2009年7月10日金曜日

RMV

元々運転が大嫌いな私。
アメリカとイギリスでは車が無いと生活出来なかったので、それでも愛車(とカンパニーカー)を乗り回していたが、ドイツでは運転の必要が無い事に、私は大いに喜んでいる。

住まいが地下鉄の駅から徒歩2-3分。市の中心地(Downtown)迄は地下鉄3-5駅、10-15分、頑張れば歩ける、という立地の為、公共交通機関で十分に事が足りるのである。

普通に学校に通って、Downtownに行って、というだけの生活であれば、DB(Deutsch Bahn = 日本で言ったらJRみたいなもの)に乗る必要は無く、この地域一帯を管理している交通機関(RMV = Rhein-Main-Verkehrsverbund)の利用で十分。近距離電車、地下鉄、バス、路面電車の全ての共通券です。

私がドイツに到着した日に、『ドイツ到着・Welcomeキット』として渡されたものの一つが、この近距離交通機関の定期であった。
学校が始まるのが午後だった為に、定期は『朝9時以降から有効』の限定もの。この方が、始発からOKの定期よりも15ユーロ程お安い。

市内だけだと、料金ゾーンが3のTicketで、それぞれの料金は:
1) 1ヶ月定期(Monatskarte) 74.80ユーロ
2) 1ヶ月定期9時以降(9-Uhr-Monatskarte) 58.30ユーロ
3) 1年定期(Jahreskarte) 748ユーロ
4) 学生用1年定期(CleverCard) 499.20ユーロ
5) 1週間定期(Wochenkarte) 21.70ユーロ
6) 1日券(Tageskarte) 6.00ユーロ
7) 1回券(Einzelfahrt) 2.40ユーロ
8) 5人迄グループ1日券(Gruppentageskarte) 9.50ユーロ
9) 5人迄ヘッセン州乗り放題券(Hessenticket) 31.00ユーロ
10) 短距離1回券(Kurztrecke) 1.50ユーロ

と、まあそれは沢山のOptionがあります。
大体ドイツの電車関連は、大人数で旅行する人達に優しいシステムになっています。
8)と9)のグループ券は、やっぱりとてもお得です。二人で使ったとしても、市内を往復するのと殆ど同じ料金なので、定期を持っていない時は、大抵これを購入。

定期を持ってお徳なのは、平日夜19時以降と、週末・祝日は、ゲストを一緒に連れて乗れる事。これにも大変お世話になっています。ちなみにこの特典がつくのは、1)-5)。更に、Frankfurtの空港はPriceゾーン4なのですが、定期ではゾーン3用で空港まで乗れる事。また、定期は他人に譲渡可能です。

定期(切符)の買い方は、窓口で買う方法もありますが、街のKioskの様なところ(タバコ屋等)や、どの駅にでもある青緑色の自動券売機で買います。ただ、場所によっては、定期が買えないところもあるので、要注意。大きな駅の自動券売機であれば大丈夫でしょう。現金、又は現金をチャージしたECカードでの支払いなので、現金をお忘れなく。。。

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