2014年5月8日木曜日

妊娠定期健診 (24週)

3週間弱の休暇から無事戻り、慌ただしく仕事を終えた翌日は定期健診の日。
このところお腹の張りも増しているし、破水だろうか。。。と疑わしいおりものも増えていたので、丁度良いタイミングでの検診だ。朝は普通に息子を保育園に送った足でジムへ。普通に45分間のクラスを終えて、すがすがしい気分で検診へ。

体重はこのところのお腹の出具合が物語る様に、前回から3㎏増。日本でなくてよかった。。。 尿、血液、血圧共に問題無。

問診では出産病院の登録から。前回と同じ大学病院でいいか、と問われる。はい、と答えながらももう一つの候補について意見を聞いたが、医師としては医療の面から、ダントツ別のレベルにある大学病院を進める、との事。夫も気に入っている大学病院への登録をお願いした。

今回は簡単な検診との事だったが、前歴(切迫早産)があるので、念の為に見て見ましょう、という事で診察台へ。まず気になっていた破水か否かを調べると、簡単なテストで破水ではない事が確認できた。一安心。
しかし、経腟からの超音波検査が始まった途端、医師は無言。そのまま超音波画像を見ている。「今日はご主人は?」 の質問が、実は単なる世間話ではなかったのを悟ったのはその数分後。「これから大学病院のNICUに電話します。」と直ぐに連絡を取る医師。それから救急車の手配をさせる。それから超音波の画面を指しながら、「子宮口が開いている。更に羊水の入った胎膜が外に出ている。これから気を付けて内診します。」胎膜羊水が見えるらしい。連絡の取れた救急隊員と話す医師。私には夫に連絡を取る様に言うが、「ご主人に何て言ったらいいのかしら。。。」と独り言。たどたどしく、「直ぐに来れる?」と話している私の電話を奪い取り、医師が夫に話す。「これから救急車で大学病院に緊急搬送です。とにかく急いで来て下さい。万一救急車が先に到着した場合は、あなたを待たずに搬送します。」
夫と救急車を待つ間、医師は言う。「赤ちゃんの大きさは、、、約900g。これはいい。今の医療技術、700gを超えていれば十分生存出来るわよ。」そして続ける。「これから直接分娩室に行くことになります。幸い大学病院のNICUに空きがあるので受け入れ可能です。」
前回の切迫早産体験から、ある程度の知識のある私だが、前回と違う点も多々あり、状況把握が出来ない私。「どうなるんですか、これから。」「赤ちゃんが生まれます。」え。。。。。絶句。 今まで平静だったのだが、突然涙が出てしまった。「ごめんなさい。」と医師。「でも、ポジティプに考えて。赤ちゃんはもう900gだし、何よりもほんの数キロ先の大学病院に受け入れ状態がある。今日が検診で何かある前に見つかって。。。」確かにそうだ。今の医学、赤ちゃんは大丈夫な筈だ。

少しして夫が登場。その後に救急車到着。3人の女性スタッフが対応。タンカの様なものに移され、階段を運ばれ救急車へ。夫は同乗出来ないので車で後から追いかけるという。
救急車の中で、慌ただしくも作業が並行する。手の甲に張りを差し、血管を確保、水溶液を投入。「青いランプを付けて走ります」とサイレンを鳴らして出発。

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