学校の美術でもなじみがあるゴッホなどが扱われるため、こちら推しだったのだが、娘はルネサンスを選んだ。お陰で、日程の組み方が少しフレキシブルになった。

最寄りのバス停から会場までは、小さな橋を渡ったが、その景色が可愛らしかった。

I Amsterdam Cardでの訪問には予約不要とのことで、到着後、カード提示でそのまま入場。ロッカーに荷物を預け、会場へ。広いホールの中、壁と天井全てにプロジェクションマッピングのように映像が映し出される。ルネサンス巨匠の絵画や彫刻、時に歴史的説明なども含め、幻想的な雰囲気の中、英語での解説を聞く。立ってても座ってても、歩き回りながら見てもよい。私たちは少し歩いて気に入った場所をみつけた後で座ったが、途中からあおむけになって鑑賞した。










奥にはひっそりとAI写真館があったが、ここを訪れる人は殆どいなかった。Highlights of Hollandにもあったように、絵画のモデルになれるのだが、ここで少し娘と大爆笑。モナ・リザになってみたり、これはこれで楽しい。

その他、このプロジェクトを手掛けるスタジオの説明の部屋もあった。

事前に調べた際の口コミにもあったのだが、もしかするとオランダ巨匠の回の方が、娘にはうけたかもしれない。でも、これはこれで飽きることもなくじっくり鑑賞していたので、こんな体験も悪くはない。

アムステルダムへ母子旅行 ~ Highlights of Holland ~

アンネフランクの家の後に訪れる場所は色々検討した。最初は別の施設を考えていたが、出発直前で、こちらへ変更した。変更した、と言っても、チケットを購入したのは、訪問直前、施設まで徒歩5分のところの公園で。アンネフランクの家での滞在時間が読めなかったので、さほど混んでいなさそうだったこちらは、直前にネット購入することにしたのだ。

オランダを凝縮して紹介する、子供向け娯楽施設。到着すると、がら空き。というか、私たち2人の貸し切りだった!!

こちらでも、暗証番号を入力するタイプの無料ロッカーに荷物を預け、身軽にツアー開始。がら空きなのだけど、決まった時間が経過すると次の部屋への扉が開き、次の部屋に進まねばならないので、あまりゆっくりも出来ない仕組み。次の部屋へのドアが開いてももたもたしていると、係員がやってきて促される。アトラクションだけやっていれば充分な時間かもしれないのだが、娘はクイズラリーの紙をもらってしまい、それをやっていると、時間が足りない。また、そのクイズの答えのヒントとなる壁の説明も、じっくり読んでいる時間がない。これだけがら空きなのだから、もう少し柔軟にして欲しかったが、仕方がない。

そんな不都合もあるものの、総評としては、エンターテイメント要素もありながら、オランダについて触れられるので、まあまあお勧め。

チューリップが見たいと言っていた娘に、シーズンオフでも見せられるチューリップが決め手にもなって選んだのだが、それは今一つ感動がなかった模様。プロジェクションマッピングで、肖像画の人物たちが会話をする、というアトラクションは、怖がって終始私の手を握りしめていた。絵画に興味がない娘だが、自分が巨匠が描いた肖像画のモデルになってみるAI合成写真絵画を気に入ってしまい、ここは滞在時間を無視して、かなり遊びまくった。私も、ゴッホやフェルメールの作品になってみて、かなり笑わせてもらった。他にも、オランダの民族以上を身にまとい写真撮影するブースや、自転車を漕ぐアトラクションなど、まあどこかで似たようなものがあるな、という印象ではあったが、それなりにオランダらしきものを垣間見ることができた。

ちなみに、アトラクションは、英語の回とオランダ語の回に分かれている。ここでも英語が公用語か、と思うくらい英語が当たり前に使われていて、言語の面では全く苦労はなし。もっと言ってしまうと、オランダ語はドイツ語に聞こえて、結構理解できてしまったりもする。異国情緒がないって?いや、そんなことはない。娘と一緒に体験するアムステルダムは、街並みが一層可愛らしく見え、いつもとは異なる旅行が体験できた。

アムステルダムへ母子旅行 ~ アンネフランクの家 ~

アムステルダム母子旅行のハイライト、アンネフランクの家。
旅行を決めた時にはチケットは既に完売だったのだが、もしかするかもしれない、と何度かサイトを見てみたところ、的中。なんと、私たちの訪問の1週間全ての日、全ての時間帯に空きが出たのだ。そんなこともあるものだ。大型予約のキャンセルが出たのか、追加枠を放出したのか、理由は分からないが、日時も全て選び放題だった。娘も思わぬ願いが叶い、喜びひとしお。

私は何年も前に訪れたことがある。当時から結構変わっていた。私の記憶が薄れているだけかもしれないが。予約時間の20分前位に、長蛇の列が出来ていたので並び始めたのだが、チケット確認のスタッフが、私たちの時間はまだ並ぶ時間ではないので、列から離れて待っていて欲しいと言う。時間になったら並び始めるように、とのことだった。このシステム、ちょっと腑に落ちない。というのは、予約時間の5分前位から並び始めた人の方が、横につまみ出されてしまった人たちよりも先に入場できてしまうのだ。つまみ出されてまたすぐに列に並び直すのがいいかもしれない。まあ、勿論、予約時間になって初めて並び始めても確実に入場できるので焦る必要はないが、私たちは次の予定もあったので、時間通りに入場したかった。
ちなみに、横につまみ出されての待ち時間、娘は道端の絵描きの紳士と楽しく語り合う。彼女は特に際立ってフレンドリーというわけではないのだが、通学中にも道端のホームレスとも挨拶を交わすように、危険を感じない人とは普通に話ができる。

さて、教会の鐘を合図に再度並び始め、入場。持ち込み荷物については懸念していた点だったが、日常遣いのバックパック程度であれば、多少重くてもクロークに預けることができた。

荷物を預けた後、オーディオガイドを受け取る。数か国語から選択でき、大人用と12歳以下ぐらいの子供向けと2種類がある。怖がりの娘には、子供用を選び、迷ったが私も子供用にした。娘が何を聞いているのか分かった方が一緒に話せると思ったからだ。ちなみに、娘はドイツ語を選び、私は英語を選んだ。(日本語もある)

オーディオガイドは各部屋の壁のセンサーに機械を近づけると作動するタイプ。館内の滞在時間に制限はないが、部屋によっては混みあっていて、並びながら見学する感じだった。昔はもう少し空いていた気がする。過去の出来事に感心が高まっていることは良い傾向だろう。時間をかけて見学したが、娘も彼女なりに感じて考えたようだった。

できれば、訪問前にアンネフランクに関する本を読ませたかったのだが、書物の手配が間に合わなかったため、公式サイトに書かれた記事を電車で読んでもらった。私も公式サイトの特設記事、アンネの姉、マルゴーについての特集を隈なく読んだ。

その日は、ホテルに戻ってからも、ユダヤ人迫害について、娘と色々な話をした。杉原千畝の話も紹介した。落ち着いたら、関連の本をぜひ読んで、彼女なりに感じ、考えて欲しいと思う。

2026年11月6日金曜日

アムステルダム母子旅行 ~ 3日目・最終日

早くも3日目、最終日。
夕方の電車で帰路に着くため、荷物を持ってホテルを出る。

本日のアジェンダ:
・アムステルダム一と評判の魚サンドイッチ屋
・NEMO(科学博物館)
・時間があったらパンケーキ屋

博物館にそこまでの魅力を感じていない娘、さらに科学博物館なら自宅の近くにもあるため、NEMOを入れるかどうかは迷っていたのだが、選んで正解だった。雨模様の予報だったのだが、天気を気にせずに滞在でき、中央駅からも近い。近くには海洋博物館もあるので、場合によってはそちらに移動も可能。その必要はなかったけど。

ちなみに、荷物はNEMOのコインロッカーに預けられるため、この日も荷物問題はなし。ホテルに預けて取りに戻る必要もなく、時短になる。旅の荷物は最小限、やっぱり最高。

「アムステルダム一と評判の魚サンドイッチ屋」はNEMOのすぐ近くだったため、途中朝食に立ち寄る。雨が降ってきたため、あいにく雨の中でいただくことになってしまったが、これが美味しかった!他の魚サンドイッチは試していないが、確かに(?)アムステルダム一かもしれない。娘は白身魚のフライを食べたが、それも最高に美味しかったそうだ。NEMOから途中抜け出して、お昼ご飯にも食べたいね、と話したほどだった。

結局、開館同時の10時から、電車出発に間に合う時間まで終日滞在してしまったNEMOを出た後は、買って帰ろうと思っていたお菓子を買い忘れたことに気づき、最後に駅の構内で購入。ついでに電車でいただく夕飯も調達。そして、滞在中に娘がずっと食べたいと呪文のようにとなえていたアイスもいただく。

電車はなんと、定刻でホームに到着。座席予約ができていなかったので心配だったが、ラクラク空席を確保。旅を振り返りながら、帰路へ着く。順調に行けば夜9時には帰宅できるかと思いきや・・・はい、ありました、遅延。ドイツ側で。途中で停車してしまい、待つこと数十分。車掌も状況は分からないときた。約1時間の停車のため、1時間遅れの到着を覚悟していたが、なんと、遅れを若干取り戻し、約45分遅れで到着。娘曰く、途中時速300㎞を超える速度で走っていたらしい。ICE、いつからそんなに早くなったのだ?

久し振りの自分のベッドでぬいぐるみたちに囲まれ、嬉しそうに眠りについた娘。お帰りなさい。頑張ったね(!?)。そして、旅行楽しかったね。
娘との思い出が増えました。

2026年11月5日木曜日

アムステルダム母子旅行 ~ 2日目

二日目は今回、唯一のアムステルダム終日滞在の日。
本日のアジェンダ:

・ARTIS動物園(水族館)
・Micropia
・Fabrique des Lumières
・運河クルーズ
・A'DAM Lookout

盛り沢山。朝は比較的ゆっくりホテルを出発。
ARTIS動物園まで歩くが、道中の散策が楽しかった。可愛らしい街並みと紅葉。途中で迷い込んだ公園。ドラッグ販売している人たちにも遭遇してしまったが、怖がる娘をかばいながら速足で通り過ぎた。マリファナが合法のこの国でも、路上の販売は非合法なのだが、まあどの国でもあるよね。

今日は「I amsterdam City Card」という観光者向けの交通チケットに観光施設の入場が含まれているカードを利用。それでも、天気に恵まれ街歩きが心地よく、結構歩いた。

ちなみに、仕事は午後は休業日だったため、仕事を朝に済ませた後のことは携帯電話で対応しようと、Laptopはホテルに置いて行った。写真撮影も含め、携帯電話をヘビーに使用することが予測されたため、パワーバンクも持参。(一番の理由は、携帯電話にインストールした「I amsterdam City Card」が電池切れで利用不可にならないようにだけど)

とにかく長い一日だった。娘の体力を心配していたが、最後まで元気。もっと遅くまで最後の観光地に居たがったほど。詰め込み過ぎたため、クルーズ以外はどこでも、時間を気にして切り上げることになってしまったことが残念だった。もう一泊延ばせばよかったかな。まあ、延ばしたら延ばしたで、その増えた一日に詰め込んでしまうかもしれないが。

ちなみに・・・ロンドンでは終日Laptopを持ち歩いていたので、比較してみると、結論、持たない方が楽。そりゃそうだ。

2026年11月4日水曜日

アムステルダムへ母子旅行 ~ 初日 ~

午前4時半に娘を起し、5時前に家を出た。近郊電車の運行が乱れていることを察知していたため、少し歩いて、トラムで中央駅に向かった。出発10分前にはICEに乗り込む。定刻発車予定。やっぱり朝の便にしてよかった。悪名高きDBだが、朝早いほど遅延のリスクは縮小できるだろう、との読みがバッチリ。

しかし、、、出発しない。車内アナウンスによると、乗務員が、近郊電車の乱れにより遅れているため出発が遅れる、ときた。その情報知ってたから、別の方法で乗客(私)は間に合わせて来たというのに、、、流石ドイツだ。何度か、もう少し待つ、とのアナウンスが入る。観光施設の予約を午後にしておいてよかった。結局、散々待った挙句、「電車では到着できそうにないので、今からタクシーで来ます。もう少し待ってください。」せっかく早起きさせて来たのに、ごめんよ、娘。

出発遅れた分遅れて、アムステルダム到着。改札があるではないか。オランダだ。既に異国情緒。DBの乗車券コードで改札を通れるのだろうか。辺りにも、同じ状況に戸惑う旅行者発見。試しにかざしてみればいいのに、なぜ躊躇ったのかと言うと、ロンドンもアムステルダムも、クレジットカードをかざして改札の入出ができるのだが、間違って携帯電話に入れているカードが反応してしまいはしないかと思ったのだ。さらに、娘のICEチケットは私の乗車券と一緒になっている。勇気を出してかざし、2人繋がって改札を出た。案の定、携帯電話のクレジットカードが反応していた。念のため、案内所に立ち寄り、これでよかったのか確認。「完璧」と明るく回答され、ホッとする。娘は、この係員の返答がツボにはまったようで、暫く繰り返していた。

今日のアジェンダ。朝も早かったため、夕方は早目にホテルへチェックインし明日へ備える。
・パンケーキ屋でオランダパンケーキをいただく
・アンネフランクの家
・Highlights of Holland

お気づきだろうが、夕方チェックインするまで、荷物は持ったまま。預けてもよかったのだが、時間の節約。ミニマリストではないが、旅の荷物は最小、がいい。

多少時間を持て余した感もあったが、お陰で公園で遊んだり、スーパーに行ったりもできた。(あ、仕事もできた)
娘も元気。初日上々。

2026年11月3日火曜日

アムステルダムへ母子旅行 ~ 計画編

先月の話ではあるが、今年の現地校の秋休みは2週間。夏に長く日本に滞在したこともあり、数日の乗馬キャンプ以外は特に予定を組まなかった。が、ふと、せっかくだから娘とふらっと旅行も悪くないかも、との考えが頭をよぎった。我が家は、夫が比較的頻繁に子供と二人だけの旅行に出かける。この理由はいつか語る(かも)として、日本滞在やスキー旅行が、私と子供との「旅行」とみなされるため、それ以外の機会は作ってこなかった。半ば冗談気味に提案してみると、娘は乗り気になり、夫も珍しく賛成したため、2-3日出かけることにした。

行先は、娘の希望はロンドンだったが、半年前に私は息子と訪ねたばかりだし、何よりも娘は来年学校の旅行でロンドンに行く。夫はドイツ国内を提案するが、できれば休暇にはドイツ語圏でないところに行きたい。長距離用?の車は故障が疑われているため、飛行機か電車の移動になるが、2-3泊なので電車で近場がいいかも。ということで、アムステルダムに決定。

行先が決まったので、日程と内容を検討する。まず思ったのはアンネフランクの家だが、こちらは直前のため、案の定チケット完売。美術館や博物館には興味がないという娘。候補を調べる傍ら、彼女の意向をきいてみる。「アンネフランクと、パンケーキボート!」とすかさず返ってきた。

パンケーキボート?そんなもの知らないぞ?!一体どこでその知識を得たのか。調べてみると、運河クルーズをしながら 75分間パンケーキ食べ放題、というものだった。うーん、、、調べると、オランダパンケーキは一応有名なものらしい。そんな聞き込みを経て、それから数日、綿密な計画書(!)を作成。時折、娘と確認しながら、出発日の直前まで予定を練り直した。まあ、勿論、予定通りに全て進むわけがないので、その辺りは臨機応変にできるよう流動性ももたせる。よし、完璧。

仕事を休めないため、2泊3日に日本人観光ツアー並みにびっしり盛り込んだ。
出発、朝5時半!家を出るのは5時前!荷物は小さいバックパック各1個ずつ!帰路は、上手く行けば21時前には家に到着!
楽しみだ。