2010年2月2日火曜日

二人だけの結婚式が、、、

ドイツ人らしく彼の『市役所婚式』の理解が『単なる紙のサイン』だった事は既述したが、その考えが私の言葉で揺らいできたと思われる。

『一度結婚式をするのに、また結婚式をするのもねえ、、、(← 教会結婚式)』

これを聞いて、『何?もしかして市役所婚式だけになってしまう?!』と思ったのだろう。
彼は元々結婚式にはこだわっていなかったし、私のやりたいようにすれば良い、と言ってくれていた。が、問題はそこである。
私には『結婚式への希望が無い!』かったのである。

流石に二人だけでサインをして終わり、は彼もちょっと淋しいと感じたのだろう。
両親を呼び、兄弟を呼ぶ、と人数が追加された。
更に、市役所婚式でよくピアノの伴奏をしているミュージシャンの友人から聞きつけた、『お城での結婚式が出来る市役所』に興味を持ったと思われる。
もしも教会式をやらないとなると、今回ので少し思い出の出来るものにしたい、と流石の彼もそう思ったらしい。
では、、、と、友人も呼ぶ事に。しかし、しかしである。時は12月半ば-後半。2月1日の結婚式に来てくださいと言ってすぐ来れる人は、私の様な人ぐらいである(=> Halloween Partyの為にアメリカに週末だけ飛んで行って来るのが厭わない人)。
あまり大きな式を望んでいなかった彼。ごくごく親しい友人に声をかけた。

残念ながら最後の最後迄協議したが、私の両親の出席は叶わなかった。今でも申し訳なく思っている。
友人についてはそう多くに声をかけるわけにはいかないし、かけてもやっぱり急すぎた様で。。。そうか、やっぱりドイツは遠かったんだ、と今更の様に悟る私であった。
でも、嬉しい事に、ドイツに駐在している元同僚(先輩)が奥様と共に出席して下さるという知らせが。結果的に彼は前日まで日本出張になってしまい、日本から遥々、奥様は南ドイツから電車ファーストクラスで、それぞれ駆けつけて下さったのです。

二人だけの結婚式が、少し賑やかな式になりました。

お客様を呼ぶと決めた以上は、、、さすがに何か準備しなくてはなりません。この時点で我々に残された時間は1ヶ月と1週間。

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