2012年7月20日金曜日

卒乳

実は少し前の事なのだが、息子、卒乳!
1歳頃から、夫にはいつまで授乳する気か、度々聞かれていたのだが、いつも適当にごまかしていた。ごまかす?そう、実は断乳したくなかった私。その理由は、いざという時に最大の力を発してくれる事(即ち、Flightの絶大なるお供)。それに、大きくなるに連れていたずら小僧になってくる息子も、おっぱいを飲む姿は非常に愛くるしい。だからとりあえず、断乳は考えずにいた。
が、食欲旺盛な息子。大分前から授乳回数は1日1回に減っていた。
夜就寝前の授乳は相当前に辞めていた為、1日1回の授乳は朝。夜通し寝る事が少なかった息子。早朝4時、5時頃に泣かれた時に、授乳をする事で、息子はすんなりと2度寝に入ってくれたのだ。就寝時刻は大概深夜1時~2時の私。4時、5時に起きられた時に授乳で寝てくれるのは、ご飯を作って食べさせたりあやしたりするよりも楽だった。
そんな事で、朝1回の授乳をしていた私だが、息子が早朝に起きない場合は、7時~8時起床で直ぐに朝食となる為、その日の授乳は無しとなる。

ある日、ふと気がつくと、息子がぐっすりと朝に眠ってくれていた日が続き、授乳をしない日が続いていたのだ。気がつけばもう1週間。そして2週間。2週間もおっぱいを飲まずにいると言ったら、、、これはもう卒乳では??
という事で、あまり卒乳する気はなかったのだが、すんなりと卒乳を迎えてしまった。少しだけ淋しい様な。。。
大分前から授乳も1日1回迄に減っていた事もあり、私のほうも、胸の張り等の問題も全く無し。息子10ヶ月半で2日程授乳をしなかった際には、胸が張って大変だったので、やはり1歳前後から飲む量が減っていたのだとも思う。
息子は、朝の授乳も別に無くても実は大丈夫そうだと気づいてはいたのだが、息子よりも母が出来なかった、卒乳。それにしても、あっけなかったなあ。。。なかなか辞めてくれない、と悩む母が多い中、贅沢な悩み(?)なのかもしれないが、ちょっと淋しい母でありました。

2012年7月18日水曜日

Kindermusik (子供音楽教室)

息子も早15ヶ月、1歳3ヶ月。
この間に、色々な子供イベントやActivitiesに参加してきた。そのひとつがこれ、Kindermusik、子供の音楽教室。音楽が乳幼児に与える影響については、長年に渡り論ずられてきたが、私が音楽に馴染まない家庭で育った事もあり、息子には出来るだけ音楽にも触れさせてあげたいと思っている。
が、胎教でも生まれてからも、あまり音楽を日常でかけておく事は少なかった。それでも息子は、大の音楽好きに育っている。そもそも人間は、太古から音楽と共に生きてきており、 音楽を聞いて体が動くのはごく自然の事。でも、周りの子供を見ていても、息子の音楽好きは顕著である。
そんな息子をより良い音楽に親しませたい、と、これまでいくつかの音楽教室に参加してみた。その中で、私がこれは良い、と思ったのは、このKindermusik。
息子が約10ヶ月の時に発足したクラスだが、初めはそのOpening Eventへの参加だった。音楽好きなのはわかっていたが、息子はこの45分間のクラスの中で、本当に楽しそうに笑って踊って走り回っていた。そのせいか、どうも先生の印象も強かったらしく、私も息子も名前と顔をバッチリと覚えられてしまった。
未だ駆け出しのビジネスという事もあり、時折無料の公開レッスンが行われているのだが、私達はこの無料クラスに過去4度程参加している。さすがに4度目の時はどうしようかと迷ったが、結局は参加してしまった。
通常のレッスンも受けるつもりだったのだが、夫が一言、「高い」。意外なコメントだったが、45分のレッスンは30CHF。ダンスのレッスン等は1時間20CHF位なので、確かに高いのかもしれないが、、、という事で、 受講する事は無く今日に至る。まあ、確かに、我々はドイツに行ったり不在にする事も多く、1回休んだら勿体無い、というのもある。

この音楽教室はZurich市内の他、3箇所で行われており、年齢によって様々なクラスがあり、全て英語で行われる。私はドイツ語でも日本語でも英語でも構わないと思っているが、アメリカ人の彼女のリラックスした雰囲気と歌声は心地よい。他のMusic Courseも試した事がある息子だが、このKindermusikは一番楽しんでいる気がする。勿論合う合わないは人それぞれ。お試しがしたいという場合には、常時見学を受け付けている様なので、問い合わせてみるのが良いでしょう。
私はこの音楽教室の回し者では決して無いのだが、4回も無料レッスンに参加させて頂いたお礼に、ここで宣伝のお手伝いをしましょうね。

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Kindermusik

2012年7月12日木曜日

川デビュー

我々の住む町の中心には、川が通っている。
いつもきらきら輝いていて、端の上から見る景色は、この町で一番美しい景色だと私は思っている。そんなこの川は、地元の人々の散歩・ジョギングコース。私達も幾度と無くお世話になっている。

6月のこの日は暑かった。
こんな日こそ、プール日和なのだが、記録的長さの息子の昼寝のせいで時間があまり無かった事と前日もプールに行っていた事もあり、とりあえず噴水のある公園で遊ばせようか、と家を出た。
が、良く考えると午前中も公園に行っていたので、ちょっと趣を変えて、川沿いを歩くことにした。最近ベビーカーでの散歩が気に入っている様子の息子。しかし、あれだけ長時間寝た後には、しっかり体を動かして運動して欲しいのは母の願い。従い、川沿いの散歩道を離れて川辺に下りてみた。砂浜ではないが石の川岸になっており、比較的浅瀬で水遊びには丁度良い。川辺で遊ぶ鴨やあひるも、息子の気を引くポイントアイテム。
石場なので、足元がしっかりせず、多少歩くのが難しい様子だったが、裸足にさせ手をとりながら歩き、水の中へ、、、
プールが苦手な息子だが、川遊びはお気に召した模様。石が好きな息子にとって、数えきれない石がある川は魅力的なのだろう。水をチャパチャパさせながら座り込んで遊びに夢中。
ちょうど日陰になる部分も多く、付き添いの私には嬉しい。
遠い昔、小学生の頃、私の夏休みはいつも家族で川にキャンプが定番だった。特に遠出をしたわけでも特別な事をしたわけでもないが、この夏の川遊びは、今でも楽しかった思い出として強く心に残っている。息子にもいつか、そんな思いをして欲しい。


2012年7月11日水曜日

今年の夏もドイツへちょっとだけ引越し?

去年の夏は、思えばドイツとスイスを頻繁に往復していた。
夫の仕事が3ヶ月程ドイツになり、ホテルよりは、と短期でドイツにも家具付のアパートを借りていたのだ。この場所が、夫の実家からも比較的近いという事もあり、小さな息子を連れ、Autobahnを頑張って走ったものだ。

そしてこの夏も、、、何故か夫の仕事はドイツになってしまった。未だスイスでもProjectを手がけている為、ドイツとスイス半々なのだが、これまたホテルよりもアパートの方が、荷物も置いておけるし気兼ねない、と、家具付アパートを借りてしまった。夫のビジネスに関して色々口を出すつもりはないのだが、こうした事に関して最近浪費的だと感じるのは、私の金銭感覚が変わったのか、果ては彼の感覚が変わったのか。

ともあれ、そんなわけで借りているドイツのアパートなのだが、今回は私も未だ訪れた事が無い。偶然にも、現地に住んでいる友人の自宅から約1kmという近さにあるらしい。だから私もちょっとは行ってみようかな、と思うのだが、そんな時に限って、夫は仕事が最高に忙しいらしく、一人にして欲しいのだという。まあ、私はスイスに生活の基盤も出来たし、それでも全く構わないが、、、が、やはり息子は毎日でもパパに会いたい様だ。息子の前では開かないようにしているPCを開いてしまうと、「パパ?パパ?」と興奮する。そう、Skypeでパパと話せると思っているのだ。朝も時々起きては、「パパ~。。。」とパパを探す。夫にSkypeのAccessが無い時は電話で話をさせるのだが、近頃はそのせいもあって、普通の電話でもちゃんと夫を認識し会話をする様になった。

話は逸れてしまったが、アパートはとりあえず3ヶ月間借りてあるらしい。
まあ、引越しでは無いのだが、ちょっとだけ引越し、という事で。

2012年7月10日火曜日

Zurich 市のプール : Schwimmbad Unterer Letten

Zurich に限らず、スイス国内都市には、立派な公共の市営プールがある。我が町にもそれは大層立派なプールがあり、使用料も1回6CHFと格安。
Zurichは人口が多いだけあって、多数の市営プールが存在している。室内プールの他に、屋外プール、湖や川を利用した自然のプールもある。Zurich市のプールは使用量1回7CHF。でもその中で、いくつか無料のプールがあるのだ。

その無料プールのひとつがZurich HBからも比較的近い、こちら、Unterer Letten。リンクにあるホームページにある写真でわかると思うが、こちら、川を利用したFlussbad。

 こちらは実は無料ではないのだが、この川のプールを見下ろす様にある屋外プールが、なんと無料なのだ。物価の高いスイスで無料のプールがあるとは!しかも、である。このプール、とてもレベルが高い。敷地内には売店もあり、遊具のある公園もある。その奥にあるプールが2つ、1つは大人も泳げる広さ・深さ、もう1つが赤ちゃん・子供用のプール。一緒に水に入りたくない(冷たいのだ!)私達は、もっぱら赤ちゃんプール専門だが、こちら噴水や滑り台があり、子供達が楽しそうに遊んでいる。

無料と思えない綺麗さに加え、制服を着た監視員(Badmeister)が2名。勿論、赤ちゃんプール利用の場合は、保護者が責任をもって監視するべきだと思うが、万一の時の為に、監視員がいるのは心強い。

唯一の難点は、無料ゆえに、真夏日には混雑極まりない事。そんな日はちょっと足を伸ばして、我が家近くの有料プールへどうぞ~。


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Schwimmbad Unterer Letten
Wasserwerkstrasse 141, 8037 Zürich

2012年7月9日月曜日

久し振りの飲茶

久し振りに食べました、飲茶。
Californiaに住んでいた時には、1週間に2度位は行っていた、飲茶。日本・欧州に引っ越してからというもの、全く頂く機会がなくなっていたのだが、先日初めて、スイスの飲茶を食す事に。
台湾出身の友人が、どうしても食べたくなった、との事で、一緒に行こう、という事になったのだ。

通常本場の飲茶と言えば、10時頃からのんびり始めるのだが、このレストランは開店が11時30分。息子達の昼寝の時間等も考慮し、午後の早い時間に待ち合わせをする事に。

大人4人、アルコール無しで(更に言えば、CAで頼むであろう量の半分以下で)、約250CHF。一人当たり60CHFちょと。
これまで食べた飲茶の最高値を更新!
Londonで遠い昔会社の先輩にご馳走になったのは、一皿が6ポンド(当時レートで約1500円)とかで、目玉が飛び出そうになったが、今回も、一皿20CHF等が続出。
もうこの際、会計は高給取りの(?笑)夫に任せるとして、お値段は見ずに久々の飲茶を堪能。

Zurich界隈では美味しいと評判のこの店、ZEN。味は悪くは無いが、美味しさでうっとりする程では無い。まあスイスで食べる飲茶としてはまあまあ、かな。台湾人の友人の評価もほぼ同様。
暑い夏の昼間だったので、屋外のガーデン席に座ったが、1歳のチビ2人連れには良かった。直ぐ隣は駐車場なので、勝手に歩かせるには少し危険だが、20m程歩けば、公園のようなスペースがある。子連れのランチには悪くない。という事で、機会があれば、また行こうかな。

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Chinese Restaurant ZEN
Im Sihlhof 1
8134 Adliswil

月曜定休日

2012年7月8日日曜日

Zurich で七夕

7月7日は七夕。ふとすると忘れがちなこの日も、日本の伝統行事。(起源は中国だが)海外にいるからこそ大切にしたい、日本の行事。
幸いな事に、丁度七夕の土曜日、Zurichで七夕祭りが行われると言うので、早速参加する事に。
友人から聞いただけだった故、さほど知名度が高くないと思ったのだが、ところがどっこい、中々の大イベント。Zurich の美術館(Museum Rietberg)で行われる浮世絵展の皮切りと言った位置づけらしいこのイベントには、ステージで日本の踊りや歌が披露され、お茶会も。屋台もあり、日本の懐かしい食べ物やアイテムも販売。想像以上の規模に関心したが、聞けば前年迄の七夕祭りはここまでに盛大では無かったとの事。
天候に恵まれた土曜には、多くの日本人家族も繰り出しており、広い敷地の芝生でくつろぐ姿が多く見られた。日本人の多さに、Zurich在住の日本人が全て参加したのでは。。。?と思う位、多くの日本人の姿を目撃。かく言う私も日本人であるが。。。

ステージのパフォーマンスはちょこまか動く1歳児同伴では落ち着いて見られたものでは無かったが、お茶会に参加、お手前を頂く。かれこれ遠い昔、裏千家の茶道を2年ばかり嗜んだ私。お抹茶を頂くにも多少の作法があり、今回つくづく、知っていて良かったなあ、と。実はこの茶道、華道に並び、高校の必須の履修科目だったのだ。
ステージ以外にも、竹とんぼ作り、水風船釣り、Face Paint等の楽しいイベントが盛り沢山。
甚平もどきを着せた息子は、走り回っては友達を見つけ、音楽に合わせて踊って、終始楽しそうに過ごしていた。Zurichでの日本の夏を少し味わう事が出来ただろうか。

余りに楽しかったので(?)翌日日曜日も、少しだけ参加。初めて聞く和太鼓をじーっと見ていた息子。何故かこの日は日本人家族は非常に少なかったのだが、それでもイベントは大盛況。こうしたイベントに現地の人々が集うのには、非常に好印象を受ける。さすがインターナショナルな都市、Zurich。

7日にすっかり書き忘れた短冊の願い事。8日に書こうと思ったのだが、夜中の雨のせいか、七夕飾りは全て撤去されていた。残念。子供の頃、願い事を書いた記憶はあるが、どんな願い事を書いたのか、全く覚えていない。今なら、、、書きつくされた事ではあるが、愛する人々の健康、と心から思える。
心に残る七夕となった。