晴れてEU国ドイツの一般住民となった私。
次なる手続きは、スイス滞在許可証。
スイスは未だにEU非加盟国。
これからもそうあり続けるとは思うが、2年前には国民投票でシェンゲン加盟が可決されている、等、少しずつ変化が見えているスイス。
でも、まだスイスはEU国ではないのである。
イギリスで働いていた時に、欧州の同僚達から、『スイスに住む事は、ステイタスなのだ』という事を聞いた事がある。その意味は私には未だわからないのだが、スイスの山々・湖といった自然が、私がこよなく愛するものであるから、スイスに住みたいと思う人の気持ちはわからなくも無い。でも、みんなが住みたいスイスだから、そう簡単に住めるものでもないらしい。
さて、私の場合、スイスが要求する『博士並みの特別な知識・能力』を保持しているわけでもなんでもなく、配偶者がスイスで働いている、という理由での滞在許可申請。
ドイツは事前にメールで詳細を確認出来たが、こちらは直接赴いて下さいとの事で、市役所に到着。
先ずはスイスの労働許可を持つパートナーが、独身から既婚へのStatus変更をする。ドイツ語の婚姻証明を渡してコピーし、返却される。
そして次の質問。これが本番。
『妻は日本人でドイツの滞在許可証をもっているのだが、スイスに一緒に住むにはどんな手続きが必要か?』
すると、家族として引っ越す場合の必要書類が記入された半紙と申請書を渡され、全ての書類を持って、Zurichにある移民局へ行って申請して下さい、との事。Zurich はこのカントンの首都である。必要書類は全てスイスの滞在許可を持つ彼の書類で、私の書類では無い:
1) 婚姻証明(ドイツ語)
2) 住居証明と契約書
3) 過去3箇所の住居証明
4) 銀行口座残高証明
5) 身分証明書のコピー
比較的簡単なようである。が、2)について。スイスは住居が住むのに十分な広さがある事を証明しないと、滞在の許可が降りないらしい。彼のアパートは実は2人で住むにはとてもとてもとても狭い。一人当たりどれだけの広さ、という様なガイドラインがあるわけではないようだが、まあ、彼の住まいでは明らかに『一人用』となるでしょう。日本で東京のど真ん中で一人暮らしをしていた事のある私には問題の無い広さだけど、、、
という事で、今回のスイス訪問は、必要書類の確認・入手で終わってしまった。
スイスに住めるようになるのはいつの日か。。。
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スイス滞在許可への道のり その②
スイス滞在許可への道のり その③
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