7月7日は七夕。ふとすると忘れがちなこの日も、日本の伝統行事。(起源は中国だが)海外にいるからこそ大切にしたい、日本の行事。
幸いな事に、丁度七夕の土曜日、Zurichで七夕祭りが行われると言うので、早速参加する事に。
友人から聞いただけだった故、さほど知名度が高くないと思ったのだが、ところがどっこい、中々の大イベント。Zurich の美術館(Museum Rietberg)で行われる浮世絵展の皮切りと言った位置づけらしいこのイベントには、ステージで日本の踊りや歌が披露され、お茶会も。屋台もあり、日本の懐かしい食べ物やアイテムも販売。想像以上の規模に関心したが、聞けば前年迄の七夕祭りはここまでに盛大では無かったとの事。
天候に恵まれた土曜には、多くの日本人家族も繰り出しており、広い敷地の芝生でくつろぐ姿が多く見られた。日本人の多さに、Zurich在住の日本人が全て参加したのでは。。。?と思う位、多くの日本人の姿を目撃。かく言う私も日本人であるが。。。
ステージのパフォーマンスはちょこまか動く1歳児同伴では落ち着いて見られたものでは無かったが、お茶会に参加、お手前を頂く。かれこれ遠い昔、裏千家の茶道を2年ばかり嗜んだ私。お抹茶を頂くにも多少の作法があり、今回つくづく、知っていて良かったなあ、と。実はこの茶道、華道に並び、高校の必須の履修科目だったのだ。
ステージ以外にも、竹とんぼ作り、水風船釣り、Face Paint等の楽しいイベントが盛り沢山。
甚平もどきを着せた息子は、走り回っては友達を見つけ、音楽に合わせて踊って、終始楽しそうに過ごしていた。Zurichでの日本の夏を少し味わう事が出来ただろうか。
余りに楽しかったので(?)翌日日曜日も、少しだけ参加。初めて聞く和太鼓をじーっと見ていた息子。何故かこの日は日本人家族は非常に少なかったのだが、それでもイベントは大盛況。こうしたイベントに現地の人々が集うのには、非常に好印象を受ける。さすがインターナショナルな都市、Zurich。
7日にすっかり書き忘れた短冊の願い事。8日に書こうと思ったのだが、夜中の雨のせいか、七夕飾りは全て撤去されていた。残念。子供の頃、願い事を書いた記憶はあるが、どんな願い事を書いたのか、全く覚えていない。今なら、、、書きつくされた事ではあるが、愛する人々の健康、と心から思える。
心に残る七夕となった。
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