DBの前売り割引で、安いドイツ行きチケットを確保したのは旅行予定の約か月前。早く予約するにこした事はないが、一応3日前迄はDBの割引カード保持者は安売りチケットが買える。飛行機で言ったら「早割」という事だろうが、デメリットは決められた電車しか乗れず、乗り遅れたらチケット無効となる事。但し、チケットによっては15ユーロの手数料で払い戻しが可能だったりするが、当日のキャンセルは不可。
今回当日に旅行をキャンセルしてしまったので、払い戻しは不可だった。格安とはいえ約40ユーロを水に流す事に。そして取り直そうとしたチケット、前日だったので通常価格のみでの販売。約2倍のお値段になってしまった。仕方ないか、と思ったが、ふと、チューリッヒ・ミュンヘン間を走る格安バスの事が頭に浮かんだ。もしかして、別のルートでもあるかもしれない、格安バス。
早速調べてみると。。。ありました!目的のルートが。
数社のバス会社を見つけたが、最安9ユーロから。9ユーロって、、、ただ、この格安は特定の日・時間限定。次に安いのは18ユーロ、22スイスフラン。これでも格安!ただ、時間が電車だと4時間半のところが6時間半かかるという難点が。更に出発時刻が朝7時と早い。
少し考え、夫に言ったら怒られそうだなあ、と思いながらも、ちゃっちゃとバスを予約してしまった。案の定、夫には嫌な顔をされてしまったが、今回は私一人の旅だし、一度乗ってみるのも悪くないだろう。
ネットから予約は簡単に出来る。当日でもバス出発前ならネット予約が出来る様子。 支払いもユーロ、フランで可能、更にドイツにしては珍しく、クレジットカードでの支払いに手数料上乗せ無し。チケットは印刷するか、Pdf.をスマートフォンやタブレット等で示せる様にすれば良い。当日は15分前から搭乗開始、写真付きの身分証明書(ID)を持参。荷物も2個までチェックイン出来、プラス車内持ち込み、と飛行機並の対応。また、スナックと飲み物の社内販売もあるらしい。(スイスの売店で買うより安い。)初の体験はいつでもわくわくする。遠足前日の様な気分で就寝。
翌日、6時45分に着くようにと、少し早目の電車でZurich HBへ向かう。バス乗り場は中央駅の南側のバス集合場。駐車場の様な広いバスがあり、直ぐにわかった。暗い中、既に沢山の荷物を持った人達が待っている様子。荷物は小さなバックパック一つの身軽な私。朝食と昼食持参。
バスは2階建ての新しいバスで、トイレ付。このタイプのバスは、かつて節約旅行をしていた際に長距離深夜バスを利用した事があるが、そんな感じのバス。
リビングの様に机を挟む形の席もあり、2階へ行く階段は前と後ろに付いていて、2階の乗客がトイレに行く時に便利な作り。席は自由。
更に、このバスの売りは、「無料でWiFiが使える!」期待してLaptop とTabletを持ち込む。
渋滞は無かったが、ところどころ停車するバスは時間がかかる。車で4.5時間程の道のりが6.5時間かかった。長い長いバスライドはやっぱり疲れたが、自分で運転するよりはずっとまし。Internetもところどころ切れたものの、使えない事はない。接続の電車を調べたりするのに重宝した。
という事で、初のドイツ格安バス体験。又利用するか、と言われたら。。。今回と同じ区間だったらNGだな。30ユーロ位の差なら、もうちょっと快適な電車がいい。もう少し停車が少ない区間を乗るなら、このバスは利用価値あり。ちなみに、このバス、実はもっと先のHamburg が終点。12時間以上の長旅。Hamburg 迄乗るなら。。。飛行機だな、私は。
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