2012年1月20日金曜日

ぎっくり腰

息子が生後9ヶ月を迎えた翌日、再び再発させてしまった、ぎっくり腰。
数日前から少し兆候を感じていたものの、普通に生活していたら、来てしまった。が、幸い歩けるし、重症ではない。あぶない、あぶない、2週間後に休暇を控えているのに、ぎっくり腰では洒落にならない。
と、一応大事をとっていたつもりだったが、それでもその日の夜のダンスのレッスンには行くわ、翌日からは普通に息子を抱っこ紐で抱えて活動するわ、、、私は結局じっとしていられない性分らしい。

ともあれ、そんな朝。
泣き出した息子をなだめに、起きて息子の部屋へ行った夫。
数分後に、泣き止まぬ息子を連れて戻ってきた。
いつもは直ぐに私の横に寝かせるのだが、この日何故か息子は足元に立たされていた。
相変わらずなき続ける息子。私は息子を抱こうと、つい、ひょいっ!と状態を起こしたのだが、その瞬間!!!!痛たたたたたたたたたーーーー!!!!!!!激痛と共に撃沈。
やってしまったー、やってしまったー、今度は重度のぎっくり腰!

ぎっくり腰は癖になる、といわれるが、その通りで、私も昔からちょくちょくやっている。が、2年位前に、一度ドイツに住んでいた時に初めて重度のぎっくり腰を経験した私。あれは酷かった。床の上で発症した為、2日間は床から起き上がれず。床に飼われた犬状態。トイレ行きもずりバイ(手足を立てないハイハイの事。育児用語)。
今回はその時がレベル10だとすると9位だろうか。更に幸いにも事件現場はベッドの上だった為に、今回はふかふかのベッドの上で寝転がるという贅沢さ。

しかし、、、今回は、私には9ヶ月の乳飲み子がいるのだ。
幸い夫が家に居て、この日は息子の面倒を見てくれたのだが、息子は「まま~!!抱っこ~!!」と泣き叫ぶ。すまぬ、息子よ。。。

医者・薬嫌いの私だが、今回は流暢に治癒力が解決してくれるのを待つ余裕がない。医者に電話すると、市販の痛み止めで1日様子を見るよう言われる。まあ、確かに動けないから医者に行く事すら出来ないのだが。
夫に薬局に行ってもらったが、授乳中に服用出来る痛み止めは無い、と患部を温める湿布のみを買ってきた。通常ぎっくり腰になった初日から2日位は冷やすものなのだが、、、
というわけで、薬を飲まずに過ごした初日。慣れない息子の世話と一歩も動けない病人の世話で、1日で疲労困憊となった夫。彼の願いで、一応痛み止めを飲む事に。しかし、全く効かない薬。痛いものは痛い。更に、授乳を止めた為に、胸が張る張る。。。一度搾乳を試みるが、ベッドに寝たままの搾乳は、かなり高度なテクニックを要する。それでも100ml位頑張って搾乳したが、数時間後にはまたカチカチに。。。
効かない薬の為に、乳腺炎にまでなっては元も子もない。
結局痛み止めは打ち切り。そして授乳再開。
20時間振り位におっぱいにありつけた息子は、とっても幸せそうだった。私のおっぱいも無事救出。

2日経った今も、私は未だベッドの上。
トイレに行くのもハイハイで、悲鳴をあげながら。そしてその姿を見て、ゲラゲラ無邪気に笑う息子。。。
せめてこの母の姿を見て、ハイハイを学んでくれたら、転んでもタダでは起きぬ何とやら、なんだけどな。

ちなみに、出産を経験した今言えるのは、ぎっくり腰、この位のものだと、はっきり言って陣痛より痛いです。

週末は寝週末。月曜には香港から知人が来るし、木曜には日本から友人が来るから、せめて週末で歩けるようになって欲しいものだが。

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