既に90日のシェンゲン国滞在最大日数を使い切りつつあった為と、明らかに90日以上の滞在を予定している為、ビザの申請が必要である。
語学学校へ通う為、語学学校用の学生ビザを申請する事にしたが、日本人の場合、よほどの事がない限りはドイツに入国してからビザを申請するという事を初めて知った。アメリカのビザ手続きに慣れている(?)私としては、非常に新鮮な驚きだった。何せアメリカではビザの更新でも一度国外へ出る事が必要で、私は時間を節約してカナダに飛んだものだった。
ドイツの場合、最終的な手続きの方法は、所轄の役所の指示で、という事なので、これまた彼に必要書類等々の確認を任せてしまった。つくづく、ドイツ語がわからずにこれらの手続きを自分で行わなければならない人たちは、大変なんだろうなあ、とひとごとの様に思う。
滞在許可を申請するには、先ず住民登録が先である。
金曜日に住民登録をした私は、データがシステムに反映されるのを待って、翌月曜日10時に移民局の予約を取った。私の登録した市の場合、ビザ関係の手続きはRathausとは別の場所にあり、手続きを担当する係りの個室へ予約時間に訪問する。
当日の持ち物:
1) 当事者(私)パスポート
2) 住民登録証
3) 保険加入証明証
4) 語学学校の入学許可証
5) 身元保証人のサイン
(← 滞在に関わる一切の費用を負担するという証明を彼が書いた)
6) 写真2枚
7) 身元保証人のID
5) が無かったら、恐らく銀行残高の証明等が必要なのだと思う。
係りの人が書類を確認、写真を確認(← この写真の規格が結構厳しい)すると、記入すべき書類を渡される。英語やロシア語等、多言語で書かれた書類なので、ドイツ語がわからなくても記入できる。
一つ一つ読んで書いていたら、結構時間がかかり、最後にはせかされた。。。
記入した書類を持って、費用を払う。日本で収入印紙を買って張る様に、自動販売機の様なもので、指定された金額を支払いレシートを受け取る。75ユーロ。これを持って係りの人に渡す。
既にビザは出来上がっており、これをパスポートに張る。
ここでも言われる。『開いているページが無いわ!!』
あります、あります、未だ数ページあります。。。
無事にビザシールが張られ、晴れて1年間の滞在許可を手にしたのである。
かかった時間はわずか40分。
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