2011年4月14日木曜日

第9回 妊婦検診 (40週+3)

前回の検診から、1週間経ってしまった。
今日までに生まれていなかったら、出産病院で予約を取り、今後の相談をする事になっていた。今後の相談とは、誘発分娩、という事である。誘発は避けたい。が、子の健康を一番に考えた選択がやはり最重要。

昨日はかなり頻繁に陣痛があった。前日のシナモンと生姜、昨日の生姜とカレーが効いたのだろうか?夕方には10分間隔が1時間程続き、もしかしてこのまま始まるかも?という期待と不安に包まれたものの、夜にはすっかり治まってしまった。
その他のサインは、午前中に数度の軽い下痢。

地元の医者での診察はいずれにしても今回が最後。
いつも通り、尿検査、体重・血圧・ヘモグロビン測定。
それから、CTG (NTS)。予定日を大幅に過ぎると、胎盤能力の低下等により、胎児に栄養が行き渡らないという問題等が出てくる為、胎児の健康状態を見るもの。勿論、陣痛もモニターするのだが、小さな陣痛が何度かあったものの、大きな変化は見られず。未だ予定日超過3日という事で、胎児も元気で問題は無し。

診察室へ。
早速診察台で、超音波。羊水量も十分という事で、胎児の健康にも問題は無い。
内診。子宮口が既に2-3cm開いて頚管も十分柔らかいと言われた1週間前だが、今回は、子宮口の開きは4cm。頭部も骨盤の中にすっかり納まっている。内診で出てきたおりものにはうっすらと血液が混じる。

医師は、大学病院に行き、入院、せめて診察してもらう事を勧める。
一般に、子宮口が4cm 迄開くのには、何時間もの陣痛を体験するのが常。それが、殆ど痛みも無くここまで来てしまったという事は、子宮口全開迄痛みを感じない体質なのかもしれない。となると、気づかずに突然出産になってしまうのが怖いので、そのリスクを避けたい、という説明だ。
既に4cm なので、このまま待っても自然に数日の間に陣痛が来るだろうとも思うが、気づかず突然出産を避ける為に、促進剤の使用を勧める医師。誘発とは全く異なるものだ、というが。。。

とりあえず、医師の提案通り、大学病院に連絡し、診察予約をとる事で合意。
診察室から医師が直接TELをかけてくれ、状況を説明。
電話対応をした助産師は、未だ予定日超過3日であり、子宮口が開いているものの陣痛が無い、という事から、もう少し様子を見たい意向の模様。5分以上話しただろうか、結局診察予約は取らずに、明日の朝8時に再びTELをする、という事になった。

いつもと違って、色々長々と話をしてくれる医師。
出来れば私は自然に生まれるのを待ちたい、と言うと、勿論それでも良いとの事。胎児も羊水も、全て問題なく、素晴らしい妊娠経過との事で、このまま待っても数日の内に生まれるだろう。ただ、医師は、突然の出産のリスクだけが心配、という事。
誘発を危惧していた私には、一安心な話だ。でも、予測してもその通りに行かなかったのがこれまでだから。。。でも、確かに2度目のおしるしの様なものがあったし、昨日の陣痛といい、近くなっている事は確か。

パートナーに、次の数日間いつでも病院に行ける体勢にあるかを聞く医師。問題は無いが、来週水曜から、彼がずっと前から楽しみにしていた親友家族の訪問を控えている事を告げると、医師は出産直後の訪問者は、妊婦にとって苦痛だ、と助言。もっと出産は早まると思ったから、と言い訳はするものの、、、、まあ、その通りなんですが、もうどうしようもないので、様子を見るしかないですね。

とりあえず、作為で出産日を操作する事の心配は無くなったのが、一安心。
切迫早産で散々医学の恩恵を賜ったので、今更作為も何も無い、という声もあるだろうが、出来るだけ、自分の意思と力で出てくるのを、見守ってあげたいと思うのです。

今日は午後から国境近くのドイツの町に買物に行く予定だったが、心配なので、私は家に留まり、彼だけ買物に行く事になった。私は、入院バックの再点検でもするか。

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