2012年8月18日土曜日

Limmatschwimmen

スイスの夏はまだまだ終わらない。連日30度を超す真夏日が続く中、第49回 Limmatschwimmen (リマと側水泳大会)は行われた。このイベントの日、Zurichの市街地を流れる川、Limmat が開放され、2kmに渡るコースを参加者が泳ぐ・浮かぶのだ。このイベントの事を友人から聞き、早速調べてみたが、なんと、4200枚の参加チケットは既に完売。がっかりする私に、友人が言うには、彼女のご主人がチケット無しで参戦するという。このLimmat川、確かに普段から泳いでいる人もいるし、この日に限って立ち入り禁止、という事は無い筈だ。という事で、私も飛び入り参加する事に。
人混みとイベント嫌いの夫に伝えるのは若干躊躇されたが、それでも思い切って言ってみると、参加すれば?との事。それに、息子の状況次第で一緒に行っても良いという。それでもきっと一緒に来ないだろうと予測はしていたが、いつもよりも早く息子が起きた為、彼らも一緒に街に繰り出す事に。

この日の気温は35度超え。水温も上がっていた。到着すると、既に何人もの人々が、今年の浮き輪にしがみついて、プカプカ浮いている。参加者には、浮き輪が与えられるのだが、これが毎年テーマが違う。去年はあひる。写真で見たが、とても可愛い。今年は。。。蝶々。色は目立つようにか、いつも黄色。

早速飛び込む事に。服を脱いで水着に着替えていると、川を上るボートからカメラマンに撮影される。「飛び入り参加の母さん」とでもキャプションが付いてしまうのだろうか。息子に、「ママ今からちゃぷーん!って飛び込むからね~!」と 記念撮影し、いざ水の中へ!
頭から飛び込むと、水の冷たさもさほど感じない。恐らく26度前後と感じる水は冷たくも無くぬるくも無く丁度良く気持ち良かった。

川を泳ぐ白鳥達は、いつもと違う光景にもものともせず、普通の顔をして人々の横を泳いで行く。私もそんな白鳥に挨拶しながらプカプカ~。。。
途中応援団(息子)に会いに川岸へ行き水遊び、そしてまたプカプカ~。。。
陸を歩く息子も夫も、暑いだろうが、私は水の中で爽快、爽快!
この2kmのコースには、いくつもの橋があるのだが、橋を見て考える事と言えば、、、飛び降りる!
早速私も川から上がり、橋の上へ。「ママ、ぴょーんとするからね~!」と、物怖じせずに橋によじ登る私に、隣の人々が話しかける。「飛ぶの?」「はい!」「頭から?」「うーん、、、コンタクトしてなきゃ頭から行くけど。。。」結局足からジャーンプ!コンタクト無くすリスクは避けたい。然程高い橋では無かったので、頭から行っても良かったかもしれないのだが。

そして、あっという間にゴール。もう少しゆっくりプカプカしても良かったのだが、陸で待っている夫や息子の事があるので、早々にゴール。
それにしても、気持ちの良い約45分。考えてみれば、自分が好きなActivityを楽しんだのは久し振りだったかもしれない。お祭り嫌いの夫に合わせたり、息子の誕生があったりで、自分の好きな事から遠ざかって来た様な気がする。こういうのが好きな自分を再確認した、年に一度のイベント、Limmatschwimmenでした。

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