2010年2月4日木曜日

婚姻届 (日本側)

外国式での婚姻が成立した事を、日本にも届けねばならない。
私は日本人なのだ。
婚姻成立日から3ヶ月以内と猶予があるが、こういうのは一気に片付けたい。

前日ドイツ語の婚姻証明書と夫となった彼のパスポートを日本語に訳した。
ドイツの役所は指定の翻訳者に訳してもらわねばならなかったが、
日本はこのあたりは適当である。私が訳す事で問題なし。

以下の書類を揃えて、初めての在ドイツ日本総領事館へ。
天気が良かったので、徒歩にて。

領事館提出用(戻ってきません)
1. ドイツの役所発行の婚姻証明書 2通
  (← 領事館のHPで見るとこれは1通で良いかに見えたので注意)
2. 上記和訳文 2通 (← 翻訳者の名前と日付を記入)
3. 戸籍謄本 2通 (← 私の場合、戸籍住所に変更が無い為2通)
4. 配偶者のパスポートの和訳文 2通 (← 翻訳者の名前と日付を記入)

領事館提示用:
5. 二人分のパスポート

その場で記載するもの:
6. 婚姻届 2通 (← 1通を見本を見ながら記載。確認の後、2通目記載)

その他持ち物:
印鑑があると便利

和訳文も婚姻届も、全ての記載は日本語で、が基本。市の名前も住所も全てカタカナ表記をする。
興味深かったのは:
1) 外国人の生年月日は西暦で記入するが、日本人のは年号で記入
2) 記入項目に『同居を始めた日』がある。『結婚前の同居は決して許されない』という価値観の元育てられた私には驚き。(ちなみにこれも年号で記入)
3) ドイツでの『世帯主』を記入。ドイツにも『世帯主』の観念があるのか?

教えてもらうとおりに準備して記入すれば全くをもって問題は無いのだが、
私の失敗を参考までに:
- 和訳文の市の名前の後には、必ず○○市、という様に、『市』を記入せねば
 ならない。(← 私はその場で手書き付け足ししました)
- 外国人側の両親の氏名を記載する際も、日本人側同様、二人が婚姻関係
 にある場合は、妻の名字は書かない事、と訂正される。
 (← 見本には、両方『ミュラー ○○』となっていたのに。領事館の方曰く、
   これは離婚してしまったケースを書いているのだとか。。。
   え、、、ちょっとそれは、、、説明不足ではないでしょうか。。。)

これらを領事館から日本の役所に送付するとの事で、日本で新たに戸籍が出来るには約1ヶ月との事。意外と時間がかかるものですね。

日本では旧姓を残す事にしたので、パスポートはそのままとなる。
領事館の方が、『ご希望されればドイツの複合性を括弧書きに出来ます』と親切に教えてくれた。が、どうも私のパスポート、『追記』のページが入国・
出国スタンプで埋まっているので、係りの方も、一瞬無言になっていました。

パスポートを返してもらう時に、『はい、こちらご本人と旦那様のパスポート、お返しします』
『旦那様』の響きが不思議でした。

2010年2月3日水曜日

婚姻届 (ドイツ側)

結婚する事になったものの、『いつ』『どのように』は未定のまま、私は2週間半の休暇に出てしまう。
従って、準備らしい準備が始まったのは、ドイツ帰国後の11月中旬から。

ドイツでの婚姻に必要な書類は、各HP等で簡単に調べる事が出来るが、
ドイツ人と日本人がドイツ式で結婚する場合、我々の役所の場合

日本人側:
1. 婚姻具備証明書 (Ehefähigkeitszeugniss ← 戸籍がある役所の戸籍課で発行してもらえる)
2. 戸籍抄本(又は謄本) (Geburtsurkunde)
3. パスポート (Reisepass)

ドイツ人側:
4. 出生証明書 (Geburtseintrag)
5. 身分証明書 (Personalausweis)


ちなみに、私たちは住民登録がしてある市役所に行ったので、住民票の様なもの(Meldebescheinigung)は提示せずしてOK。

手順としては:
1) 1.と2. を取り寄せる (← 私は実家の両親に依頼)
2) 1.と2. を外務省に送り、アポスティーユ(Apostille)を受ける
(← これまた両親に依頼。外務省へは郵送にて)
3) 1.と2. を、ドイツの役所の指定翻訳業者に翻訳依頼 (← ドイツ側で)
4) 全ての書類を持って、市役所の戸籍課(Standesamt)へ
5) 書類を確認、婚姻後の名前等について確認
(← 私たちは姓は後日決めるという事で、旧姓をとりあえず記載)
6) 市役所婚式の日取りの予約

通信手段が発達している中、委任状にしても依頼書にしても『直筆サインのされたオリジナル』が必要という事で、既にドイツにいる私には真に時間のかかる手続きだった。
面倒すぎて1.2.取得の為だけに日本に行ってしまおうと思ったくらいである。
期間にして、1)と2)にドイツから、ドイツへの郵送期間も含め4週間。
3)に1週間弱。 4)-6)1日。
最短で6週間程で婚姻できそうである。
これを日本から手続きをすれば、飛行機での移動時間も含め、1)と2)に2日、3)に3日、4)-6)1日で、最短1週間で婚姻手続きが終了すると思われる
(↑ 勝手な推測)。

6) に関しては、私たちは登録を済ませた市とは別の市で結婚式をする事に決めていた為、登録役所からその希望する役所に書類が送付された。
また、結婚式をする役所に別途打ち合わせに行かねばならない、という事で上記にプラスして数日を要した。

ちなみに、我々の場合、上記手続きを開始する前に大きな手続きが必要だったので、更に時間がかかったのであるが、その手続きとは、、、

結婚への道のり

私にはどうしても心残りな事があった。
キャリアを捨て(一時的に、、、)、半ば『日本を去る』つもりでドイツに来てしまった事は全く後悔していない。でも、そんな突然の行動を両親はどう思っていたのだろう。いい歳にもなったのだし自分の事は自分で決めればいい、ときっと両親も頭ではそう理解していたのだと思う。仕事を辞めた事、ドイツに行く事、について、彼らは私に何も言わなかった。

私が仕事を辞めたのも、ドイツへ行く事にしたのも、結婚が理由では無かった。目的はあくまでドイツ語を身につける事。
でもそれは色々な意味で、将来の為であり、その将来の設計図にパートナーである彼の事が無かったわけではない。まあ、本音を言ってしまえば、彼の事が無ければ、ドイツにドイツ語を学びに来ようとは思わなかっただろう。

そんな語学学校の学生の私が、ドイツで結婚する事になった。
両親の心境はどんなものなのだろう。それがとても気がかりだったのです。
私がドイツに発った時、両親は何も言わなかったが、いつかこうなる事はわかって送り出した筈。
そうはわかっていても、はるか遠くから、『結婚します』 『ついては入籍に必要な書類を入手して送って下さい』では、あまりにも両親に申し訳ない気がしたのである。私は田舎で育った事もあり、両親は伝統だとか風習を重んじる。私を大切に育てながら、いつか私がお嫁に行く日を考えては、きっと相手からの結婚の承諾を求める挨拶があって、両家の顔合わせがあって、結納があって、、、結婚式の前日には『これまでお世話になりました』の挨拶があって、、、と考えていたと思う。

そんな両親の思いには、何らかの形でこたえたい。
かといって、日本的に結納だなんだのプロセスをこれから踏むのも、何だか不自然な気がした。

そこで、私達は、両親へ彼から手紙を書くことにした。
手紙の内容は、彼に任せる事にした。私の両親だから、どう書けば両親が喜ぶ・納得するだろう、という事は想像できるが、たとえ出来上がった手紙がそれと離れていても、彼の言葉で彼の気持ちを書いて欲しい。
英語で出来上がった手紙は、実を言うと期待したよりも短くあっさりとしたもので、心の中では『え、これだけ。。。』と思ったのは、今でも彼には内緒。
これを私が日本語訳したのだが、彼はそれを手書きで書きたいと言う。
日本語など書いた事も無い彼が、私の書いた日本語をお手本に、手書きで日本語の手紙を書いた。小さな2枚の便箋に一生懸命書き写す姿を見て、私はとても嬉しかった。かれこれ2晩に渡り、5時間かけて書いた日本語の手紙。途中文字が抜けていたり、ちょっと可愛い手紙になったが、早速これを日本へ送った。

手紙が届いた事を知らせるメールが両親から届いたのは約1週間後。

勿論、直接会って挨拶するに越した事は無い。
でも、私たちの精一杯の気持ちは無事に伝わったようです。
これで安心して、結婚に向けて準備出来ます。

2010年2月2日火曜日

二人だけの結婚式が、、、

ドイツ人らしく彼の『市役所婚式』の理解が『単なる紙のサイン』だった事は既述したが、その考えが私の言葉で揺らいできたと思われる。

『一度結婚式をするのに、また結婚式をするのもねえ、、、(← 教会結婚式)』

これを聞いて、『何?もしかして市役所婚式だけになってしまう?!』と思ったのだろう。
彼は元々結婚式にはこだわっていなかったし、私のやりたいようにすれば良い、と言ってくれていた。が、問題はそこである。
私には『結婚式への希望が無い!』かったのである。

流石に二人だけでサインをして終わり、は彼もちょっと淋しいと感じたのだろう。
両親を呼び、兄弟を呼ぶ、と人数が追加された。
更に、市役所婚式でよくピアノの伴奏をしているミュージシャンの友人から聞きつけた、『お城での結婚式が出来る市役所』に興味を持ったと思われる。
もしも教会式をやらないとなると、今回ので少し思い出の出来るものにしたい、と流石の彼もそう思ったらしい。
では、、、と、友人も呼ぶ事に。しかし、しかしである。時は12月半ば-後半。2月1日の結婚式に来てくださいと言ってすぐ来れる人は、私の様な人ぐらいである(=> Halloween Partyの為にアメリカに週末だけ飛んで行って来るのが厭わない人)。
あまり大きな式を望んでいなかった彼。ごくごく親しい友人に声をかけた。

残念ながら最後の最後迄協議したが、私の両親の出席は叶わなかった。今でも申し訳なく思っている。
友人についてはそう多くに声をかけるわけにはいかないし、かけてもやっぱり急すぎた様で。。。そうか、やっぱりドイツは遠かったんだ、と今更の様に悟る私であった。
でも、嬉しい事に、ドイツに駐在している元同僚(先輩)が奥様と共に出席して下さるという知らせが。結果的に彼は前日まで日本出張になってしまい、日本から遥々、奥様は南ドイツから電車ファーストクラスで、それぞれ駆けつけて下さったのです。

二人だけの結婚式が、少し賑やかな式になりました。

お客様を呼ぶと決めた以上は、、、さすがに何か準備しなくてはなりません。この時点で我々に残された時間は1ヶ月と1週間。

婚姻の日取り決め

市役所で結婚の登録を済ませると、ではいつ結婚しますか?となる。

場所によっては、2-3週間役所にNoticeを張って、異議を唱えるものが無い場合に晴れて結婚式へ進める、というところもあるようだが、我々は『明日以降いつでも』。

一日も早く結婚式をしたい彼。12月18日(金)を希望。

ちなみに、彼の中では、結婚式についてはこう解釈されていた:
- ドイツでのStandesamtliche Hochzeit (市役所婚式)→ 二人だけで
  出来るだけ早くサイン。サインするだけの日。
- Kirschliche Hochzeit (教会結婚式) → 家族友人と数ヵ月後に。
  この日が結婚記念日。

ドイツ人の多くが、この公式を頭に持っているらしい。
そうは言われたものの、私にとっては公式に結婚となる日が結婚記念日であって、何か思い入れのある日にちにしたい、と希望した。しかも、『ペーパーにサインするだけだから』と言われれば言われるほど、逆に、『それだけじゃないでしょう!!』とムキになってしまう。しかし、我々に記念日なるものは特になさそうであった。(実はあったのだが、週末だったり我々不在だったりでWorkせず。市役所婚式は平日限定なのだ)
そこで、私が最後に持ち出したのは

『大安吉日』

笑う無かれ、結構真剣だった私。
2009年は12月22日が大安だった。この日にしよう!

しかし、、、日が近づくにつれ、一大イベントChristmasの準備や、その後すぐにやってくる日本旅行の準備で、彼もちょっと忙しくなって来たと見える。
『一日も早く!!』と言っていた彼からギブアップ宣言。
『やっぱり、日本から戻ってきて落ち着いてしたらどうかと思うんだけど』
大賛成でございます。
早速、彼と私の間で有名になった、『Lucky Day Calendar』を参照。日本から帰国して最初の大安は、2月1日。
という事で、2月1日に決定。
『でも、2010年02月01日って語呂がいいから(←?)もうこの日は駄目かも』
という事で、1月29日(金)をバックアッププランに。ちなみに29日は友引。結婚式には悪くない日である。

結婚式を希望する市役所に連絡すると、2月1日、全く大丈夫との事。

こうして私たちは、晴れて2010年2月1日月曜日に結婚する事になったのである。

2010年1月10日日曜日

DB - BahnCard

通称DB、Deutsche Bahn、即ち日本で言うJRの様なものです。

ドイツはビールやソーセージで有名ですが、電車もドイツが誇るものの一つだそうです。私の経験上、それほど電車が優れている、という気はしないのですが、スイス程では無くても、一応ドイツ国内、DBを駆使して大抵のところへは旅が出来る、という点では優れたものかもしれません。

ドイツで車を運転しない私はDBの愛用者です。
車社会、ドイツで、車を持っていない・運転しない、という事に、一部のドイツ人・日本人達は驚きを見せますが、ドイツの車社会については、一方で環境にうるさいドイツと相反している気がして、私の腑に落ちない点でもあります。
話はそれましたが、遠い遠い昔に、German Rail Passを使って、ドイツ国内の一人旅をした事がありますが、現在の利用は週末等の国内旅行・移動に利用。従い、購入するTicketは片道、又は往復Ticketです。

DBの長距離線を頻繁に利用する場合、Bahn Card (割引カード)があるとお得。どれも有効期限は1年。ドイツ国内1年間乗り放題のBahn100カード、50%割引のBahn50カード、25%割引のBahn25カード。
申し込みはDBのHP、又は窓口で。私の最初のBahn Cardは、Bahn25、数年前のChristmas Presentの一つとして頂いたので、実際の申し込みは自力でしていません。
去年は更新の連絡と新しいカードと、振込用紙が送られてきました。メンバーシップは連絡をしない限り継続するものとみなされる様です。

BahnCard25 年会費57.00ユーロ(2等)
※ドイツ、若者を支持します。19歳迄だと年会費10ユーロ!

彼はもっと頻繁にDBを利用するので、Bahn50を持っていますが、こちら年会費230ユーロ(2等)。
更に知人でBahn100を持っている人を発見しました。会員証の色も黒で、いかにも力のあるカードに見えるのですが、これで元を取るには、相当DBに乗らねばなりません。年会費、なんと3,800ユーロ(2等)!

これで、かの有名なICE等が比較的安く乗れるのですが、早め早めに予約をすると、カード無しでも非常に安い料金でTicketが買える事もあるので、25%割引を得とするか否かは、微妙なところですね。

日本からの送金

これまたアメリカ時代なのですが、現地で十分なお給料が頂けていたので、日本からアメリカの口座へ送金する必要は全く無く、大きな買物をした際には、最低半期に1度はあった日本出張の際に、米ドルに換金し、アメリカに現金又はT/C(トラベラーズチェック)を手持ちしたものでした。理由?海外送金には手数料がとてもかかるからです!

ドイツも同じ手を使おうと思っていたが、ここでも登場、慎重派の彼。①現金持込は危ない!②T/Cの換金には手数料がかかる。①は理解出来ますが、②。えーっ???ドイツでT/Cの換金は手数料がかかるんですか???
半信半疑で色々調べたが、やはりかかるらしい。一部の銀行やAMEXのOffice等で手数料なしの換金がある、との情報もあったけど、確実な情報が無いので、日本から電子送金をする事に(泣く泣く)決めました。

私が利用しているのはCitibank。ポイントは:
1)Onlineでの送金指示が可能 (今はどこでもそうかもしれないが)
2)手数料が安い
  a. Online送金の場合、2000円/件 (3500円)
  b. 電話での送金の場合、2500円/件 (4000円)
 
注1.上記料金は、月間平均総取引残高がある程度無いと、( )内の金額になるので、要注意。
注2.更に Citigold に加入すると、これらの手数料は全無料!
注3.Online送金可能、とあるが、住所を国内住所にしておく必要有り。海外住所にしてしまうと、Onlineでの送金指示が不可となる。電話は可能。
注4.事前に送金先を登録しておく必要あり。1週間弱で登録可能。

月間平均総取引残高が低い人でも、新規口座開設の最初の月は手数料が割引になるので、1度だけ大金を送る人にもこの手は使えると思います。

余談ですが、大抵送金した後に、為替が不利に変動するので、いつも悔しい思いをしています。私が送金した時は138円だったのに、今日は125円になっています。。。