2014年2月9日日曜日

ドイツの田舎町でタイマッサージ

あまりマッサージが嫌いという人はいないだろうと思うが、私もその例外ではない。とはいえ、特に体が凝ったりするわけでは無いので、わざわざ時間を作ってマッサージに行こう、という気は起きない。その時間があるなら、ジムで体を動かした方がいい。

というわけで、かつてアジア諸国を出張しまくっていた時に受けたマッサージ以来、ご無沙汰だったマッサージ。たまに夫がしてくれるが、長くて2分がいいところだし、申し訳ないがあまりお上手ではない。2歳の息子も実はマッサージ好きで、彼はこれがまた腕がいい。大きくなったら有望だが、今のところ、自分がマッサージしてもらう方が好きらしく、これまたせいぜい1分。

そんなあるクリスマス、義父からプレゼントに、タイマッサージのギフト券を貰った。なかなか洒落たプレゼントではないか、と喜ぶが、勿論あの田舎町でのマッサージ。何せ町でアジア人を見た事が無い。ちょっと半信半疑のまま、ギフト券の有効期限が迫ったある日。町へ買い物に行くと連れ出された私は、いつもと違う人気の無い通りへ。。。車が止まったのは、タイマッサージのお店。電話嫌いで予約を躊躇していた私の代わりに、夫がこっそり予約を取っていてくれたのだ。

という事で、突然マッサージを受ける事になる私。
60分間、好きなマッサージを選べるのだが、私はフットマッサージを選択。タイで受けた2時間のフットマッサージが思い出される。
が、ここでのマッサージ、さすがドイツ仕様だろうか、ちょっと優雅な雰囲気の中でプライベート感満載で行われた。ちょっと緊張気味の私だったが、言われたように寝転がってマッサージを受ける。マッサージ師はタイの人らしく、タイ語を話していたし(何を隠そう私大学でタイ語履修)、力も強くなかなか気持ちが良い。あっという間にマッサージ終了。

終わると、中国同様、温かいお茶を出され、のんびりする様言われる。オーナーの年齢不詳のおばさんがとてもFriendlyで、久しぶりにアジアの空気を吸った気がする。

迎えに来た夫と息子に、なかなか良かったと話していたら、次の実家訪問の際も、こっそりとマッサージの予約を取ってくれていた夫。今度は1時間半コース。1時間半の全身マッサージをお願いしたが、ぎっくり腰が治りきれていなかった事もあり、ちょっと辛かった。1時間全身マッサージ、30分フットマッサージにすればよかったかなあ。でも、夫の心遣いにもほぐされ、大満足の90分。

これはなかなか悪くないかも、と思っていたら、その数日後にやってきたクリスマスは、再びこのタイマッサージギフト券が義父から。自分では行かないだけに、ちょっとした嬉しいプレゼント。お義父さん、どうもありがとう。

あの田舎町で私が出来る事がひとつ増えました。


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