ある夏の週末。
寝起きの私が息子を抱いてリビングに上がると、パートナーが嬉しそうに二つの包みを持ってやってきた。綺麗に包装されたそれらの箱は、どうも私へのプレゼントらしい。それぞれにカードがついていて、一つ目には、
「あなたにとても良いと思うものを見つけました。
でも、誕生日まで我慢できませんでした」
そして二つ目には、
「もしも○○月に、良い(プレゼント)案が浮かばなかったとしたら、ごめんね」
早速開けてみると、ひとつはアイスクリーム製造機。
もうひとつは、アイスクリームのレシピ本。
そう、私はアイスクリームが大好きである。
なのに、スイスには、アイスクリーム屋さんが非常に少ない。(まあ、何でもドイツよりは少ないのだが)そこで、このアイスクリーム製造機があれば、いつでも美味しいアイスが食べられる、という事らしい。
早速何か作ってみようと思ったのだが、このアイスクリーム製造機は、使用前に24時間、冷凍庫で冷やしておかねばならないらしい。
しかし、ここは彼の準備のよいところ。既に前日から必要部分をマイナス18度の冷凍庫に入れてあった。(従い、この部分はプレゼントの箱には入っていなかった)
「どのアイスにしようか??」と、まるで私以上に張り切っている彼を見ていると、この人は素直な優しい人だなあ、と改めて思ってしまう。
初の試みは、Blueberry アイスに決定したが、何と、お店にはBlueberryが置いていなかった。そこで私が代わりに選んだものは、桃。お味の方は、、、まあ、上出来。でも、他の人には、桃アイス、何故か不評。。。
そこでリベンジ、次の試みは、私の好きなアイス、という事で、Stracciatella アイス。チョコチップアイス、といったところだろうか。こちらの評価は、非常に高く、彼の弟は早速自分もこのマシーンを購入したいとSpecをまじまじと読んでいた程。このチョコチップアイス、チョコを砕いて入れるのかと思ったら、溶かしたチョコを、製造過程で流していくのだ。ひとつ学んだぞ。
Stracciatellaアイス、美味しかったのだが、ひとつ失敗は、バニラの味付け。本来バニラビーンズを使用するのだが、ちょっとケチって、香料を利用してしまった。やはり隠せない。味がちょっと人口的なのだ。次回はなんとしても、本物のバニラを利用せねば。
夏が再び戻ってきたかの様な天気の良いドイツ(スイスもかな?)。
もう少し、このアイスクリームマシーンの活躍の場がありそう。
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