2011年8月31日水曜日

アイスクリーム マシーン

ある夏の週末。
寝起きの私が息子を抱いてリビングに上がると、パートナーが嬉しそうに二つの包みを持ってやってきた。綺麗に包装されたそれらの箱は、どうも私へのプレゼントらしい。それぞれにカードがついていて、一つ目には、
「あなたにとても良いと思うものを見つけました。
 でも、誕生日まで我慢できませんでした」
そして二つ目には、
「もしも○○月に、良い(プレゼント)案が浮かばなかったとしたら、ごめんね」

早速開けてみると、ひとつはアイスクリーム製造機。
もうひとつは、アイスクリームのレシピ本。

そう、私はアイスクリームが大好きである。
なのに、スイスには、アイスクリーム屋さんが非常に少ない。(まあ、何でもドイツよりは少ないのだが)そこで、このアイスクリーム製造機があれば、いつでも美味しいアイスが食べられる、という事らしい。

早速何か作ってみようと思ったのだが、このアイスクリーム製造機は、使用前に24時間、冷凍庫で冷やしておかねばならないらしい。
しかし、ここは彼の準備のよいところ。既に前日から必要部分をマイナス18度の冷凍庫に入れてあった。(従い、この部分はプレゼントの箱には入っていなかった)

「どのアイスにしようか??」と、まるで私以上に張り切っている彼を見ていると、この人は素直な優しい人だなあ、と改めて思ってしまう。

初の試みは、Blueberry アイスに決定したが、何と、お店にはBlueberryが置いていなかった。そこで私が代わりに選んだものは、桃。お味の方は、、、まあ、上出来。でも、他の人には、桃アイス、何故か不評。。。
そこでリベンジ、次の試みは、私の好きなアイス、という事で、Stracciatella アイス。チョコチップアイス、といったところだろうか。こちらの評価は、非常に高く、彼の弟は早速自分もこのマシーンを購入したいとSpecをまじまじと読んでいた程。このチョコチップアイス、チョコを砕いて入れるのかと思ったら、溶かしたチョコを、製造過程で流していくのだ。ひとつ学んだぞ。
Stracciatellaアイス、美味しかったのだが、ひとつ失敗は、バニラの味付け。本来バニラビーンズを使用するのだが、ちょっとケチって、香料を利用してしまった。やはり隠せない。味がちょっと人口的なのだ。次回はなんとしても、本物のバニラを利用せねば。

夏が再び戻ってきたかの様な天気の良いドイツ(スイスもかな?)。
もう少し、このアイスクリームマシーンの活躍の場がありそう。

2011年8月29日月曜日

週末旅行、Munchenへ

息子が生まれて以来、旅行らしい旅行をしていない私達。
出不精の彼のお尻をたたいて、やっと週末に2年ぶりのMunchenに行く事に。
この週末は非常に暑く、連日35度超えという天候。夏らしいと言えば夏らしいが、この暑さには閉口してしまった。
そうは言っても、2泊3日の小旅行は楽しい週末だった。泊まったホテルは、いつものアメリカ系ホテルチェーンではなく、ドイツの落ち着いた4スターホテル。1Fだった為、窓の外には小さな専用の庭とテーブルがあり、非常に落ち着く。朝食が豪華で、Welcomeバスケットや24時間フリーアクセスのワイン等のサービス等、授乳を終えた後にまた来たい、と思わせるホテル。

金曜日、多少の渋滞があったものの、午後5時頃にMunchen到着。少し休んだ後、昔の同僚とDinnerの為隣のレストランへ。これまで英語で話していた私達だが、この夜は最初から最後迄ドイツ語。その為口数は減ってしまったが、それでも「私のドイツ語も、ちょっとは上達したものだ」とある種の達成感。

土曜日は友人夫妻とランチ・ディナー・デザート。私には大いに歓迎のプランだが、食が細いパートナーは少し辛そうで、ディナーはサラダのみ。まあ、いつもの事で、今更驚きもしませんが、、、
デザートは友人宅で頂いたのだが、息子が眠そうにしていたので、夜9時頃、彼が息子を連れてホテルへ。私は引き続き、友人夫妻との団欒を楽しみ、ホテルへ戻ったのはすっかり深夜1時。息子誕生以来、初の息子抜きの夜遊び。

日曜は豪華な朝食の後にビアガーデンへ。
午後は市内の宮殿(?)で、のんびりとした時間を過ごす。さすがの暑さに、息子の服を全部脱がせて遊ばせる。ま、この子はドイツ人ですから、、、
夕方、ホテルに戻り、バーで冷たいノンアルコールカクテルを一気飲み、2泊3日の旅に乾杯。
その後は彼はドイツのアパートへ、私は息子とスイスの知人の家へ。

こうした旅の思い出は、息子の記憶には残らないかもしれないけど、いつか大きくなったら話して聞かせてあげたい。

2011年8月25日木曜日

寝返り完成!(生後133日)

私に似てか、身体的成長が著しい息子。
寝返りも、なんちゃって寝返りは2ヶ月目に達成(この時はうつ伏せから)、普通の寝返りも3ヶ月目に達成!。。。と思ったら、その後しばらく寝返りは出来なくなっていたのだが、この度、完全に寝返りが出来るようになった。
何度も続けて、毎日寝返りをしているので、今回は、寝返り完成と言って良いでしょう。
ここ暫く、体が4分の3程回っていたのだが、腕を抜き出す事が出来ず状態だった。ようやく腕を抜く事を覚えたらしい。

思うに、このところ連日35度を超す暑さで、息子には薄着をさせていた為、動き易かったのかもしれない。この理論からするに、日本で夏に育つ赤ちゃんは、きっと寝返りも早いに違いない。

新しい技を習得した息子は嬉しそうなのだが、今のところ仰向けからうつ伏せへの寝返りのみ。
寝返り後暫くすると、元に戻れずに「戻して~!」と大騒ぎ。それもまた可愛い。

2011年8月19日金曜日

保育園探し

スイス、特にZurichでは、保育園の需要が供給を超えていて、1年以上のWaiting List待ちも普通だと聞いた。
なので、我々も、妊娠6ヶ月位の頃に、保育園の情報を調べだした。特に仕事を持っていたわけでもないのだが、万一の場合に備えて。見たところ、保育園の数は結構あるようで、どこかは入れるだろう、と安心して保育園探しはそのままとなってしまった。

が、そろそろ他の物にも興味を示すようになってきたし、保育園に入れる事を考えても良いのでは、と、再びこのTopicが浮上したのは6月。
Mutterberatungでもらった、育児関連の情報誌に、近隣の町の保育園情報も記載されていたので、片っ端からInternetでチェック。確かに色々あるのだが、どうやら1件、公立(町立)の保育園があった。公立だからきっと値段も一番安いのでは、という事もあり、早速ここに問い合わせた。
案の定、Waiting Listは2012年の秋迄あるらしいが、見学の予約を入れて、その後に申込書を送り、Waiting Listに名前を載せてもらった。
希望としては、まず「慣らし保育」で週半日を2日程、その後徐々に様子を見て日数等を増やしていく、と考えていたが、この公立の保育園は、最低でも40%預ける事が必要らしい。即ち、終日で2日間、又は半日で5日間(毎日)。さすがに終日預ける気にはなれないし、毎日もちょっとなあ、、、と躊躇しながらも、とりあえず10月からで申し込みを出しておいた。更には2月からは100%との希望も書いて。

てっきりここで決まりだと思っていたのだが、やはり毎日の保育園というのは、さすがにパートナーも躊躇したらしい。家の近所の私立の保育園の見学予約を取ったから、と告げられる。ここなら、週に2度半日の預かりでも引き受けてくれるらしい。しかも9月半ばから受け入れ可能。
早速見学に行ったのだが、先に見学済みの公立の保育園と比べると、なんだか騒がしく狭々としていて先生もきちんと面倒を見てくれている感が無くて、あまり好印象ではなかった。 更に、10月に休暇を予定しているので、11月からの受け入れでOKかを問うと、11月では空きが無いかも、との事。
まだ仕事も考えていないし、保育園の必要性は無いので、なんとなく躊躇してしまうが、、、パートナーは、私の為にも息子の為にも、必要だ、と主張する。
ここで適当に扱われるよりも、私がちゃんと見てあげたほうがやっぱり良い様な気がするのだが。。。
ちなみにここの費用は収入に関わらず1日110CHF(約12000円)。 毎日フルで預けたら1ヶ月で2200CHF(約23万)!!うーん、、、毎日面倒見るから、私に月23万円下さい!(笑)

2011年8月16日火曜日

4ヶ月検診・第2回予防接種

ほぼ丁度生後4ヶ月目の今日は、息子の4ヶ月検診。
平日だったが、パートナーもたまたま家にいた為、家族総出で病院へ出向いた。
予約時間は9時。従い、予防接種に備え、1時間前の午前8時に、痛み止めの麻酔パッチを息子の太ももに貼る予定だったのだが、前回進んで麻酔パッチを張ってくれた彼は、今回は何故か「子供になるべく薬の類を与えたくない」と麻酔パッチを拒否。余計な薬は避けたい、注射ぐらいで泣くんじゃない!という意見の私は、その声に賛同。ごめんよ(?)、息子。

クリニックに到着すると、まずは身体測定。
身長64cm、体重7000g、頭囲46cm。生後4ヶ月で身長12.5cm、体重3700g の成長。
スイス版(母)子手帳(Gesuntheitheft)と予防接種カード(Impfungausweis)をアシスタントに渡すと、結果を記入して帰りがけに渡してくれた。

暫くして、医師が登場。
まずは問診。成長について問われると同時に、我々の質問に答えてくれる。
我々の質問事柄は:
  • おんぶ → 股関節の心配はもう要らない。大いに結構。
  • 便秘 → 10日迄で便が硬くないならそれは便秘ではない。
  • ストローラーの使用 → 1日1時間程度なら使用可能。
  • 歩く事 → 大いに歩かせて良し。
  • 離乳食 → 早く始める事でのメリットは特に無い。WHOは6ヶ月の完全母乳を推奨するが、身内にアレルギーが無い場合は既に開始して良い。まずは人参から。その他野菜なら何でもOK。果物も良い。
それから診察台(?)へ移動し、診察。
聴診器で肺・心臓チェエック、内臓のチェック、性器とお尻のチェック、うつぶせにして首の状態チェック、眼球チェック。全てパーフェクト、だそうです。
検診中は、本当に大人しくじっとしていて、先生も余りにもお利口だから可笑しくて笑っちゃうくらい。「とっても良い私の患者だわ」とお褒めの言葉も。

そして最後に、予防接種。今回も2ヶ月目と全く同様の注射。
麻酔パッチの不使用については特に何も言及されず。
今回は2人がかりだったので、パートナーが脚を押さえて、私があやしている最中に、ずぶっ!針を刺す時は驚くだけだが、液体を押し込む時にどうも痛いようだ。2本目の注射の方が痛い、との事で、やっぱり2本目に一瞬泣いたが、私が抱くとぴたっと泣き止んだ。あとはいつものご機嫌顔。本当に良い子だなあ(← 親馬鹿)。

次の検診は6ヶ月目、10月半ば。予防接種も同時に行なう予定。

2011年8月15日月曜日

ドイツの身分証明番号 (Identifikationsnummer)

息子が誕生し、ドイツ国籍を保有する息子をドイツにて登録したのは2月弱程前の事だが、その後役所より、息子の身分証明番号が届いた。

これは、いわゆるアメリカでいうSocial Security Number (SSN) のようなものである。
この11桁の番号は生涯ついてまわる番号で、税金の支払い等に重要な役割を持つ。

私がドイツで滞在登録をした時にも、この身分証明番号が発行された。
SSNと異なって、実生活であまり使用する機会は少ないのだが、今後ドイツに住んで税金を納めて歳を重ねて、、、となると必要になってくるのであろう。

ちなみに、日本からは、出生届提出後、当然ながら何も連絡が来ない。
そろそろ戸籍に名前が載った頃だとは思うのだけど。

2011年8月14日日曜日

ひき肉の代わりに大豆フレーク

我家はベジタリアンではないのだが、パートナーは肉食をあまり好まない。
理由?味がどうこうではなく、動物を食するという事に若干の抵抗がある様だ。
従い、我家にはベジタリアン食材が時々食卓にあがる。
以前、ベジタリアン チリを作ってみたが、前回は豆腐で代用。豆腐も悪くはない。が、、、何せスイス、豆腐は高級食材なのだ。もっと気軽に使えるものが無いか、と探したところ、ありました!
Soja Schnetzel、大豆のフレーク。
ドイツのBIO(オルガニック)食材店で購入。
このブランドはドイツのドラックストア、dm にも置いてあるので、もしかすると dm でも購入出来るかも。
150g 入りで、お値段。。。忘れたが、2ユーロとかそんな安価だったと記憶する。

これは、大正解!肉の食感もばっちりだし、味も上々。

今回は(も)、こちらでチリを作ったが、豆腐を使った時の何倍も美味しかった。

これで、餃子や肉そぼろ丼、ハンバーグ等も作れてしまいそう。

次回のドイツでのShopping Listに加えねば。

2011年8月12日金曜日

スイス洗濯事情

スイスに引っ越す前から、その噂は嗅ぎつけてはいたものの、実際にそういう状況になるのは非常に衝撃的だったのが、スイスの洗濯事情。

我々のアパートでは、以下のとおり:
  • 洗濯機は8世帯に1台
  • 1度の洗濯に2日連続で割り当て
  • 従い洗濯日は2週間に1度(!!!)
  • 各家庭に鍵が配布され、鍵を差し込む事によって電源が入る仕組み
  • 個人Unitに洗濯機の配置は不可
2週間に1度しか洗濯が出来ないなんて、、、
ドイツでは部屋の中に洗濯機・乾燥機があったので、いつでも好きな時に洗濯が出来たので、このギャップは大きかった。アメリカに住んでいた時も、アパート選びの条件のTopには、個人の洗濯機がついている事だった程、私にとって洗濯のFlexibilityは大切だったのだ。

しかし、郷に入っては郷に従え。
まず、2週間洗濯せずに済ませるには、下着・靴下の部類が最低14日分必要、という事。丁度スイス引越し時に妊娠が発覚していた私は、妊婦用下着なるものを、14着以上買い揃える事になった。

2週間に1度で足りない場合は、どうするのか。
この大問題を日本の友人に話すと、決まって言われたのが、「コインランドリーに行けば?」
しかし。コインランドリーなるものは、そう簡単に存在しない。
以前パートナーの仕事場のある町でコインランドリーを探したが、その近隣の町も含めて全く存在せず。洗濯をしてくれる洗濯屋さんは存在するが、こちらもスイス価格(= 高い)。
手洗い?。。。ってそんな、ねえ。。。

こんなシステムで、スイス人達は大丈夫なんだろうか、と思ったが、この洗濯事情はアパートによって異なるらしく、1週間に1度のところ、好きな時に自由に予約できるところ、予約も無く空いていれば使えるところ、等、色々あるらしい。せめて1週間に1度なら耐えられるのに、何で家は2週間に1度なの??今は私は仕事をしていないのでいつでも構わないが、これが仕事を持つ人だったら、平日の洗濯日にはどうやりくりするのだろうか。夜遅くや早朝の洗濯は禁止なのだから。

真面目な私は、自分の洗濯日以外に洗濯はしないのだが、実は他の住人達は自分達の洗濯日以外にも洗濯している事が判明。何せ、私達の洗濯日に必ず洗濯している人達がいるのだ。しかも、乾燥室に、どうどうと洗濯を干しているから私達の干すスペースが無い。非常識にも程があるってものだ。

まあ、そんな事も度々あり、更にはこの乾燥室に干してあったタオル類が度々無くなる、という事件もおきている。自由に洗濯のできる環境が欲しいものである。

2011年8月11日木曜日

バジルとパセリのその後

家庭菜園ならぬ、プランター菜園を始めようと、バジルとパセリ、紫蘇(大葉)に三つ葉の種を植えたのは、早4.5ヶ月前。今や季節は夏。彼らがどうなったかというと。。。

大葉と三つ葉は、結局芽も出ないまま、、、、失敗。
バジルとパセリのプランターはこのとおり :

本音を言えば、バジルはスイスのお店で普通に購入出来るので、大葉や三つ葉にもう少し頑張って欲しかったのだが。
来年の課題としよう。





これらのプランター、晴天の日に時々外に出していたのだが、気がつくと雨になっていた、という事が何度かあった。天然の水は植物に良いだろうと放っておくと、大事に育っていたバジルは、巨大なナメクジたちの餌食となってしまった。この時のショックと言ったら。。。
それでもめげずに、ナメクジと格闘し、水をあげて太陽にあてて育てる日々。
多少水をやりすぎても、1週間半家を空けても、元気に育ってくれたバジル。

一方のパセリだが、これは小さなムシの大群にやられてしまった。
水をやりすぎたか、間引きをせずに育ててしまったからか、原因はわからないが、気がつけば青々と育っていたパセリが黄色くなり枯れていってしまった。思い切って、枯れたパセリを除去すると、バジルが益々生き生きしてきた(気がする)。

そろそろ活用しないと、せっかくのバジルが硬くなってしまうか、またナメクジの餌食になってしまいかねない。
パスタにカプレーゼにサラダ。今週末に早速いただきましょう。

2011年8月10日水曜日

Ruhezeiten

ドイツにもスイスにも、「Ruhezeit」というものがある。
Ruhe は静寂、Zeit は時間。つまり、静かにせねばならない時間帯の事。

スイスでは、このRuhezeiten は市町村によって定められているらしいが、大概は平日12時-13時、20時以降、祝休日は終日。朝の6時迄が「Nachtruhe」(Nacht は夜)。

この時間帯は、近所迷惑になるような物音をたててはいけない事になっており、ドイツ等では騒音による近所騒動が頻発するらしく、ドイツ語学校の授業でも、騒音迷惑でお隣さんにクレームをする、というロールプレイ練習があった程。
この時間帯、普通に気をつけていれば、そんなにうるさく出来るものでもないのだが、中にはそんなのおかまい無しに騒音をたてる人達もいる。残念な事に、我々の真上の部屋に2ヶ月程前に引っ越してきた家族は、そんな人達の部類だった。

それまではとても静かな生活を送っていたのだが、突然ひどい騒音が上から聞こえてくる様になった。
ひどい騒音に加え、ベランダから汚水が捨てられる事も度々。
クレームの苦手なパートナーが一度クレームをした。
私も2度程ドアベルを鳴らした。 が、確実に騒音が聞こえていたのに、出てこない。居留守だ。
パートナー曰く、騒音の素になっている夫人はドイツ語がわからないらしい。
半ば諦めてもいたが、今日は午後10時を過ぎても、掃除をする音がまた一段とうるさかった。20分程耐えてみたが、せっかく寝静まった息子が起きてしまうのでは。。。とハラハラし、思い切って再び上の階へあがっていった。すると、丁度タイミングよく、ドアを開けて掃除機を使う夫人の姿が。
「明日の朝早くにお客が来るの」と、ちゃんとしたドイツ語で弁解する彼女。あれ?!ドイツ語、わかるんじゃないの??!!
一応今日のところ騒音は止んだのだが、この家族、毎晩夜中の2時頃迄大きな物音をたてているのだ。この状態、いつまで続くんだろうか。。。

ちなみに、スイス大衆紙(Beobachter)によると、このRuhezeitenにしてはならない事の例として挙げられているものは、子供の叫び声や暴れる音、家事、打楽器の演奏、大音量の音楽、日曜大工(という言葉は当然存在しないが。。。)、芝刈り、喧嘩、ドアの開閉、等々。ちょっと理解出来ないのが、自転車、入浴。
自転車って、、、家の中で乗るのか?庭で?そんなにうるさくないと思うんですけど。
入浴?シャワーの音がうるさいらしいですが、時々朝5時半に出勤の為家を出るパートナー等は、朝4時半頃にシャワー浴びてしまっているのだが。。。

法律や規則はともかく、他人の迷惑にならない様に、という基本の人道徳が守られれば、皆がHappyになる筈なんですけどね。

2011年8月4日木曜日

赤ちゃんのビタミン剤 (Vitamin D)

スイスでは、出生後3度のVitamin Kの他に、赤ちゃんが1歳になるまで、毎日Vitamin Dを与える。
Vitamin Dは本来、日光に当たる事で体内生成され、骨等の育成に寄与するものだが、赤ちゃんは日光量が不足しがち、という事らしい。
医者の処方箋をもって、薬局で購入するが、オイルベースのものと、アルコールベースのものと2種類あり、一方はドイツ、もう一方はスイスで作られたものらしい。味は分からないけど、効用は同じ。ただ、オイルベースのものは1日1滴、アルコールベースのものは4滴を飲ませる。

私はオイルベースのものを使用しているので、1滴。
最初はスプーンで与えていたが、最近は面倒くさがって、ついそのまま与えてしまう。
1滴、というのは微妙で、ちゃんと与えられているのか、時々不安になるが、少しずつ瓶の残りが減っているので、大丈夫なのだろう。

2011年8月1日月曜日

ちょっとだけドイツに引越し

このところ、息子を連れてのドイツ往復が板についてきたと自称する私。
ドイツではホテル滞在の為、なんちゃって旅行気分が味わえるのだが、赤子連れでの移動は、毎回夜逃げか?!という位の大荷物になってしまう。しかも、ドイツで過ごす時に限って、2週間に1度の洗濯日が当たってしまう確立が今のところで100% の為、毎回2週間分の洗濯物も車に積んで移動する始末。

それも多少慣れてきたし、以前働いていた時にロンドンに滞在していた頃の週末スイス移動よりは大変な移動では無い。でも、私はともかく、息子にもう少しゆっくりとしたストレスの無い生活をさせてあげたい、という事で、ドイツにもアパートを借りる事にした。
一応短期滞在の予定なので、家具付き物件。Frankfurtに住んでいた時も家具付物件だったが、流石ここはちょっと田舎、3分の2程の予算で2倍。。。と迄はいかないかもしれないが、広い2BR付のアパートが借りられた。

そんなわけで、昨日の夜から新居に引越し。
広いベッドルームが息子の部屋となり、スイスの家よりも静かに眠れそう。
お風呂も、シャワールームとお風呂と分かれていてスペースもたっぷりなので、息子と一緒のお風呂も初挑戦できそうだ。

生活必需品は揃っているので、すぐに生活が出来るのだが、やはりドイツ、電子レンジは付いていなかった。。。無ければ無いで何とかなるものだけど。
唯一、息子のベッドを準備せねばならない。一応ゲストルームに普通のベッドがあるのだが、パートナー曰く、『マットレスは大切だから、赤ちゃんの体に良いマットレスを買わねば!』だそうで。。。

今回、大家さんは同じ建物の1階に住むという初めての経験。老夫婦だが、子供が大好きとの事で、またとてもお話好きの気の良い方々。これまで無かった、近所付き合いなるものも、経験できそう。

なかなか快適な生活が出来そうだけど、これだけ広いとスイスのアパートとこっちと2件の掃除が大変だなあ、と思っていたら、それを感知したかの様に、『あ、そういえば、大家さんに聞かれたから。。要るって答えたよ』とパートナー。え?何のこと?と思えば、掃除だそうで。。家具付きだけでは無く、掃除付き。こちらではよくある事ですけどね。

さあ、スイスとドイツでの二股暮らし、楽しまないとね!!