スイスでは、出生の際に、名前を決めておかねばならない、という様な事をどこかのBlogか記事で読んでから、何となく、そろそろ名前を考えなければなあ、とは思っている。
名付けに際しての私のこだわりは、以下の3点:
1. 日本の名前である
2. ドイツの名前でもある
3. 英語圏でも通用する
私自身の名前だけど、両親は海外とは全く無縁で、私の名前は勿論日本で通用する名前の中から選ばれた。が、しかし、後に私はこの名前がいかに国際性に富んでいる名前かを実感し、ありがたいと思った。日本人の同僚で、英語名をつけてみたり、ニックネーム化してみたりと、名前を浸透させるのに努力をしていた人達が多々いたけど、私の名前は海外でもあっさりと聞き入れられ、時には『それで、日本の名前は何ていうの?』なんて聞かれる事も度々だった。
ともあれ、私は自分の名前が自分の名前であって、とても便利だったのである。
いざ考え出してみると、なかなかこれが難しい。
女の子の名前は比較的沢山ある様な気もするが、『R』と『L』の違いが気になるものが多い。
男の子の名前は、何故かこれ!というものがあったのだが、英語圏ではこの名前は間違って発音される事もあるらしい。でも、私は何故かこの名前に決めていたのだが、ある日それをパートナーに話すと、即座に却下されてしまった。理由は、古い名前だから、との事。
この辺の感覚は日本人の私には分からないけど、日本だったら、太郎左衛門とか、そういうイメージなのかなあ、、、、
で、結局全然名前が考えつかないのだけど、パートナーはパートナーで、勝手に名前をつけて使用し始めてしまった。何故この名前にしたのか、全くをもって分からないが、私が生理的にピーンと来ないものだから、私も即座に却下。それでも彼は、ひたすらこの名前でもって、『○○の様子はどう?』なんて会話してくる。困ったものだ。
昨日寝静まる前に、またしてもこの名前について議論になった。
彼が、『○○』と呼ぶと、なんと、赤ちゃんが動いた。
更に別の名前の候補をあげる。。。。と、赤ちゃんが動いた。
更に別の名前の候補を。。。。再び、赤ちゃんが動いた。
これが、多分20個以上の名前でこの反応が出たもんだから、大笑い。
私いわく、『その名前は嫌だ!って抗議してるんだよ』
いやあ、面白かった。普段話しかけても反応して動くって事は無いんだけどね。
そんな遊んでいる暇もそろそろ無くなって来るから、真面目に名前、考えなきゃ。
近頃は、日本の名前も多様化してきて、私の同級生には絶対いなかった様な名前が増えてきているから、『日本の名前』にこだわらなくても、という意見もある。
妥協点としては、日本でも正しく発音される名前、とするしかないかな、なんて思ってます。
0 件のコメント:
コメントを投稿