スイスは公共交通機関が発達しているが、それなりに運賃が高い。住民の多くは何らかの割引パスを持っているので、それ程高くは感じないが、例えば我が町からZurich 迄約15分間山手線位の停車間隔の電車に乗ると、その料金は片道約800円。
スイスでお得に公共交通機関で旅をするには、色々な割引カードがあるが、恐らく一番お得なのは市町村が発行している1日乗車券。これは上記の割引カード所持者でなくても使用出来、スイス国内電車・バス・船・トラム何でも乗り放題。各市町村によって多少の差があるが、1枚40フラン前後。
例えば、Zurichから首都のBernに行く場合、通常料金だと片道49CHFだから、この区間を移動するだけでも既にお得。
この一日乗車券(SBB Tageskarte Gemeinde)、発行枚数が限られていて、例えば私の町では1日3枚迄の割り当てがある。住民のみが買える場合、誰でも購入出来る場合、住民に購入の優先権がある場合、等条件はこれまた市町村によって異なる。購入方法も、直接、On-Lineで、電話で、等色々。私の町では3通りのどの方法でも可能で、Online購入の場合はCredit Card 等で購入すると無料で郵送してくれる。
また、私の町の場合、利用日の30日前から購入可能という様に、これも市町村様々。
肝心の利用者だが、大抵の市町村発行のものは、誰でも利用可能。つまり、日本からの旅行者用に購入する事も可能という事だ。
一点注意点は、上記でも繰り返している様に、色々な条件は各市町村によって異なるという事。
なかなかお得な話が少ないスイスで、とっても利用価値のある割引でした。
仕事大好き!辞めるなんてこれっぽっちも考えず世界中を飛び回っていた典型的(?)サラリーマンが一大決心。 ○○年勤めた会社を辞め、語学学校の学生として欧州にやって来ました。 初めての欧州大陸生活を綴ります。 一期一会は私の大好きな言葉です。 今の私があるのは全ての出会いのおかげ。 出会った全ての皆様に感謝しながら、毎日を笑顔で過ごせたらと思います。
2014年2月14日金曜日
2014年2月13日木曜日
バスでドイツへ
DBの前売り割引で、安いドイツ行きチケットを確保したのは旅行予定の約か月前。早く予約するにこした事はないが、一応3日前迄はDBの割引カード保持者は安売りチケットが買える。飛行機で言ったら「早割」という事だろうが、デメリットは決められた電車しか乗れず、乗り遅れたらチケット無効となる事。但し、チケットによっては15ユーロの手数料で払い戻しが可能だったりするが、当日のキャンセルは不可。
今回当日に旅行をキャンセルしてしまったので、払い戻しは不可だった。格安とはいえ約40ユーロを水に流す事に。そして取り直そうとしたチケット、前日だったので通常価格のみでの販売。約2倍のお値段になってしまった。仕方ないか、と思ったが、ふと、チューリッヒ・ミュンヘン間を走る格安バスの事が頭に浮かんだ。もしかして、別のルートでもあるかもしれない、格安バス。
早速調べてみると。。。ありました!目的のルートが。
数社のバス会社を見つけたが、最安9ユーロから。9ユーロって、、、ただ、この格安は特定の日・時間限定。次に安いのは18ユーロ、22スイスフラン。これでも格安!ただ、時間が電車だと4時間半のところが6時間半かかるという難点が。更に出発時刻が朝7時と早い。
少し考え、夫に言ったら怒られそうだなあ、と思いながらも、ちゃっちゃとバスを予約してしまった。案の定、夫には嫌な顔をされてしまったが、今回は私一人の旅だし、一度乗ってみるのも悪くないだろう。
ネットから予約は簡単に出来る。当日でもバス出発前ならネット予約が出来る様子。 支払いもユーロ、フランで可能、更にドイツにしては珍しく、クレジットカードでの支払いに手数料上乗せ無し。チケットは印刷するか、Pdf.をスマートフォンやタブレット等で示せる様にすれば良い。当日は15分前から搭乗開始、写真付きの身分証明書(ID)を持参。荷物も2個までチェックイン出来、プラス車内持ち込み、と飛行機並の対応。また、スナックと飲み物の社内販売もあるらしい。(スイスの売店で買うより安い。)初の体験はいつでもわくわくする。遠足前日の様な気分で就寝。
翌日、6時45分に着くようにと、少し早目の電車でZurich HBへ向かう。バス乗り場は中央駅の南側のバス集合場。駐車場の様な広いバスがあり、直ぐにわかった。暗い中、既に沢山の荷物を持った人達が待っている様子。荷物は小さなバックパック一つの身軽な私。朝食と昼食持参。
バスは2階建ての新しいバスで、トイレ付。このタイプのバスは、かつて節約旅行をしていた際に長距離深夜バスを利用した事があるが、そんな感じのバス。
リビングの様に机を挟む形の席もあり、2階へ行く階段は前と後ろに付いていて、2階の乗客がトイレに行く時に便利な作り。席は自由。
更に、このバスの売りは、「無料でWiFiが使える!」期待してLaptop とTabletを持ち込む。
渋滞は無かったが、ところどころ停車するバスは時間がかかる。車で4.5時間程の道のりが6.5時間かかった。長い長いバスライドはやっぱり疲れたが、自分で運転するよりはずっとまし。Internetもところどころ切れたものの、使えない事はない。接続の電車を調べたりするのに重宝した。
という事で、初のドイツ格安バス体験。又利用するか、と言われたら。。。今回と同じ区間だったらNGだな。30ユーロ位の差なら、もうちょっと快適な電車がいい。もう少し停車が少ない区間を乗るなら、このバスは利用価値あり。ちなみに、このバス、実はもっと先のHamburg が終点。12時間以上の長旅。Hamburg 迄乗るなら。。。飛行機だな、私は。
今回当日に旅行をキャンセルしてしまったので、払い戻しは不可だった。格安とはいえ約40ユーロを水に流す事に。そして取り直そうとしたチケット、前日だったので通常価格のみでの販売。約2倍のお値段になってしまった。仕方ないか、と思ったが、ふと、チューリッヒ・ミュンヘン間を走る格安バスの事が頭に浮かんだ。もしかして、別のルートでもあるかもしれない、格安バス。
早速調べてみると。。。ありました!目的のルートが。
数社のバス会社を見つけたが、最安9ユーロから。9ユーロって、、、ただ、この格安は特定の日・時間限定。次に安いのは18ユーロ、22スイスフラン。これでも格安!ただ、時間が電車だと4時間半のところが6時間半かかるという難点が。更に出発時刻が朝7時と早い。
少し考え、夫に言ったら怒られそうだなあ、と思いながらも、ちゃっちゃとバスを予約してしまった。案の定、夫には嫌な顔をされてしまったが、今回は私一人の旅だし、一度乗ってみるのも悪くないだろう。
ネットから予約は簡単に出来る。当日でもバス出発前ならネット予約が出来る様子。 支払いもユーロ、フランで可能、更にドイツにしては珍しく、クレジットカードでの支払いに手数料上乗せ無し。チケットは印刷するか、Pdf.をスマートフォンやタブレット等で示せる様にすれば良い。当日は15分前から搭乗開始、写真付きの身分証明書(ID)を持参。荷物も2個までチェックイン出来、プラス車内持ち込み、と飛行機並の対応。また、スナックと飲み物の社内販売もあるらしい。(スイスの売店で買うより安い。)初の体験はいつでもわくわくする。遠足前日の様な気分で就寝。
翌日、6時45分に着くようにと、少し早目の電車でZurich HBへ向かう。バス乗り場は中央駅の南側のバス集合場。駐車場の様な広いバスがあり、直ぐにわかった。暗い中、既に沢山の荷物を持った人達が待っている様子。荷物は小さなバックパック一つの身軽な私。朝食と昼食持参。
バスは2階建ての新しいバスで、トイレ付。このタイプのバスは、かつて節約旅行をしていた際に長距離深夜バスを利用した事があるが、そんな感じのバス。
リビングの様に机を挟む形の席もあり、2階へ行く階段は前と後ろに付いていて、2階の乗客がトイレに行く時に便利な作り。席は自由。
更に、このバスの売りは、「無料でWiFiが使える!」期待してLaptop とTabletを持ち込む。
渋滞は無かったが、ところどころ停車するバスは時間がかかる。車で4.5時間程の道のりが6.5時間かかった。長い長いバスライドはやっぱり疲れたが、自分で運転するよりはずっとまし。Internetもところどころ切れたものの、使えない事はない。接続の電車を調べたりするのに重宝した。
という事で、初のドイツ格安バス体験。又利用するか、と言われたら。。。今回と同じ区間だったらNGだな。30ユーロ位の差なら、もうちょっと快適な電車がいい。もう少し停車が少ない区間を乗るなら、このバスは利用価値あり。ちなみに、このバス、実はもっと先のHamburg が終点。12時間以上の長旅。Hamburg 迄乗るなら。。。飛行機だな、私は。
2014年2月11日火曜日
赤ちゃん用品の使い勝手
息子がもう赤ちゃんを卒業して久しくなったが、一応記録迄に書いておこう。
準備した赤ちゃん用品の使い勝手について。
出産前に準備したものは以下の通り。
準備して良かったもの、全く使わなかったもの、どちらでも良かったものに分けてみた。
こんなところだろうか。
必要と思うかどうかは家庭環境・生活環境も含めて個人差があると思うので、あくまで私の感想として。
準備した赤ちゃん用品の使い勝手について。
出産前に準備したものは以下の通り。
準備して良かったもの、全く使わなかったもの、どちらでも良かったものに分けてみた。
- ベビーベッド (Kinderbett).....生後6か月位は重宝するも、その後普通の大人ベッドになったので用無しとなったが。。
- ベッド用マットレス・カバー .... 上記同。
- ベビーカー (Kinderwagen) .... 生後1年は殆ど出番が無かったが、その後の1年程は昼寝用に重宝。
- 車用のベビーシート (Kindersitze).... カーシートの事。必需品。
- 紙おむつ(Windeln) .... 布よりも簡単と言えば簡単。初期に大量に買いすぎたのは失敗。
- ウェットティッシュ (Feuchttücher).... 生後8か月程はもっぱら外出用に使用。
- 哺乳瓶 (Flaschen) .... 完全母乳で事足りた為、6-8本準備したのは多すぎた。
- 哺乳瓶消毒器 (Sterilisiergerät).... 殆ど出番が無かったが、搾乳した母乳を入れる際に使用。
- 搾乳機 (Milchpumpe).... 保育園に母乳を持たせる為必要だったが、レンタルでも良かったかも。
- おむつ交換台 (Wickeltisch)
- おむつ交換台用赤外線ヒーター (Heizstrahler).... 全く出番無。
- 衣類の洗剤 .... 普通の洗剤でも良かったかも。
- 寝袋 (Schlafsack)....一時期を除いて嫌がって使ってくれなかった。
- 抱っこ紐 (Tragetuch).... 一番大活躍したアイテム。生後1年以上これで通した。
- おしゃぶり (Schnuller) .... 出来れば使いたく無かったのだが。。。
- おもちゃ
- 衣類
- ベビークリーム (Hautcreme)....助産師からアーモンドオイルを勧められそちらを使用。
- 赤ちゃん用爪切り (Nagelschere).... 大人用は最初使えないので。
- ガーゼ .... おむつ変えの際に、食後の口・手拭きに大活躍。
- 母乳保管容器 .... 200ml入る蓋付き容器、10個セット。離乳食やおやつを入れて持ち歩くのにも活躍。
- おむつ処理ゴミ箱 .... 生後1年位してからの軟便の際(臭いしトイレに綺麗に流せない)に重宝したが、使ったの一瞬だけ。。。
- ベビーバス .... 我々大人が入浴しないので2歳を過ぎた今も活躍中。
- シリコン製のよだれかけ .... こぼした食べ物を残らずキャッチする優れもの。直ぐ洗って乾かせるのも良い。
- ハイチェア .... 離乳食開始の頃から大活躍。
- バウンサー .... 2-4か月頃に大重宝するが、活躍期間短し。収納場所があるなら。。。
- 離乳食用の子供皿 .... 普通の皿で良かったかも。
- 水飲みボトル .... 外出用に必須かつ便利。
- レギンス .... タイツだと靴下部分が汚れるので毎日要洗濯だが、レギンスだと数日履かせられるし、歩き始めに裸足で歩かせる事が出来る。
こんなところだろうか。
必要と思うかどうかは家庭環境・生活環境も含めて個人差があると思うので、あくまで私の感想として。
2014年2月9日日曜日
GZ Leimbach
チューリッヒ市に18箇所ある Gemeinschaftszentren(通称 GZ、公民館・児童館の様なもの)。この場所を借りて開催されているSpielgruppeも多いので、私たちも何かとお世話になっている。大抵行くGZは決まっていたのだが、今回新しいGZに行ってみる事に。場所はかろうじてZurichに入る、Leimbach にあるGZ。
電車でも行けそうだが、家からだと車が便利そうという事で車で。GZの敷地には3台分の駐車スペースがあるが、それ以外は近くのブルーゾーン(1時間限定のフリーゾーン)にとめる事となる。
幸いこの日は車での訪問者が少なかったか、GZの駐車スペースが空いていた。
いつもはGZに行くというと、その中の施設で遊ぶことを目的で行く事が多いのだが、この日はもっぱら外遊び。Zurich の市内中心近くにあるGZ の公園とは異なり、自然のアスレチック施設系の遊具が森の斜面に散々している。鉄で出来た遊具よりも、こうした木で作られた遊具は、何となく子供の情操教育に良いような気がしてくる。
ともあれ、息子もこの公園には魅了させられた様子で、少し息子には難しそうな遊具に果敢に挑戦していく。楽しそうに遊ぶ息子を見るのは嬉しい。少し肌寒い日だったが、長い間外遊びに興じる事となった。
一方、寒さと空腹にギブアップ宣言した夫は、GZのカフェに入り、一休み。カフェにはちょっとした子供の遊ぶスペースも設置してあり、暗くなった後には息子もこのカフェスペースに移動して閉館ギリギリ迄楽しく遊べた。
このGZでは、親子一緒のオープン・プレイグループの様なものも開催してるし、冬の間は室内遊び場も解放している。室内の遊び場と言えば、これまではOerlikon のGZ(TEZET) が定番だったが、ここは近いし開放時間も長い。いざという時の駆け込み寺として活用させてもらおうっと。
電車でも行けそうだが、家からだと車が便利そうという事で車で。GZの敷地には3台分の駐車スペースがあるが、それ以外は近くのブルーゾーン(1時間限定のフリーゾーン)にとめる事となる。
幸いこの日は車での訪問者が少なかったか、GZの駐車スペースが空いていた。
いつもはGZに行くというと、その中の施設で遊ぶことを目的で行く事が多いのだが、この日はもっぱら外遊び。Zurich の市内中心近くにあるGZ の公園とは異なり、自然のアスレチック施設系の遊具が森の斜面に散々している。鉄で出来た遊具よりも、こうした木で作られた遊具は、何となく子供の情操教育に良いような気がしてくる。
ともあれ、息子もこの公園には魅了させられた様子で、少し息子には難しそうな遊具に果敢に挑戦していく。楽しそうに遊ぶ息子を見るのは嬉しい。少し肌寒い日だったが、長い間外遊びに興じる事となった。
一方、寒さと空腹にギブアップ宣言した夫は、GZのカフェに入り、一休み。カフェにはちょっとした子供の遊ぶスペースも設置してあり、暗くなった後には息子もこのカフェスペースに移動して閉館ギリギリ迄楽しく遊べた。
このGZでは、親子一緒のオープン・プレイグループの様なものも開催してるし、冬の間は室内遊び場も解放している。室内の遊び場と言えば、これまではOerlikon のGZ(TEZET) が定番だったが、ここは近いし開放時間も長い。いざという時の駆け込み寺として活用させてもらおうっと。
ドイツの田舎町でタイマッサージ
あまりマッサージが嫌いという人はいないだろうと思うが、私もその例外ではない。とはいえ、特に体が凝ったりするわけでは無いので、わざわざ時間を作ってマッサージに行こう、という気は起きない。その時間があるなら、ジムで体を動かした方がいい。
というわけで、かつてアジア諸国を出張しまくっていた時に受けたマッサージ以来、ご無沙汰だったマッサージ。たまに夫がしてくれるが、長くて2分がいいところだし、申し訳ないがあまりお上手ではない。2歳の息子も実はマッサージ好きで、彼はこれがまた腕がいい。大きくなったら有望だが、今のところ、自分がマッサージしてもらう方が好きらしく、これまたせいぜい1分。
そんなあるクリスマス、義父からプレゼントに、タイマッサージのギフト券を貰った。なかなか洒落たプレゼントではないか、と喜ぶが、勿論あの田舎町でのマッサージ。何せ町でアジア人を見た事が無い。ちょっと半信半疑のまま、ギフト券の有効期限が迫ったある日。町へ買い物に行くと連れ出された私は、いつもと違う人気の無い通りへ。。。車が止まったのは、タイマッサージのお店。電話嫌いで予約を躊躇していた私の代わりに、夫がこっそり予約を取っていてくれたのだ。
という事で、突然マッサージを受ける事になる私。
60分間、好きなマッサージを選べるのだが、私はフットマッサージを選択。タイで受けた2時間のフットマッサージが思い出される。
が、ここでのマッサージ、さすがドイツ仕様だろうか、ちょっと優雅な雰囲気の中でプライベート感満載で行われた。ちょっと緊張気味の私だったが、言われたように寝転がってマッサージを受ける。マッサージ師はタイの人らしく、タイ語を話していたし(何を隠そう私大学でタイ語履修)、力も強くなかなか気持ちが良い。あっという間にマッサージ終了。
終わると、中国同様、温かいお茶を出され、のんびりする様言われる。オーナーの年齢不詳のおばさんがとてもFriendlyで、久しぶりにアジアの空気を吸った気がする。
迎えに来た夫と息子に、なかなか良かったと話していたら、次の実家訪問の際も、こっそりとマッサージの予約を取ってくれていた夫。今度は1時間半コース。1時間半の全身マッサージをお願いしたが、ぎっくり腰が治りきれていなかった事もあり、ちょっと辛かった。1時間全身マッサージ、30分フットマッサージにすればよかったかなあ。でも、夫の心遣いにもほぐされ、大満足の90分。
これはなかなか悪くないかも、と思っていたら、その数日後にやってきたクリスマスは、再びこのタイマッサージギフト券が義父から。自分では行かないだけに、ちょっとした嬉しいプレゼント。お義父さん、どうもありがとう。
あの田舎町で私が出来る事がひとつ増えました。
というわけで、かつてアジア諸国を出張しまくっていた時に受けたマッサージ以来、ご無沙汰だったマッサージ。たまに夫がしてくれるが、長くて2分がいいところだし、申し訳ないがあまりお上手ではない。2歳の息子も実はマッサージ好きで、彼はこれがまた腕がいい。大きくなったら有望だが、今のところ、自分がマッサージしてもらう方が好きらしく、これまたせいぜい1分。
そんなあるクリスマス、義父からプレゼントに、タイマッサージのギフト券を貰った。なかなか洒落たプレゼントではないか、と喜ぶが、勿論あの田舎町でのマッサージ。何せ町でアジア人を見た事が無い。ちょっと半信半疑のまま、ギフト券の有効期限が迫ったある日。町へ買い物に行くと連れ出された私は、いつもと違う人気の無い通りへ。。。車が止まったのは、タイマッサージのお店。電話嫌いで予約を躊躇していた私の代わりに、夫がこっそり予約を取っていてくれたのだ。
という事で、突然マッサージを受ける事になる私。
60分間、好きなマッサージを選べるのだが、私はフットマッサージを選択。タイで受けた2時間のフットマッサージが思い出される。
が、ここでのマッサージ、さすがドイツ仕様だろうか、ちょっと優雅な雰囲気の中でプライベート感満載で行われた。ちょっと緊張気味の私だったが、言われたように寝転がってマッサージを受ける。マッサージ師はタイの人らしく、タイ語を話していたし(何を隠そう私大学でタイ語履修)、力も強くなかなか気持ちが良い。あっという間にマッサージ終了。
終わると、中国同様、温かいお茶を出され、のんびりする様言われる。オーナーの年齢不詳のおばさんがとてもFriendlyで、久しぶりにアジアの空気を吸った気がする。
迎えに来た夫と息子に、なかなか良かったと話していたら、次の実家訪問の際も、こっそりとマッサージの予約を取ってくれていた夫。今度は1時間半コース。1時間半の全身マッサージをお願いしたが、ぎっくり腰が治りきれていなかった事もあり、ちょっと辛かった。1時間全身マッサージ、30分フットマッサージにすればよかったかなあ。でも、夫の心遣いにもほぐされ、大満足の90分。
これはなかなか悪くないかも、と思っていたら、その数日後にやってきたクリスマスは、再びこのタイマッサージギフト券が義父から。自分では行かないだけに、ちょっとした嬉しいプレゼント。お義父さん、どうもありがとう。
あの田舎町で私が出来る事がひとつ増えました。
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