2011年2月4日金曜日

第5回 妊婦定期検診 (30週目)

今回は、前回の子宮頚管の経過観察の再検診ですが、30-32週の時期なので定期健診でもありました。(スイス式では私は現在31週目)

久し振りの午後の検診の為、学校から病院へ直行。
いつも通り、尿検査、体重・血圧・ヘモグロビン検査の後、診察室へ。

先ずヘモグロビンが低下している為、鉄分のサプリメントをとる様に指示される。
その後、先ずは子宮頚管のチェック。
前回から良くなっている事はなくても、きっと変わらないだろうと思っていたら、何と短くなっているという。前回の28mmから、10mmに大幅低下。
それでも事の重要性を理解し切れていない私は、てっきりまた安静にすれば良いのだろうと思って、そのまま診察を受けていた。

腹部の超音波検査では、赤ちゃんの大きさや臓器の発達を見る筈だったが、先生すっかり上の空。画像を説明してくれるでもなく、黙々と検査をしながら、誰か車を運転できる友人はいるか等の質問が。『え?今日ですか?』
『でも、今日はこの後ドイツに行かねばならないので。。。』
きっと先生、呆れたか、状況を理解しない私に苛立ったのかもしれない。。。
『ドイツに行くなんて無理。このまま直ぐに大学病院に行ってもらいます』
。。。。。。。え。。。。???

パートナーに電話をし、先生も彼と直接話し、ドイツ行きは諦め直ぐに駆けつけるようにとの事。彼はこういうときは至って冷静だ。駆けつけるといっても、3時間はかかる距離だから、とりあえず自分で何とかせねばならない。

先生が入院手続きの連絡を取ってくれている間、私は別室で赤ちゃんの心音と陣痛を図る機械をつけて40分程横になる。
前回は、『全然陣痛は無いわねえ。。。』と言われたのに、今日の見立てでは、とても不安定だという。でも、全然異変を感じない私。

唯一の変化と言えば、このところ、夜にお腹の張りが強くなっていた。それを伝えると、何故もっと早く連絡しなかったかと怒られてしまった。赤ちゃんを守れるのは私だけなのに、と。
でも、お腹の張りの様子も、特に以前と大きく変わったところは無かったし、まさかこれがシグナルだったとな気づかなかった。

Taxiを呼んでくれ、学校からの荷物を持ったまま、大学病院へ。
どうやら、この地元の病院に戻る事はもう無いらしい。。。最後迄ここに毎回通いたかったのに。。。

自分でも信じられない気持ちが未だあるのですが、こうして私の5回目の定期健診はこうして急激な展開をはかったのでした。

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