2012年8月31日金曜日

保育園、再び?

息子が8ヶ月になった頃、通っていた保育園から退園を促されたのは去年の12月。その後機会をみてまた保育園に通わせようと思っていたのだが、我家の引越し騒動(?)などもあり、お流れになっていた。そんなある日、市から手紙が届く。

前回、市営の保育園にも申し込みをしていたのだが、現在Waiting Listを更新しているので、未だ保育園に興味があるのであれば、情報を更新してくれ、との通知だった。去年空きが出たと連絡があったが、既に他の保育園に決まった為に断りを入れていたので、既に名前は消されていたと思ったのだが。
夫に見せると、すぐにでも申し込もう!と言う。あれ?私達、じゃあこの町にとどまるということ??勿論、保育園事情が厳しいスイスチューリッヒ界隈。申し込んだからと言って、すぐに入れるわけではないので、とりあえずListを更新してもらう事に。今回は最低40%(丸2日)を希望。やはりこれ位通わないと、中々慣れないものらしい、という事もあり、丸3日(60%)でもいいかも、と言う夫。そうなると、Flexibilityが無くなってくる。週に2日の日本語Spielgruppeは外せない。更に言うなれば、地元のSpielgruppeがある日もあるし、更に秋からは歌の教室も始まる。と言うと、完全にフリーな日は週1日のみなのだが、、、

他の子供と遊ぶのが楽しくなってきた息子。保育園はいい時期かもしれない。私も自分の時間が取れる。とはいえ、これまでずっと見てきた息子の成長を見れなくなるのも、ちょっと寂しい気もする。息子のスイスジャーマン化が進むのも懸念される。これまで気をつけている甘いものや極端な味付けのものが開放されてしまうのも、とても悩ましい。

ちょっぴり複雑な気もするが、とりあえず先ずは申し込みから。実際にいつどんな返答が来るかわからないが、これは息子の為になると信じよう。

2012年8月27日月曜日

Jucker Farmart

ずっと「ジャッカー」ファームだと思っていたのだが、そのJucker Farmartへ向かう途中の車の中で夫が発した言葉、「ユッカー」ファームで、ここがユッカーファーマートという事に気づいた私。そうか、これはドイツ語読みだよな。。。

このJucker Farmart、Zurich郊外のSeegräbenというPfäffikerseeの畔にある。Zurich近郊では、秋のかぼちゃ祭りで有名で、又シーズンには各種の果物狩りが出来るという事でも知られる。ここでランチを食べつつ、季節のフルーツ狩りでもしようと思っていたのだが、なんとここにはそれ以上のものが。正に子供の遊び天国!


藁で出来たプレイジムは子供に大人気。息子もそれは嬉しそうに走り回っている。その他にも、ハンモックやトラクターの乗り物、触れるヤギやウサギの小動物。
これらが入場料無料で楽しめるとは、太っ腹!



秋のかぼちゃ祭りを翌週に控えたこの日は、準備の最後の追い込み中。かぼちゃを使用して作られたオブジェのテーマはオリンピック。沢山のかぼちゃを使って、様々なスポーツが再現。中々面白かったのは、水泳。
まだかぼちゃ祭り開催中なので、是非見てきて下さいませ。
期待のフルーツ狩りは、シーズンをちょっと外していた感があったが、マーケットではフルーツの他、乳製品やパン、カボチャのワイン等、色々なものが販売中。カフェやレストランもあり。 勿論、持参のものでピクニックも可能だが、それでもせめて、ここで売られている手作りの新鮮りんごジュースくらいは飲みたいもの。会計箱が置かれていて、購入者は自分でお金を入れて、欲しいものを取っていく。電車もそうだが、こうした信用システムがきちんと機能する国、スイス。こうしたところがいい国と感じさせてくれる。

終日遊びまくって、結局夕方まで過ごした私達。機会があったらまた来てみたい場所である。

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Dorfstrasse 23
CH-8607 Aathal-Seegräben

2012年8月23日木曜日

Gymboree

乳幼児向け教室はより取り見取りあるが、Gymboreeは世界的にも有名なのではないだろうか。歴史はそれ程深くは無いのだが、我が故郷(?)CaliforniaはSFで始まった子供服及び乳幼児プログラムは、今や世界中で展開されている。例に漏れず、スイスはZurichにもGymboreeの教室があり、今回はその分室とでも言うのか、「Gymboree on the go」というプログラムが近郊の町で行われる故、トライアルを受けないか、という誘いで参加してみた。
今回のトライアルは、10ヶ月~16ヶ月の子供対象。息子は既に16ヶ月。今回の参加者の中でも最年長の一人だった。まだハイハイの赤ちゃんが多い中、息子は走り回り、時には転がり、ハイハイを披露したり、と始終テンションが上がっていた。

之まで参加した子供の教室は音楽教室そのものなのだが、このGymboreeは音楽教室の様でもあるが、体操教室の様でもある。 床には転んでも痛くないマットが敷き詰められ、プレイジムの様な階段やトンネル、井戸の様なもの等があり、子供たちはそれらを上り下りしたり、飛び跳ねたり、と、身体の発達も促す様に出来ている。これが私には魅力的だった。息子はこの階段とトンネルが一緒になったジムで、何度も上り下りを繰り返し、汗びしょびしょになりながら笑っていた。
このOn The Goのクラスでは無く、本拠には、もっとしっかりしたプレイジムが完備されており、Free Playに開放されていると言う。メンバーになると、このジムが使い放題、との事。これからやってくる冬の遊び場には良いかもしれない。

コースの指導者は、子供の育成、と言った事に焦点をあてているらしく、その都度、子供とのコミュニケーションのとり方、接し方等の指導・コメントをくれる。こうした色々な意見を聞ける事も、私には興味深かった。

あっという間に1時間のトライアルは終了。メンバーシップは月約140CHF。週1回のコースプラス室内遊び場の使い放題と考えると、スイスにしては良心的価格ではないだろうか。
ただ、唯一の難点は、この室内遊び場がある教室が、我が家からかなり遠いところにある事。片道1時間かけて通うのは、毎日と考えるとやっぱりちょっと遠いと思うのだ。 が、もしも近くに住んでいたら、是非通ってみたい教室である。
このGymboree、夫の住む(?)町にもあるらしいので、そちらの情報もちょっと調べてみようと思う。

2012年8月18日土曜日

Limmatschwimmen

スイスの夏はまだまだ終わらない。連日30度を超す真夏日が続く中、第49回 Limmatschwimmen (リマと側水泳大会)は行われた。このイベントの日、Zurichの市街地を流れる川、Limmat が開放され、2kmに渡るコースを参加者が泳ぐ・浮かぶのだ。このイベントの事を友人から聞き、早速調べてみたが、なんと、4200枚の参加チケットは既に完売。がっかりする私に、友人が言うには、彼女のご主人がチケット無しで参戦するという。このLimmat川、確かに普段から泳いでいる人もいるし、この日に限って立ち入り禁止、という事は無い筈だ。という事で、私も飛び入り参加する事に。
人混みとイベント嫌いの夫に伝えるのは若干躊躇されたが、それでも思い切って言ってみると、参加すれば?との事。それに、息子の状況次第で一緒に行っても良いという。それでもきっと一緒に来ないだろうと予測はしていたが、いつもよりも早く息子が起きた為、彼らも一緒に街に繰り出す事に。

この日の気温は35度超え。水温も上がっていた。到着すると、既に何人もの人々が、今年の浮き輪にしがみついて、プカプカ浮いている。参加者には、浮き輪が与えられるのだが、これが毎年テーマが違う。去年はあひる。写真で見たが、とても可愛い。今年は。。。蝶々。色は目立つようにか、いつも黄色。

早速飛び込む事に。服を脱いで水着に着替えていると、川を上るボートからカメラマンに撮影される。「飛び入り参加の母さん」とでもキャプションが付いてしまうのだろうか。息子に、「ママ今からちゃぷーん!って飛び込むからね~!」と 記念撮影し、いざ水の中へ!
頭から飛び込むと、水の冷たさもさほど感じない。恐らく26度前後と感じる水は冷たくも無くぬるくも無く丁度良く気持ち良かった。

川を泳ぐ白鳥達は、いつもと違う光景にもものともせず、普通の顔をして人々の横を泳いで行く。私もそんな白鳥に挨拶しながらプカプカ~。。。
途中応援団(息子)に会いに川岸へ行き水遊び、そしてまたプカプカ~。。。
陸を歩く息子も夫も、暑いだろうが、私は水の中で爽快、爽快!
この2kmのコースには、いくつもの橋があるのだが、橋を見て考える事と言えば、、、飛び降りる!
早速私も川から上がり、橋の上へ。「ママ、ぴょーんとするからね~!」と、物怖じせずに橋によじ登る私に、隣の人々が話しかける。「飛ぶの?」「はい!」「頭から?」「うーん、、、コンタクトしてなきゃ頭から行くけど。。。」結局足からジャーンプ!コンタクト無くすリスクは避けたい。然程高い橋では無かったので、頭から行っても良かったかもしれないのだが。

そして、あっという間にゴール。もう少しゆっくりプカプカしても良かったのだが、陸で待っている夫や息子の事があるので、早々にゴール。
それにしても、気持ちの良い約45分。考えてみれば、自分が好きなActivityを楽しんだのは久し振りだったかもしれない。お祭り嫌いの夫に合わせたり、息子の誕生があったりで、自分の好きな事から遠ざかって来た様な気がする。こういうのが好きな自分を再確認した、年に一度のイベント、Limmatschwimmenでした。