2011年4月29日金曜日

第4回 助産師(Hebamme)訪問

4回目の助産師訪問の日。生後15日目。
訪問は5回だと思っていたが、今日が最後の訪問だという。電話カウンセリングも1回に数えられたのだろうか。ともあれ、そういう事で、最終日。

到着するなり、今日はお風呂に入れようと思うが、と言われる。
へその緒が取れるまではお風呂に入れない、と聞いていたが、さすがにもう10日もお風呂に入れてないし、今日が訪問最後なので、お風呂に入れてみた方がいいだろうとの事。勿論、私に異論は無い。沐浴は毎日、と教わる国、日本から来た私ですから。

早速ベビーバスを準備。
お風呂よりもキッチンの方が勝手が良い、との事で、タブを置いてお湯を満たす。
隣には、オムツ換えのマットとタオルを準備。

入浴前に、先ず体重測定。
今回はオムツ付で計り、後からオムツの重さを計って差し引く方法で。
3日前から200g 増の、3600g! 頑張りましたね~!

入浴は病院で1度指導を受けたものの、11日も経っていればやっぱり忘れるもの。
赤ちゃんの持ち方、お湯へのつけ方、洗い方を教わる。この子、やっぱり日本人、お風呂で生まれてきた子だわ。お湯の中でとっても気持ち良さそうにしている。
体をタオルで拭いたら、オムツを履かせて、全身にアーモンドオイルを塗りながら、マッサージ。うつ伏せにもしてマッサージ。この子、マッサージも好きみたい。頭もブラシでマッサージ。これもお気にめされた模様。

入浴後のへその緒は、何ときれいな紫色をしていた。

お風呂が終わると、授乳したばかりだったのに、またしても空腹になったらしい。

この日で、助産師の訪問は終了。
大変と思える時期だけど、子供は本当にすぐに大きくなるから、今の時間を沢山楽しんで、とアドバイス。もっと沢山抱っこして、沢山話しかけてあげなきゃね。

2011年4月26日火曜日

第3回 助産師(Hebamme)訪問

4日振りの助産師訪問。生後12日。
やはり体重がどれだけ増えたか、気になるところ。
今日は3400g、4日間で200g増。1日50gのペース。先日の電話での相談時に、搾乳での補乳はもう止めて良い、と言われていたので不安だったが、順調!きっと母乳の出も良くなってきたのだろう。確かに、色が薄い白から濃い白に変わってきた感がある。

顔に若干湿疹の様なものが出来てきた。よくある事で気にしなくて良い、との事。
呼吸がかなり荒いこの子。でもこれも普通の事、らしい。
いくつか質問をしたが、どれも問題は無く、新生児には良くある事、との事で、いたって健康によく育っている、との言葉を頂いた。

へその緒は相変わらず取れず。即ち、お風呂も未だ。
顔の湿疹は、お風呂が必要!のサインだと思うんだけどなあ。

よくおっぱいを飲んでくれるのはいいのだが、そのせいもあって、乳首が痛い。自己流でバセリンを塗っていたが、試供品のクリームをくれた。使ってみて良かったら、薬局で買ってくると良い、との事。確かに痛みが和らぐ様な、でも気休めの様な。。。微妙。
でも、痛みがひどくなりすぎて授乳出来なくなったら大変だから、結局薬局で購入してきました。チューブ入りで11CHF。

次回の訪問は3日後。

2011年4月22日金曜日

第2回 助産師(Hebamme)訪問

2度目の助産師訪問は、2日後の朝。

今日の注目も、やはり体重測定
結果、2日前から80g増の3200g。1日40g増、理想的という事で一安心。

昨日から始めた搾乳、授乳の後ではせいぜい10ml 取れるか否か、なのだが、これを今日からは授乳の後に哺乳瓶で飲ませる事にした。

肌が乾燥しているように剥けてきているのは、新生児の肌が入れ替わるもので、乾燥によるものではない故、心配は要らないとの事だが、アーモンドオイルを塗る事を勧められる。持っている、と思ったら、私が持っていたのはアーモンドオイルクリームだった。。
ので、早速パートナーに買って来てもらった。小瓶に入っていて7.6CHF。


まだへその緒が取れないこの子。
へその緒が取れるまで、入浴は控えるように、との事。早く取れるといいね。

この日、助産師は尾骶骨の辺りと股関節の痛みがひどい私の為に、『Kirschkernkissen』なるものを持って来てくれた。訳してさくらんぼの種枕。その名の通り、さくらんぼの種が詰まった小型のクッションで、これを100度のオーブン、又は電子レンジで温めて使用するもの。湯たんぽでも良いか?と聞いたところ、湯たんぽよりも保温効果がある、との事で、こちらを勧められた。
時間が出来たら、産後体操のコース等も受講する事を勧められる。

Easter休暇中なので、途中で電話で様子を確認する事にして、次の訪問は4日後。

2011年4月21日木曜日

お七夜・命名式

退院直後から、パートナーの親友が10ヶ月の子連れでドイツからはるばる泊まりにやって来た。そんなわけでバタバタしていたが、この日は生後7日目、お七夜だ。
子供が生まれたら、こうした日本の風習は大事にしたい、と思っていた。初のイベントとなるお七夜。昔は現在と異なり出産のトラブルが何かと多く、生後間もなく赤ちゃんがこの世を去る事も少なくなかった。そんな時代、7日目を迎える事が出来た赤ちゃんは、これから無事に育つ可能性が高いという事で、7日目の夜に命名し、誕生をアナウンスし、お祝いをした。

正式な方法は、準備も含めて無理があったので、出来る事だけ行う事に。
先ず最も重要なのは、名前を決める事。
スイスでは誕生前に名前を決めておく為、勿論この子の名前も決まっていたのだが、問題は漢字。日本でもドイツでもスイスでもアメリカでも通じる名前を、と思って決めた名前には、まだ漢字が無かった。出生届を出すまで、即ち3ヶ月以内に決めれば届出に問題は無い。が、どうしてもお七夜に命名書を書きたかった。

友人達がいるというのに、この日は申し訳無いが、そっちのけで名前の最終選考に入る。既に何度も候補を検討していたから、大体の考えはまとまっていたのだけど、意味・画数共にしっくりくるものは無く、どれを妥協するか、なかなか決めかねていた。
こんな時、パートナーが日本人だったら、相談も出来るのにな、と思う。
途中興味を示した友人が、ご意見番となったが、彼女の選び方は、『こっちの方がかっこいい』という、絵を見て評価する様な彼女の感性での選び方なので、申し訳ないがあまり参考にさせて欲しくない。

どのくらい迷ったか、わからないが、候補となった名前をいくつか、半紙に書いてみる。
書いて、見るうちに、どれかしっくりくるものがあるかもしれない。

そしてやっと、私の考えがまとまった。
結局最初に意味を重視して考えた漢字に。

お七夜のお祝い、日本なら家族がちゃんと祝ってくれるのだろうけど、この地では私のみが日本の風習を伝えられる家族なのだ。今夜はBBQ、と相成り、庭で肉を焼く彼と友人達。私はどうしても尾頭付きの魚が欲しかった。本当はお赤飯でも炊きたかったのだけど、一日出歩いた上に体調も完全ではない私には、ちょっとハードルが高かった。別に今日でなくても、という彼らの声に少し腹を立てながらも、子供が寝入った隙に、スーパーへ走った。スーパーには頭付きの鮮魚は2種類しかなく、そのうちの一つを購入。BBQグリルに放り込む。ヒレは忘れずにフォイルでガード。

お祝い、と言っても、子はすやすや眠ってしまっているし、彼らの雰囲気はすっかりただのBBQ。一応ポツリポツリと、お七夜とは、を彼らに説明。少しは私の気持ちもわかってもらえただろうか。
本当は子に見せてあげて、一緒に写真をとって、としたかったんだけどね。寝てるのを起こすのがちょっと可哀想だったので、大人だけでのお祝い。私はノンアルコールのシャンパンを頂く。
無事に生まれて、育ってくれてありがとう。

2011年4月20日水曜日

第1回 助産師(Hebamme)訪問

妊娠中に探した助産師(Hebamme)が、何と急にキャンセルとなった。
風邪だというのだから仕方が無いが、なんという事だろう。
イースター休暇と重なっているこの時期、突然の依頼に対応出来る助産師等、探せるのだろうか、と弱気になる私。普段は心配性なのに、私が弱くなっている時にしっかりしてくれるのがパートナー。『大丈夫!』と、例のHomepageで、代わりの助産師を早速探してくれた。

快く引き受けてくれた助産師は、ロシア出身の女性の模様だが、上手な標準ドイツ語を話す。英語も可らしい。

夕方にやって来た彼女。まずはリビングに座り、話をする。
体調や、妊娠中・出産・産後の事等をいくつか質問される。同時に病院から渡された、私の出産記録を渡す。今後気をつけること等、産後の過ごし方、育児についてのアドバイスも受ける。
この助産師訪問のシステムは、スイスの場合義務保険で10日間支払われる。病院で5日だったので、退院後5日、という事になる。

持ち運びの可能な軽量秤にて、体重測定。
3150g、退院時から90g増。粉ミルク無しで、何とか体重が増加し始めた!
暫く授乳の後に搾乳し、授乳後に追加で飲ませる、という事を行う様指導される。病院では、搾乳は、母乳をもっと作り出してしまうのでしない方が良い、と言われたが、この助産師は母乳の出が良くなれば赤ちゃんが飲む量も増えるから、と搾乳を推奨。
沐浴については、へその緒が取れるまでは控えた方が良い、との事。
肌のかさつきについては、アーモンドオイルを塗る様に、と言われる。アーモンドオイルは、病院でも爪に塗って6週間は爪切り無しで爪のお手入れをする様言われたが、後で調べてみると、肌の潤いだけではなく、炎症を抑える効能等もあるらしい。

次の訪問は2日後。質問がある時はいつでもTEL、Mail で対応してくれるし、緊急事態が起きたら駆けつけてくれるとの事。とりあえず、順調に体重が増えるかが、今のもっぱらの懸念。

2011年4月19日火曜日

入院生活 (Wochenbett )

出産後の入院生活の事を、ドイツ語でWochenbett と言う。
義務保険の場合、最高5日間迄入院費用がカバーされる。(帝王切開10日)
早く退院したい場合は、産後の指導をする助産師が家にアレンジされている事を条件に当日でも退院が可能。これから何が起きるか分からない私は、出来るだけ長く滞在したい、と希望を出した。
UniSpitalでは、赤ちゃんは母親と24時間同室。赤ちゃんのベッド(カート)が母親のベッドの隣に置かれ、いつでも対応出来る様になっている。
また、入院部屋の隣にお世話部屋があり、 オムツの交換、沐浴、搾乳、赤ちゃんの検査等はこの部屋で行われる。
母親用のシャワーは24時間いつでもOK。ここは浴槽は無かった上に、ちょっと汚かった。。。赤ちゃんの世話でそれどころじゃないのかな、皆さん。

朝から夜まで1日がかりの出産で、病室に移動したのは夜10時過ぎ。
3人部屋を覚悟していたところ、通された部屋は2人部屋。しかも誰もおらず個室のようなもの!これはラッキーだった。お陰でゆっくりとパートナーと3人で少し時間を過ごす事が出来た。病院には4泊したが、2泊半は1人で、3泊目の明け方にお隣さんがやって来た。
病室からは、Zurich湖が見え、なかなかの良い眺め。


初日、彼が帰った後は赤ちゃんと2人きり。
疲れているはずがなかなか寝付けない私。赤ちゃんはすやすやと寝ている。
夜中に助産師がやってきて、おむつ交換の為隣接のお世話部屋に連れて行った。
戻ってきた後、授乳するよう言われる。片方15分ずつ計30分。本能で吸付くと言われているが、この子は自分でおっぱいを探す事が出来ない様子。でもようやく吸い出すことが出来た。すぐ眠ってしまう為に、30分吸わせるノルマを果たすのに相当時間がかかった。おっぱいを飲む他は、大人しく眠り続ける赤ちゃん。彼にも出産は大変だったんだろうね。お疲れ様。

授乳は3時間毎に行う様言われる。真面目な私は、きっちり3時間置き授乳。時間になると助産師が起こしに来るが、私が既に授乳しているのを見ると、とても良くやっているね、と褒めてくれた。単純な私は、褒められると益々やる気が出てしまう。

入院中の食事は、以前とほぼ同じメニュー。ただ、赤ちゃんの世話で、時間通りに食事が取れない事がある為、食事時間は非常に長くとられていた。
朝食は廊下に設置されたBuffetから7:30-9:30の間に自由に取って食べる。
好きなだけ食べれるという事もあって、私には嬉しかった。パンとチーズの種類も多かったし、ミルクもお変わり自由。
昼と夜のメニューは、切迫早産入院の時よりも選択肢が1メニュー少なかったが、ほぼ同じラインナップ。


入院中は、色々とお世話の仕方を指導されるかと思いきや、最低限以外はそのまま放置される。勿論、質問があればどんどん聞いて答えてもらえるが、人手が足りないのか、呼んでも後回しにされる事が多かった。切迫早産入院の時は、非常にきめ細かな対応だったが、ここはちょっと異なった様だ。土曜日にお願いした薬の件が、きちんと次のスタッフに伝わっておらず、結局連日訴え続けたのに薬を手にしたのは退院時だった、という事も。。。4泊で教わった事:
  • 沐浴の仕方
  • 授乳の仕方(Sleepy Babyの起こし方等。。。)
  • 粉ミルクの与え方
  • 洋服の着せ方・脱がせ方
  • オムツの替え方
ちなみに、抱っこ紐の使い方を尋ねたところ、間違った使い方を説明された事が後から判明。。。危ない、危ない。

医師の回診は一応毎日行われるが、特に問題が無いので短時間で終了。
月曜には院長の回診があり、懐かしいHerr Dr. Zimmerman の顔を拝見しました。
最初の数日間は、子宮の戻りをチェックする為、助産師が1日に1-2度確認に。
また、体温・血圧も測定するのだが、何故か忘れられる私。。。
最初のお小水、便についても確認される。便秘がちの私は、ここでも白い薬を飲む羽目に。。。

面会時間は午後1時から8時迄。

1人の時は、 なかなか快適に思えた入院生活も、同居人次第で天国にも地獄にも早代わり。この同居人は、私に早く家に帰りたい、と思わせてくれた。。。
赤ちゃんが泣くのは仕方が無い。でも、母親、無視して眠り続けないでよ!!更に母親、いびきが煩い!!!そして、とどめ、訪問者多すぎ!!!!トルコ人だったが、子供から年寄りまで10人以上がわあ~っと押し寄せ、騒ぎ立てるわ、子供は授乳中の私のベッドにやって来たりと、たまったもんじゃなかった。

比較的、国籍・人種の同じ人達を同室にするとの事だけど、私達の場合は、適当だったね、明らかに。


切迫早産入院では、素晴らしいと感じたこの病院。
出産に関しては満足だったが、Wochenbettについての評価は並、といったところでしょうか。

2011年4月15日金曜日

出産 ⑥ - 水中出産を終えて

赤ちゃんは、一足先にお風呂からあがった。
体を拭いてもらい、その後パートナーが抱きかかえていた様だった。

私はゆっくりと、お風呂から上がるよう誘導され、ゆっくりと湯船から上がる。
血がしたたるのを気にしながら、ベッドへ移動。

ベッドに横になる。
胎盤が出てくるのを待つのだろう、と思ったが、赤ちゃんが生まれる時の様にいきんで、と言われる。力が入らないまでもいきむふりをしてみたところ、どうやら胎盤が出てきたらしい。その感覚は全くなかったのだけど。
胎盤は、研究の為に寄付する事にしていた為、颯爽と胎盤の処理を行う医療チーム。
処理される前に、是非とも見たい、写真に収めたい私。
嫌がるパートナーにお願いして、胎盤の写真もおさめてもらった。
助産師は、胎盤を近くにもってきてくれて、どの部分がどういう機能で、といった事を説明してくれる。確かに美しいものでは無い。これを食べたという昔の人は、大したものである。ちなみに、後からもらった書類によると、胎盤の重さは560g だった。

赤ちゃんが私の胸に再び置かれる。
『母乳希望ですか?』の問いに答えると、乳首を含ませるよう言われる。
飲んでいるのか、出ているのか、全く検討はつかないが、それでも赤ちゃんは何となく初の母乳を飲んでいる様子だった。よく聞く、反射本能、吸い付きはあまりこの子には見られなかったが、大人しいというのは、リラックスしたお産だった証拠。

一息ついたところで、赤ちゃんは身体検査へ。
私も会陰部の確認、処置が行われる。

驚いた事に、恐れていた会陰部の破損・切開は無かったという。
かすり傷程度の傷が付いたので、少し痛むかもしれないが、縫合の必要は無い、との事。会陰部マッサージ、殆ど出来なかったのだが、お風呂でじわじわ温まったのが良かったのだろうか。一つ産後の問題・心配事が消えた。

赤ちゃんは、身長・体重を測定され、ビタミン剤(ビタミンK)を投与される。
心拍数等も確認され、病院の乳児服に着替えて、再び私達の元にやって来た。
医師達は挨拶をして退出、助産師の一人はたぶんついていた様子だったが、家族3人での時間を過ごす。

赤ちゃんは大人しく、ただ私の胸の上に横たわっている。
ここで、お祝いのシャンパンを開ける予定だったが、生憎ボトルは車の中。。。まあ、後日でもいいか。
何か食事を、という事で、病院食を頂く。温かい食べ物、という事でお昼のメニューの残りだったが、今日始めての食事をとる。パスタにサラダ、スープ。

赤ちゃんは、その後、助産師による記念撮影。好きな1枚を選ぶと、それは病院のBaby Gallery にUploadされ、また病院から誕生おめでとうのカードとなってプレゼントされた。
あとから思ったが、どうせなら、撮った写真全部もらえば良かったなあ。。。

出産から約2時間半。
トイレに行った後、部屋に併設されているシャワーを浴びる。
トイレは傷にしみるかもしれないとの事で、お湯をかけながら用を足す事を勧められる。確かに痛かった。切り傷がしみている感じ。
その後シャワーを浴びる。結構血がついていたのを、丁寧に落とす。が、どんどん血液は流れてくるので、きりが無い。髪も洗いたかったが、体力を考えて髪は明日にしたほうが、と助産師。
シャワーを終えると、用意されていた使い捨てショーツと巨大産褥パッドを使用、出血が心配だったので、自分の服ではなく、病院着を借りて着用。

すっきりしたところで、助産師の2人と一緒に写真を撮り、その後車椅子にて病室に移動。夜10時を回っていた。