2012年5月28日月曜日

Kinderzoo in Rapperswil (子供動物園)

動物園好きは夫の筈なのだが、何故かこのところ動物園に縁のある私。
3連休のスイス、しかし夫はドイツ人らしからぬ、休日でも仕事・論文書きに忙しく、我々母子は夫に自分時間を確保すべく、連日外出。でも、スイスは週末は家族の時間を大切にする人が多く、一緒に遊んでくれる友人はあまりいない。
が、いました、親切な友人!Rapperswil の子供動物園に行くので、一緒にどうですか、と言って下さった。申し訳ないと思いながらも、ご厚意に甘えてJoin させて頂く事に。

我が家からは車で行くのが一番早いのだが、息子と二人きり、30分以上の昼間のドライブは少しストレス。よって、少し遠回りかつ時間がかかるのだが、電車で行く事に。それでも1時間ちょっとなので、東京で移動する事を考えたら、可愛いものだ。

このRapperswil の子供動物園、小規模ながら、動物と触れ合える、という事で子供連れの家族に人気の動物園。何となく、Zurichの動物園の規模を想像していたのだが、先日の地元の町の公立屋外プールの方が断然広い。それでも、小動物好きな息子には十分楽しめる広さ・動物の顔揃え。
連休中日ともあって、かなりの混雑度。チケットブースには長蛇の列。それでも東京の混雑に慣れた我々には何てことはないのだが。

まずRapperswil の駅から歩いて来て見えたのが、キリン!!!さすが背の高いキリンだ。動物園の外からでも見る事が出来る。息子はキリンのおもちゃを気に入って、良く引っ 張りながら家中を歩いている。そんな事もあって、本物のキリンを一度見せてあげたかったのだが、今回同じキリンだという事に気づいただろうか?
入場と同時に向かったのは、アシカのショー。殆ど空席が無かったが、最前列の端っこに空席を発見。TVでさえ集中して見る事の無い息子だから、どうなるかな、と思ったが、ショーの間中、ずっと大人しく観覧、時々拍手をしたり爆笑したりのシーンも。アシカもそうだが、ものすごい人数の観客にびっくりしていた感もあり。

その後ゆっくりと園内を歩く(歩かせる)。本当に小さな動物園で、あっという間に一周出来てしまう。息子は動物園に来たというのに、公園に夢中。更には鴨さんに夢中。。。え、、、これじゃあRapperswilの動物園じゃなくても良かったんじゃないの?なんて声もあったが、触れるヤギのコーナーでは、眠い筈なのにはしゃいで見ていたし、象にしてもらくだにしても、Zurichの動物園よりも近くから見えるのがよかったかもしれない。何より、自由気ままに歩かせても安全なのが良い。

通常の昼寝の時間を3時間もオーバーしながら頑張っていた息子、帰りの電車の中でやっとお昼寝。お友達とも一緒で、楽しかったのだろうね。遥々連れて行った甲斐がありました。
一緒にと誘って下さった友人ご家族にも感謝の1日でした。

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Rapperswil Knies Kinderzoo
Oberseestrasse, CH-8640 Rapperswil
春から秋迄連日Open
入場料 大人14CHF


2012年5月26日土曜日

屋外プールデビュー


スイスの各都市には、相当の確立で立派な室内プールがある。我が町も同様で、妊婦の私は運動の為に、と、大分お世話になったものである。その後妊娠後期からは行けなくなってしまっていたが、この夏は息子も1歳を過ぎているので、そろそろ屋外のプールもデビューしていいのでは、と、快晴のこの日、息子をプールに連れて行った。
本当はもう少し早く行きたかったが、遅い昼寝の為、午後4時過ぎの到着。それでもプールの温度計は28度、水温22度を指していた。

週末だったが、土曜日という事もあり、比較的混雑しておらず、特に私の目的地、赤ちゃん用の水遊び場はガラガラ。広い敷地でベビーカーを押して、水遊び場に陣取り。息子を着替えさせる。
水遊び場のすぐ横には、砂場と、小石の砂場、遊具があり、どちらかというと、冷水の苦手な息子は、こちらの砂場遊びに目がない様子。また近くに飲食類が売っている簡易カフェもある。
更に言うなれば、大きなプールには飛び込み台も滑り台もある。敷地には、ビーチバレーコート、バスケットボールコート、ミニサッカーコートもある。ビーチチェアも無料貸し出し。大きな浮き輪等も。
とにかく、充実度と清潔度、かなりレベル高し。ここなら、終日いても飽きないかもしれない。

と言うのは、もちろん水遊びの好きな子供についてであって、我が息子は別に近くの無料の公園でも同じかも??!!という感じ。そう、ここは当然ながら無料ではなく、大人1回6CHF。4ヶ月パスが80CHF、年間パスが190CHFなので、これで連日通ってもかなりお得。ちなみに息子は6歳以下なので無料。

わずか2時間程しかいなかったが、ちょっとした時間のある天気の良い日には、ここは有難い遊び場となりそう。願わくば、競泳選手の私の血を継いで、息子がプール好きになってくれれば、更に有難いのであるが。

2012年5月24日木曜日

ZUMBA

流行のピークは過ぎてしまったかもしれないが、ZUMBA をやっと試してみた。
ZUMBAとは、ラテン系の音楽に合わせて、ダンスを基本としたステップのエアロビクスプログラム。ラテンもダンスも大好きな私にぴったりではないか!と思いつつも、ZUMBAの存在を知ったのは、既に身重になった後。

暫く通っていた託児所のあるジムでも、ZUMBAのクラスがあって、かなりの人気だったが、今回体験したのはそこではなく、Zurichにある、とあるSalsa Clubで開催されているもの。全4回クラスで80CHF なのだが、たまたまディスカウントがあり、試してみる事にしたのだ。

ちょっと寂れたクラブで、建物の中で迷う迷う。。。
人に聞きながらやっとたどり着いたクラブ。時間直前にインストラクター登場。
この日の受講者は10人程。
約1時間のクラスは、部屋が蒸し暑かった事もあるが、かなりいい汗をかく事が出来た。ラテンの音楽で、ノリがいいのだが、かなりセクシーな動きもあったりで、ちょっと私には苦手な動きだったりする。 ダンスに近いかと思ったが、どちらかと言えばフィットネス系。一応ダンスと各種スポーツで鍛えた経歴のあるわたくし、かなり良い感じでついて行く事が出来ました。

終了後、気さくに話しかけてきた女性と少しお喋り。息子の世話人がいないと、休みが多くなっちゃうから、、、という話をすると、インストラクターは融通を利かせてくれる人だから、相談してみたら?と。翌週は夫が出張で不在の為、欠席せざるを得ないと諦めていたが、駄目元で話をする事に。
すると、まずは、『息子さんも連れてきていいわよ!』とのありがたいお言葉。未だ13ヶ月である事を話すと、少しああだこうだと話した後に、4週間以内に4回が鉄則なので、もしもほかの曜日に来れるなら、と、ある週に2回参加する事のOKをもらった。何事も相談してみるものだ。

という事で、僅か4回のコースだが、あと3回、良い汗かくぞ!

2012年5月22日火曜日

Seerenbach-Wasserfall へハイキング

崩れだした天気のこの週、唯一快晴の予報が出ていた祝日。
そうとなれば、我が家の予定はずばりハイキング!
行き先は、Seerenbach Wasserfall (Seerenbach滝)への、Walsensee (バルゼン湖)沿いの非常に緩やかな易しいコース。ここも我が家から比較的近い。

朝は冷え込むだろうという事で遅めの朝食後に出発した我々。(正直な話、夫は朝が苦手だから。。。私と息子は6時起床だったのにね)Walsensee に到着すると意外にも多くのハイカーが。それもその筈、このSeerenbach Wasserfall、スイスで一番高い滝、らしいのだ。
更に、このWalsensee、エメラルドでとても綺麗。背景に浮かび上がる雪を被った山々も美しい。久し振りに景観を楽しみながら歩くハイキングコースだった。が、コースはほとんど車も通るアスファルト舗装の道路で、かなりハードコアなハイキングをこなしていた私としては、少し物足りない感が。これじゃ、散歩、だよね。。。
そんな事もあり、息子を歩かせる事もままならず、片道4.5kmを歩く。
途中BBQ エリアに立ち寄り、軽く遊ばせながらランチ。
そして再び目的地へ
向かう。





途中レストランを通り過ぎたが、そこには孔雀や鶏等、息子の関心をひく小動物が沢山。もっと時間が許せば、食事をしながらのんびり遊ばせたかったのだが、残念。

滝が見えてきた。
これだけ高峰を抱えるスイスなのだが、その滝の迫力は、手厳しいかもしれないが、普通だった。Yosemite の滝や、ナイアガラ、イグアス 等が評価の基準になってしまっている私だから、しょうがないか。でも、少し汗ばんだ顔に振り注ぐ滝の水のスプレーは、気持ちの良いものだった。
息子は近くで見る初めての滝。音には驚いていなかったが、シャワーが嫌いな息子、この滝のはね水がお気に召さなかった模様。
滝から少し離れ、滝の見える草原で息子を遊ばせながら食事。まだまだ遊びたそうだったが、帰路につく。このコースはループではないので、同じ道を戻るのだが、景色が良い為、それも苦にならず。帰りはかなり駆け足で戻り、車に到着す頃に、息子は夢の中へ。

本当はその後、Wessenの街で食事をして帰りたかったのだが、祝日の晴天の日、開いているレストランは何処も人でいっぱい。息子をのびのび遊ばせることが出来無そうなので、予定変更。
早々に帰宅し、庭で早めのディナー。息子も外での食事を楽しんだ後は庭で楽しそうに独り遊び。こうした時間がとても贅沢。素敵な祝日となりました。

2012年5月18日金曜日

ファル ブルトン (Far Burton)

久し振りに新作お菓子を焼いてみた。
実は息子の誕生日の際、参加しているSpielgruppeで誕生会ではないが、ケーキを焼いておめでとう!のお祝いをするのが慣わしだったらしいのだが、私はそんな事知らず。。。何気にもう1ヶ月近く経っているのだが、やっぱりやったら?という声もあり、今更なのだが、ケーキを焼く事にした。
が、実は最近あまりケーキを焼いていない。
何度も焼いて失敗無し!の自信ありケーキは、持ち運びには適さなかったり、手間がかかりすぎたり、という事で、何かないか探してみた。そして念のため予行演習。

予行演習1作目は子供を意識して、野菜入りのケーキにしてみたのだが、、、甘すぎた。更にちょっと特別感が無い。
そこで2作目に焼いてみたのが、ファル・ブルトン。材料はとてもシンプルで、プリンともカスタードとも言える感じのするお菓子。泡立て不要なので、息子が寝静まった後でも、起きた直後でも、ささっと作れてしまうのが、子供のいる人にお勧めのレシピとも言える。お勧め度、かなり高いです。

 焼き上がりはふんわりとスフレの様。
 しばらく経つと、しぼんでタルトの様な感じの見た目に。
焼きたてを食べると美味しいとの事なのだが、私は個人的には冷蔵庫で冷やして食べる方が、味・食感共に好き。

サワーチェリー入りと黄桃入りの2種類を焼いてみた。私はチェリー入りがお気に入り。でも、桃入り絶賛の声もあったので、好みで好きな果物を入れて色々試すのも面白いかも。

2012年5月16日水曜日

13ヶ月の予防接種

1年検診で基本の予防接種を受けた息子。これで、次の予防接種は1年半検診迄無い筈だったのだが、医師から追加の予防接種を提案された。
Meningokokken、髄膜炎の予防接種である。スイスでは、12ヶ月以降に接種可能となっている。
予防接種の是非の議論はあるが、我々は医師が推奨するものは受けさせよう、という方針。
1年検診でのMMRと同時接種が可能なものだが、担当医の方針で、一度に接種するのは2つまで、と決めているらしく、異議が無い限りは1ヶ月後の13ヶ月で接種すると言われ、今回1ヶ月後の再訪問となった。

予約時間に到着。待ち時間無しで診察室に通される。
さすが小児科、おもちゃが置いてあるので、息子は早速おもちゃへ一目散に!家以外の場所だと目新しいせいか、やっぱり良く遊ぶのだ。
診察室に入ってきた先生に笑顔で挨拶の息子。先生も思わず、抱き上げて一緒に遊んでくれるほど。
予防接種だけかと思いきや、色々と心配事も相談にのってくれ、結局30分程のVisitとなった。

診察後に予防注射。今回は1本だけ。
薬を注入中に泣いたが、その後直ぐに治まり、とても良い子である。先生からご褒美におもちゃをもらう。

次の検診かつ予防接種は1年半。
この1年半の予防接種で、スイスの基本の予防接種は終了する。(正確には、その次の予防接種は6歳 となる)

特記事項:
  • 下痢 → 便秘症の息子が、2日前に下痢をした(らしい)。一応その報告をする。原因は何でもありえるが、1日もせずに治ったなら特に気にしなくて良いとの事。(特に水分多く摂取する必要も無し)
  • 歯磨き →大苦戦中。でも、せめて夕食後に1度は泣かれても無理矢理歯磨きを。砂糖の摂取がほぼゼロなら、1-2日歯磨き出来なくても未だ大丈夫。早めに歯医者訪問をする事を提案される。
  • 歯科保険 → スイスでは、子供に歯科保険をかけたい場合は、3歳になる前に。

2012年5月15日火曜日

今年初の海外(?)旅行に向けて

突然夫が言い出した。
「来月はウィーンで1週間過ごそう!」
数ヶ月前に始まった彼の現在のProjectはウィーン。はい、現在も再び平日母子家庭の我が家。
来月一杯でそのProjectも終了しそうという事で、彼のウィーン滞在中に皆で過ごそう、という事。

そうと決まればまずとりかかるのは、宿の手配と足の手配。
まずは宿。Hotelに滞在するという選択もあるが、息子の食事の事等を考えるとアパートが良い。という事で、短期滞在アパートを探す事に。
早速Internetで検索。色々なサイトがあるが、空室確認が即時出来るサイトは少なく、オーナー(又は管理会社)に問い合わせねばならない。
夫の職場(?)に乗り換え無しで行ける事を条件に、Studioでは無くBedroomが独立している事、湯船がある事、が私の最低条件。
残念ながら、第一希望の宿からは返答が無かったが、一件、空室ありの返事が来た。従いここに決定。

Hotelと異なり、Cancellation Policyが厳しい為、宿の予約に合わせて強行確定。

そこで次は足の手配。
ZurichからViennaへの移動だが、普通に考えたら、飛行機。所要時間1時間15分。しかも夏休み前のこの時期、往復でも100EUR程度と安い!
しかし、、、ここですんなり飛行機にGOを出さないのが私の夫。電車で行く、車で行くの案も浮上。
数日の異論の末、結局飛行機で行く事で合意。(ふう。。。)但し、彼は仕事があるので、私と息子は別のFlightにて。
格安Flight探しはお手の物。即、最安値を確認、予約。

通常ならここでおしまい、となるのだが、そうならないのが我が家。
ウィーンの後は、ドイツによりたい、という。しかも、ドイツはドイツでもFrankfurt近く。だからウィーンの後で「立ち寄る」という風でもなく、「わざわざ」行く距離なのだ。
更に。
その後は夫はミュンヘンへ、私と息子は二人スイスへ帰る、というのだ。
ふう。。。。何もそんな面倒な旅程にしなくてもいいのに。。。何せ、目的地Frankfurt近郊の村には、公共交通機関が無い。従い、レンタカーも必要となる。

気乗りしなかったが、夫の熱い要望により、合意。
ウィーンからFrankfurtへは、当然飛行機でしょう。と、思いきや、なんと電車で行く!と言う。距離は750km。普通に考えたら飛行機でしょう。。。しかも、電車の方が飛行機より高いのに。
結局、渋々電車で行く事に合意。。。
そしてFrankfurtでレンタカーを手配。
最後は、Frankfurtからおのおのの帰りの電車を手配。

こうして我々の約10日間の周遊旅行(?)の手配完了。
さて、どんな旅になりますかね。

2012年5月6日日曜日

子供の日・節句

今年の5月5日は一応息子の初節句。
純粋に考えれば、去年が初節句ではあるのだが、まだ生後間もなかった事もあり、それらしいお祝いをする事が出来なかった。まあ生後21日経ってない場合は翌年に初節句をしてもよい、という事なので、一応今年が初節句、という事にしてみる。

海外にいるからこそ大切にしたい、日本の記念行事。
ところが、、、そんな思いとは裏腹に、何も準備が整わなかった5月5日。。。 去年はお祝いだからと作ってみたちらし寿司も、今年は作ろうと思っていた柏餅や蓬餅も何も作らず。。。唯一は日本語のSpielgruppeで作った新聞紙の兜と折り紙の鯉のぼり。私の両親が1ヶ月程前から、鯉のぼりを贈りたい、と何度も何度も「本当にいらないのか?!」と確認をしていたのだが、そんな大きな鯉のぼり、送ってもらっても飾る場所もなければ締まっておくスペースも無い。私はスーパーで買えるような、子供の手に持てる鯉のぼりが欲しかったのだが、そんな安物は送る気は無い、だそうで。。。

それでも手作りのこれらのアイテムに結構満足していた私。
でも、何となくお祝いらしい雰囲気も無かった為、ふと思い立って作ってみたのが、ちょっと本格的に見える鯉のぼり。
なかなか見事ではないでしょうか?
もともと手は器用だと思っているが、我ながら良くできた。あまり日本の文化・行事に興味の無い夫でさえ、「これは素敵だ」と。
勿論、実はこれ、某ウェブサイトからDownloadして作ったので、誰でも上手に出来るものではあるのだが。

結局やりたかったお祝い事は出来なかったが、久し振りの工作をして、楽しんでしまったのは子供ではなく母。勿論、息子がすくすくと大空に舞う鯉の様に成長しますように、との願いを込めて。
来年息子は2歳。来年こそは、柏餅か蓬餅を作るぞ!