2010年12月12日日曜日

Triemli 見学

土曜日の午後、Triemli 病院の、産院見学に行って来ました。
毎週土曜日の午後に、お産をする部屋(Gebärabteilung)と、産後に入院する部屋の見学があるのですが、当日お産が入っていると見学が出来ない為、当日の13時以降に病院にTELをして当日の見学ツアーの有無を確認し、有る場合には15時から約1時間の見学ツアーに参加出来ます。
(確認のTEL番号:044 466 11 11

前回はお産の為NGでしたが、今回はOK、という事で、パートナーと一緒に見学ツアーに参加。この日は全部で10人の妊婦の参加でしたが、ほぼ全員がパートナー同伴。お産は一緒にするもの、という概念が浸透しているんでしょうね。ツアーでの説明でも、パートナーの存在・役割がいかに重要か、という事をナースが話していました。
ちなみに説明は、ドイツのドイツ語で行われました。私も含め、外国人がやはり数人いたようです。

この病院、お産部屋は6つ。内2つが、水中出産が出来る部屋。
産後入院の部屋もそう多くは無く、こじんまりとした病院です。

この日聞いた情報の中で、私がなるほどと思った事を、覚書も兼ねて、書いておきます:
1) 産後の入院期間は基本5日
2) 普通保険での入院は基本的に3人部屋。1人部屋の追加費用、240CHF/1泊。
3) 無痛分娩は約50%
4) Triemliでは、自然分娩を推奨しており、アロマセラピーや針等の知識も豊富。
5) 赤ちゃんは基本的に母親と同室だが、授乳や沐浴の部屋が別に用意されてもいる。
6) 乳児の専門家が別の病棟の為、万一赤ちゃんに問題がある場合には、赤ちゃんは傍に居れない。
7) 3人の助産師が在中。少なくとも1人は英語が可能。医師や看護士についてはほぼ全員英語可能。

私は、スイスで保険に入る前に妊娠が発覚している為、任意保険に加入しているものの、今回の妊娠には基本保険しか適用されず、基本3人部屋になります。が、3人部屋だと、パートナーが一緒に宿泊出来ないという事から、彼の強い希望により、きっと自費での1人部屋選択になりそうな気配です。勿論、この病院で産む、と決めたら、ですが。


既に臨月の妊婦さんも見学に来ていましたが、私は出来るだけ早く産院を選んで、心の準備に入りたいと思います。

2 件のコメント:

  1. はじめまして、現在、妊娠6ヶ月です。出産の病院をどこにするか悩んでいるのですが、見学されたのは、Triemliで実際出産されたのはUniのようですが、何かきめてがあったのでしょうか?

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  2. コメントありがとうございます。
    決め手はBlog内の6)の点が最も大きかったです。
    小児科は、Triemliにもありますが、病棟が離れていて、万一の際の、赤ちゃんの面会等が不便である事。又、NICUがある病院はZurich近郊ではUniのみで、難しいケースはZurich州の病院からUniに搬送されてくる事等から、やはり万一の際を考えると、Uniが赤ちゃんへ(及び母体へ)のリスクを最も最小限に出来る、と判断しました。
    7)の点でも、出産を扱うのは基本的に医師では無く助産師なので、出産中に痛み等々の余り、ドイツ語がわからなくなってしまった時を考えると、英語がほぼ確実に通じる病院が良いかな、とも。こちらは決め手、というほどではありませんでしたが。。。
    どうぞ納得のいく産院を見つけて、無事ご出産を迎えられますように。

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