2010年2月28日日曜日

雪山でハイキング

今年初の、そしてシーズン初の雪山へ!行き先はスイスです。
湖のほとりで優雅に(←だらだらと)日本食&イタリア料理を満喫しながら
数日を過ごした後なので、週末は何かActiveに過ごしたい。
という事で、Zürichから近い雪山へSnow Shoeing に行ってきました。
雪山 = Snowboard の私ですが、たまには皆さんの希望に合わせましょう、という事で、のんびりとお散歩です。

去年の今頃、Zermatでは靴で雪山をハイキングしましたが、今回は連日続いた10数度の気温のせいか、靴では到底歩けません。スキー場でSnow Shoesをレンタル。(25CHF ≒ 2000円也)
急に決めた事だったので、雪山仕様の服装は携帯していなかった私。
ジーンズにヒートテックの下着、フリース、スニーカー。舐めてるのかっ?!と言われそうな服装ですが、それでも何と、暑くて暑くて、、、下着1枚になって歩きましたが、タンクトップでも良いくらいでした。青空と太陽が眩しく、懐かしのCaliforniaの空を思い浮かべました。

 ジョギングやジムも楽しいけど、こうして自然の中にいるのは格別!
 
やっぱりスイスに住むのも悪くないかもしれません。

2010年2月26日金曜日

スイスに口座を持つ!

万一スイスで住む・働く時の為に、スイスで銀行を開設する事にしました。
色々な銀行があるのですが、パートナーの薦めにより、郵便局の銀行に。
スイスのどの都市にもあるし、お財布代わりの利用価値は大。

最寄の支店で番号札を取り、順番が来てカウンターへ。
一見郵便物しか扱わなそうな窓口ですが、口座を開きたい旨を告げると、モニターを我々も見えるように回転させて、手続きを開始。

ドイツのビザのページを見て、詳細を入力していきます。
その都度、何が書かれているか、どういう事かを丁寧に確認しながら進行。大変Friendlyで丁寧な窓口職員でした。

最後に日本の印鑑代わりとなる署名を用紙に記入、身分証明書のコピーをとって終了。後日指定の住所にカードやOn-Line取引で必要な暗証番号カード等々が送られてくるとの事。口座名義の姓は婚姻後の新しい姓に。ただパスポートはまだ旧姓のままになっていますが、『問題ないです。。。。調べた事無いですが、多分大丈夫です』との事で。念の為、パスポートのコピーとドイツのビザのコピー両方をとってもらいました。

口座には1フランも入っていないのですが、預金の無い私名義の口座
(注:ドイツの口座は共同名義)がこうして無事に開設!ちなみに、登録住所もドイツの住所でOKでした。近頃色々と変わってきたと言われはしますが、さすが天下のスイスの銀行(!?)、お金さえあれば居住地等々問わず、でしょうか?(あ、私はお金無いですね、ゼロバランスですから、、、)

スイス滞在許可への道のり ①

晴れてEU国ドイツの一般住民となった私。
次なる手続きは、スイス滞在許可証。

スイスは未だにEU非加盟国。
これからもそうあり続けるとは思うが、2年前には国民投票でシェンゲン加盟が可決されている、等、少しずつ変化が見えているスイス。
でも、まだスイスはEU国ではないのである。

イギリスで働いていた時に、欧州の同僚達から、『スイスに住む事は、ステイタスなのだ』という事を聞いた事がある。その意味は私には未だわからないのだが、スイスの山々・湖といった自然が、私がこよなく愛するものであるから、スイスに住みたいと思う人の気持ちはわからなくも無い。でも、みんなが住みたいスイスだから、そう簡単に住めるものでもないらしい。

さて、私の場合、スイスが要求する『博士並みの特別な知識・能力』を保持しているわけでもなんでもなく、配偶者がスイスで働いている、という理由での滞在許可申請。

ドイツは事前にメールで詳細を確認出来たが、こちらは直接赴いて下さいとの事で、市役所に到着。
先ずはスイスの労働許可を持つパートナーが、独身から既婚へのStatus変更をする。ドイツ語の婚姻証明を渡してコピーし、返却される。
そして次の質問。これが本番。
『妻は日本人でドイツの滞在許可証をもっているのだが、スイスに一緒に住むにはどんな手続きが必要か?』
すると、家族として引っ越す場合の必要書類が記入された半紙と申請書を渡され、全ての書類を持って、Zurichにある移民局へ行って申請して下さい、との事。Zurich はこのカントンの首都である。必要書類は全てスイスの滞在許可を持つ彼の書類で、私の書類では無い:
1) 婚姻証明(ドイツ語)
2) 住居証明と契約書
3) 過去3箇所の住居証明
4) 銀行口座残高証明
5) 身分証明書のコピー

比較的簡単なようである。が、2)について。スイスは住居が住むのに十分な広さがある事を証明しないと、滞在の許可が降りないらしい。彼のアパートは実は2人で住むにはとてもとてもとても狭い。一人当たりどれだけの広さ、という様なガイドラインがあるわけではないようだが、まあ、彼の住まいでは明らかに『一人用』となるでしょう。日本で東京のど真ん中で一人暮らしをしていた事のある私には問題の無い広さだけど、、、

という事で、今回のスイス訪問は、必要書類の確認・入手で終わってしまった。
スイスに住めるようになるのはいつの日か。。。

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スイス滞在許可への道のり その②
スイス滞在許可への道のり その③

2010年2月19日金曜日

語学学校 - Integrationskurse

配偶者ビザと一緒に頂いた、『Integrationskurse(ドイツで暮らしていく為の社会適応コース?)』の資格証明書を持って、1時間1ユーロのドイツ語学校に通うべく、学校探し。
連邦主義のドイツだが、このProgramは全国規模の政府Program、という事で、全国何処でもコースが受講できる。従い私は市内の学校を探す事に。

大都市、学校の選択も豊富です。
一通り、HPがある学校はその要綱をHPで一つ一つ確認、目ぼしいところ4-5校、メールを書く。夜中に書いたものの、翌朝8時過ぎには2校から既に返事が来ていた。早速メールでやりとりをしたが、両校とも、直接訪問して欲しいとの事で、約束を取り2校とも訪問。

1つ目は家から1.5kmと近い。メールの対応はとてもぶっきらぼうだったので、ちょっと心配して行ったが、話しているうちに、とても感じの良い方であるとの印象を受ける。
簡単なやり取り・質問の後で、30分のテストを受ける。選択肢と既述の両方で、60-70問あっただろうか?
ちなみに、簡単なやり取りも、口頭質疑応答のテストの一環だったらしく、ちゃんとスコアがつけられていた。
テストの結果を早速採点。『素晴らしいわ、素晴らしいわ』とつぶやきながら採点終了。
結構それでも間違いが多かったと思うんですが、6段階の『レベル6』。
『本当にあなた7月からドイツ語始めたの?』と2度聞かれた、という事は、
それなりに褒められた、という事なのでしょうか。
従って、Level 6 のコースを勧められる。
この、Integrationskursは全部で600時間のドイツ語講習と、45時間のドイツの歴史・文化等の授業で構成されていて、要は各レベル100時間ずつなんだそうです。という事は、Level 6 から始めると、100時間で授業が終わっちゃう、という事ですね。一方で、『Intensiv-Kurs(集中コース)』というのもある、と聞いていたので、訪ねると、これは大学入学を目指すような若い人たちのコースで、わずか460時間しかない。語学習得には460時間じゃ少なすぎる、とのお答えが。。。でも、Level 6 で始めちゃうと、どの道100時間しかないんですが、、、と思ったのは口に出さず。

『あ、もうひとつ簡単なテストがあるの』と言われて取り出したのは、写真を見て、ストーリーを説明する、というもの。苦手です、私。
案の定、ここでアドバイザーの方も、私の語学力がテストや簡単な口頭試問が示すよりも実は低いのでは、という事に気づいたと思われる。『日常使わない言葉やSituationだし、聞いて理解は出来るけど、単語を自分のものとして使いこなす練習が足りないのね』 と適切なコメントを頂く。
そこで、私さえ良ければ、Level 5 も受けてはどうかと提案。レベル的に物足りないかもしれないが、話す訓練と文法の復習にも悪くないと思うわ、と。

最後に、費用の事も、心配してくださり、『通常は1時間1ユーロなんだけど、払うのが大変だったら、収入と家賃等の差額によっては申請で無料に出来るかもしれないけど、申し込んでみる?』とまで。『1ヶ月大体100ユーロになるんだけど、大丈夫かしら』
驚きました。だって、某G-Institutは、1ヶ月40万円ですよ。それが1万4000円位なんですから、私には全然大丈夫ですっ!
一応丁寧に『1ヶ月100ユーロなら、私たちには大丈夫だと思います』と答えておきました。

なかなか感じの良いカウンセラーの方で、家からも近いし、ここにしてしまおうかな、とも思いましたが、2つ目の約束もあったので、そちらへも午後に足を運びました。

こちらの学校は家から約4.5kmでしょうか。メールの対応が一番親切だったところ。
二言目が上手く聞き取れず、『すみません』と聞くと、なんと英語に切り替えてきた。語学学校で、英語対応されたのは初めてでちょっと驚いたが、この学校では、ドイツ語の他に英語、フランス語、イタリア語、ロシア語等も教えているので、日常茶飯事なのかも。あえてドイツ語で答えを返し、再びドイツ語会話に戻る。

やはりここでもテストを受けると言われたが、今朝別の学校でテストを受けた事を話し、証明書を見せると、『ああ、きっとこれは同じテストだね、、、』
そして数秒後に、『。。。。えっ!!!レベル6???!!!。。。』と凄く驚いた反応をされた。
①口頭での受け応えから察するとレベル6から程遠いのに、、、
②Integrationskursを取りたい人が、いきなりレベル6?
このどちらかの反応だったのでしょう。(①だな、きっと)
ともかく、テストは受けなくて良い事になり、早速申し込みを、、となったので、まずは情報が欲しいと回答。
次のコースの開始日とレベル、時間帯等を教えてもらう。
使う教科書も聞いてみたところG-Institutの初級クラスで使った教科書のシリーズ。でも、『重要なのは使う教科書じゃなくて、いい先生がいる事だよ』とのコメント、こちらも納得です。

とりあえず、どちらの学校にするか考える為、その旨を伝えて申込書だけもらってきました。

2010年2月16日火曜日

Fassing、カーニバル

カーニバルと聞けば、Brazil、と思うのですが、実はカトリックの地域では結構大きなイベントになっています。ドイツはプロテスタントの国ではあるものの、Fassingと呼ばれるカーニバルは大きな盛り上がりを見せるのです。ドイツの三大カーニバルと言えば、ライン川沿い地域、南のミュンヘン、国境のバーゼルでしょうか。ライン川沿いにはケルン、ドュッセルドルフ、マインツと言った有名どころがあります。

さて、例年通り11月11日11時11分に始まったカーニバル、2月中旬に終了します。今年は大きなパレードが行われるRosensmontag (薔薇の月曜日)は15日。その前の週末は各地で色々なイベントがあった様です。

私が週末訪れていた小さな町でも、例外なく、Fassing のパレードが行われました。パレードを見に来る人達も、頑張って仮装しています。まるでHalloweenのようです。

2010年2月15日月曜日

ビザ(滞在許可証 - 配偶者ビザ)

現在(今朝までは)語学学校学生の私。
未だ期限が切れる迄半年はあるのだが、膳は急げ(?)で、配偶者ビザを取る事に。行き先は、住民登録がしてある市の移民局。

ドイツ大使館のHPに、『ドイツ人配偶者と共に長期滞在する場合』という項目でわかりやすい説明があるが、例に漏れず、先ず申請する移民局に事前に必要な書類等々の確認をし、Appointmentを取った。

当日の持ち物:
1) ドイツの婚姻証明書 (原本1通 → 当日Copyをとって返却)
2) 写真1枚
3) パスポート
4) ドイツ人配偶者の身分証明証

これらを提出して、申請書2つ記入。
1つは語学学校のVISAの申請と同様のもの。ただ、今回は目的の覧について『勉強の為』ではなく、『家族の理由で』にチェック。
2つ目は、婚姻について、婚姻が強制されたものではなく自らの意思によってであり、また現在離婚調停等を行っていない、等に署名するもの。

いくつかの例外がある様だが、EU非加盟国の人がドイツ人の配偶者としてビザを申請する場合、申請時に基礎的なドイツ語能力があることを証明しなくてはならない。社会への適応促進の観点から、との事だが、これは良い事だと思う。求められるレベルは、『A1』。私がドイツに来て最初に通った某語学学校では1ヶ月でこのレベルが終了、だから正に基礎の基礎。私は現在『B2』のクラスだが、B1の証明書を持っているわけではなく、手元にあったのはA2のコース修了書。

この証明書も用意して行ったが、申請書の『ドイツ語能力があるか』の項目に『はい』と答えたら、特に証明書を要求されるわけでも無く、ドイツ語の履修義務は無しと判定されたのである。まあ、確かに担当者の方とはドイツ語で受け応えをしていたので、ドイツ語が理解できる、と実践確認だったのかも。

今回のVISAに伴い私がとても興味を持っていたのは、上記語学の条件を提示するからには何らかのサポートがあってしかるべきとの考えの下(?)にOfferされている『Integration Course』。簡単に言えば語学学校に破格で通える、というもの。驚くべきはそのお値段。1レッスン1ユーロ!! 2年間有効だという。私の場合は『義務』ではなく『権利』という事で、行きたくなければ行かなくても良い、との事だけど、最初から結婚が理由でドイツに来てゼロからドイツ語を学ぶ人には、本当に格安の素晴らしい配慮だと言えるでしょう。

話がそれたが、滞在許可の申請の為、移民局に予約時間朝9時到着。
これまた約40分ほどで、特に問題も無くVISAがおりました。
Passportの有効期限も残っているので、規約どおり3年間の滞在許可。勿論仕事も出来ます。
3年後に更新する際には、無期限のVISAがおりるとの事。
いわゆる永住権。その後は更新の必要が無い、というのが驚き。
ドイツは運転免許証も、一度取得すると無期限だとか言いますよね。
ちなみに、語学学生ビザには、『無効』のスタンプが押されていました。

それから、費用なんですが、なんと無料でした!!!
『ドイツ市民の為にドイツに来る人』だからなんでしょうかね。

最後に『Good Luck』の様な事を言われて笑顔で送り出されました。
お役所はあまり良い評判を聞きませんが、前回も今回も、非常に親切で迅速な対応をして下さいました。

今日から私は語学学生ではなく、普通のドイツ住民になりました。
これから暫くの間、お世話になります!

2010年2月14日日曜日

市役所からの贈り物


市役所婚式を挙げた市のStandesamtから記念品を頂きました。
Sekt、即ちSparkling Wineです。

式が執り行なわれたお城の絵のラベルが可愛いボトル。
式の最後の方で、頂きました。


それからもうひとつ。何でしょう。

こちらはお料理の本。
勿論全部ドイツ語で、地元の自慢レシピ(?)が沢山掲載されています。
自分でレシピを追加して書き込めるようにもなっています。
これをゆくゆくは、結婚する娘に持たせるのでしょうか。
まだまだ先の話ですね。

2010年2月9日火曜日

冬の気温

ドイツの天候は、イギリスに匹敵する程変わりやすい。

夏は夏で、雨が降ったりやんだりで、私は久し振りに傘を持ち歩く、という事を覚えたものですが、冬は冬で、気温の変化に一喜一憂させられる。

1月の東京は暖かく、私の滞在時は最高17度位迄気温が上がった。
そこから帰ったドイツ、『ここ最近暖かい』そうだが、勿論氷点下。。。
そして先週は家の外の温度計も遂にマイナス10度を指した。
寒い!寒い!!
と思っていたら、その後数日は、一気に暖かくなり、連日プラス2-4度が続いた。おかげで雪は雨に。降り注ぐ雨で、すっかり積もった雪も融けてしまった。

そしてここ数日、再び気温は氷点下に。。。マイナス5度。
確かに外気が顔にピリッと来て、氷点下の温度を体感出来る。

たまーに顔を出す太陽と青空が、一瞬私を騙すのですが、やっぱり冬。
寒い毎日です。このところ。

2010年2月7日日曜日

確定申告 (日本)

暫くの間自主休暇を取得中の為、手続き関連で必要な事が無いか考えた。
『確定申告』
考えればサラリーマン生活○○年。サラリーマンの良くも悪くもあるところは、税金関連の面倒な手続きを会社がやってくれた事。アメリカでは会社勤めだろうが何だろうが、個人が毎年の確定申告(Tax File)を行うのだが、これまた業務関連での滞在という事で、CPA(公認会計士)が代行して全て行ってくれた為、私のやる事は質問状の記入と4月の締め切り前に郵便局に書類を出しに行く事のみ。

先日日本に行っていた際に、退職した会社から実家宛に届いていた『源泉徴収書』なるものを持ち帰って来ていたので、それらを片手に早速国税庁の『平成21年分確定申告特集』のHPへ。
進歩したもので、Internetで申告が出来るとある。海外在住者には嬉しいではないか。。。と思ったのもつかの間。住民票が日本に無いと、E-Tax Fileは出来ないらしい。結局印刷して郵送か、、、

簡単になったとは聞いていたが、いったいどうしてそういう計算になるのか、気がかりで結局国税庁のHPで税の仕組み等々をお勉強。
知っている人は知っているのだろうが、12月31日までに結婚していれば、配偶者控除で数万円の還付があったらしい。ふーん、、、今年は収入が無いので関係ないし。まあ、それが理由で急いで結婚する人もいないでしょうけど。

一応記入が終わったものの、提出は2月16日以降との事。早く出しすぎちゃいけないんですね。。。

2010年2月6日土曜日

結婚にかかる費用

日本人とドイツ人がドイツ方式にて結婚するにあたりかかる諸費用をまとめてみました。
日本人同士が日本で結婚する場合、婚姻届を記入して提出すれば、無料で結婚できますが、ドイツでは何かとお金がかかるようです。市役所の婚姻式(Standesamtlich Eheschließung)はドイツで法的に結婚するには必要なので、避けて通れぬ道です。私たちの場合、約350ユーロ+通信費等(約4万円)程かかりました。勿論、私が外国人なので、ドイツ人同士の婚姻よりも費用がかかっているのでしょうけど、これもドイツ人が結婚しないカップルが多い理由なのでしょうか?(← そんなわけないでしょうね)

日本での書類 (1350円)
1) 戸籍抄本 1通 450円
2) 戸籍謄本 2通 900円
3) 結婚具備証明書 1通 無料 (!)
4) Apostille 無料 (!!)
5) 婚姻届 無料 (!!!) ← ドイツの婚姻証明書2通必要なので、
                   実質無料ではないですね
隠れた費用で、ドイツから日本へ委任状を送ったり、外務省へ書類を送ったり受け取ったり、再び書類を日本からドイツへ送付したり、と日本側の費用では通信費が一番かかったかもしれません。

ドイツでの婚姻登録 (211ユーロ)
1) ドイツ人側の出生証明書 1通 10ユーロ (Geburtsurkunde)
2) 書類確認費用 60ユーロ
3) 婚姻登録送付費用 16ユーロ
4) その他諸経費 5ユーロ
5) 翻訳費用 120ユーロ

ドイツでの市役所婚式 (140ユーロ)
1) 婚姻証明書 4通 25ユーロ (2通はOptional)
2) 婚姻式費用 40ユーロ
3) 婚姻式会場使用費用 50ユーロ
4) 婚姻証明書の手帳 25ユーロ (Optional)
5) 複合姓への変更手続き 20ユーロ (Optional)

この後、私のパスポートに新しいドイツでの姓を併記してもらうのに戸籍謄本1通(450円)と費用(6ユーロ)がかかります。ドイツでの唯一の身分証明書なので、これは必須ですね。まあ、こちらはお安いものです。

2010年2月5日金曜日

H1N1予防接種

10月末に故郷(?)California に行った時に、Officeやお店に手の消毒用のジェルが設置されていたのを見て、とても驚いた。日本ならわかるが、ここCaliforniaまで?!
対してドイツ、全く平常と変わりません。

語学学校で、H1N1についてちょっと議論になった事がありましたが、
『普通のインフルエンザでの死亡者の方が断然多いし、新型を大騒ぎする必要が無い』と満場一致の意見。

私はおかげさまで生まれつきとても健康で、ドイツに来てから規則正しい生活と毎日の運動により益々健康に拍車がかかっているので、インフルエンザ等関係ないものと思っていた(し、今も思っている)。

『今週木曜日の夕方、開けておいてね』
『?』
『H1N1の予防接種に行くから』
『いってらっしゃーい』
『君もだよ』

えー、、、体に余計な菌を植え付けるのは嫌だったので、拒否していると、年末の日本への旅行は予防接種をした人としか行かない、とだだをこねられた。そう来たか、、、

結局、一緒に予防接種を受ける事に。ただし、私は新型のみ。彼は普通のインフルエンザと新型と2つ受ける事に。2つの予防接種を同時に打てないので、私たちのH1N1予防接種は1週間後にずれたのだけど、ワクチン不足が未だ日本やアメリカで叫ばれていた頃に、ドイツではこうも簡単に予防接種が出来てしまうとは。

しかも、当日。
名前を受付で名乗っただけで、身分証明書の確認も保険の確認も一切無かったのである。これには驚いた。ワクチンが十分ではないらしく、このClinicでは1日10人迄という事で予約は必要らしいが、誰でも無料で受けられてしまう、という事には変わりは無い。恐るべきドイツ(← 何が??)。

その後予防接種の後遺症も無ければ、インフルエンザにかかる形跡も無く、今日まで過ごしている私。
やっぱり健康優良児!

SBB

SBB、こちらスイスのJRの様なものです。DBのスイス版、ですね。
スイスは色々な事情がありよく行く国なのですが、スイスはEU圏でも無ければ通貨もCHF(スイスフラン)という事で、近いのにちょっぴり外国旅行気分を味わえます(?)。

DBへの評価は私の中では巷で言うほど高くは無いのですが、SBBはかなり100点満点に近い点数をあげたい。
とにかくスイス国内何処でもSBBを乗りこなしてたどり着く事が出来ます。かの有名なスキー場の数々も、電車で最寄の駅(スキー場まで徒歩圏内)迄たどり着けます。雪道の運転が大の苦手の私にはとても嬉しい電車網です。

去年はとても頻繁に行っていたので、スイスでも割引カードを購入しました。こちら、『Halbtaxkarte』(半額カード)で、スイス国内近距離線でも全て半額になる優れものです。(※ドイツのBahnCardは長距離線しか割引になりません)更に、気分によって1等に乗りたい時も、このカードは1等・2等関係なく適用できます。

年会費: 150CHF (1年間。2年、3年の割安あり)
VISAカードがついたものだと125CHF。

Internetでの申し込みも可能。
私は駅の窓口で写真を添えて申し込み。
会員証が出来るまではTemporary Cardがもらえて、これでその日から半額乗車可能。

こちらも年間単純計算で300CHF分乗らない人には元が取れないのですが、物価の高いスイス、結構すぐに元が取れます。
ちなみに、Halbtaxkarteを持っている人は、スイス発ドイツ行きの料金のドイツ側にBahnCard25と同様の特典が適用されます。スイスをベースにしてドイツに行く人は、迷わずこれでしょう!

今月もスイスに行こうと思いますが、先月で私のHalbtaxkarteは切れてしまいました。更新はこちら、自動ではありません。どうしようかなあ、今年は。。。

名前

婚姻後の姓をどうするか、は最後迄悩んだ問題であった。
日本では、日本人同士の婚姻の場合、夫婦別姓が法律上認められていない為、いずれかの姓を両者が名乗る事となる。しかし、片方が外国人の場合、何もしなければ夫婦別姓となるのである。

選択があるというのは、時には良い事だが、時には悩ましいものでもある。

ドイツの場合:
1) 夫婦別姓
2) どちらかの姓に合わせる
3) どちらかの姓を取り、一人が複合姓により旧姓を残す
注A: 子供は複合姓は持てない
注B: 複合姓を名乗れるのは夫婦の内一人のみ
注C: 子供は全員が同じ姓でなくても良い。『例えば男の子なら夫の姓、
    女の子なら妻の姓も可能です』とは市役所からのアドバイス。。。

日本の場合:
1) 夫婦別姓
2) どちらかの姓に合わせる
3) 1)と2)以外を希望する場合、家庭裁判所に行く
注A: 子供は日本人の親の姓と同じになる。
注B: 子供を別の姓で登録したい場合は、子供が戸籍筆頭者となる新しい戸籍を作る事となる。

私の希望:
1) 家族全員が同じ姓がいい (← 含・未だいない子供)
2) 日本の姓を残したい
=> 即ち、夫婦二人とも複合性にする。が、これはドイツでは不可。

彼の希望:
1) 自分の姓を残したい (← 会社名に自分の姓をつけてしまった)
2) 子供には私の日本の姓をつけたい
3) 子供の姓は日本とドイツで同じにしたい
4) 第三国で滞在許可を取ったりする場合に面倒にならない様にしたい。
=> 即ち、、、あまり適合する選択が無い。
あえて言えば彼が複合姓を取り、私は旧姓、子供も私の姓。

色々議論し、考えた末、私が複合姓を取る事に決めました。
日本人と結婚すれば、夫の姓に変えるのが普通なんだから、旧姓に拘らず変えればいいのに、との意見もあったが、欲張りな私は両方持っておきたいんですね、出来るものなら。

片付いたかに見えた問題、未だありました。どちらの名前を先にするの?
つまり、私の姓-彼の姓、とするか、彼の姓-私の姓、とするか。決断は私に委ねられ、悩んだ結果、『彼の姓-私の姓』とする事にしました。
日本での名前は、旧姓を残し、将来的に必要に応じて、複合姓申請なりの手続きを考えようと思います。

名前の変更は、Standesamtの結婚式の際に同時に行う事にし、式の数日前に市役所へ連絡。

結婚式の2日前。式の後のお食事会の席札を準備しながら、夫婦で姓が異なるのが私達だけという事に気づいた私。えっ?ドイツ人も何気に夫の姓に変えているのね。。。

式当日。複合性にしたものの、皆から『Frau XXXX』と彼の姓で呼ばれる私。何だ、あれだけ悩んだのに、結局そう呼ばれちゃうんだねえ。

2010年2月4日木曜日

婚姻届 (日本側)

外国式での婚姻が成立した事を、日本にも届けねばならない。
私は日本人なのだ。
婚姻成立日から3ヶ月以内と猶予があるが、こういうのは一気に片付けたい。

前日ドイツ語の婚姻証明書と夫となった彼のパスポートを日本語に訳した。
ドイツの役所は指定の翻訳者に訳してもらわねばならなかったが、
日本はこのあたりは適当である。私が訳す事で問題なし。

以下の書類を揃えて、初めての在ドイツ日本総領事館へ。
天気が良かったので、徒歩にて。

領事館提出用(戻ってきません)
1. ドイツの役所発行の婚姻証明書 2通
  (← 領事館のHPで見るとこれは1通で良いかに見えたので注意)
2. 上記和訳文 2通 (← 翻訳者の名前と日付を記入)
3. 戸籍謄本 2通 (← 私の場合、戸籍住所に変更が無い為2通)
4. 配偶者のパスポートの和訳文 2通 (← 翻訳者の名前と日付を記入)

領事館提示用:
5. 二人分のパスポート

その場で記載するもの:
6. 婚姻届 2通 (← 1通を見本を見ながら記載。確認の後、2通目記載)

その他持ち物:
印鑑があると便利

和訳文も婚姻届も、全ての記載は日本語で、が基本。市の名前も住所も全てカタカナ表記をする。
興味深かったのは:
1) 外国人の生年月日は西暦で記入するが、日本人のは年号で記入
2) 記入項目に『同居を始めた日』がある。『結婚前の同居は決して許されない』という価値観の元育てられた私には驚き。(ちなみにこれも年号で記入)
3) ドイツでの『世帯主』を記入。ドイツにも『世帯主』の観念があるのか?

教えてもらうとおりに準備して記入すれば全くをもって問題は無いのだが、
私の失敗を参考までに:
- 和訳文の市の名前の後には、必ず○○市、という様に、『市』を記入せねば
 ならない。(← 私はその場で手書き付け足ししました)
- 外国人側の両親の氏名を記載する際も、日本人側同様、二人が婚姻関係
 にある場合は、妻の名字は書かない事、と訂正される。
 (← 見本には、両方『ミュラー ○○』となっていたのに。領事館の方曰く、
   これは離婚してしまったケースを書いているのだとか。。。
   え、、、ちょっとそれは、、、説明不足ではないでしょうか。。。)

これらを領事館から日本の役所に送付するとの事で、日本で新たに戸籍が出来るには約1ヶ月との事。意外と時間がかかるものですね。

日本では旧姓を残す事にしたので、パスポートはそのままとなる。
領事館の方が、『ご希望されればドイツの複合性を括弧書きに出来ます』と親切に教えてくれた。が、どうも私のパスポート、『追記』のページが入国・
出国スタンプで埋まっているので、係りの方も、一瞬無言になっていました。

パスポートを返してもらう時に、『はい、こちらご本人と旦那様のパスポート、お返しします』
『旦那様』の響きが不思議でした。

2010年2月3日水曜日

婚姻届 (ドイツ側)

結婚する事になったものの、『いつ』『どのように』は未定のまま、私は2週間半の休暇に出てしまう。
従って、準備らしい準備が始まったのは、ドイツ帰国後の11月中旬から。

ドイツでの婚姻に必要な書類は、各HP等で簡単に調べる事が出来るが、
ドイツ人と日本人がドイツ式で結婚する場合、我々の役所の場合

日本人側:
1. 婚姻具備証明書 (Ehefähigkeitszeugniss ← 戸籍がある役所の戸籍課で発行してもらえる)
2. 戸籍抄本(又は謄本) (Geburtsurkunde)
3. パスポート (Reisepass)

ドイツ人側:
4. 出生証明書 (Geburtseintrag)
5. 身分証明書 (Personalausweis)


ちなみに、私たちは住民登録がしてある市役所に行ったので、住民票の様なもの(Meldebescheinigung)は提示せずしてOK。

手順としては:
1) 1.と2. を取り寄せる (← 私は実家の両親に依頼)
2) 1.と2. を外務省に送り、アポスティーユ(Apostille)を受ける
(← これまた両親に依頼。外務省へは郵送にて)
3) 1.と2. を、ドイツの役所の指定翻訳業者に翻訳依頼 (← ドイツ側で)
4) 全ての書類を持って、市役所の戸籍課(Standesamt)へ
5) 書類を確認、婚姻後の名前等について確認
(← 私たちは姓は後日決めるという事で、旧姓をとりあえず記載)
6) 市役所婚式の日取りの予約

通信手段が発達している中、委任状にしても依頼書にしても『直筆サインのされたオリジナル』が必要という事で、既にドイツにいる私には真に時間のかかる手続きだった。
面倒すぎて1.2.取得の為だけに日本に行ってしまおうと思ったくらいである。
期間にして、1)と2)にドイツから、ドイツへの郵送期間も含め4週間。
3)に1週間弱。 4)-6)1日。
最短で6週間程で婚姻できそうである。
これを日本から手続きをすれば、飛行機での移動時間も含め、1)と2)に2日、3)に3日、4)-6)1日で、最短1週間で婚姻手続きが終了すると思われる
(↑ 勝手な推測)。

6) に関しては、私たちは登録を済ませた市とは別の市で結婚式をする事に決めていた為、登録役所からその希望する役所に書類が送付された。
また、結婚式をする役所に別途打ち合わせに行かねばならない、という事で上記にプラスして数日を要した。

ちなみに、我々の場合、上記手続きを開始する前に大きな手続きが必要だったので、更に時間がかかったのであるが、その手続きとは、、、

結婚への道のり

私にはどうしても心残りな事があった。
キャリアを捨て(一時的に、、、)、半ば『日本を去る』つもりでドイツに来てしまった事は全く後悔していない。でも、そんな突然の行動を両親はどう思っていたのだろう。いい歳にもなったのだし自分の事は自分で決めればいい、ときっと両親も頭ではそう理解していたのだと思う。仕事を辞めた事、ドイツに行く事、について、彼らは私に何も言わなかった。

私が仕事を辞めたのも、ドイツへ行く事にしたのも、結婚が理由では無かった。目的はあくまでドイツ語を身につける事。
でもそれは色々な意味で、将来の為であり、その将来の設計図にパートナーである彼の事が無かったわけではない。まあ、本音を言ってしまえば、彼の事が無ければ、ドイツにドイツ語を学びに来ようとは思わなかっただろう。

そんな語学学校の学生の私が、ドイツで結婚する事になった。
両親の心境はどんなものなのだろう。それがとても気がかりだったのです。
私がドイツに発った時、両親は何も言わなかったが、いつかこうなる事はわかって送り出した筈。
そうはわかっていても、はるか遠くから、『結婚します』 『ついては入籍に必要な書類を入手して送って下さい』では、あまりにも両親に申し訳ない気がしたのである。私は田舎で育った事もあり、両親は伝統だとか風習を重んじる。私を大切に育てながら、いつか私がお嫁に行く日を考えては、きっと相手からの結婚の承諾を求める挨拶があって、両家の顔合わせがあって、結納があって、、、結婚式の前日には『これまでお世話になりました』の挨拶があって、、、と考えていたと思う。

そんな両親の思いには、何らかの形でこたえたい。
かといって、日本的に結納だなんだのプロセスをこれから踏むのも、何だか不自然な気がした。

そこで、私達は、両親へ彼から手紙を書くことにした。
手紙の内容は、彼に任せる事にした。私の両親だから、どう書けば両親が喜ぶ・納得するだろう、という事は想像できるが、たとえ出来上がった手紙がそれと離れていても、彼の言葉で彼の気持ちを書いて欲しい。
英語で出来上がった手紙は、実を言うと期待したよりも短くあっさりとしたもので、心の中では『え、これだけ。。。』と思ったのは、今でも彼には内緒。
これを私が日本語訳したのだが、彼はそれを手書きで書きたいと言う。
日本語など書いた事も無い彼が、私の書いた日本語をお手本に、手書きで日本語の手紙を書いた。小さな2枚の便箋に一生懸命書き写す姿を見て、私はとても嬉しかった。かれこれ2晩に渡り、5時間かけて書いた日本語の手紙。途中文字が抜けていたり、ちょっと可愛い手紙になったが、早速これを日本へ送った。

手紙が届いた事を知らせるメールが両親から届いたのは約1週間後。

勿論、直接会って挨拶するに越した事は無い。
でも、私たちの精一杯の気持ちは無事に伝わったようです。
これで安心して、結婚に向けて準備出来ます。

2010年2月2日火曜日

二人だけの結婚式が、、、

ドイツ人らしく彼の『市役所婚式』の理解が『単なる紙のサイン』だった事は既述したが、その考えが私の言葉で揺らいできたと思われる。

『一度結婚式をするのに、また結婚式をするのもねえ、、、(← 教会結婚式)』

これを聞いて、『何?もしかして市役所婚式だけになってしまう?!』と思ったのだろう。
彼は元々結婚式にはこだわっていなかったし、私のやりたいようにすれば良い、と言ってくれていた。が、問題はそこである。
私には『結婚式への希望が無い!』かったのである。

流石に二人だけでサインをして終わり、は彼もちょっと淋しいと感じたのだろう。
両親を呼び、兄弟を呼ぶ、と人数が追加された。
更に、市役所婚式でよくピアノの伴奏をしているミュージシャンの友人から聞きつけた、『お城での結婚式が出来る市役所』に興味を持ったと思われる。
もしも教会式をやらないとなると、今回ので少し思い出の出来るものにしたい、と流石の彼もそう思ったらしい。
では、、、と、友人も呼ぶ事に。しかし、しかしである。時は12月半ば-後半。2月1日の結婚式に来てくださいと言ってすぐ来れる人は、私の様な人ぐらいである(=> Halloween Partyの為にアメリカに週末だけ飛んで行って来るのが厭わない人)。
あまり大きな式を望んでいなかった彼。ごくごく親しい友人に声をかけた。

残念ながら最後の最後迄協議したが、私の両親の出席は叶わなかった。今でも申し訳なく思っている。
友人についてはそう多くに声をかけるわけにはいかないし、かけてもやっぱり急すぎた様で。。。そうか、やっぱりドイツは遠かったんだ、と今更の様に悟る私であった。
でも、嬉しい事に、ドイツに駐在している元同僚(先輩)が奥様と共に出席して下さるという知らせが。結果的に彼は前日まで日本出張になってしまい、日本から遥々、奥様は南ドイツから電車ファーストクラスで、それぞれ駆けつけて下さったのです。

二人だけの結婚式が、少し賑やかな式になりました。

お客様を呼ぶと決めた以上は、、、さすがに何か準備しなくてはなりません。この時点で我々に残された時間は1ヶ月と1週間。

婚姻の日取り決め

市役所で結婚の登録を済ませると、ではいつ結婚しますか?となる。

場所によっては、2-3週間役所にNoticeを張って、異議を唱えるものが無い場合に晴れて結婚式へ進める、というところもあるようだが、我々は『明日以降いつでも』。

一日も早く結婚式をしたい彼。12月18日(金)を希望。

ちなみに、彼の中では、結婚式についてはこう解釈されていた:
- ドイツでのStandesamtliche Hochzeit (市役所婚式)→ 二人だけで
  出来るだけ早くサイン。サインするだけの日。
- Kirschliche Hochzeit (教会結婚式) → 家族友人と数ヵ月後に。
  この日が結婚記念日。

ドイツ人の多くが、この公式を頭に持っているらしい。
そうは言われたものの、私にとっては公式に結婚となる日が結婚記念日であって、何か思い入れのある日にちにしたい、と希望した。しかも、『ペーパーにサインするだけだから』と言われれば言われるほど、逆に、『それだけじゃないでしょう!!』とムキになってしまう。しかし、我々に記念日なるものは特になさそうであった。(実はあったのだが、週末だったり我々不在だったりでWorkせず。市役所婚式は平日限定なのだ)
そこで、私が最後に持ち出したのは

『大安吉日』

笑う無かれ、結構真剣だった私。
2009年は12月22日が大安だった。この日にしよう!

しかし、、、日が近づくにつれ、一大イベントChristmasの準備や、その後すぐにやってくる日本旅行の準備で、彼もちょっと忙しくなって来たと見える。
『一日も早く!!』と言っていた彼からギブアップ宣言。
『やっぱり、日本から戻ってきて落ち着いてしたらどうかと思うんだけど』
大賛成でございます。
早速、彼と私の間で有名になった、『Lucky Day Calendar』を参照。日本から帰国して最初の大安は、2月1日。
という事で、2月1日に決定。
『でも、2010年02月01日って語呂がいいから(←?)もうこの日は駄目かも』
という事で、1月29日(金)をバックアッププランに。ちなみに29日は友引。結婚式には悪くない日である。

結婚式を希望する市役所に連絡すると、2月1日、全く大丈夫との事。

こうして私たちは、晴れて2010年2月1日月曜日に結婚する事になったのである。