2013年12月13日金曜日

再び風邪の季節

元健康優良児・生の丈夫な母から生まれたのに、少し体の弱い2歳半の我が息子。毎年冬は咳に苦しめられる。今年は早めに咳の薬を与えていたからか、之までは何とか酷くならずに過ごしてこれた。しかし、また激しい咳が復活。ついでに38.5度の発熱(大した熱ではないけど)もあり、2週間前から下痢も続いている。更には3日前には耳から耳垂れの様なものが。間もなくクリスマス休暇。休暇前に念の為、と、医者に連れて行った。

短時間で済むと思った診察は約1時間かかり、処方された薬は7つ(!)。念の為血液検査もしたが、結果ウィルス性の風邪という事で、薬はそれぞれの症状(咳、腹痛・下痢、中耳炎、鼻水)にそれぞれ処方されたというわけ。 薬好きな息子なので、薬の投与は簡単なのだが、こんなに沢山の薬を服用せねばならない姿を見ると、ちょっと可哀想。

今回、風邪は風邪なのだが、咳については、やはり生まれながらに気管支が細く弱いらしい。通常6歳位迄に治る事が多いとの事で、今後も経過観測となったが、もしかするとそれ以外の要素もあるかもしれない、と、春になったらアレルギーテストをする事も勧められる。

今回の処方薬は以下の通り:
  • Ventolin
  • Axotide 125
  • Sinupret Sirop
  • Prospanex
  • Virus Influenza A Spray
  • Perenterol 250 整腸剤。イーストベースの粉剤で飲食料に混ぜて服用。
  • Bronchipret Saft

最後の薬は、スイスでは入手不可能という事で、薬局にドイツから輸入する様に依頼するらしい。従い今日のところは6種類の薬を服用。

薬服用後、3時間近い昼寝をし、起きた息子の顔を見ると、、、大きなみみず腫れの様な跡がついているではないか。タオルの跡がついたのかと最初は思ったが、顔だけではなく、背中、お腹、おお尻、足とほぼ全身に同じような大きなみみず腫れが!薬の処方箋を読んでみると、この中の二つに、湿疹や痒みの副作用が記されていた。これらの中で息子が初めて使用したものは2種類。その内の1つは類似品を以前に服用した事があるので、もう1つを疑いつつ、一応医者に電話。多忙な様子で、折り返しの電話をもらったのは、診療時間終了後の夕方だった。
結果、Prospanex の服用中止を示唆される。

症状が色々ありつつも、とても元気な息子。お腹も痛いながらも下痢は回復傾向にある様だ。咳は相変わらず酷いので、この7つの薬に追加して、咳止めの薬(Bexin)を飲ませて就寝。今のところ、咳き込むことなく寝ている様子。

また冬の間は格闘しそうだが、少しでも快適な冬を過ごせるよう、きちんとサポートしてあげたいものである。ちなみに、息子のこの2-3日の口癖。『ママの風邪が移っちゃったよ、僕に。。。』
。。う。。。。ごめんなさい。

2013年11月25日月曜日

Kerzenziehen(ろうそく作り)

スイスの冬の風物詩のひとつがこれ、Kerzenziehen(ろうそく作り)。去年のクリスマスの際、初めて体験してみたのだが、今年は息子が興味を示した。我が町でも先週末から1週間このKerzenziehenが行われている。突然雪が降り、気温も氷点下か否かというある夕方、息子が突然、「ろうそく作りに行く!」と言い出した。冗談だとは思ったが、一応完全防寒し、ペダルなし自転車に乗って、町の広場へ向かった。ろうそく作りのテントを見ると、早速自転車を降りて、テントへ突入。

一応様子を見せて説明し、本当に作りたいのか、確認。受付の人に、「ちょっと未だ小さいかもしれないけど。。。」と言うと、「じゃあ小さいのを作ってみましょうか?このくらい?」と、皆よりも短めに紐を切ってくれた。

そうそう、紐。一応作り方を説明しておこう。まずは太さの違う紐から好きなものを選び、長さも希望があれば調整してもらう。これが蝋燭の芯になる。これを溶かした蝋が入っている入れ物にいれて、蝋を芯に付けていく。 蝋を付けて、冷やして、また付けて冷やして、、、をひたすら繰り返し、好みの太さ・大きさになるまで繰り返す。完全に冷やしてから次のレイヤーを付けるので、大きな蝋燭を作るには忍耐が必要。場所によっては、数日に渡って作る人の為に保管場所を設けているところもある。完成したら、好みで形成すると、世界に一本の手作り蝋燭の出来上がり。
最後に計量し、重さで支払いの値段が決まる。

去年は蜜蝋の蝋燭と色の付いた普通の蝋の蝋燭を作ったが、我が町のKerzenziehenでは、蜜蝋のみ。蝋を付けては氷点下の外に出て完全に冷えるのを待ち、また蝋を付けに行って、外に出て、、、を繰り返し、かれこれ1時間は頑張った。まだまだ小さな蝋燭だったが、息子の目には完成と映ったらしく、突然、「終わり!」宣言。
蝋燭の下を切ってもらい(立てた時に立つように)、計量。聞き間違えかと思ったが、わずか50ラッペン(約60円)。息子にお金を渡すと、きちんと自分で支払いをし、お礼を言って蝋燭を受け取った。「パパに見せるの!」が第一声。元気な様でも、やっぱりパパが居ないのはちょっと寂しいのかな。

蜜蝋の蝋燭は、作ってから1年程寝かせると良いらしい。そうする事でゆっくり燃えるそうだ。息子が一人で作った初の蝋燭。火をつけるのは来年のクリスマスかな。
 

2013年11月20日水曜日

久し振りのテスト

何を隠そう、私はテスト好き。
少なくとも、学生時代はそうだった。基本的に、テストに限らず、自分が良く出来るものは好き、そうでないものはそれほどでも、という傾向がある事に気がついた。テストも、、、まあ良く出来るほうだったのだろう。そんな自慢話(?!)はおいておいて、、、
最近テストを受ける機会もめっきりなくなってしまっていたのだが、久し振りにドイツ語のテストを受ける事になってしまった。
テストはZurichの教育高等専門学校、Pädagogischen Hochschule Zürich にて。B1レベルを保持しているかを見極める為のテストで、PHZが独自作成したテスト。B1と聞いて、余裕、余裕、と全く勉強せずに居たのだが、きちんと文法を意識した日々から既に3年が経っているので、やっぱり多少勉強したほうがいいのでは、、、と、前日の夜中11時から、気休め程度に通常のB1テストのサンプルテストを受けてみたり、多少の悪あがきをしてみる。

テストの朝。息子をいつもよりも早く保育園に送り、開始時間ギリギリに試験会場に駆け込む。筆記45分で100問プラス作文、引き続き口頭10分のテスト。その昔B1のテストを受けた時には、口頭試験にドキドキしていたものだが、今回は口頭は余裕気分。筆記も余裕のつもりだったのだが、、、思わぬ時間切れ!一応全問回答はしたものの、半分終わったところから時間が足りない事に気がつき、それからはずっと心臓がドキドキ。。。意外に小心者の私。口頭は、2名の試験官。自己紹介から始まり、普通の会話。とにかく話し続けて会話が弾んでいたと思う。最後に試験官から予期せぬお褒めの言葉が。「3年間でここまでのレベルに到達するなんて、秘訣は何なのかしら?」「どこの語学学校に行ったの?」「会話中に○○○が出来るのは、よほど語学レベルが高いという証拠。普通出来ないのよ。」と、仕事を辞めてから頂いた褒め言葉の中で最高レベルと思われるお褒め言葉を頂いた。誤解の無いように言っておけば、私のドイツ語はそんなに素晴らしいレベルではない。きっと彼らの受験者に対する期待値が低いのだろう。ともあれ、筆記の採点も未だなのに、「では、来年のワークショップで会いましょう!」とも言われ、何だか不思議な気分で試験会場を後にした。

やっぱり私、テスト好きだわ~。

2013年11月5日火曜日

ウイルス性口内炎

2歳半の息子、久々の日本訪問から戻って丁度1週間の夕方頃からどうも熱っぽそうな、おとなしそうな様子を見せた。夜には発熱。今や息子の定番となった解熱剤、Algifor Junior を飲ませて就寝。翌朝にはすっかり熱も下がっていたのだが、どうも口が痛い様子。「お口が痛いの」と訴える息子の口の中を覗くと、舌にはっきりとした口内炎が見える。唇も少し赤くなっている。どうもこれが痛いらしい。朝食を取ろうにも痛いらしいので、彼の好物のバナナミルクを作ってみた。食べようとするも、口に入れると痛いらしく、大泣き。「お医者さんに行く~!」と訴えるので、早速診察の予約をお願いした。

午後の診察予約時間まで、何をしても痛いらしく、泣いて泣いて泣きまくる息子、痛々しくてこちらも泣けてくる。やっとの事で診察。典型的なウィルス性口内炎で、初めての場合は酷く痛むらしい。一応別の病気の可能性もあるので、粘膜から検査をしたが、そちらは大丈夫だった。
痛みと熱は5-7日程度続くらしい。食事は2-3日出来ないかもしれないが、水分さえとれていれば問題無いとの事。伝染性があるので勿論保育園は登園禁止。口内炎の為への処方薬は特に無く、例の解熱剤、Algifor もしくは Dafalgen を飲ませるよう指示を受ける。ちなみに、これらは解熱の他に鎮痛剤効果もあるのだ。一応、万一飲食物がしみて傷む場合、患部をガードする薬のアドバイスもあった。(本来歯が生え始める時に使用するものらしい)

痛みでグテッとしていた息子だが、先生が診察に入ってくるなり、自ら洋服を捲り上げて聴診器の準備をしたり、口も大きく開けたりと、それはそれは優秀な患者振りを発揮していた。

結局Algiforを与えたが、この薬、本当にマジック。息子の機嫌が大幅に良くなる。ただ、口の痛みは強いままらしく、結局何も食べない日が3日近く続いた。かろうじて牛乳とたまにバナナミルクを口にする事が出来たが、大好きなりんごジュースを相当水で薄めたものや柔らかいパンもやはり痛むらしい。

さて、タイミングが悪いのは、この翌日、私は仕事関連で外せない案件が二つあった事。平日は母子家庭故、夫の帰りは週末。保育園に預けられないとなると、、、、困ってしまった。結局夫が、真夜中の2時近くにドイツから帰宅してくれ、翌日は息子の面倒を見てくれた。常々、「僕が1日休むと莫大な損失となる」が口癖なのだが、いざという時には理解ある夫である。息子もベビーシッターに看病されるよりは、病気だからこそ親のそばに居たいだろうから、これは本当にありがたかった。

ともあれ、5-7日かかるだろうと言われた激痛期間も、4日目には大分和らぎ、食事も出来るようになった。素晴らしい回復力である。結局その後週末にはうその様に元気になった。夜泣きや夜のぐずりは1週間程続いたが、元気に食事をする息子の姿が見られた事は本当に良かった。

またひとつ、新しい経験をしたね。親子共に。

2013年10月22日火曜日

アエロフロート

中国の危なそうなAirlinesを含めこれまで様々な疑惑(?)つきAirlinesを使用してきた私。今回そのコレクション(?)に追加されたのは、ロシアが誇る「アエロフロート(Aeroflot)航空」。

このAirline、何故か悪評高い。その悪評を100% 信じるつもりは全く無いが、悪いイメージは払拭出来ない。先入観が無いというのは、ある意味強い。夫は今回、このアエロフロートに乗ろうと強く提案してきたのだ。理由は二つ。①安い ②モスクワ経由してモスクワ見物したい。
 ①については、実は他にも同様の価格帯のAirlineがあったし、更に言わせてもらえれば、私の希望の10月に飛べばStar Alliance系のAirlineでももっと安いものがあった。更に!もたもたしていたら、結局値上がりしてしまい、お安いお得感は全く無くなってしまった。しかし、②の理由を出されると、、、これが唯一のチョイスという事になってしまう。
激しい家族会議(?)の末、今回の旅はこのアエロフロートロシア航空を利用する事になってしまった。

予約は公式サイトから。今回、息子は2歳の為、普通にチケットを購入せねばならない。一応大人の9割の料金という事で、なけなしの多少の割引があった。席の予約はOnlineでは出来ない為、事前に電話でリクエストをする必要がある。色々と不安もあった為、何度も公式サイトを見たが、経費削減か顧客第一主義ではないか、あまり使い勝手の良いサイトでは無い。

色々と不安、と書いたが、私の不安の第一は、「荷物の紛失」。アエロフロート、荷物の紛失・抜き取り事件が多いとの定評がある。まあ、抜き取り事件に関しては、アエロフロートと言うよりはモスクア空港の悪評ではあるのだが。第二の不安は第一の不安に比べたらゴミみたいなものだが、「Flightの遅れ」。乗り継ぎ時間が最短ギリギリという条件故の心配だったのだが。
知れば不安が軽減されるというわけでは無いが、Flightの日迄にかなりの時間をインターネット検索に費やしてしまった私。そこで分かった事は、①数年前に機体が一新され、乗り心地が良いらしい。②やはり荷物の紛失は多そうだ。という事。

結論から言えば、、、この二つの噂、その通りであった。

まず①から。総評 : 意外に良。
機体 : 比較的新しく、ゆったり。下手にLHのエコノミーに乗るよりも良い。汚点をつけるならば、機内が極端に暑すぎた事。寒いのは毛布でも服でも着ればいいが、暑いのは。。。これ以上脱げないからねえ。

Entertainment System : Personal Screen 装備、操作は手元のリモコンにて。映画もそれなりにチョイスがあったが、9月と10月と内容は同じだった。息子にはCAボタンは押さないように伝えておくと以前の様に間違ってCAを呼んでしまうことが無かったので、リモコンでも問題無し。ヘッドフォンはイアフォンだったのが小さな子供には残念。

食事 : 息子にはチャイルドミールは 頼まず普通食としたので、毎回2種類ずつ頼み、息子が食べやすい方を彼に与えた。味は、、、まあ、こんなものでしょう。CAの英語が変で、「魚」の筈が「Beef」と言っていた。。。 飲み物のサービスが極端に少ない。まあ自らギャレーに取りに行けば頂けるのだが。

CA : 愛想が無いのは、噂のその通り。でも元々期待してないので、問題無し。

子供用のおもちゃ : 計4便のアエロフロートに乗ったが、子供用のおもちゃのレベル、かなり高し。便によっては「何歳ですか?」「2歳です」と答えると。。。おもちゃ無し、というのもあったが、それ以外のFlightでは全て異なるおもちゃが提供され、(機内誌を見たら、3歳以上の子供におもちゃがある、と記載)どれも子供が集中して遊べるかつ勉強になるものが多く、帰国後も自宅で大活躍中。

そして、問題の②。 総評 : 最悪。
予告(?)通り、日本到着時に発生した荷物紛失。 預けた3つの荷物が全て到着せず。我々以外にもざっと100人は紛失者が。。。やっと我々の番になると、担当者いわく、「現時点で荷物が何処にあるのか全くわからない状態です。従い、見つかったとしても1週間程度はかかると思われますので。。。」え~!!!! 日本に行く際の荷物に通常あまり重要なものは無いのだが、今回は休暇を予定していたので色々必要品が入っていた。一箇所に滞在するわけでは無いので、何処に届けましょうかと聞かれても。。。この時ほど、日本の携帯電話を所持していて良かった、と思った事はない。
結果としては比較的直ぐに荷物は見つかり、成田から大荷物を持って移動しなくて良かった事を考えると、悪くは無かった。が、ドキドキして過ごした2日間はやっぱり精神的に悪かったかな。

ちなみに帰りも実は似たような展開を期待していたのだが、私たちの荷物は真っ先にターンテーブルに登場。日本で買い込んだ貴重な荷物と息子を担いで帰路に着いたのであった。


無事にフライトを終えて、またアエロフロートに乗りますか?と聞かれると、、、うーん。。。微妙。価格が同じなら、やっぱりStar Alliance系を選んじゃうかなあ。

2013年5月29日水曜日

ドイツ無期限滞在許可証受領

3月末に申請した、ドイツの無期限滞在許可証。問題が無ければ4週間程でPick Up出来るとの事だったが、なかなかそのタイミングが合わず、2ヶ月も経ってしまった。申請時に発行してもらった仮の滞在許可証は3ヶ月有効な為、まだ余裕はあったが、代理人の受け取りでも可という事だったので、夫に代理で行ってもらった。

申請と同じ外国人局の役所にて、予約を取っての訪問。代理人を立てる場合は、委任状が必要。委任状には、代理人の名前、役所から書類を受け取った事の確認、将来的にOnline機能を利用するかの意思表示を書き、サインをする。これを身分証明証持参の代理人が提出して受け取り。

特に何の問題も無く、クレジットカード型の滞在許可証を受け取る事が出来たそうだ。
唯一、仮の滞在許可証を返却する必要があったらしく、これは後日郵送でOKという事に。

無事に手元に届いた許可証は、常にパスポートと共に携帯する必要があるとの事。偽造防止の為のホログラムが何箇所か入っていて、なかなか面白い。裏面には生年月日・出身国・出身地・性別・住所・身長・目の色の情報が記されている。

カードの有効期限は10年故、次の更新は10年後。
何が変わったわけではないのだが、何となく嬉しい私。おめでとう。

2013年5月15日水曜日

匠 (ミュンヘンレストラン)

言わずと知れたDüsseldolf にあるラーメン屋と言えば2件程あるが、その一つが匠(TAKUMI)。年明けに訪れた際に、これはチャンスとばかりに足を運んでみたのだが、良く考えたら、この匠の支店がミュンヘンにもあるのだ。なーんだ、ミュンヘンで行けばいいじゃない。

という事で、やっとの事で行って来ました、匠ミュンヘン店。
丁度餃子サービスのクーポンがあったので、持参。
家族皆で行った週末の夕食時、待つ事を覚悟していたのだが、全く心配要らず。

注文したのはヂュッセルドルフと同じ、味玉味噌ラーメン。 特上にしようか迷ったが、挽肉があまり好みではない私は普通のラーメンに。息子様に半どんぶりを頼もうと思ったが、かなりのボリュームだとの事で、結局白米に。夫はラーメン屋なのにラーメン頼まず、追加で餃子やら枝豆やらコロッケやらを注文。。。じゃあ私のを大盛りにして分けようか?の提案にも結構です、との事。。。勿論好きなものを食べてもらって構わないのだが、こういう時ってちょっと残念に思う。代わりに息子と食の楽しみを分かち合える日が早く来ることを祈ろう。

麺が短めなのがちょっと違和感があったが、お味の方は先ず先ず。元々ラーメン好きというわけでは無いのだが、久々のラーメン、珍しくスープも全部頂きました。12ユーロというお値段は、ヨーロッパなら仕方ないだろう。最近のユーロ高で、円換算すると(1700円)ちょっとお高い感があるけど。
餃子は、薄い皮が何となく違和感。。。コロッケは、ドイツ語で肉入りとなっていたが、どう見ても肉など入っていなかったと思うのだが。。。

日本のラーメン屋と違って、子連れでもラーメン食べ終わってもゆったり出来たので、近くに来たらまた足を運んでもいいかな。そうそう、頼んでもいなかったのだが、子供用の小さな食器類とフォーク等もさりげなく出してくれた気遣いも嬉しかった。よし、また行こう。

******************************************
TAKUMI MünchenHeßstrasse 71, 80798 München

2013年5月14日火曜日

Japan Sushi Gourmet (ミュンヘンレストラン)

いかにも海外にしか無さそうな名前のレストラン。大抵こうしたレストランは日本人以外が調理しているに違いない、という潜入感はあったが、安くて美味しいという噂を聞いたので、足を運んでみる事に。

ここの売り(?)は、何でも1貫1ユーロというもの。メニューにはトロや雲丹や甘海老もある。方やスリミ(蟹かま)や卵やかっぱ巻きも。近所のなんちゃって寿司屋もランチメニューは中々安いのだが、あまり嬉しくない卵やすり身も入ってきてしまったりする為、いまいちお得感がダウン。テーブルの上にある注文用紙に欲しいものを書き込むシステム。自分用に6貫、息子様に巻物中心に5つ程注文。
注文して数分後、すみません、と店員がやって来て、「トロだけ2ユーロになるんですけど」だそうな。何処にもそんな注意書きが無かったのだが。。。ま、いいか。その後再度店員がすみません、とやって来た時には、雲丹も2ユーロか?と思ったが、別件だった。

小振りの寿司は、声の大きなお喋りの耐えない日本人シェフ達によって握られており、味の方はまあまあ。ちょっと残念なものもあったが、ドイツである事とこの値段を考えれば、許される。少なくともZurichの駅構内で売られる2000円を超えるなんちゃって寿司よりも遥かに美味しい。
息子も美味しいと食べていた(余談:息子は何でも美味しいと食べるのだが)。が、彼が写真を見ながら自ら選んだ納豆巻きは一口食べたらうぇー 、と拒否。。。

お昼時だったのだが、客は少なく、ドイツ人と思われる人達ばかり。ビジネスマンも多く、お得なランチメニュー(5ユーロ位)を注文の客も多し。もっと多かったのは、持ち帰り客。大きなタッパーに山盛り持って行く人もいたり。

カジュアルなレストランで、息子連れでもリラックスして過ごせた。近くに来たらまた来てみてもよいかな。今度は寿司以外を食べてみようっと。

#################################################
Japan Sushi Gourmet
Karlstraße 56
80333, München

2013年4月30日火曜日

ドイツ語センター試験

今から遥か昔の私の大学受験の頃、国立大学受験はセンター試験なるものから始まっていたが、現在もそのセンター試験は変わらず存在するらしい。外国語の選択には英語の他にフランス語やドイツ語がある事は知っていたが、当時フランス語やスペイン語を学校で習っていた割には受験に対応できるレベルとはかけ離れている為、私の選択肢の中には英語以外は存在しなかった。
センター試験の事などとっくに忘れ、思い出しもしなかったのだが、ふとした事から、ドイツ語のセンター試験の問題を解いてみよう、と思った。自分のドイツ語のレベルを試したい気持ちは5%位で、真意は英語の問題に比べ、他の言語の問題のレベルがどうなのかが知りたかった。

これだけインターネットが普及した時代、最初の検索で直ぐに見つかった、最新のセンター試験入試問題。全50問、200点満点。制限時間は40分。

これが本当の入試なら、それこそ真剣になるのだろうが、ひとつのブラウザーで問題を開き、別のブラウザーで日本のドラマをかけて視聴し、更にワイン片手に、というなんともふざけた私の受験態度。それでも40分かかる事無く、ドラマを見終わる前に終了してしまった。
と書くと、私がドイツ語が得意な様に思われるだろうが、いやいや、センター試験のドイツ語問題はとても簡単だったのだ。英語も決して難しいわけではないのだが、少なくともそれは中学から真剣に6年間学んできた人が受けるレベルに相当するのに対し、ドイツ語はせいぜい1年も勉強すれば余裕で解けてしまうレベル、と言ってよい気がする。欧州の語学レベルで言うとA2からB1程度だろうか。
何よりも驚いたのは、簡単な単語なのに、わざわざ注釈で意味が日本語で説明されている事。これらの単語がもしも英語の問題に出ていたら、説明される事は無いだろう。

というわけで、長年秘かに疑問に思っていた事が解消された。少なくとも、センター試験は英語以外の言語で受けた方が有利だ、という結論である。
2次試験のドイツ語は難しいのかもしれないので、受験全般を語る事は不可だが、もしもまた大学受験をする機会があったら、是非ドイツ語で受けてみようと思う。

ちなみに結果だが、レベルについて大口を叩いたが、こんな気合の入り方だったので(?)、 満点を取ることは出来なかった私。200点中197点。1問ミス。
ワインかドラマが無ければ満点だった?
いえいえ、この1問、何度考えても完全になるほど、と思えないので、そこが私の実力でしょうか。
という事は、待てよ、やっぱり英語で受けた方がいいって事か。

2013年3月28日木曜日

ドイツ無期限滞在許可証申請

3年間有効の配偶者ビザが失効して1ヶ月半程たったこの日、次に取得できるという無期限滞在許可証(Niederlassungserlaubnis)の申請に出かけた。
事前に役所とはやり取りを重ね、Appointment を取っての訪問だった為、Appointment がある旨を告げると待ち時間も殆ど無く順番が来て部屋に通された。

入室すると、握手の挨拶も無しにテキパキと処理が進められる。書類を出して下さい、との声に、手持ちの書類を一つずつ出して行ったが、先方も之までのEmailのやり取りを見ながら、Emailに記されている必要書類を確認していった。ドイツではよく、言った・言わない、担当者によって言い分が異なる、などのトラブルをよく聞くので、念の為 Emailを私も印刷して持参していたが、心配の必要は無かった様だ。 

改めて、必要書類だが:
  • バイオメトリック写真1枚(biometrisches Foto)
  • 住居証明
  • ドイツ語能力証明書(レベルA1)
  • 婚姻者の証言書
  • 有効パスポート
  • 所得や生活費についての証明
必要書類の内、申請書住居証明、及び証言書は、事前に役所から送られた書類に記載したもので、基本情報の他、夫婦が共に生活をしている事を証言する項目が含まれている。自己申告故、アメリカの婚姻による永住権申請の様に、二人の関係についての証拠なるものを求められる事は一切無い。住居証明については、我々は国外に第二の住居があるので、何か問われるか若干心配もしたが、仕事の都合上という事で、全く問題視されず。我々の場合、所得や生活費についての証明に若干の不備があったが、その場でPCを開いて追加書類を転送、あっという間に問題解決。ITオタクエキスパートの夫を持つと時に役立つものだ、と改めて関心。ドイツ語能力証明書は原本をその場でコピー。写真はその場でPCに取り込み、基準に合致している事を確認。
そしてパスポート。既に之までの情報がシステムに入っており、有効パスポートの期限が6ヶ月も無い事を確認していた担当者は、私の新たなパスポートを確認し、「ああ、良かったわ。有効期限が8月となっていたから、あらっ!と思ったのよ」と、初の不必要なコメント。之まで機械的に手続きを進めていた彼女からそんな言葉が出て、不必要に緊張していた私も完全にリラックス。

書類が揃った事を確認し、入力データとパスポートの情報が合致する事を双方で確認、確認書類に滞在許可証に転記される署名をし、書類関連は終了。その後人差し指の指紋を採取し、電子滞在許可証(eAT)についての説明と冊子を渡され、受領確認のサインをする。

その後、一度費用を支払い、領収証を持って再び入室。
そこで、パスポートを返却されると共に、仮の滞在許可証を発行される。これは、eAT が出来る迄に4-6週間かかる為、その間に切れている私の滞在許可を有効とさせるつなぎのもので3ヶ月間有効。

問題が無ければ4-6週間で滞在許可証を受け取れるという事で、そのAppointment をとるが、これは本人が出頭せずとも委任状で代理人をたてる事が可能。という事で、委任状をもらい受領の予約を取り、全て終了。

この日かかった時間、1時間弱。費用は155ユーロ(内、仮の滞在許可証発行分20ユーロ)。前回無料だった滞在許可、今回お高くついたのは、eAT への切り替えのせいだろうか。まあ、これで10年は更新等が要らないし、アメリカのビザ取得にかかった費用を考えるとお安いものだ。

実際に滞在許可証を手にするまでは完全終了ではないが、一先ず手続き関連、終了!


************************************
ビザ(滞在許可証 - 無期限ビザ・永久ビザ)


2013年3月19日火曜日

Easter Egg

間もなくイースターがやってくる。海外の祝日や行事が日本にも浸透してきているが、イースターはそれほど認知度も高くないのではと思う。キリスト教圏では、イースターの重要度はクリスマスに等しい、と昔知人から聞いた事がある。確かに、アメリカのデパート(Mall)が休みとなるのは年にわずか4日間というが、その一つがこのイースターなのだ。

イースター、ドイツ語ではOstern。
スイスでもドイツでもOstern前になると、スーパーや町はイースターのテーマで一色となる。息子も、いつものスーパーに現れる巨大なうさぎの置物や山積みとなったうさぎや卵型のチョコレートに、大騒ぎ。まだ、「欲しい!」と持って帰ろうとはしないのが幸い。

夫もその家族も、敬虔なキリスト教徒というわけではないので、我家のイースターは、夫の実家に行って親戚とランチを共にするだけなのだが、こうして家族・親戚で集まって食事をするのはやはりクリスマスとイースターだけ。

私もいまひとつ重要度を理解しない為、我家にはイースターの飾りつけ等は一切無かったのだが、先日息子の通うプレイグループで、イースターエッグ作りを行い、我家にイースターの卵が3個登場した。お絵描きの好きな息子は、唯一真剣に卵に絵を描き色をつけており、これをきっかけに私のイースターへの熱の入れ方が変わった。

とは言っても、私に出来るのはせいぜい卵作り。この卵を使って、当日はエッグハントをするとしよう。

2013年3月14日木曜日

Davos で雪遊び

突然夫が雪山への1週間の休暇を提案してきた。通常スイスでスキー休暇というと、土曜から土曜迄の1週間である事が多く、多くのホリデーアパートは、この期間でしか借りる事が出来ない。今回どうしても土曜以外の日から開始したかった夫は、アパート探しに悪戦苦闘した。そもそも直前過ぎるという事もあったとは思うが、結局アパートが決まったのは出発の前日。

スイスにはスキー場も沢山あり、何故Davosであったのかは未だに説明を聞いても理解が出来ないが、私も行った事が無かったし、昔の同僚(Zurich在住)が毎年Davosに冬の間アパートを借りて毎週末山篭りをしていた事も思い出し、Davosに合意。

Davosには6つのスキーエリアがあり、欧州一長いスロープやら世界初のT-barリフト等の売りがあるが、Davosがここまで有名なのは、例年開催されるDavos会議のせいだろう、と私は密かに思う。6つのスキー場がZermattの様に全て繋がっていてリフトを乗り継いで全山を制覇出来るのであればすばらしいのだが、ここ、それぞれのスキー場にはバスや電車で移動せねばならず、結論としては少し大変なスキー場。4日間滑ったが、2箇所のスキー場を試しただけに終わったが、天候や雪質その他を加味しても、まずまずのスキー休暇となった。
何よりも今回の収穫は、息子のスロープデビュー。去年はマイナス18度の極寒故に、スロープに連れ出す事をしなかったが、今回は頂上迄連れて行き、雪遊び。更にはソリ滑りも存分に楽しみ私のスノーボードにも乗って滑るという快挙を遂げた!
私の方は、さすがに全く運動から遠ざかっていたせいか、1日滑ったら全身筋肉痛。。。
来シーズンに備えて、少し運動を再開せねば、と思ったスキー休暇でした。

2013年3月5日火曜日

Orient Shop (ミュンヘンのアジア食品店)

第二の家があるミュンヘンへは、最近でこそ頻繁に行かなくなったが、それでも時々足を運ぶ。先日ドイツの日本、Düsseldorf へ行った際に、一生懸命日本・アジアショップや日本食レストランを回ったのだが、よく考えれば、大都市ミュンヘンにだって、日本食材店や日本食レストランはある。しかも、どれもスイスのそれよりも安い筈。

という事で、今回にして初めて、アジアショップを探して見た。日本食材店でもよかったのだが、必要なものがアジアショップでも購入出来る事を知っている身としては、日本食材店へのプレミアムを支払うのを躊躇してしまう。更に日本食材店、我家から若干遠い。

今回足を運んだのは、自宅から徒歩15分弱の近場にあるアジアショップ。かの有名なGasteigのすぐ近くにある。ちなみのこの近くには他のアジアショップも数店、dmやAldi等のお店も連ねる。

アジアショップ独特の臭いは避けられないが、比較的綺麗に整えられた店だと感じた。品揃えもなかなかよろしく、日本の食材もいくつか見られる。アメリカから輸入していると思われる品々も多くみられたが、私の大好物、Berkleyにある宝酒造の梅酒の取り扱いは無かった。ミュンヘンの家には冷凍庫が無いのと、スイス迄の道中解けてしまうだろうし、欲しかった冷凍食品は最低限しか購入出来なかった。価格はフランクフルトよりも若干お高いが、スイスよりは安い。もっと早くに発見していれば、頻繁に来たのに、と少し後悔。
ともあれ、アジアショップを探しているなら、ここはお勧めです。

***********************************************
Orient Shop
Rosenheimer Strasse 38

アルファベットを口頭で説明

日本語ではそれぞれの音というよりも、漢字を口頭説明する際に、色々な例を用いるだろう。例えば、「華」という名前を伝える際には、「華やかの華」と言った様に。
仕事をしていた際に、自分の苗字を伝える際や住所を伝える際、予約番号等を伝える際等に、間違いの無い様 アルファベットの一文字一文字を単語に置き換えて伝える事がよくあった。旅行業界で働くと、名前等の確認が必須な為、このアルファベットを現す単語は決まっていて覚える必要があるが、私は自己流で伝わりやすそうなもの(主に国や都市名、人の名前)を使用していた。
と、これは英語圏での話。ドイツ語圏ではあまり電話に出る機会が少ない為、不自由する事が無かったのだが、先日夫が電話で苗字を伝える際にこのアルファベット単語を使用していたのを聞いて、友人(ドイツ人)が大うけしていたのを聞いて、ふと疑問に思った。夫が使っているこれらの単語例、一般的なのだろうか。

調べた結果、これはなんと、正しい例に従ったものを使用していた事が判明。英語圏では、なるほど、と思われた単語の選択が、ドイツ語では、「え~?どうしてこれ?」という感想を持ってしまうのは、やっぱり私がドイツ語に慣れていないという証拠なのだろうか。

ちなみにこれ、「Buchstabieralphabet」と呼ばれ、以下の様になっている:

A Anton
Ä Ärger
B Berta
C Cäsar
Ch Charlotte
D Dora
E Emil
F Friedrich
G Gustav
H Heinrich
I Ida
J Julius
K Kaufmann
L Ludwig
M Martha
N Nordpol
O Otto
Ö Ökonom
P Paula
Q Quelle
R Richard
S Samuel
Sch Schule
ß Eszett (←そのまま)
T Theodor
U Ulrich
Ü Übermut
V Viktor
W Wilhelm
X Xanthippe
Y Ypsilon (←そのまま)
Z Zacharias

んー。。。。面白いのだが、やっぱり私はA= Amerika と言ったほうが分かりやすい様な気がするのだけど。

ドイツ語豆知識でした。

2013年2月27日水曜日

Zurich 日本国名誉領事館

海外に住むと必ずといっていいほどお世話になるのが、日本国大使館。過去に受け取った私のパスポートは二つとも海外の大使館で発給された。また更新の時期がやって来るが、今回はここスイスで申請する事になる。

今回、パスポートの有効期限迄はまだ半年以上残っているのだが、ドイツの無期限滞在許可を申請するにあたり、日本のパスポートをまず更新しておく事にした。というのは、ドイツのビザは日本のパスポート番号とリンクされており、ビザの有効期限が残っていても、パスポートが変わった場合は再度申請する必要があるのだ。従い、今回のタイミングでパスポートを更新する事にした。更に今回の更新で、やっとパスポート1枚目に私の婚姻後の姓が記入される。之まで、スイスのお役所ではたとえパスポートの4ページ目に名前の訂正がされている旨が記されていても、1ページ目の情報のみが有効、と全て旧姓で処理されており、これが色々と面倒な事を引き起こしているのだ。この問題も新たなパスポートと共に解消されるかもしれない。

スイスの日本国大使館は、スイスの首都、ベルンにある。
ここでスイス国内全ての領事業務を行っているのだが、日本人人口の多いZurichには、名誉領事館というものがある。 国籍以外に関する領事業務を完全予約制で行っている。(が、この領事館も6月より縮小予定との事で、ベルンに足を運ばねばならなくなってしまう。)

今回、パスポートの申請書を受け取る為に予約を取り足を運んだ。担当者によると、この領事館で申請書を受け取る事が出来るのは、大使館の出張サービスで同領事館でパスポートを受領できる人のみ、との事。という事は、申請書をこちらで受け取り、ベルンで受領は出来ないという事?不便な気もするが、今回はそれで問題無いので可。
予約制の事もあり、混雑して待つことも無く、てきぱきとした対応で10分もせずに終了。
ちなみに、 受け取った書類は:
  • 説明書
  • 申請書及び記入例
  • 同意書
  • 旅券返納留保願書
  • 封筒
通常6稼働日で出来るとの事なので、出張サービスの10日前迄に送れば大丈夫だろう、という事で、こちらも手続き一歩前進。

2013年2月26日火曜日

Zurich の冬の遊び場 (ETH Active Sundays)

第二の故郷・CAでは、一年中温和な気候に恵まれ、外の遊び場に困る事はまず無かった。が、ここは冬の寒さ厳しい中央ヨーロッパ。夏は快適な気候の中いくらでも子供達を外で遊ばせておく事が可能だが、冬は頭を悩ませる。勿論、子供はあまり寒さを感じないものらしく(?)雪が降ろうと氷点下だろうと、外に出て遊びたがるのだが、一人での外出が可能な年齢でも無い限りは親が一緒についていかねばならない。最近でさえやっと激しく動いてお互い温まる事も可能となってきたが、雨の日はやはり室内で遊びたい今日この頃。そんな時、出かけられる場所はそう多くは無く、時にミュンヘンの日々が懐かしくなったりもする。

余談が多くなったが、表題のETH Active Sunday、これは0-8歳児対象のプログラムで、寒い冬に体を動かそう!というInitiativeのひとつ。スポンサーは某銀行だが、ETHの体育館をアスレチック場に変え、月に一度10-17時迄、冬の間(10-3月)だけ無料開放されているのだ。たった月に一度とはいえ、日曜日の室内Activityは非常に有難い。毎回少しずつ内容が変わっているが、大体は同じ様な遊具で埋め尽くされている。しつこい様だが、無料のものが皆無のスイスで、無料の施設なばかりか、子供達には水とちょっとしたスナック迄用意されている。

非常に素晴らしい施設なのだが、難点は非常に混む事。初めて参加した際に、午前中が比較的空いていたので、次も午前中に足を運んだが、既に超満員。昼食の時間に若干人出が少なくなるが、午後も続々子供達が押し寄せる。それでも一応秩序は保たれ、1歳の息子も怪我もなく遊ぶ事が出来た。(万一怪我の場合に備え、会場内には保健室も設置されている)。

会場迄はバスでも行けるし、駐車場も豊富なので車でも可。お昼は持ち込みランチを2階席等で食べてもよいし、又はETHキャンパス内のカフェテリアも開いているのでそこで昼食をとる事も可能。今年は残りあと1回。コンピューター等で遊ぶ子供が増えている中、こうした遊びを楽しいと感じてくれる子供になって欲しいと願う一母でありました。

##############################################
ETA Active Sundays
イメージこちら

2013年2月16日土曜日

保育園の費用

スイスではいつもネタになるのが、費用、お値段の話。
今年は例米調査会社の統計で東京に抜かれ2位に転落したらしいが、何事にもお金のかかるのがスイス、チューリッヒ界隈。保育園の費用も例外ではない。

今回息子がお世話になっている保育園は公立の保育園で、町の援助がある保育園。さあ、気になる費用は?

115CHF (約1万1500円) 一般組み
130CHF (約1万3000円) 赤ちゃん組み(最長24ヶ月迄)

これは、一日のお値段。ちなみに、町内在住以外の場合は、それぞれ128CHF/143CHF。町外在住だが職場の近くという事で預けている場合は、こちらのお値段になってしまう。
この計算だと、週に2日間通う息子は、ひと月に8日間通ったとして月約9万円。この保育園は、最低でも40%預ける事が条件故、週に1日だけや週に半日を2回、の様な通い方は出来ないので、これが月の最低金額という事になる。
ちなみに仮に私が仕事に100%復帰したら、月の保育費約24万円!これって、高い?(高いよねえ?!)

この中には、勿論朝食、昼食、2度のおやつ代が含まれているが、おむつは持参。(以前の保育園はおむつ代も込みだった)息子は朝食の時間(6時半から8時の間)迄に保育園に行く事は無いのだけど。

保育園に通う理由は色々あると思うが、大半はやはり仕事の都合で仕方なく、なのだろうか。未だにスイス在住の個人の財力がどれ程なのか把握しきれていないのだが、子供の為、又は親のゆとりの為という理由で保育園を利用する人は果たして多いのか。少し興味があるところである。

******追記*****
同じ町の別の保育園は週2日で月約12万円、100%で30万円超えるそうな。それでも不足している保育園とは。。。

2013年2月15日金曜日

風邪の季節

私に似てとても健康な息子。殆どひどい風邪も無く、たとえ高熱を出してもいつも機嫌良くしていた息子。そんな彼が去年のクリスマス頃から引き続き風邪を引くようになった。
原因は色々あるのだが、風邪っぴきのGirlfriendに熱烈なチューをしてしまった事を発端に、何度も頻繁に車で長旅をさせてしまった事で疲れていた事等が重なったと思う。

クリスマス前の週末、40度近い熱を出して鼻水が出てきた息子、咳が酷く夜も眠れない日々が続いた。そこで、心配になった夫、週末だというのに、急患で休日担当の小児科医へ連れて行った。直ぐに血液検査をされ、炎症がない事を確認すると、単なる風邪だろうとの事で、咳用の飲み薬を処方された。未だ有効期限の切れていない同じ薬(Ventolin Sirup)が手元にあったのだが、開封すると持たないという事で、その場でその薬は処分された。。。

その後も咳は改善せず、熱もクリスマスにかけて40度近いのが続いたのだが、年末までには回復。一安心していたが、年明け暫くして、再び鼻水と咳がひどい風邪に。 息子が治ったと思ったら私が風邪。そして私が医者にかかったその夜中、息子の熱が再発。40度近いのが続く。今思えば、私に付き合って医者の待合室で長い事遊んでいた際に感染してしまったのでは。。。反省。
高熱とはいえ、若干元気がなかったものの他の症状も無く、2日後には、熱もひいた。が、夜だけ熱があがり、朝から昼間にひく、というのがその後続く。それだけならまだしも、どうも機嫌が悪い。この時から始まった保育園の慣らし保育も、連れてはいくもののただ黙ってじっとしているだけ。夜になると熱が出て、夜中の酷い夜泣きが続いた。泣いて起き、その後泣き止む事泣く、「本読む~!」「アルバム見る~!」と泣き叫びながら永遠に繰り返される事数時間。それなのに、何故か昼寝もせず、終日不機嫌で泣いてばかり。これが毎晩毎日。当然私も寝不足の日々。しかしながら朝になると熱も無く、本人も保育園に行くと言うので連れて行く。
 その繰り返しだったが、ある朝、保育園の前迄来たら、泣き出した息子。なだめて着替えさせ中に入るも、クラスの部屋のドアで頑なに入室を拒否。それでも泣き喚く息子を連れて入ったが、、、これでは慣らし保育の意味が無い、という事で、この日はそのまま退散。。。その後は相変わらず機嫌の悪い様子が続く。が、珍しく昼寝をした後に起きた息子、やたらと耳を触っている。よく見ると、何だか黄色いものが耳の中に!もしかして、と即医師に電話、30分後に予約がとれ、早速連れて行くことに。

症状を話して、診察。喉が若干腫れているので、熱は喉から来る風邪が原因だろうとの事。ただ、もう熱が出るのが夜のみ、とは治ってきている良いサインとの事。耳を確認すると、左はOK、問題の右は。。。耳垢がたまっていて見えません。何と!!私があれ?っと思ったのは実は耳垢だという。これは問題ありません、放っておけば自然に出てくるので、と言われ、結局耳は何でも無いという診察結果。拍子抜けしたが、私たち家族が信頼する医者がそういうのであれば、と安心して退散。勿論、確実に知るには血液検査をする事も出来るが、不機嫌なところに針を刺すのは可哀想、という医者。先ず有無を言わせず血液検査をした休日担当医とは違う。もしも夜に熱が酷かったり辛そうであるなら、座薬を使用する事を勧められる。

そして翌日、相変わらず機嫌は悪かったが、 昼間にふとした事で、右の耳から耳垢がポロっと取れたのだ!その大きさと言ったら、兎に角驚いた。写真を撮っておけば良かったと今になって思うが、あんなに大きなものが詰まっていたら、そりゃあ機嫌も悪くなるだろう、と思わせるほどの巨大耳垢。しかも2個!これで安心と思ったその夜中。「お耳、痛いよう~!!!」と泣き叫ぶ息子。やっぱりあの耳垢もどきは、耳垢では無く、中耳炎の膿ではないかとの確信が強まる。
とりあえず座薬を与え、翌日朝一で小児科に電話。 

診察の結果、、、はい、中耳炎でした。水曜の段階で既にそうだったんだよね、きっと。耳垢といわれて納得した私、見落としでした。しかも今回は左の耳も軽い中耳炎になっているとの事で。。。即抗生物質を処方され、その他痛み止めの座薬をもらう。抗生物質が効いてくるまでに約3日かかるので、3日間は座薬を使用。その座薬と抗生物質を使用すると直ぐに、息子の機嫌が良くなった。流石文明の利器(?)、薬様の力。1日目は薬が切れるとまた不機嫌になるので、やっぱり薬の力、偉大なのだと思い知らされる。指示通り、3日間は座薬を使いつつ、8日間抗生物質を服用。
機嫌も良くなったし、熱も出なくなったし、もう治っただろうと思ったが、再診の結果、右も左もいまだに中耳炎治っておらず。。。更に4日間の抗生物質投与を処方される。
そしてその後の再診察。流石にもう治ったと思ったが、これまた両方とも治っていない!抗生物質さえ飲めば直ぐに治るものだと思っていたが、、、もしかして息子には耐性菌が出来てしまっているのだろうか。。。抗生物質の投与は処方されなかったが、2週間、毎日鼻を食塩水で洗う事、プール禁止を言い渡され、2週間後に再度診察。

未だその再診を迎えてはいないのだが、毎日の様子をみると、完治していてもいいのでは、、、と思わせる。が、中耳炎を侮ってはいけない、という事をよく聞くので、しっかり治してあげようと注意している母2年生でありました。注意するって言っても、外出時には耳をしっかりカバーする事、外出から戻ったら手を洗わせるぐらいなんですけど。

風邪の季節、どうか皆様もお大事に。

2013年2月12日火曜日

保育園、慣らし保育終了!

一つ目の保育園をクビになって(?)から早1年以上が過ぎ、再度 Try した保育園。こちらの保育園、慣らし保育は2週間と前回の保育園より1週間長い。本来なら実働10日の2週間で終了だが、今回息子の体調不良等で、1週目に2日程休んでしまった事もあり、慣らし保育は3週目の2日間迄かかった。ちなみにスケジュールは:
1日目 1時間親子滞在
2日目 1.5時間親子滞在
3日目 1.5時間滞在 (内、親30分抜ける)
4日目 1.5時間滞在
5日目 1.5時間滞在 (内、親40分抜ける)
6日目 2.5時間滞在 (内、親1時間抜ける)
7日目 3時間滞在  (内、親2時間抜ける。初のお昼ご飯)
8日目 3時間滞在  (内、親2.5時間抜ける。お昼ご飯)
9日目 6時間滞在  (内、親5時間抜ける。昼寝に挑戦)
10日目 6時間滞在  (内、親最初の5分のみ滞在。昼寝挑戦)

最初の1週間に、5日中2日休んでしまった事もあり、3回目から4回目の慣らしが週末を挟み3日あいてしまった為に、4日目の独り時間が無しになったりとイレギュラーなプランだが、参考までに。

前回の経験もあるので、今回も2週間の標準慣らし期間では不十分だろうと思っていた。が、結果、無事に2週間=10日間の慣らし保育で、慣らし終了!

最初の1週間は、息子が思わぬ中耳炎にかかっていた為、なかなか難航した。が、その後は非常に順調に行き、9日目にバイバイをした際には、泣きながら「おしゃぶり~!!!」と叫んでママと反対方向に走って行ったのは、正直驚いた。息子は、母が去らねばならない事を理解していたのである。それを自分に言い聞かせるかの様に、おしゃぶりとベストフレンドのねずみちゃんを取りに走って行った。しかし、案の定昼寝は難航し、結局昼寝チャレンジ1日目は昼寝無しで終わってしまった。昼寝チャレンジ2日目、慣らし保育最終日には、保育士達は息子をバギーで寝せる事も覚悟してくれたようだが、なんとこの日はちゃんと1時間15分程しっかり昼寝が出来たという!これには私も相当驚いた。昼寝が出来たらもう大丈夫!という事で、慣らし保育卒業、次回からは通常の保育開始と相成りました。

慣らし保育9日目には迎えに来た親の顔を見て泣きそうな表情を見せた息子だが、10日目は笑顔を見せてくれた息子。とは言え、「ママ~!!」と喜びを顕わにする事はせず、続けて先生と本を読み続ける。他の子供は親が来ると、喜んで笑顔で走っていくと言うのに。。。あれ~。。。?

いずれの日も、お別れの際には力いっぱい泣く息子。でも1-2分で泣き止み、それ以降は全く問題が無くなったと言う。泣かないだけではなく、少しは楽しんでいるのだろうか、と先生に聞くと、よく笑って、歌って、踊って、クラスメイトとも良く遊んだという。更に付け加えるならば、得に昼食・おやつの時間には全力で嬉しさを表現し、2人前は食べる、との事。ハハハ、私の息子だからね。

ともあれ、前回の保育園経験が嘘の様に、素晴らしい成果を見せた今回の慣らし保育。いよいよ週2日の通常保育の始まり!

2013年2月1日金曜日

風邪の診療費

先日人生初?とは行かぬまでも風邪で医者にかかってしまったのだが、その請求書が届いた。計2回の診察で、処方された薬全てを含むその診察料は、さておいくらでしょうか?

400.55 CHF(約4万円)
内薬代 67.45 CHF (約6700円)

はい、こちらもスイス価格でございました。
たかが風邪で4万円の診察・治療費とは、恐るべし。道理で皆、風邪ごときで医者に行かないはずだ。

日本で医者にかかった場合、保険を使用せずに100%自費で支払った場合は1万円程度だろうと予測される。軽く4倍。
ここでのキーワード、「保険」だが、そう、ここスイスにも健康保険があり、いくらかは保険で支払われる。この「いくらか」とは、一部には自分で設定するもので、いわゆる年間の免責額を引き、それ以上の部分の9割(全額の設定もあるらしい)が支払われる仕組み。ちなみに私の免責額は年間約20万円で設定されている為、今回の4万円は全て自己負担。去年までは一度も医者にかからなかったし、毎月馬鹿高い保険料を払っている意味があるの?という気もするが、我々外国人、保険加入は義務であるので仕方が無い。(ちなみに保険料毎月約3万也、チーン!)

日本には高額医療の補填等もあるし、存続が厳しいとされてはいるものの、素晴らしい健康保険制度が存在していると思う。スイスにも保険制度はあるし、また医療レベルは確かに高く、安心して暮らせる国である。が、それなりの対価を払わねばならない、そういう国なのだ。

2013年1月28日月曜日

スイスの風邪薬

これまでの生涯、風邪や病気とは無縁だった私、薬の事は良くわからないのだが、今回中耳炎で医者にかかった事で医師の診察を受け、風邪の為にと処方された風邪薬がこちら。「Neo Citran」
処方箋無しで購入出来て、10袋入り17.9CHF。

日本で風邪薬と言えばパブロンというが(?)、スイスで風邪薬と言えばこれが有名らしい、とは近所のスイス人女性談。

お湯に溶かして飲むタイプで、柑橘系の甘い美味しいHot Drinkとなる。意外になかなか美味しくて、もう良くなってきていたのについつい飲み続けてしまった為に、今回の風邪で1箱無くなってしまった。ので、次の風邪に備えて購入して常備しておこうかな。。。

2013年1月27日日曜日

ビザ (滞在許可証 - 無期限ビザ・永久ビザ)

ドイツで配偶者ビザを取得して早3年が経とうとしている。という事は、現在所持している配偶者ビザの期限が切れるという事だ。前回の申請の際、3年経ったら次は無期限のビザ(Niederlassungserlaubnis)が出ると聞いていたが、他の人からは5年経って初めて無期限ビザが申請できるとも聞いた。
ともあれ、ビザの更新をすべく、登録してある役所に連絡をする。
すると、やはり次は無期限ビザが取得できるらしく、現在のビザが切れた翌日に管轄の移民局に出向いて手続きをするよう言われる。

ここで普通はその通りにするのだろうが、我々なかなかドイツの登録してある地域に出向く機会が少ない為、何とかわざわざ足を運ばずとも、その地域に行く機会まで待てないだろうか、相談した。
お役所といえどもなかなかFlexibleなもので、では希望の日時でAppointment を取ります、と言う。丁度イースター休暇にそちらの方へ行く予定だったので、その際の予約を依頼した。

この無期限ビザの申請、2010年9月から滞在許可証がカード型に変わった事を受け、以前申請した小さな小さな村の外国人局では受け付けられず、その郡の統括役所に出向く必要があるという。少し手間だが、永久ビザがもらえるというのに面倒がってはいけない。


当日の持ち物については:
  • バイオメトリック写真1枚(biometrisches Foto)
  • 所得や生活費についての証明 
  • 住居証明
  • ドイツ語能力証明書(レベルA1)
  • 婚姻者の証言書
  • 有効パスポート
とりあえず、これで一安心。
。。。と思ったが、まてよ、現在の滞在許可証が切れてから次のAppointment迄1ヶ月半の期間が、空くのだが、その間の私の滞在の合法性って??
念の為、再び役所に連絡、質問。すると、移民法81条4項によると、Appointment をとっている限り、現許可証の期限が切れてからそのAppointmentにて次の判断が下されるまで現滞在許可は有効となる、との事。簡単に言えば、合法滞在は次の更新迄続く、という事。

あとはAppointment迄に写真を準備するだけ。良かった、良かった。

2013年1月26日土曜日

初めて医者へ

自慢じゃないが、私はとっても健康・・・頑丈である。子供の頃からこれといった大病は無いし、風邪も殆ど無い。小学校から高校迄の12年間、無遅刻無欠席。小学校でも中学校でも健康優良生で学校代表になって表彰されたり。だからこれまで医者にかかったというのは、妊娠に関わる事と、若気のいたりでスノーボード、360度に失敗して骨折した時、空手で靭帯痛めた時、ドイツで無理矢理豚インフルエンザの予防接種に連れて行かれた時、海外駐在中の義務だった人間ドッグ(10年で2回位しかそれでも受けなかったが。。)ぐらいだろうか。
別に医者嫌いというわけでは全くないが、スイスに来てからというもの、医療費が高い事もあって、どうも医者に行く気になれなかった。そもそも、そんな病気にはなった事は無かった(ぎっくり腰はよくやったけど。。)。

しかし。中耳炎は痛かった。大人の癖に、生まれて初めて中耳炎なるものになってしまった。しばらく確かにこの冬から急に頻繁に風邪を引くようになってしまったのだが、多少ひどくても時間が解決してくれる、と構えていたが、暫く確かに鼻が酷かった時期があった。夫にも散々早く薬を飲めだ、病院に行けだの言われていたのだが、、、人間本当に酷くならないと行動に出ないものらしい。突然耳が痛くなり、何をしても痛くて痛くてどうしようも無い状態に。Internetで調べて急な痛みには冷やすとあったので、アイスパックで冷やす事暫く。全く良くならない。眠れそうも無い。翌日も症状変わらず。夜中に帰ってきた夫、未だ起きている私を見て驚く。話すと、痛み止めくらい飲めとの事。確かに、眠れない夜が続くのは辛いので、痛み止めを飲み寝る事が出来た。
が、翌日。やはり耳は痛い。夫が無理矢理医者を探し予約をとってくれ、医者に行く事に。これまで拒否していたものの、この耳の痛さは出来ればどうにかしたいものだった。

これまで、私の言い訳のひとつは、「私にはホームドクターが居ない」。スイスもアメリカ同様ホームドクター制。でも、丈夫な私はこれまでホームドクターを探した事が無かった。やはり今回断られた医者もあった。

今回、幸いにして診てくださった医師は、とても感じがよかった。結局診察の日と、その後のFollow-Upの診察と2度通ったが、彼女になら今後任せてもいいと思えるドクター。偶然にも良いドクターと出会えたのはラッキーだ。

初回の検査は血液検査及び顔のX線、触診・問診。
中耳炎は抗生物質投与が必要との事で、抗生物質(Co-Amoxicillin、Helvepharm、1000mg)が処方される。また、Acetylcystein 600mg、Sinupret を飲むように言われる。又、風邪にかかっているので、その為の薬も飲むようにと、NeoCitranというスイスではパブロン並に知られている風邪薬を出される。
抗生物質以外は、処方箋無しでも購入出来るもの。

抗生物質のお陰で、中耳炎は無事に治り、耳の痛みも無くなった。が、未だに耳に水がたまったような感触があり、聞こえが悪い。再度医師に見てもらうべきかどうか、悩んでいる今日この頃。

2013年1月25日金曜日

保育園、2度目の挑戦

申し込みをして早数ヶ月。一向に音沙汰の無い日々が続いていたある日、ふとFollow-Up のMailを送ると、即返答があった。今月末からどうぞ、との事。えっ?少し驚いたが、もしFollow-Upをしていなくても、連絡があったのだろうか。。。

ともあれ、そんな事で、息子、1年4ヶ月振りに保育園再開。以前とは別の保育園で市営のもの。以前見学した際に、好印象を受けたところで、残念ながらここで受け入れ可能の連絡があったのが、1週間の差で他のところに決まった後だったのだ。

入園にあたって、市からまず沢山の書類が送付された。なかなかしっかりしているところが好印象。同封されていたのは:
  • 契約書 2通
  • 収入証明書 2通(両親各1通)
  • 緊急連絡
  • 送り迎え許可
  • 写真の取り扱いについての同意書
  • 連絡リスト
  • 規則についての説明書
これらの書類を送り返すのだが、その際に我々の収入証明及び税金申告通知のコピーを同封。この保育園は公立の為、収入によって費用が異なってくる為である。
同時に保育園での面談。丁度夫の都合も合ったので、家族総出で出かける。
園長は休暇中との事だが、既に決まっていた息子のグループの先生が対応。入り口に汽車の絵を見た息子は、そこで既に大興奮。テンション高いまま、Officeへ。Officeで説明を受ける間、約40分、息子はOfficeにおいてあった汽車のおもちゃやお絵描きで遊びながら大人しく待っていた。
説明の他に、我々への質問もあり、主に息子のアレルギーや生活行動について。特に気をつける事は少ないが、甘いものはあげていない事、食事も味付けが薄い事等を伝え、あとは過去に保育園をクビになった(?!)事等を伝えておいた。
覚書までに、保育園に通う際に準備するものは:
  • 写真2枚
  • 着替え一式
  • 室内履き
  • 飲み物用のボトル
  • 寝る時に必要なもの(おしゃぶり等々)
  • 雨具(雨の時期)
説明の後、園内を案内され、最後に息子が入るグループの部屋へ。沢山のおもちゃをみて、早速遊びたがった息子。また来週来るからね、となだめて退散するが、これはもしかして、、、いけるか?!

早速翌週からは慣らし保育。期間は2週間。どうかしっかり慣れてくれますように。

2013年1月14日月曜日

母子教室

ミュンヘンで初めてお世話になったのは日本人のSpielgruppeの様なもの。しかしながら、この集まりが無くなってしまった。未だSpielgruppe に申し込みをしていないので、日本語と接する機会がめっきりひっている。そこで、新たな機会をと探していたら、ミュンヘン日本人幼稚園による「母子教室」なるものを発見した。

このミュンヘン幼稚園、通常の幼稚園として認可されているのだが、幼稚園の他にも、就園前迄の子供を対象とした「ひよこクラス」なるものもある。長期でミュンヘンに住むのであれば、入れてみたいところだ。が、私たちはその対象では無い為、今回目に付いたのは、親子が一緒に時間を過ごす、「母子教室」。月に2度のみの開催で、基本的には月1回の参加として下さい、との事なので、参加できるのは月1回となるが、それでもこうした機会はありがたい。参加費は1回5€。早速申し込み参加してみた。

当日の朝。参加要綱に遅れる場合は連絡を、とあったので、これは遅れてはいけない、と早めに出かける。しかし、どうも開始時間にならないと部屋が空かないとの事で、雪の中を外で待つ事となってしまった。幸い息子は気にしておらずよかったのだが、到着時間について一報事前に欲しかった。

1時間半の時間の中で、自由に遊ぶ時間や歌を歌う時間、工作の時間、おやつの時間とあり、さすがプロの保育士、上手に対応してくれ、息子も久々の日本語環境を楽しんでいた模様。おやつも準備してくれるのだが、この日のおやつは赤ちゃん用のおせんべい・クッキーにお茶。息子はお茶を飲んだことが無いので、お茶は拒否したが、おやつはもっと食べたい様子で。。。食いしん坊。帰りにおいてある本をまだまだ読みたがって少し梃子摺ったが、最後まで楽しく遊んでくれました。

さすがに疲れたか、帰りのトラムの中で眠ってしまった息子。また機会があったら参加したい教室でした。