スイスでは公民館の様なものを、Gemeindezentrum と呼ぶが、ここで色々な催し物がある。今回のペイント教室、MalOase もその一つ。ZurichにいくつかあるGZ (Gemeindezentrum)の一つで、ほぼ週1回で開催されているのが、これ。対象年齢は1歳半頃から、となっているので、息子には未だ早すぎるのだが、その他にも遊び場があるとの事なので、ものは試し、行ってみる事に。
到着次第、登録簿に名前を記載し、順番を待つ。
順番が来ると、名前が呼ばれる。汚れ対策に、用意されている大人もののT-Shirtを着用。当然ぶかぶかなので、首の辺りは洗濯ばさみで留める。
担当者が大きな画用紙を壁に張ってくれ、そこでお絵かきスタート。机の上にペイントと筆が置かれていて、好きなものを手にとって自由に描くのだが、描きたいだけ描いて良いので、時間もその子次第。費用は紙代として、1枚につき1.5CHFのみ。
さて、息子は、というと、、、不覚にも気に入らなかった模様。
画用紙の前に立たせて、筆を渡したところまでは良かったのだが、その筆をいつものようにぶんぶん振り回し、もう片手の手に握ってしまった。すると、、、鮮やかな緑のどろっとしたペンキが手のひらについたのを見ると、ふえー、ふえーっっっ!!!!!と叫び泣き出したのだ。その手をぬぐうべく、頭にもぴたっ!はい、頭も緑に。するともう止まらない。。。
親切な方がウェットティッシュをくれたので、それで急いで手を拭いて、抱きしめてあげたのだが、なかなか落ち着かず。きれいになった手をじーっと見つめては、ふえっ、ふえっ、、、と思い出したかの様に泣くのだ。
泣き止んでも、それからは何をしても筆を握らせようとすると、ものすごい力で拒否。
という事で、諦めました。
いやー、まさかこんな展開になるとは。。。
その後、T-Shirtを脱がせると、人が変わった様に楽しそうにはしゃぎながら、会場においてあるおもちゃで遊びだした。 やっぱり好き嫌いってあるんだなあ。
という事で、息子に絵を描かせる試みは失敗に終わってしまった。
1歳の誕生日の品選びで、筆を選んだ息子なのだが、あの頃からまた成長し、変わってきているのである。今後、どういう風に育っていくのだろうね。
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