結婚する事になったものの、『いつ』『どのように』は未定のまま、私は2週間半の休暇に出てしまう。
従って、準備らしい準備が始まったのは、ドイツ帰国後の11月中旬から。
ドイツでの婚姻に必要な書類は、各HP等で簡単に調べる事が出来るが、
ドイツ人と日本人がドイツ式で結婚する場合、我々の役所の場合:
日本人側:
1. 婚姻具備証明書 (Ehefähigkeitszeugniss ← 戸籍がある役所の戸籍課で発行してもらえる)
2. 戸籍抄本(又は謄本) (Geburtsurkunde)
3. パスポート (Reisepass)
ドイツ人側:
4. 出生証明書 (Geburtseintrag)
5. 身分証明書 (Personalausweis)
ちなみに、私たちは住民登録がしてある市役所に行ったので、住民票の様なもの(Meldebescheinigung)は提示せずしてOK。
手順としては:
1) 1.と2. を取り寄せる (← 私は実家の両親に依頼)
2) 1.と2. を外務省に送り、アポスティーユ(Apostille)を受ける
(← これまた両親に依頼。外務省へは郵送にて)
3) 1.と2. を、ドイツの役所の指定翻訳業者に翻訳依頼 (← ドイツ側で)
4) 全ての書類を持って、市役所の戸籍課(Standesamt)へ
5) 書類を確認、婚姻後の名前等について確認
(← 私たちは姓は後日決めるという事で、旧姓をとりあえず記載)
6) 市役所婚式の日取りの予約
通信手段が発達している中、委任状にしても依頼書にしても『直筆サインのされたオリジナル』が必要という事で、既にドイツにいる私には真に時間のかかる手続きだった。
面倒すぎて1.2.取得の為だけに日本に行ってしまおうと思ったくらいである。
期間にして、1)と2)にドイツから、ドイツへの郵送期間も含め4週間。
3)に1週間弱。 4)-6)1日。
最短で6週間程で婚姻できそうである。
これを日本から手続きをすれば、飛行機での移動時間も含め、1)と2)に2日、3)に3日、4)-6)1日で、最短1週間で婚姻手続きが終了すると思われる
(↑ 勝手な推測)。
6) に関しては、私たちは登録を済ませた市とは別の市で結婚式をする事に決めていた為、登録役所からその希望する役所に書類が送付された。
また、結婚式をする役所に別途打ち合わせに行かねばならない、という事で上記にプラスして数日を要した。
ちなみに、我々の場合、上記手続きを開始する前に大きな手続きが必要だったので、更に時間がかかったのであるが、その手続きとは、、、
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