久し振りに Zurich で、赤ちゃんと母の集いに参加した。
赤ちゃん連れの母の集いは、あちらこちらに存在するが、ここは私が一番最初に顔を出した所謂ママデビュー の場であった。友人の助産師(Hebamme)が運営していて、毎週水曜の午後に助産院(Praxis)で開催されている。Baby Bar と呼ばれているのだが、お酒が出るわけではなく、赤ちゃんはそこでママのおっぱいやミルクを飲み、母はお茶やコーヒーを飲む、そんな事から名づけられたのだろう。Spielgruppeは子供が遊ぶ事が趣旨だが、この集いは、母親同士の交流が主目的。いわば、Spielgruppeに参加するには小さすぎる子供達の交流の場でもある。更に言えば、私にとっては、唯一スイスジャーマンをじっくり耳にする事が出来る場でもあった。
一番最初に参加したのは息子が1ヶ月の頃。
それからほぼ毎週欠かさず参加して来たこの集まり。同じ月例の赤ちゃんを持つ母親同士、英語やドイツ語で(更には何故か日本語で!)悩みを相談したり質問したりしてきたのだ。
なのに、いつの間にかその姿は消え、気がつけば回りは息子よりもずっと小さい赤ちゃんばかり。世代交代。そして先月は最初から一緒に通っていた友人親子が1歳過ぎた事で最後の参加となり、息子が終に最年長になってしまった。
それでも息子は楽しそうにしているし、他の1歳位の赤ちゃんと違ってハイハイをしない息子は寝転がっている赤ちゃんを襲う事も無く、安全だから、もう少し通っても良かったのだが、今の息子にはどちらかというと年上の子供の刺激が必要。
という事で、今回の参加を最後に、この『Babybar』を卒業する事にした。
最後のこの日も、息子は上機嫌で、会場を歩き回っていた。
大好きな助産師に最後のお別れの挨拶をして、いつもよりも早く退散。
これまでの10ヶ月、楽しかったね。これからは、3つのSpielgruppe と、お友達とのPlay Date 。卒業おめでとう!
はじめまして。
返信削除バルセロナ在住のものです。相方がオーストリア人なので
こちらでドイツ語のSpielgruppeを探していて偶然HP拝見しました!
ドイツ語もちゃんと勉強されていてすばらしいです。
とろろさん、
返信削除コメントありがとうございます。
バルセロナも国際色豊かな都市なので、きっとドイツ語のSpielgruppeも存在するのでしょうね。第三国に住むと、子供は必然と2-3ヶ国語の環境にさらされますが、それでもしっかり身につくかどうかは、親の多大なる努力も必要ですよね。
バルセロナでも、ドイツ語のSpielgruppeが見つかりますように!