2011年5月24日火曜日

1ヶ月検診

スイスでは、出生後の初検診は生後4週間。
退院後は来客等で慌しく、やっと決めておいた小児科医にTELをしたところ、5月1日迄休業中との事。。。。やっと通じた時には、一番早い予約可能日は生後6週目。。失敗。

スイスでの乳児検診スケジュールは、1ヶ月、2ヶ月、4ヶ月、6ヶ月検診の4回。
その後の検診は、12ヶ月、18ヶ月、2歳、4歳、6歳、10歳、14歳。

検診内容は:
身長、体重、頭囲測定。眼球、肺、心臓、お腹、股関節のチェック。問診。
また、この時にVitamin Kを再投与される。出産後の入院で2度Vitamin Kを服用しているので、3度目の服用となる。我々の場合は、前日に股関節検査(Ultraschal der Huften)を行った為、その際にVitamin Kを投与された。ちなみにVitamin Kの投与は全部で、出生1時間後、48時間後、4週の3回。


8時半の予約で到着後、早速診察室へ。
アシスタントが頭囲、体重、身長を測定。
頭囲40cm、体重4.9kg、身長56cm。
5週半での検診になってしまったが、すくすく成長中である。
その後医師登場。スイスでは何故か女医にあたる確立が多い気がする。
問診で、2親等迄の病歴を問われる。前日の股関節検査の結果も再度簡単に説明。
前日の股関節検査の結果も再度簡単に説明。その後早速検診。
目に光を当てて覗き込む。
聴診器を当てて、心臓・肺の音をお腹・背中両側から念入りに調べる。
お腹を触って押しながら、腸やお腹を調べる。
うつぶせにし、首・背中の状態を見る。
脚・腕・首の状態を見る。
その都度、状態について説明してくれたが、いずれも異常なし。

服を着せた後、再びテーブルを囲み、質問等々に答えてくれた。
医学的な質問から、赤ちゃんのお世話に関すること迄、丁寧に説明してくれるこの先生。全然笑わず、Friendlyさに欠けるのだが、医師としては的確な気がする。ちなみに後でパートナーに『どうだった?』と聞くと、『素晴らしい先生だ!』と絶賛。私の婦人科の先生への評価はいまいちだったが、小児科の先生は気に入ったらしい。恐らく、子育て関連の質問で、彼の意見に先生が同意した事も関わっているのでは。。。

基本的に、スイスの医師は、こちらが質問しないとあまり説明してくれない様だが、質問に対しては詳細に説明してくれる。医師の診察料は、基本時間を超えると1分毎に加算される。我々は、聞き忘れの無い様、又効率的であるように、質問事項を予めList Upしておいたが、これはよかった。私が上手くドイツ語で説明できないものも、パートナーが手早くしっかり質問してくれたし。
記録迄に、医師に言われた事柄
  • おしゃぶりは指しゃぶりよりも良い。
  • 寝かしつけは、多少泣かせても一人で寝せたほうが良い。
  • 言語については、2ヶ国語がMax。お互いが母国語のみで話しかける様徹底する事。親同士の会話で第3言語を使用する事は避けた方が良いが、
    親のストレスも最もいけないものの一つ故、ある程度柔軟に対応して良い。
  • 太陽光線は、それなりに避ける必要があるが、ある程度は必要。
  • Vitamin D を1年間、欠かさず毎日与える事。
  • 完全母乳の赤ちゃんが太りすぎる、という事は無い。
この日、予防接種のScheduleを説明される。
スイスでも予防接種は義務では無い為、親の希望で受けない選択も可能。医師からも、予防接種についての方針は、と問われる。事前に詳しく話し合ってはいなかったが、ガイドライン通り受ける事で我々の意見は一致していたので、その旨を告げる。

次の検診は8週目、即ち2週間後だが、生憎またしても予約がいっぱい、更に我々の旅行の予定があり、1ヶ月先となってしまう。 従い、検診とは別途、生後8週に予防接種の為の予約を取る。

こうして終了した1ヶ月検診。良い医師に当たって良かったです。

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