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2011年4月8日金曜日

宮城県で再び地震

スイス時間の夕方、友人からMailが来ていた。
それぞれ、日本とアメリカから。
7日遅くに再び宮城で強い地震があった、との連絡。

早速Webで状況を調べると、M7.4。
両親の住む場所は恐らく震度6 程度と思われる。
津波警報は、私が調べた時点では、日本時間8日0:55に解除になっていた為、一安心。津波が無ければ、この程度の地震なら、という気もあったが、何せ11日の地震で建物も脆くなっている為、人身というよりも建物と水道等が懸念される。

早速連絡をとってみたところ、父は既に早朝から仕事に出ており、母は余震が怖くてなかなか寝付けなかったとの事。停電・断水(ガスは元より不通のまま)が再び襲ったが、電気は朝6時過ぎに付き始めたという。家も、前回とは異なる揺れに、片付けたものも再び落ちてきて、建物の破損も見られるとの事。
水道、やっと水が通ったばっかりだったのに。きっと浴槽に水を貯めておく、等の対応はしていなかったのだろうなあ、と思いながらも、はるか遠いこの地からは直ぐに出来る事も無い。

一番必要とされている時に、傍にいれない。これが、今のジレンマ。単に海外在住というだけだったら、飛行機に乗れば直ぐなのだが、現在そういう状況に無い私。初の経験だなあ。

また余震が暫く続きそう、との事だけど、どうか被害が拡大しませんように。

2011年3月16日水曜日

やっと両親と連絡がとれた

地震の起きたその日、知人のお陰で宮城の両親の無事を確認する事が出来たものの、私から直接両親と連絡はとれなかった。連日TELをしてみるも、繋がらず。私の方では、色々情報が取れていたし電話の接続規制がある事も承知していたし、何よりも一応無事を確認出来ているという事で、比較的落ち着いていたつもり。
なのに、やっぱりいざ直接連絡が取れると、安心していた筈なのに、ようやく安心、という気持ちになるのは不思議なもの。

建物への被害は比較的軽かった模様だが、家の中はめちゃくちゃの為、暫くは車で寝ていたとの事。それも車のガソリンがある間のみで、その後は家の中に移ったらしい。電気が通ったのは水曜日。水とガスは未だで、町の避難所では食料が不足しているという。
町の全てが津波にのまれてしまった地域と違い、被害は少ないものの、その分救助のAttentionが低いと見られる。田舎なので、車が無いと避難所へも行けない。(母は歩けない)
それでも、やはり命も助かったし、無事に過ごしていて、少しずつでも改善に向かっている事は、喜ばしい事。

また、父は復興支援の為に動き出したという。父の職業が、こういう時に役立つスキルを持つものなのだが、自分達の事だけを考えずに、支援に出ているという事を聞いて、本当に嬉しく思った。
電気が回復した事で、情報も取れ出していて、原発の状況についても気をつけている模様。

そんな父の姿に力づけられ、私も何かしなければ、と、募金は勿論だけど、その他に、Internetを使って出来る通訳・翻訳のボランティア登録をした。これなら、スイスからでも、ベッドで寝ていても出来る。

まだまだ懸念される事は多いが、皆が自分に出来る事を考えて行動すれば、きっと良い方向に向かうと信じています。

2011年3月15日火曜日

原発と被爆

世界の関心が、原発の影響に高まっている。

どの情報が正しいのかを判断するのが難しいところが、不安を拡大させているものだと思う。勿論、政府も『人体に影響があるレベル』との発言をしているし、全く懸念する必要が無いとは言わないが、現状を冷静に判断する必要があると思う。

これまで、放射線量について、理解をしていた人は少ないと思う。
μSv/h (micro sievert per hour) とは、その量を1時間浴び続けた場合の放射線量。
1000μSv = 1mSv 。

と言われても、ピンとこないだろう。
  • 1年間に通常の生活を送る上で人が受ける放射線量は 2400μSv (2.4mSv)
    => 0.27μSv/h (0.00027mSv/h)
  • 日本での1年間の自然放射線量は 1500μSv (1.5mSv)
  • X-Rayで受ける放射線量は 600μSv (0.6mSv)*
  • NRT-NY の飛行により受ける放射線量は 190μSv (0.19mSv)
  • 健康に害を及ぼす危険があるのは100000μSv (100mSv)
    * 但し、機器や種類によって大幅に差がある

今回の発表数値は

  • 東京 0.81μSv
  • 福島原発MP-4付近 10分毎の観測で、一時約900μSvを記録したが、15日夜時点で約10μSv
更に、これらの値は、時間と共に弱まっていくものである。
これらを考えると、現時点で必要以上に大騒ぎするのはどうかと思う。

勿論、少しでも害のあるものは良くない、という意見はごもっともだし、判断するのは最終的には個人個人だし、例えば雨に濡れない様に等注意をする事に越した事は無いだろう。

ちなみに私のパートナー、体に悪いもの、が基本的に嫌いな人。
私が飛行機に乗るのを『宇宙放射線の影響』を理由に大反対していた経緯もある。
この話を友人・知人にした時には、ほぼ全員に笑われたし、日本の産婦人科で相談した際も笑われてしまった。
そんな彼らが、今はきっと今回の原発の被爆をとても心配しているのだろうと思うと、
少し皮肉な感がわいてくる。

2011年3月11日金曜日

地震とInternet

起床するとPCをつける癖のある私達。
今日飛び込んできたのは、地震に関するいくつかのメール。
私の出身地は今回の地震の震源付近の宮城県。両親もまだ住んでいる。

数日前に中規模の地震があった事を聞いていたので、またかな、程度の気持ちでメールを読んだが、その後Webで状況を調べると、M8.8という、神戸の震災を上回る規模との事にびっくり。
電話回線が混雑しているらしく、両親の自宅・携帯共に繋がらないらしい。『らしい』というのは、電話をしているのは私ではなく、日本に住む兄の婚約者Tさん。両親への連絡状況は、彼女からメールで入ってきていた。
その他にも、Facebookである程度の状況がOn-timeでうかがえた。が、もっとも、私のFacebook仲間は日本のメンバーはほぼ全員東京なので、宮城の状況は良く分からず。でも、このFacebookを通じて、日本のNews特番がStreaming放送されている事を知る。Ustreamという媒体でLinkは:

http://www.ustream.tv/channel/fc2mh3
http://www.ustream.tv/channel/tbstv

最初に始めたのは、NHKのStreamingで、これは一般市民が自主的に行ったもの。一部で、Copyrightのクレームもあったようだが、NHKも容認している、との情報も。
10分ちょっと遅れで、TBSが公式でStreaming開始。
その後、NHKも公式Streamingを開始したとの事。
( http://www.ustream.tv/channel/nhk-gtv )
勿論、こうしたメディアからは全体図しかわからないが、海外に住んでいる時に、こうした情報はありがたい。状況が分かったからと言って、何が出来るわけではないのだが。

東京の様子は、先に述べた私のパートナーは毛嫌いするFacebookで、手に取るように情報が入ってくる。電話は繋がらないがInternetは繋がる、という状況らしい。ここでもInternet のすごさを体感。
TV局などのメディアも、こうした一般市民メディアが発達すればするほど、放送のあり方を考え直さねばならない。1996年の神戸の震災を思い出した。私は当時某TV局で働いており、この震災の起こった朝もシフトに入っていた。担当のNews番組の生放送中に警報がなり、神戸で大震災が起きた事を知らされた。それからの局の対応は大変だった。あの頃、こうした一般市民メディアが発達していたら、あの時の我々の対応は変わっていたのだろうか。

回想に耽ってしまったが、そうそう、両親の安否。
日本時間の夜になって、Tさんから、両親と連絡がとれたとの連絡が入った。電気・ガス・水は遮断され、家はパニック状態になっているものの、怪我もなく無事。しかもちょっと呆れた事に、寒さしのぎに酒盛りしているらしい。。。
連絡が取れなくて心配している家族の事、少しは考えて欲しかったなあ。。。Tさんがいなかったら、私達、いまもこれから数日も安否を心配していただろう。。。
勿論自分の身の安全確保が第一だけど、外から震災地への連絡が難しい為、自分が災害の渦中にある場合は、少なくとも近い身内にはまず安否について一報入れるようにすべきですね。

実家が宮城である事を知って、連絡をくれた友人達も、ありがたいな、と思います。
両親は無事だったけど、犠牲者も多く被害も拡大している模様。言葉が見つかりません。