「私、Adventskranz を作りたいの。」娘の突然の発言。どちらかと言うと、未だにアメリカ式のクリスマスに馴染んでいる私は、これまで真面目にAdventskranzを飾った事が無い。せっかく娘がやる気になっているので、今年はAdventskranzを作ってみる事にした。
まずは、アドヴェント前の週末。森に樅ノ木の枝を探しに行った。霧雨の降る午後。決して森遊び日和ではないが、樅ノ木探していざ森へ。無断に伐採して良いものか、良心が痛む私に対して、夫は問題無いと言う。ここまで来て言い合いか・・・都合よく、暫くすると、落雷か何かだろうか、倒れている樅ノ木を発見。そこからいくつか枝を頂戴致しました。
クランツの作り方は色々あるが、伝統的なリース型の他に、大きなプレートに蝋燭を4本並べ、周りを樅ノ木等で飾り付ける、という方法もある。実は後者でいこうかと思っていたところ、どこからか郵便物到着。クランツ・リースの土台部分。夫が既にオーダーしていたのだった。という事で、ここからは夫に主導権を譲る事にした。
しかし。肝心の夫は、不在。戻ったのは第一アドヴェントの日。なので、一応前日までに、簡単バージョンを2点作成しておいた。うん、悪くないぞ。
そして、アドヴェントの日、夫は早速子供達と製作にかかる。土台に樅ノ木を枝を刺して、ワイヤーで固定。蝋燭をたてて固定。飾りをつけて、はい、出来上がり!!
非常にシンプルだが、いい感じ。早速一つ目の蝋燭に火をともす。4本の蠟燭にはそれぞれ意味があり、一本目は「希望」。息子の名前にも使った文字。色々な意味で少し感傷的になるアドヴェント期間。子供達の笑い声が心を温かくしてくれる。