2010年2月15日月曜日

ビザ(滞在許可証 - 配偶者ビザ)

現在(今朝までは)語学学校学生の私。
未だ期限が切れる迄半年はあるのだが、膳は急げ(?)で、配偶者ビザを取る事に。行き先は、住民登録がしてある市の移民局。

ドイツ大使館のHPに、『ドイツ人配偶者と共に長期滞在する場合』という項目でわかりやすい説明があるが、例に漏れず、先ず申請する移民局に事前に必要な書類等々の確認をし、Appointmentを取った。

当日の持ち物:
1) ドイツの婚姻証明書 (原本1通 → 当日Copyをとって返却)
2) 写真1枚
3) パスポート
4) ドイツ人配偶者の身分証明証

これらを提出して、申請書2つ記入。
1つは語学学校のVISAの申請と同様のもの。ただ、今回は目的の覧について『勉強の為』ではなく、『家族の理由で』にチェック。
2つ目は、婚姻について、婚姻が強制されたものではなく自らの意思によってであり、また現在離婚調停等を行っていない、等に署名するもの。

いくつかの例外がある様だが、EU非加盟国の人がドイツ人の配偶者としてビザを申請する場合、申請時に基礎的なドイツ語能力があることを証明しなくてはならない。社会への適応促進の観点から、との事だが、これは良い事だと思う。求められるレベルは、『A1』。私がドイツに来て最初に通った某語学学校では1ヶ月でこのレベルが終了、だから正に基礎の基礎。私は現在『B2』のクラスだが、B1の証明書を持っているわけではなく、手元にあったのはA2のコース修了書。

この証明書も用意して行ったが、申請書の『ドイツ語能力があるか』の項目に『はい』と答えたら、特に証明書を要求されるわけでも無く、ドイツ語の履修義務は無しと判定されたのである。まあ、確かに担当者の方とはドイツ語で受け応えをしていたので、ドイツ語が理解できる、と実践確認だったのかも。

今回のVISAに伴い私がとても興味を持っていたのは、上記語学の条件を提示するからには何らかのサポートがあってしかるべきとの考えの下(?)にOfferされている『Integration Course』。簡単に言えば語学学校に破格で通える、というもの。驚くべきはそのお値段。1レッスン1ユーロ!! 2年間有効だという。私の場合は『義務』ではなく『権利』という事で、行きたくなければ行かなくても良い、との事だけど、最初から結婚が理由でドイツに来てゼロからドイツ語を学ぶ人には、本当に格安の素晴らしい配慮だと言えるでしょう。

話がそれたが、滞在許可の申請の為、移民局に予約時間朝9時到着。
これまた約40分ほどで、特に問題も無くVISAがおりました。
Passportの有効期限も残っているので、規約どおり3年間の滞在許可。勿論仕事も出来ます。
3年後に更新する際には、無期限のVISAがおりるとの事。
いわゆる永住権。その後は更新の必要が無い、というのが驚き。
ドイツは運転免許証も、一度取得すると無期限だとか言いますよね。
ちなみに、語学学生ビザには、『無効』のスタンプが押されていました。

それから、費用なんですが、なんと無料でした!!!
『ドイツ市民の為にドイツに来る人』だからなんでしょうかね。

最後に『Good Luck』の様な事を言われて笑顔で送り出されました。
お役所はあまり良い評判を聞きませんが、前回も今回も、非常に親切で迅速な対応をして下さいました。

今日から私は語学学生ではなく、普通のドイツ住民になりました。
これから暫くの間、お世話になります!

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