2010年8月23日月曜日

スイスの携帯電話

スイス移住計画が本格化してきた事もあり、スイス滞在頻度が増えてきそうな私。
生活必需品のひとつ、携帯電話を入手する事にしました。
勿論、ドイツの携帯電話はスイスでも使用可能ですが、料金が気になるし、善は急げという事で、早速Swisscom の店舗へ駆け込みました。

Swisscomの他にも、スイスには主に6社程のProviderがあるようですが、日本同様、同Provider間の通話には割引がある、という事で、こちらを選びました。
12ヶ月契約の通常の契約でも良いのですが、携帯使用頻度が限りなく低い私には、プリペイドで十分。Swisscomの店舗で、Prepaid SIM を下さい、と言うだけの簡単さ。
購入の際は日本同様、身分証明書が必要で、住所などを登録しますが、この登録住所、ホテルでもどこでも大丈夫みたいです。

購入したPrepaid SIM カード
料金は19.90CHF(1700円位)。これを手持ちの電話に入れ替えて使用可能となります。
購入の際に、ご丁寧にも通話料金の説明がありました。
固定電話又はSwisscomの携帯への通話は、1回0.80CHF(70円位)。この1回、というのが良くわからなかったのですが、後で聞いたところ、1回1時間の通話につき、との事。
1分話しても1時間話しても料金は同じ0.80CHF。沢山話したほうがお得ですね!
(ちなみにドイツのPrepaid 携帯は、確か1分で0.10EUR(12円位)。短時間の通話ならドイツの方が安いですが、長電話はスイスですね。


2010年8月18日水曜日

フランス語圏の町、Vevey

学校終了後、電車に飛び乗り、いざスイスへ。
単身赴任中のパートナーの滞在する町を訪問する事になった今週後半。
電車乗り換え5回、所要時間6時間半、という長旅に、到着した深夜にはクタクタ。
結婚前の長距離恋愛中、何度も通った街であるが、かれこれ1年数ヶ月ぶり、夏の訪問は初めて。

町自体が、レマン湖の畔にあるこの町、Vevey。
滞在しているHotel も、湖の畔。部屋の窓からはアルプスの山々と湖が見える。
ちょっとしたVacation気分が楽しめるではないか。

朝食後、ゆっくりした後、街へ。
そこから湖に沿って散歩。途中湖畔に腰を下ろし、昼食をとりながら読書。
また少し散歩し、景色の良い波打ち際で再び読書。
読書なんて、Fitness Gymや電車の中等、ながら読み以外は考えられなかった私だったが、人間やろうと思えば出来るものだ。

Vevey は本当に小さな町で、街の中心部は30分もあれば全部歩けてしまうほど。
こんな小さな町に、かの有名な食品メーカー、Nestleの本社がある。今でこそ利益を追求する企業だが、創業は、19世紀後半、クリミア戦争後の不況の中で、高い乳幼児の死亡率に心を痛めた薬剤師、アンリ・ネスレが、母乳の代替となる乳幼児用シリアルを開発したことから始まったそう。その時に構えた小さなOfficeの場所に、今もNestleの本社はある。
私が日本で働いていた会社も、創業当時の小さな工場が発展して大きな本社ビル群となった。創業当時の先人達の思いを感じるその場所は、何となく心地の良いものであったが、残念ながら数年前にその地を離れ、別の場所に本社が移ってしまった。

話が逸れてしまったが、この町が知られるもうひとつの理由。
チャップリンが余生を過ごした町だから。


こうした美しい景色は人々の感性を磨くのか、街のあちらこちらに、様々なアートが見られる。なかなか遊び心のあるものが多い。

少し曇り空の今日ですが、窓から入り込む冷たい空気が心地良い、そんな一日です。

2010年8月16日月曜日

東ドイツの結婚式

週末はパートナーの親友の結婚式。
旧東ドイツのDresdenに行ってまいりました。
ドイツの結婚式に出席するのは2回目。
1年前にStandesamt(戸籍課)での結婚式を済ませている彼ら、今回のは教会での式でした。挙式開始は午後2時。朝に到着した私たち、彼らの家で一緒に朝食をとった後、ホテルに移動、着替えて教会へ。挙式は父親に手を取られてバージンロードを歩くものではなく、2人で入場。
M君のご両親が涙を浮かべているのを見て、私までもらい泣きしてしまいました。近頃涙腺がゆるい私です。
挙式の後は、Party会場でもあるゲストハウスに移動。
Partyは素敵な会場に変身した倉庫にて。ドイツの結婚式のパーティー、終わりの時間が決まっていません。結局このPartyも、朝の3時過ぎまで続きました。(Partyの時に、Munchenから参加していた人と話しましたが、バイエルン地方では、大抵Partyの終わりの時間が決まっているそうです。結婚式、地域によってちょっと違いがあるようです)

このParty、変わっていたところは、とにかく余興が盛りだくさんだったこと。しかも、余興の多くは家族が大奮闘。新婦であるVちゃんの一家は、音楽家一家で、DJが途中何度か、「僕の仕事が無いようですね。。帰ったほうがいいかな」なんて冗談を言うくらい。新郎のM君側では、妹がダンスがお得意で、お母さんと妹とのダンスのショーあり。M君、ダンスが趣味だった事もあり、新郎新婦のFirst Danceも何曲か披露。私がもっと素敵だな、と思ったのは、M君と妹との兄弟でのダンス。2人とも上手だし、見ていて気持ちが良かったし、何よりも兄妹仲が良いのは、ちょっと羨ましかった。

3時頃から始まったPartyは、まずケーキと珈琲から。
食事が運ばれて来たのは、8時近かったでしょうか。おかげでお腹ペコペコ。
食事は典型的なドイツ料理のBuffetでした。

一通りの余興が終わった深夜からは、ダンスタイム。
私は結局午前1時半位にはリタイアさせて頂きました。
体力的にはまだまだいけるんだけど、ドイツ語に集中して丸一日過ごすと、神経が疲れるのです。外は騒がしいと言うのに、ベッドに入るとあっという間に眠りついてしまいました。

結婚式は、やっぱりいいものですね。

2010年8月13日金曜日

ぎっくり腰、再び。

またしてもやってしまいました、ぎっくり腰。
忘れた頃にやってくるのですね、やっぱり。
前回の痛みにさすがに懲りて、近頃は運動の後、しっかりストレッチをする様心がけてはいたのだが、足りなかったか。失敗。
確かにジムで、側筋の運動をしていた時に、ちょっと変だとは思ったのだ。。。
更に首を前に倒すと、脊椎の痛いこと痛いこと。
これらが兆候だったのですね。

幸い、前回の様に少しも動けない状況ではなく、前回の3日目位の痛みでしょうか。
寝返りは打てないけど、立って歩く分には歩ける。
一番辛かったのは、学校で、硬いすわり心地の悪い椅子に座っていた時。

今日は大分良くなりました。
調子にのって、ジムに行きたい衝動に駆られましたが、、、自制、自制。
でも、今晩は寝台車で移動。
腰、大丈夫かしら。。。

2010年8月3日火曜日

家探し

先月末、突如スイス移住が決定した私達。
突如と言っても、いずれはそのつもりではいたのですが、何と来週から! 
準備期間1週間。。。まずすべき事は、家探し。
今も彼がスイスに部屋を借りてはいるのだが、その広さでは私の滞在許可がおりない事を数ヶ月前に確認済み。

インターネットの時代。早速スイスの物件を検索。
使ったSiteはHomegateというサイト。
部屋数、広さ、金額等の希望を入力して検索するが、何せ土地勘が無いので一苦労。頼りは私より多少知識があるであろう彼のみ。

私達が探している70㎡+で3部屋の条件での相場は、なんと、、、
2000CHF+(約19万円)。高い!
そう、スイス、何事も高いのである。

忙しい彼に代わって、よさそうな物件を10件ほどPick Up。
そこから数件、コンタクトを取り、早速月曜日に3件物件を見に行ったというから、時々彼の行動力には感心させられる。

早速夜、報告会。便利になったものだ、Skypeよ。
やはり100%満足な物件はなかなかないもので、もう少し要検討。
彼は来週からスイスに単身赴任。私はとりあえずドイツに残る。
まずは家を見つけないとね。

日本に4日間程、一時帰国中。
何もこんな真夏の4日間を選ばずとも、、、という声はごもっとも。
想像していたが、全く耐えられないこの暑さ。

前回の作戦、暑い昼間は寝て、夜に活動する、を実行しようと試んだが、、、夜も暑い!
昼の暑さ、眠れません。
しかし、昼の暑さ、何をする気にもなれず、結局昼も夜も比較的涼しいところを求めては寝る。起きて、また寝る。の繰り返し。全く生産性ゼロ!
唯一行こうと思っていたVolleyballでさえ、暑さの為断念。
私は昔から熱射病や過喚起症候群で倒れる事が多かったので、この疲れが溜まった中行くのは自殺行為、と判断。

つくづく、日本を離れてよかった、と思います。。。