2011年11月13日日曜日

ダンスの日 = 父と息子の日

2週間の母子旅行から帰ってきた後も数日母子家庭状態が続いた我家。
彼が帰ってきたのは金曜の夜故、土曜日の朝、息子とはちょっと顔を合わせた程度。なのに、強行決行してしまった、初の父と息子二人きりの土曜日。

この日はMigros の学校(Klubschule)が主催する、年に1度きりのダンスレッスンの無料開放日だった。去年のこの日、妊娠安定期でなかった事および日本へ帰国していた事から、参加できず、来年こそは!とこの日を待っていたのだから、夫と息子にはちょっと厳しいかと思ったが、預けて出かける事にした。

思えば、息子が生まれて独りで出歩くのは初めてである。
当然、夫にとっても息子を独りで見るのは初めてという事だ。
このダンスレッスンは午前11時開始の為、私は10時には家を出た。夜中の12時迄のイベントなのだが、6時迄7つのレッスンを取って、7時に帰宅するつもりだった。

出かける前に、搾乳しておいた母乳を80mlと60mlのふたつを解凍させ、冷蔵庫にはコールラビとお粥の離乳食を用意。念の為、本当に行っても大丈夫かを問うと、『7時8時と言わず、深夜までいても大丈夫だよ』と余裕の返答。心配ながらも張り切ってでかけさせてもらった。

Migrosのダンス教室はOerlikonの駅からすぐの所にある。
一応Webで登録をしていったが、そんなのは必要なかった様だった。
7つのダンススタジオ・ホールで、50分のレッスンが7回、即ち49つのレッスンがあり、その後はPerformance、更に最後はDance Partyと続く。ラウンジでは豪華景品の当たるダーツゲーム等も。
私はStreetdance/Hip Hop を3回、Salsaを2回、Reggaetonを1回の計6レッスンを受講。50分といいながらも多くは1時間近く行なわれた為、休憩の時間も無ければお昼ご飯の時間も無い。しかも、Pairで踊るSalsaを除いてはかなりきつかった。過去に4-5時間続けて踊り続けていた私、当時はそれだけ鍛えられていたという事なのだなあ。

Hip Hopでは、若いのは小学生からとかなり年齢層は低く、私より年上と見られるのはせいぜい1-2人といったところだった。 が、昔取った杵柄。レッスンの最後に何人か選ばれて皆の前で踊ったのだが、もれなく私も選ばれた。更に廊下を歩いていたら、『あなたさっきのダンスとても上手だったわ』とのコメント迄頂いた。

5回のレッスンが終わる頃には、脚が実はガクガクしてきた。ようやくこの日初めてのご飯(ぶどうパン1個)を食べる。そして携帯をCheckすると、、、、夫からMessageが。
『息子の調子が良くない。泣いてばかりいる。6時迄に帰ってくれたらありがたい』
この時点で4時前。次のクラスはReggaeton。どうしようか迷ったが、一応6時迄と言っているし、とReggaetonも受講する事にした。ただ、この時点で、最後のShakira-Dance(って何だ?)は諦める事に。

Reggaetonは初めてだったのだが、Lady Style Salsaの講師がReggaetonも担当すると聞き、どんなダンスか聞いてみたところ、Hip Hopの一種の様な事を言っていた。が、実際に受けてみると、Hip Hopの雰囲気は殆ど無し。悪くは無いのだが、既に脚がガクガクで、息子が気になる私には最後迄受講する程魅力があるものではなく、結局30分受けて、授業を抜け出した。

着替える間も惜しかったので、そのままT-shirt姿で電車に乗り込む。
急いで帰ったものの、家に着いたのは5時20分。
心配していたものの、息子は夫の膝の上で泣かずにTVを見ていた。何でTV見せるの?という文句はこの際言わずに我慢。私を見た息子は、保育園に迎えにきた私を見るように、泣き出した。
一方夫はかなり不機嫌。やっぱり大変だったよね、そうだよね。

そんな事で、夫から息子を引き取ると、笑顔になった息子。
一方で夫の不機嫌は治らず。。。
でも、暫く経って、タイミングこそ悪かったが、こうした父と息子の時間をもっと作るべきだ、とのコメント。そうか、やってくれる気になったか。
早速、来週から始まるダンスのレッスン、とってみようかなあ。
久々に思いっきり汗を流して、とっても気分が良かったこの日。でも、帰宅の電車の中で、既に脚が筋肉痛に。翌朝起きたら全身筋肉痛で、動くのが辛い。ダンスって、いい全身運動なんだなあ。

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