2011年4月20日水曜日

第1回 助産師(Hebamme)訪問

妊娠中に探した助産師(Hebamme)が、何と急にキャンセルとなった。
風邪だというのだから仕方が無いが、なんという事だろう。
イースター休暇と重なっているこの時期、突然の依頼に対応出来る助産師等、探せるのだろうか、と弱気になる私。普段は心配性なのに、私が弱くなっている時にしっかりしてくれるのがパートナー。『大丈夫!』と、例のHomepageで、代わりの助産師を早速探してくれた。

快く引き受けてくれた助産師は、ロシア出身の女性の模様だが、上手な標準ドイツ語を話す。英語も可らしい。

夕方にやって来た彼女。まずはリビングに座り、話をする。
体調や、妊娠中・出産・産後の事等をいくつか質問される。同時に病院から渡された、私の出産記録を渡す。今後気をつけること等、産後の過ごし方、育児についてのアドバイスも受ける。
この助産師訪問のシステムは、スイスの場合義務保険で10日間支払われる。病院で5日だったので、退院後5日、という事になる。

持ち運びの可能な軽量秤にて、体重測定。
3150g、退院時から90g増。粉ミルク無しで、何とか体重が増加し始めた!
暫く授乳の後に搾乳し、授乳後に追加で飲ませる、という事を行う様指導される。病院では、搾乳は、母乳をもっと作り出してしまうのでしない方が良い、と言われたが、この助産師は母乳の出が良くなれば赤ちゃんが飲む量も増えるから、と搾乳を推奨。
沐浴については、へその緒が取れるまでは控えた方が良い、との事。
肌のかさつきについては、アーモンドオイルを塗る様に、と言われる。アーモンドオイルは、病院でも爪に塗って6週間は爪切り無しで爪のお手入れをする様言われたが、後で調べてみると、肌の潤いだけではなく、炎症を抑える効能等もあるらしい。

次の訪問は2日後。質問がある時はいつでもTEL、Mail で対応してくれるし、緊急事態が起きたら駆けつけてくれるとの事。とりあえず、順調に体重が増えるかが、今のもっぱらの懸念。

3 件のコメント:

  1. 出産病院の見学についてのコメントの返答有難うございました。とっても出産の参考になっています。ありがとうございます。
    スイスの健康保険で助産師(Hebamme)による授乳指導 3回迄 はカバーされるとありましたが、ここで記載されている義務保険とは別物なのでしょうか?私の保険会社の冊子は2ページぐらいの簡易なもので、電話できかないと内容がわからないのです。。。すみません。お時間ありますとき教えてください。

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  2. お役に立てて嬉しく思います。
    保険ですが、義務保険で、出産後5回のHebamme訪問、及び3回の授乳指導がカバーされます。出産後のHebamme訪問の際にも、勿論授乳について質問も出来ますので、その5回を使い切った後に授乳について相談がある場合に授乳相談(Stillberatung)を利用すると、ベネフィットを最大に活用できると思います。Hebammeは同じ人でも別の人でも構いません。
    ちなみに私はその後授乳の問題は今のところ無いので、未だStillberatungは利用していません。

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  3. お忙しい中、コメントの返信有難うございましたー。

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