暫くドイツに住むからには、銀行口座が欲しい。
普通だったら、適当に大手の銀行を調べて口座開設をするのだろうけど、これまた私は秘書、、、ならぬ、気の利く彼が色々と調べてくれておりまして、銀行口座開設もそのひとつに入っていた。しっかりものの彼が選んだ銀行は:
- 口座維持費等がかからない (← 重要)
- 諸経費・手数料が安い
- ATMのアクセスが良い
- おまけがついてくる (← 笑った)
前もってOnlineでApplicationを提出。(← 全て彼がテキパキと) これらを印刷し、朝一番で銀行へ。
しかし、この銀行、以外にマイナーな銀行で、なかなか見つからない。
何とかたどり着いたが、、、銀行らしくない。
インターホンを押して中に入ると、、、どう見ても普通のOfficeなのだ。
早朝でまだ仕事も開始していない雰囲気だったが、品の良さそうなおじさんが部屋(=彼のOffice)に通してくれる。バタバタしていて申し訳ないねー、等と言いながら、要件を聞いてくれる。いわゆるPrivate Bankingの様で、すっかり上客になったかの様な錯覚を覚える私。
関係各所にTELをしたりしながら、彼とおじさんの会話が続く。
結果、私の銀行開設を認められる可能性が低い、と判断。
えーーーーー!!!!!
そうか、仕事を持たないって、こういう事なのか、、、と日本でのCredit Card事件といい、改めて自分が単なる学生になってしまった事を痛感する。
それでもApplicationをProcessしてみしようか、と言ってくれたが、あえてリスクをとる必要も無い。別の銀行でも、、、と思った矢先に、再び彼の恩恵に与る。
彼の名義との併記で申請する事になり、あっという間に審査が通ってしまった。
不必要と思われる投資関連の口座もついでに開設されてしまったが、とりあえず普段お財布代わりに使える口座が出来た。欧州で活用されるECカード(Debit Cardの様なもの)や、何と日本であれだけ苦労したCredit Cardも貰えるという。改めて定職を持った者の恩恵に感謝してしまう。
こうして無事に銀行口座が開設された。
余談であるが、数ヵ月後、例の『おまけ』がちゃんとついてきた事に気づいた。50ユーロが口座に振り込まれていた!もうひとつのおまけはUSBメモリーだったが、これは手に出来ず。彼はUSBメモリーがもらえなかった事がちょっと残念そうでした。(← PCオタクですから、、、)