2012年12月3日月曜日

Weihnachtsmarkt in Nürnberg

気がつけば(?)、夏どころか秋も終わり、冬を迎えているヨーロッパ。
何だかんだと時が過ぎてしまったが、巷はもうクリスマス。

クリスマスという事で言ってみた今年初のクリスマスマーケットは、ドイツの3大クリスマスマーケットと言われる、Nürnberg。(ちなみに残り二つはDresden、Stuttgart)雪がちらつくこの日、どうしようか迷ったが、少しだけでも立ち寄ってみる事に。

感想 -少し期待外れ。
悪くは無い。スイスのそれと比べれば格段に規模も大きく楽しい。が、それ程に特別な感じがしなかったのが本音。勿論、之まで見たマーケットは子供も無く、ゆっくりと時間をかけて、好きな様に見物出来たのだが、今回は息子の様子を伺いながらの駆け足・斜め見の見物。同様に感想を比べるのはUnfairではあるが。。。

訪れたのは日曜の夜。そのせいもあってか、既に閉まっている屋台(?)もあったり、人出も少なかったりなのが、我々のテンションを若干下げさせたのだろうか。ともあれ、雪の中歩きたがらない息子を無理矢理歩かせていくつか屋台をめぐる。有名どころのLebkuchen(レーブクーヘン)やフルーツパンを何軒か試し、一番気に入ったものを家用に購入。息子もやたら甘~いフルーツパンデビュー。そして、Glüweinならぬ名物ラム入りドリンクをゲットし、暫く馬車が走るのを見学。

もう少しゆっくりしたかった気もするが、これからミュンヘンに向かわねばならないし、何よりも夫が防寒不備で帰りたいモード満載だった為、帰路に。

今度は夕暮れ時に、完全防寒対策をさせて再チャレンジしてみようかな。


2012年11月16日金曜日

Mütterzentrum・Familezentrum (親子の為の施設)

Zurichで相当お世話になっている、Gemeinschaftzentrum、通称GZ。児童館・公民館の様な施設だが、こうした施設がミュンヘンにだってある筈!と、暫くの間 Internet と睨めっこしていたのだが、HitするのはWinterspielplatz と民間の室内遊び場ばかり。それもその筈、ミュンヘンではこうした施設をGZとは呼ばない。Familienzentrum、Mütterzentrum と呼ばれるこの施設が、ありました、ありました!

呼び方が分かれば、あとの検索は簡単。ドイツ国内に300程あるらしい、このFamilienzentrum(以下略FZ、MZ)。土地勘が無いので、ひたすら住所と場所を照らし合わせる。我が第二の家はミュンヘンでも非常に交通の便が良いところにあるのだが、このFZ、徒歩圏内には見つからなかった。(徒歩圏内の定義にもよるが、1箇所は徒歩25分なので、夏には良い散歩)が、その中でも最も近いMZに行ってみる事に。結果、このMZは、我々ミュンヘン滞在中の第二の家となり、連日通う事になった。他の場所にあるMZ/FZも何箇所か足を運んだが、このMZは良かった。①立地:地下鉄の目の前、②施設:比較的新しく、部屋も広々としていて遊具も豊富、③プログラムの大半がDrop-off の集まりやPlay Group の構成となっている、④何よりも息子が気に入ったらしい。

幼児施設で働く人やミュンヘン在住長いであろう日本人でも、このFZ/MZの事を良く知っている人は少ない様子。ドイツ人には勿論常識なのだろうけど。

こうしたMZ/FZは、ミュンヘン市から補助が出ているが、一部は自分たちで賄う必要のある、非営利組織。彼らの資金集めは、会員を募ったり、バザーを行ったり、コーヒーやケーキ等を売った収益。余りに素敵なありがたい施設なので、会費を支払い会員になる事も検討したが、そんなに頻繁にミュンヘンに滞在するわけでも無いので、非会員のまま利用させてもらう事に。その代わり、朝食タイムやコーヒータイムではなるべく沢山購入するよう努める私たち。ちなみにここのメニューの代金、他のMZ/FZと比べても恐縮するほどとても良心的!

それにしても、通えば通うほど、本当に良い施設。これがある為にミュンヘンにずっといてもいいかな~、なんて思ってしまう今日この頃です。

2012年11月5日月曜日

ミュンヘン冬の遊び場 (Winterspielplatz)

ミュンヘンの冬の遊び場といったら、ここが恐らく一番有名だろう。冬の間(10月末~3月末)だけ開放される室内遊び場。夏の間はミュンヘンに多在する素晴らしい公園に行っていれば、遊び場に欠く事は無かったが、そうはいかない冬。それでも雨が降らない限りは外に出て公園に行ってはいたのだが、いつも公園にいるのは私達二人だけ。。。それでは息子、つまらないらしく、帰りたいと泣き叫ぶ。ZurichにはGemeindschaftzentrum (GZ)と呼ばれる公民館の様な施設があり、場所によっては一般開放しており、行き場が無くなった時のお助け舟として利用させてもらっている。これと数々のSpielgruppe(プレイグループ)、友人宅へ遊びに行く事で、冬をしのぐのだが、ミュンヘンでは遊びに行けるような友人も居ないしSpielgruppeも無い。そこでWeb検索及び公園で出会った母親等に聞いて知ったのが、このWinterspielplatz。

場所は市内の中心近くにあり、教会の施設を利用している。0歳から3歳児(即ち幼稚園前)を対象としており、火曜午後、水曜終日、木曜午前と開催されており、会費も無料。(但し、募金箱がおいてある。是非募金を!)非常に広々としており、子供が使う椅子や食器も用意されている。 素晴らしい!こんなところがあったら、毎回通うぞ!と思う人は恐らく多いのだろう。唯一の難点は、65人の人数制限がある事。子供達が安全に遊ぶには必要な事だろうが、時間通りに行っても長蛇の列が出来ており、これまで満員で入れなかった事が2度程。Waiting List で順番待ちをする事も可能なのだが、約2時間の開催時間で入れ替わりがそんなに多くあるわけが無い。という事で、ここに行く時はなるべく早く行くようかなり気合を入れて行く必要がある。

大掛かりな滑り台等は無いが、広い室内、他の子供がいるだけで楽しいらしい息子。それに、いくら広くても色々あっても、彼が手にするものはいつも同じ、、、車、本、キッチン遊び。もっと体を動かして遊んで欲しいのだけど、、、

****************************
Winterspielplatz
住所:Holzstraße 9, München
開催時間:
 火曜 15-17時
 水曜 9:30-12時、15-17時
 木曜 9:30-12時








2012年11月1日木曜日

母子Flight、初のANA

ANAも私にとっては何度も乗ったAirline。機体についてもサービスの程も分かっているが、未体験分野、子連れFlight with ANA。

古い機体ではあるが、目的地迄成田から直行便だし、定評の子連れサービスなので、迷うポイントは殆どないのだが、唯一かつ大きなポイントはバシネット。ANAのバシネットは体重10kg未満。一応身長制限もあるのだろうが、LHにしてもANAにしても、それは問われず。
知人曰く、「多少オーバーしていても大丈夫よ~」とも言うし、使えればラッキー、使えなくても昼間のFlight故、余り寝る事も無いだろう、と、賭けに出た私。

成田迄は早朝Flightだった為、多少早起きした息子。お陰で、小1時間のFlight中は熟睡。成田での乗り継ぎは3時間以上。その間Immigration後のゲート近くにあるPlay Roomで息子を遊ばせる事に。今まで何度も使った成田にこんな施設があったとは、全く気が付かなかった。広い部屋にはおむつ換え室も授乳部屋もあり、子供は大きなクッションの積み木や動物の形の積み木クッションで遊ぶ事が出来る。この日のこの部屋、我々以外は誰も居ない、貸しきり状態。余りActionが無いのも息子には退屈そうだったが、それでも目新しい積み木クッションで搭乗間近迄遊んでくれた。が、ちょっと眠かったらしく、この遊び場でもゴロゴロ~、ネンネ~、と遊んでいた。

そしてやっとの事で搭乗。搭乗前にゲートで呼び出しが入る。バシネットを依頼しているが、息子の体重は、と。「10kg弱です」と答えて終了。何故かゲート前では水を得た魚の様に、キャッキャと走り回る息子。。。周りのおばさん達、「大変ねえ~」という顔で私たちを見守る(?)。

優先搭乗も出来たが、なるべく最後に搭乗する事に。席に進むと、窓側を確保した私たちの席の通路側にビジネス客らしい台湾人が。我々を見るなり、CAを呼び、子連れが居るので他の席に換われないかと相談。そうなったらそうなったで嬉しいのだけど、、、結局この日のこのFlightはガラガラで、男性は別の席に移動。「どうぞゆっくり使ってください」とコメント。3席占領は嬉しいが、バシネット席の弱点、肘掛があがらない事。まあ、バシネットもあるし、息子が座れる席が出来たという事で良しとしよう。

悠々と席が使えた事もあって、何の問題も無く快適に終了した母子二人の12時間Flight。特にCAが親切だったという事もないが、総評としては良。

Baby Meal:これは素晴らしかった。
味気無い瓶だけのこれまで使用した他社と異なり、赤ちゃん用の食事がきちんと調理されていた。日本らしくお粥におかず。その他牛乳やヨーグルト、ベビーフードのデザートや子供大好きアンパンマンのお煎餅も!大人と同様に2食、普通に調理された温かい食事が出てきたのには感動。


バシネット:実は10kgを超えていた息子。自己申告では「約10kg」、予約もチェックインもゲートでも問題は無かったが、機内で「使用可能になり次第、バシネットを取り付けて頂けますか」とリクエストすると、やってきた別のCAが問う。「お子様の体重は?」「約10kgです」「正確には?」「服未着用で10kg弱だと思います」「安全上の理由で、こちらとしては10kgを超える場合バシネットを取り付ける事は出来ません」「10kg弱です」「ですから、10kgを超えている。。。」「超えていません。10kg超えていません!」
こんなやり取りの後、やっとの事でバシネットが装着された。息子、頭が大きいせいか、いつも実際よりも大きく思われるのだが、このCAにはよっぽど大きく見えたのだろう。。。いずれにしても、無事にバシネットを確保したが、かなりお粗末なバシネット、そして当然の事ながら、きつそう。。。
色々考えると、バシネットには赤ちゃん以外にもボトルやぬいぐるみを置いてみたりと、追加重量がかかる。それらを考えて設定されているのだろうから、多少の重量オーバーは大丈夫だろう、と(勝手な)自己判断。

Entertainment System:パーソナルテレビは、古い機体だけあって、タッチスクリーンでは無く、リモートコントロール付き。リモコン好きの息子にはこれでも良かったのだが、難点はCAボタン。何度このボタンを押してしまって、「お呼びでしょうか」とCAを出動させてしまった事か。。。これが無ければ、リモコン機体も悪くは無かったのだが。

もう2歳未満の息子を連れてANAに乗る事は無いだろうから、これが最初で最後の経験。なかなか興味深い体験でした。

2012年10月3日水曜日

初の家族3人Flight、日本へ

待ちに待った息子日本デビュー。
日本行きのFlightは、Lufthansaの乗り継ぎ便。午前の便でFrankfurtに向かい、2時間半のLay-overの後、12時間のFlightで成田へ。その先もまた国内便への乗り継ぎがあるのだが、そこは置いておこう。

過去に何度と無く乗ったLufthansa。私はA380も体験済み。勝手は分かっている。が、唯一初めてだった事は、バシネット。事前にWebsiteで確認済みなので未知の世界ではないが、実物を見るのは初めて。流石、唯一大抵の1歳児は確実に許容できる14kg迄OKのバシネット、かなりしっかりしていて、バシネットだけならビジネスクラス級。大きさも然ることながら、眠り易いように、明かりよけのカバーもついている。さて、この威力抜群のバシネットを、息子は使ってくれるだろうか。

よく聞く様に、歩き回りたい息子を追い掛け回して広いA380の機体を歩き回る事を覚悟していたが、結局そんな事は不要で、息子は長いFlight中、席を立たずに、我々の膝上・足元で遊んでくれていたのである。そして5時間ほどそうして遊んだ後、息子はこの上等なバシネットで着陸までぐっすりと眠ってくれたのだ。何て親孝行な息子だろう!

ちなみに、息子のFlightに備えて、いくつかおもちゃを持っていったが、最も活躍したものは、機内のTVモニター。普段はTVを極力見せない様にしているし、我が家にはiPadの様な赤ちゃんの最高の遊び道具も無いので、目新しかったのだろう。タッチスクリーンが楽しいらしく、かなり長い時間、画面をつついて遊んでいた。その他、隣に座っていた子連れの女性が、おもちゃを沢山持っていた。息子はそのおもちゃを借りて我が物のように遊んでいた。これら、動物のおもちゃ。そうか、やっぱり息子は動物が好き。帰りのFlight用に買っておいた動物のおもちゃが活躍する事が期待される。

今回は夫も一緒だった為、CAや乗客からの手助けOfferは無かったが、夫が居なくても大丈夫な程の快適Flightだった。いくつか反省(?)点を:

Baby Meal:事前に頼んでおいたが、しつこく催促しないと持ってきてくれなかった。 また、知ってはいたが、Baby MealはHipp社の瓶、Meal用と朝食用の2つのみで、ほぼ大人と同じ食事をする1歳児には物足りないだろう。食料を持参して乗り込んだので、問題無しだったけど。

おむつ:私の忠告を無視し(?)前日にキウイを1個与えてしまった夫。お陰で当日、息子は下痢気味に。。。空港で何度も替える羽目になってしまった為、用意していたオムツがぎりぎりになってしまった。。。

ベビーカー:何度も係員に「ゲート迄使えます」と言われたが、預け荷物にチェックイン。 空港で沢山あるかせて疲れさせる作戦。目新しい空港で歩き回る息子。作戦成功。乗り継ぎ地の成田でも、不便に感じる事も無し。念の為に抱っこ紐は常備。

睡眠:息子は全く騒ぐ事も無かったが、隣の1歳児が大泣き。離陸と共に長い昼寝に入ったこの子、夜(出発地時間で)になっても眠る気配無し。母親は大声で子供を叱る。「泣いちゃだめでしょ!寝なさいって言ってるのに!」と、無理矢理子供をバシネットにくくりつける。が、当然娘は寝るはずも無し。1歳児にこんなに怒鳴りつけても、言うことを聞く筈が無いだろう。少しはちゃんとあやしてあげるべきだろう。。。
これにより、息子も何度か起こされたが、なだめると直ぐにまた寝てくれた。何て良い子なんでしょう!

音:これは私は夫に言われて更に帰国便に乗るまで気づかなかったが、A380、揺れも少なく非常に静か!確かに夏に日本から来た知人も、静かでびっくりした、と言っていた。以前普通に乗った時には全く感じなかったが、良く意識したら、確かに。これは嬉しい事なのだが、騒がしい子供を持つ親には逆に辛いかも。。。

ともあれ、2度の乗り継ぎを経て快適にDoor to Door約19時間?で無事に目的地に到着。 夫は息子との初Flight無事達成。

2012年9月29日土曜日

Oktoberfest in Muenchen

今年も始まった、Oktoberfest。ドイツ各地や近隣諸国でもこの時期開催されているOktoberfest、ビール祭り。しかしやはり本場はミュンヘンだろう。

ビールが飲めない私だが、数年前に1度だけ行った事がある。ビールが飲めなくても、世界最大のビール祭り、1度は足を運ぶべきだろう、と。お祭り好きの私なので、何度でも足を運びたいところだが、一緒に行って欲しい夫は、祭り嫌い。。。ふう。。。

なので、今年は、「Family Day」とやらに、息子と二人だけで行ってみようかと企んだ。このFamily DayはOktoberfest開催中の火曜日の午後18時迄の時間で、いわゆる子連れにでも楽しんでもらえるように、という事だ。が、実際に入場規制があるわけでもなく、単に参加ブースの食べ物や乗り物が割引料金になる、という事だった。そんなに食べたり乗り物に乗ったりするわけでもないので、この日に行くメリットが余りない私たち。
だからといって、何ゆえに、一番込むであろう金曜の夕方に行かねばならないのか??!!そう、結局夫と一緒に3人で、友人家族3人と一緒に仕事の後で合流し参戦する事になったのだ。

Oktoberfest会場最寄駅迄は、我々のアパートから地下鉄で1本。しかし、、、この路線、当然の事ながら、Oktoberfestへ向かう人々で大混雑!ベビーカーを置いて来たものの、ベビーを抱いて乗車するのはかなりきつかった。酔っ払いに絡まれる息子はものめずらしそうに眺めていたが。。。

18時以降、ベビーカーの使用は禁止のOktoberfest。かといって、よたよた歩きの息子達をよたよた歩きの酔っ払いの波の中泳がせるわけにもいかない。ベストは肩車。これには息子もまんざらでは無さそう。上を見上げれば、あたりはまるで遊園地。様々な色や音に囲まれ、目を見張るちびっ子たち。
観覧車に乗り、Oktoberfestの会場を眺める息子の目はこれまた驚きでキラキラ。
意外にも楽しそうに時を過ごせた息子と夫。それとは対象に、相当疲れたのは私。スイスの田舎暮らしに慣れてきたせいか、人混みに参ってしまったらしい。
帰りは地下鉄駅もパニック状態。しばらく会場横の公園で遊ばせて様子を見るが、結局は電車の駅迄しばらく歩いて帰宅。ちなみに、息子、Oktoberfestよりも、やはりこの公園で遊ぶ方が楽しそうだったのは言うまでも無い。

教訓。Oktoberfestは、やはり、飲み友達とワイワイ行くに限る。

2012年9月19日水曜日

幼児英会話教室

息子にはしっかりとした母国語を身につけて欲しいと願っている。あまり今は疑問とはならないが、彼の母国語とはいったい何だろう、と考える日がいつか来るのだと思う。幸いにも、現在のところ、しっかりとした言語の発達が見られているのは、嬉しい。

既に2言語環境の息子に、第3言語を習わせる事は今の段階で特に考えてはいない。勿論、英語の重要性は分かっているし、1歳の息子には習得出来る言語の壁が無い事もよく理解している。でも、機会があったら英語に触れさせてもいいとは思っているが、その程度の位置づけだ。

が、地元に幼児の英語教室があり、お試しデモがあるというので、 行ってみる事に。この年の子には語学を語学として「学習する」という事は無理であり、生活の一部として身につけるもの。そう思っているので、語学教室よりも、英語の保育園やプレイグループで英語に触れさせる方が効果的だと思っているので、ある意味デモに参加したのは、ちょうど雨だったこの日の息子の遊び場として活用(ごめん!)させてもらったというわけ。

参加したのは、生後まもなくから18ヶ月迄の赤ちゃんコース。他に3人程来ていたが、息子よりも小さく、年上のお兄ちゃん好きの息子にはいまいちだった模様。ただ、音楽を交えての英語レッスンは息子はいたく気に入った模様で、「Hello」、「Bye bye」等とまねをしては飛び跳ねていた。数々のPlay Groupには参加しているが、ただ遊ぶだけでなく、こうして誘導して遊ばせるのが、息子は好きな様子。だからパパと遊ぶのが好きなんだろうな、一緒に遊んでくれるからね。。

デモだったので、実際の45分よりも短いレッスンだった。
そんなに費用も高いわけではないのだが、このレッスン受講に踏み切らない理由は、前述の事に加え、先生がNative Speaker ではなかった事。 イタリアで同じメソッドで教えていたとは言うのだが、私にはこの担当先生、あまり経験が豊富ではない様に思われた。
又、家で学習する為に、CDが教材として与えられるのだが、とにかく1日10分、ただバックグラウンドミュージックの様に流していればいい、という。この受動的メソッド、私は余り好感が持てない。
この教室に通うなら、家でセサミストリートでも見せて、週に1度、英語のPlay Groupに行く方がいいような。。。ともあれ、しばらくさぼり気味の、英語のPlay Group、定期的に行くようにしようかな。

2012年9月5日水曜日

ミュンヘン動物園(Tiergarten)

動物に目が無い息子と、動物園好きの父親が揃った時の我家の過ごし方。動物園。ウィーンでもやはり行った動物園、ミュンヘンで初めての週末も、やっぱり動物園。

ウィーンの動物園は暑さの為もあって、夫が短時間でダウンしてしまったが、今回も快晴の夏空。それもあって少し愚図っていた夫だったが、それでもやっぱり午後の少し遅い時間に動物園に向かう。
最近の私の記憶に残る動物園は、よく行くZurichの動物園、ウィーンの動物園の二つのみ。欧州のドイツ語圏、スイス、オーストリアと網羅したら(?)、次はドイツ、等とわけのわからない事を考えつつ向かったミュンヘンの動物園。

入り口が少しわかり難かったが、最寄り駅(U3のThalkirchen駅)からは川を渡ってすぐ。入場料12€は安いのか高いのか?ちなみに年間パスはたったの49€ と格安。
結果から述べると、この動物園にして12€はお安い!というのも、この動物園はミュンヘンならではの広い公園とも思わせるような施設。動物は目新しいものもものめずらしいものもないのだが、広々とした敷地にのんびりと過ごす動物を見るのは、ちょっとだけ嬉しい。
息子の昼寝の為、予定よりも遅く到着してしまったが、ここは朝から来て1日いても悪くない。子供を休ませる場所もあれば、思う存分遊ばせる遊具つき公園も多数。特に一番大きな公園は、近くにはビアガーデンも併設されていて、大人も子供も力の限り遊べる様に出来ている。少し息子には早いかな?と思われた遊具も、年上のお兄ちゃん達に感化されたか、息子もぐいぐいと登っては遊び、それはそれは楽しそう。

結局、閉園6時ぎりぎり迄滞在し、帰路へ。 大好きな象も赤ちゃん象も見れたし、沢山遊べたしで、満足模様の息子。機会があったら、また来ても良い事、間違い無し。

Tierpark Hellabrunn
開園時間 
4月-9月  9:00 - 18:00
10月- 3月 9:00 - 17:00

大人 12€
子供 4歳-14歳 5€

2012年9月1日土曜日

子連れで日本、プライオリティーは、バシネットかサービスか

私にとっては2年振り、息子にとっては生後初めてとなる日本行きが、やっとの事で実現されたのは10月。日本行きを決定してまず行ったのは、Flightの予約。予約時の息子の体重はまだ10kgに達しておらず、果たしてFlight時にどれ位の体重となるかがなんとも計り知れなかった。
体重を気にする理由?子連れの皆様ならお分かりのとおり、2歳以下の子供が利用出来るバシネットには体重制限があるのだ。身長制限もあるらしいが、あまりこちらは騒がれない模様。色々調べた結果、10kgを超える子供を許容出来るのは、Lufthansaのみ、という事に。Lufthansaは我々がマイレージ最上級会員であったStar Allianceのメンバーだし、スイス・ドイツから飛ぶには便数も多い。お値段もそれなりに可。何よりも、数ヶ月後の息子がいくら成長しようとも、14kgの体重制限にひっかかる筈が無いので安全圏。
しかし、、、私は秘かにANAを検討。ANAのバシネットは10kg上限。それなのに何故かって?色々と噂に聞く、日系のサービスとやらを経験したい・させたいと思ったのだ。
協議(?)の結果、往路が一緒となった夫は、有無を言わせずLufthansa!と譲らない。12時間に渡るFlight、膝の上はご勘弁、との事。

従い、我々の選択したFlightは:
家族一緒の往路は成田迄1度乗り継ぎ。FrankfurtからLHのAirbus 380 で成田へ。
母子二人の復路は成田から直行、ANA(の古い機体)で。
息子の体重の成長を考えると、行きと帰りのAirline、逆でしょう?と思うが、、、行きは夫の意向を酌み、帰りは何とかなるでしょう、で。帰りは昼間のFlight故、息子が眠る事も少ないだろう、との判断もあり。

ギャンブルの嫌いな私が、復路は半ばギャンブルに出たというわけだ。往復ともバシネットを無事に確保。あとは帰りのFlight迄に息子の体重がどうなるか。まあ、確実に10kg超えるだろうから、それをどう乗り切れるか。

ちなみにお値段は、どちらも差ほど変わり無し。往路のLH便は、直行の選択もあったが、これまた夫のA380に乗ってみたい!との希望から、わざわざFrankfurtを経由しての便に。
座席無しの息子のチケット料金は、大人の10%、格安。

我々の判断が吉と出るか、さあお楽しみ!

2012年8月31日金曜日

保育園、再び?

息子が8ヶ月になった頃、通っていた保育園から退園を促されたのは去年の12月。その後機会をみてまた保育園に通わせようと思っていたのだが、我家の引越し騒動(?)などもあり、お流れになっていた。そんなある日、市から手紙が届く。

前回、市営の保育園にも申し込みをしていたのだが、現在Waiting Listを更新しているので、未だ保育園に興味があるのであれば、情報を更新してくれ、との通知だった。去年空きが出たと連絡があったが、既に他の保育園に決まった為に断りを入れていたので、既に名前は消されていたと思ったのだが。
夫に見せると、すぐにでも申し込もう!と言う。あれ?私達、じゃあこの町にとどまるということ??勿論、保育園事情が厳しいスイスチューリッヒ界隈。申し込んだからと言って、すぐに入れるわけではないので、とりあえずListを更新してもらう事に。今回は最低40%(丸2日)を希望。やはりこれ位通わないと、中々慣れないものらしい、という事もあり、丸3日(60%)でもいいかも、と言う夫。そうなると、Flexibilityが無くなってくる。週に2日の日本語Spielgruppeは外せない。更に言うなれば、地元のSpielgruppeがある日もあるし、更に秋からは歌の教室も始まる。と言うと、完全にフリーな日は週1日のみなのだが、、、

他の子供と遊ぶのが楽しくなってきた息子。保育園はいい時期かもしれない。私も自分の時間が取れる。とはいえ、これまでずっと見てきた息子の成長を見れなくなるのも、ちょっと寂しい気もする。息子のスイスジャーマン化が進むのも懸念される。これまで気をつけている甘いものや極端な味付けのものが開放されてしまうのも、とても悩ましい。

ちょっぴり複雑な気もするが、とりあえず先ずは申し込みから。実際にいつどんな返答が来るかわからないが、これは息子の為になると信じよう。

2012年8月27日月曜日

Jucker Farmart

ずっと「ジャッカー」ファームだと思っていたのだが、そのJucker Farmartへ向かう途中の車の中で夫が発した言葉、「ユッカー」ファームで、ここがユッカーファーマートという事に気づいた私。そうか、これはドイツ語読みだよな。。。

このJucker Farmart、Zurich郊外のSeegräbenというPfäffikerseeの畔にある。Zurich近郊では、秋のかぼちゃ祭りで有名で、又シーズンには各種の果物狩りが出来るという事でも知られる。ここでランチを食べつつ、季節のフルーツ狩りでもしようと思っていたのだが、なんとここにはそれ以上のものが。正に子供の遊び天国!


藁で出来たプレイジムは子供に大人気。息子もそれは嬉しそうに走り回っている。その他にも、ハンモックやトラクターの乗り物、触れるヤギやウサギの小動物。
これらが入場料無料で楽しめるとは、太っ腹!



秋のかぼちゃ祭りを翌週に控えたこの日は、準備の最後の追い込み中。かぼちゃを使用して作られたオブジェのテーマはオリンピック。沢山のかぼちゃを使って、様々なスポーツが再現。中々面白かったのは、水泳。
まだかぼちゃ祭り開催中なので、是非見てきて下さいませ。
期待のフルーツ狩りは、シーズンをちょっと外していた感があったが、マーケットではフルーツの他、乳製品やパン、カボチャのワイン等、色々なものが販売中。カフェやレストランもあり。 勿論、持参のものでピクニックも可能だが、それでもせめて、ここで売られている手作りの新鮮りんごジュースくらいは飲みたいもの。会計箱が置かれていて、購入者は自分でお金を入れて、欲しいものを取っていく。電車もそうだが、こうした信用システムがきちんと機能する国、スイス。こうしたところがいい国と感じさせてくれる。

終日遊びまくって、結局夕方まで過ごした私達。機会があったらまた来てみたい場所である。

************************************************
Dorfstrasse 23
CH-8607 Aathal-Seegräben

2012年8月23日木曜日

Gymboree

乳幼児向け教室はより取り見取りあるが、Gymboreeは世界的にも有名なのではないだろうか。歴史はそれ程深くは無いのだが、我が故郷(?)CaliforniaはSFで始まった子供服及び乳幼児プログラムは、今や世界中で展開されている。例に漏れず、スイスはZurichにもGymboreeの教室があり、今回はその分室とでも言うのか、「Gymboree on the go」というプログラムが近郊の町で行われる故、トライアルを受けないか、という誘いで参加してみた。
今回のトライアルは、10ヶ月~16ヶ月の子供対象。息子は既に16ヶ月。今回の参加者の中でも最年長の一人だった。まだハイハイの赤ちゃんが多い中、息子は走り回り、時には転がり、ハイハイを披露したり、と始終テンションが上がっていた。

之まで参加した子供の教室は音楽教室そのものなのだが、このGymboreeは音楽教室の様でもあるが、体操教室の様でもある。 床には転んでも痛くないマットが敷き詰められ、プレイジムの様な階段やトンネル、井戸の様なもの等があり、子供たちはそれらを上り下りしたり、飛び跳ねたり、と、身体の発達も促す様に出来ている。これが私には魅力的だった。息子はこの階段とトンネルが一緒になったジムで、何度も上り下りを繰り返し、汗びしょびしょになりながら笑っていた。
このOn The Goのクラスでは無く、本拠には、もっとしっかりしたプレイジムが完備されており、Free Playに開放されていると言う。メンバーになると、このジムが使い放題、との事。これからやってくる冬の遊び場には良いかもしれない。

コースの指導者は、子供の育成、と言った事に焦点をあてているらしく、その都度、子供とのコミュニケーションのとり方、接し方等の指導・コメントをくれる。こうした色々な意見を聞ける事も、私には興味深かった。

あっという間に1時間のトライアルは終了。メンバーシップは月約140CHF。週1回のコースプラス室内遊び場の使い放題と考えると、スイスにしては良心的価格ではないだろうか。
ただ、唯一の難点は、この室内遊び場がある教室が、我が家からかなり遠いところにある事。片道1時間かけて通うのは、毎日と考えるとやっぱりちょっと遠いと思うのだ。 が、もしも近くに住んでいたら、是非通ってみたい教室である。
このGymboree、夫の住む(?)町にもあるらしいので、そちらの情報もちょっと調べてみようと思う。

2012年8月18日土曜日

Limmatschwimmen

スイスの夏はまだまだ終わらない。連日30度を超す真夏日が続く中、第49回 Limmatschwimmen (リマと側水泳大会)は行われた。このイベントの日、Zurichの市街地を流れる川、Limmat が開放され、2kmに渡るコースを参加者が泳ぐ・浮かぶのだ。このイベントの事を友人から聞き、早速調べてみたが、なんと、4200枚の参加チケットは既に完売。がっかりする私に、友人が言うには、彼女のご主人がチケット無しで参戦するという。このLimmat川、確かに普段から泳いでいる人もいるし、この日に限って立ち入り禁止、という事は無い筈だ。という事で、私も飛び入り参加する事に。
人混みとイベント嫌いの夫に伝えるのは若干躊躇されたが、それでも思い切って言ってみると、参加すれば?との事。それに、息子の状況次第で一緒に行っても良いという。それでもきっと一緒に来ないだろうと予測はしていたが、いつもよりも早く息子が起きた為、彼らも一緒に街に繰り出す事に。

この日の気温は35度超え。水温も上がっていた。到着すると、既に何人もの人々が、今年の浮き輪にしがみついて、プカプカ浮いている。参加者には、浮き輪が与えられるのだが、これが毎年テーマが違う。去年はあひる。写真で見たが、とても可愛い。今年は。。。蝶々。色は目立つようにか、いつも黄色。

早速飛び込む事に。服を脱いで水着に着替えていると、川を上るボートからカメラマンに撮影される。「飛び入り参加の母さん」とでもキャプションが付いてしまうのだろうか。息子に、「ママ今からちゃぷーん!って飛び込むからね~!」と 記念撮影し、いざ水の中へ!
頭から飛び込むと、水の冷たさもさほど感じない。恐らく26度前後と感じる水は冷たくも無くぬるくも無く丁度良く気持ち良かった。

川を泳ぐ白鳥達は、いつもと違う光景にもものともせず、普通の顔をして人々の横を泳いで行く。私もそんな白鳥に挨拶しながらプカプカ~。。。
途中応援団(息子)に会いに川岸へ行き水遊び、そしてまたプカプカ~。。。
陸を歩く息子も夫も、暑いだろうが、私は水の中で爽快、爽快!
この2kmのコースには、いくつもの橋があるのだが、橋を見て考える事と言えば、、、飛び降りる!
早速私も川から上がり、橋の上へ。「ママ、ぴょーんとするからね~!」と、物怖じせずに橋によじ登る私に、隣の人々が話しかける。「飛ぶの?」「はい!」「頭から?」「うーん、、、コンタクトしてなきゃ頭から行くけど。。。」結局足からジャーンプ!コンタクト無くすリスクは避けたい。然程高い橋では無かったので、頭から行っても良かったかもしれないのだが。

そして、あっという間にゴール。もう少しゆっくりプカプカしても良かったのだが、陸で待っている夫や息子の事があるので、早々にゴール。
それにしても、気持ちの良い約45分。考えてみれば、自分が好きなActivityを楽しんだのは久し振りだったかもしれない。お祭り嫌いの夫に合わせたり、息子の誕生があったりで、自分の好きな事から遠ざかって来た様な気がする。こういうのが好きな自分を再確認した、年に一度のイベント、Limmatschwimmenでした。

2012年7月20日金曜日

卒乳

実は少し前の事なのだが、息子、卒乳!
1歳頃から、夫にはいつまで授乳する気か、度々聞かれていたのだが、いつも適当にごまかしていた。ごまかす?そう、実は断乳したくなかった私。その理由は、いざという時に最大の力を発してくれる事(即ち、Flightの絶大なるお供)。それに、大きくなるに連れていたずら小僧になってくる息子も、おっぱいを飲む姿は非常に愛くるしい。だからとりあえず、断乳は考えずにいた。
が、食欲旺盛な息子。大分前から授乳回数は1日1回に減っていた。
夜就寝前の授乳は相当前に辞めていた為、1日1回の授乳は朝。夜通し寝る事が少なかった息子。早朝4時、5時頃に泣かれた時に、授乳をする事で、息子はすんなりと2度寝に入ってくれたのだ。就寝時刻は大概深夜1時~2時の私。4時、5時に起きられた時に授乳で寝てくれるのは、ご飯を作って食べさせたりあやしたりするよりも楽だった。
そんな事で、朝1回の授乳をしていた私だが、息子が早朝に起きない場合は、7時~8時起床で直ぐに朝食となる為、その日の授乳は無しとなる。

ある日、ふと気がつくと、息子がぐっすりと朝に眠ってくれていた日が続き、授乳をしない日が続いていたのだ。気がつけばもう1週間。そして2週間。2週間もおっぱいを飲まずにいると言ったら、、、これはもう卒乳では??
という事で、あまり卒乳する気はなかったのだが、すんなりと卒乳を迎えてしまった。少しだけ淋しい様な。。。
大分前から授乳も1日1回迄に減っていた事もあり、私のほうも、胸の張り等の問題も全く無し。息子10ヶ月半で2日程授乳をしなかった際には、胸が張って大変だったので、やはり1歳前後から飲む量が減っていたのだとも思う。
息子は、朝の授乳も別に無くても実は大丈夫そうだと気づいてはいたのだが、息子よりも母が出来なかった、卒乳。それにしても、あっけなかったなあ。。。なかなか辞めてくれない、と悩む母が多い中、贅沢な悩み(?)なのかもしれないが、ちょっと淋しい母でありました。

2012年7月18日水曜日

Kindermusik (子供音楽教室)

息子も早15ヶ月、1歳3ヶ月。
この間に、色々な子供イベントやActivitiesに参加してきた。そのひとつがこれ、Kindermusik、子供の音楽教室。音楽が乳幼児に与える影響については、長年に渡り論ずられてきたが、私が音楽に馴染まない家庭で育った事もあり、息子には出来るだけ音楽にも触れさせてあげたいと思っている。
が、胎教でも生まれてからも、あまり音楽を日常でかけておく事は少なかった。それでも息子は、大の音楽好きに育っている。そもそも人間は、太古から音楽と共に生きてきており、 音楽を聞いて体が動くのはごく自然の事。でも、周りの子供を見ていても、息子の音楽好きは顕著である。
そんな息子をより良い音楽に親しませたい、と、これまでいくつかの音楽教室に参加してみた。その中で、私がこれは良い、と思ったのは、このKindermusik。
息子が約10ヶ月の時に発足したクラスだが、初めはそのOpening Eventへの参加だった。音楽好きなのはわかっていたが、息子はこの45分間のクラスの中で、本当に楽しそうに笑って踊って走り回っていた。そのせいか、どうも先生の印象も強かったらしく、私も息子も名前と顔をバッチリと覚えられてしまった。
未だ駆け出しのビジネスという事もあり、時折無料の公開レッスンが行われているのだが、私達はこの無料クラスに過去4度程参加している。さすがに4度目の時はどうしようかと迷ったが、結局は参加してしまった。
通常のレッスンも受けるつもりだったのだが、夫が一言、「高い」。意外なコメントだったが、45分のレッスンは30CHF。ダンスのレッスン等は1時間20CHF位なので、確かに高いのかもしれないが、、、という事で、 受講する事は無く今日に至る。まあ、確かに、我々はドイツに行ったり不在にする事も多く、1回休んだら勿体無い、というのもある。

この音楽教室はZurich市内の他、3箇所で行われており、年齢によって様々なクラスがあり、全て英語で行われる。私はドイツ語でも日本語でも英語でも構わないと思っているが、アメリカ人の彼女のリラックスした雰囲気と歌声は心地よい。他のMusic Courseも試した事がある息子だが、このKindermusikは一番楽しんでいる気がする。勿論合う合わないは人それぞれ。お試しがしたいという場合には、常時見学を受け付けている様なので、問い合わせてみるのが良いでしょう。
私はこの音楽教室の回し者では決して無いのだが、4回も無料レッスンに参加させて頂いたお礼に、ここで宣伝のお手伝いをしましょうね。

********************************
Kindermusik

2012年7月12日木曜日

川デビュー

我々の住む町の中心には、川が通っている。
いつもきらきら輝いていて、端の上から見る景色は、この町で一番美しい景色だと私は思っている。そんなこの川は、地元の人々の散歩・ジョギングコース。私達も幾度と無くお世話になっている。

6月のこの日は暑かった。
こんな日こそ、プール日和なのだが、記録的長さの息子の昼寝のせいで時間があまり無かった事と前日もプールに行っていた事もあり、とりあえず噴水のある公園で遊ばせようか、と家を出た。
が、良く考えると午前中も公園に行っていたので、ちょっと趣を変えて、川沿いを歩くことにした。最近ベビーカーでの散歩が気に入っている様子の息子。しかし、あれだけ長時間寝た後には、しっかり体を動かして運動して欲しいのは母の願い。従い、川沿いの散歩道を離れて川辺に下りてみた。砂浜ではないが石の川岸になっており、比較的浅瀬で水遊びには丁度良い。川辺で遊ぶ鴨やあひるも、息子の気を引くポイントアイテム。
石場なので、足元がしっかりせず、多少歩くのが難しい様子だったが、裸足にさせ手をとりながら歩き、水の中へ、、、
プールが苦手な息子だが、川遊びはお気に召した模様。石が好きな息子にとって、数えきれない石がある川は魅力的なのだろう。水をチャパチャパさせながら座り込んで遊びに夢中。
ちょうど日陰になる部分も多く、付き添いの私には嬉しい。
遠い昔、小学生の頃、私の夏休みはいつも家族で川にキャンプが定番だった。特に遠出をしたわけでも特別な事をしたわけでもないが、この夏の川遊びは、今でも楽しかった思い出として強く心に残っている。息子にもいつか、そんな思いをして欲しい。


2012年7月11日水曜日

今年の夏もドイツへちょっとだけ引越し?

去年の夏は、思えばドイツとスイスを頻繁に往復していた。
夫の仕事が3ヶ月程ドイツになり、ホテルよりは、と短期でドイツにも家具付のアパートを借りていたのだ。この場所が、夫の実家からも比較的近いという事もあり、小さな息子を連れ、Autobahnを頑張って走ったものだ。

そしてこの夏も、、、何故か夫の仕事はドイツになってしまった。未だスイスでもProjectを手がけている為、ドイツとスイス半々なのだが、これまたホテルよりもアパートの方が、荷物も置いておけるし気兼ねない、と、家具付アパートを借りてしまった。夫のビジネスに関して色々口を出すつもりはないのだが、こうした事に関して最近浪費的だと感じるのは、私の金銭感覚が変わったのか、果ては彼の感覚が変わったのか。

ともあれ、そんなわけで借りているドイツのアパートなのだが、今回は私も未だ訪れた事が無い。偶然にも、現地に住んでいる友人の自宅から約1kmという近さにあるらしい。だから私もちょっとは行ってみようかな、と思うのだが、そんな時に限って、夫は仕事が最高に忙しいらしく、一人にして欲しいのだという。まあ、私はスイスに生活の基盤も出来たし、それでも全く構わないが、、、が、やはり息子は毎日でもパパに会いたい様だ。息子の前では開かないようにしているPCを開いてしまうと、「パパ?パパ?」と興奮する。そう、Skypeでパパと話せると思っているのだ。朝も時々起きては、「パパ~。。。」とパパを探す。夫にSkypeのAccessが無い時は電話で話をさせるのだが、近頃はそのせいもあって、普通の電話でもちゃんと夫を認識し会話をする様になった。

話は逸れてしまったが、アパートはとりあえず3ヶ月間借りてあるらしい。
まあ、引越しでは無いのだが、ちょっとだけ引越し、という事で。

2012年7月10日火曜日

Zurich 市のプール : Schwimmbad Unterer Letten

Zurich に限らず、スイス国内都市には、立派な公共の市営プールがある。我が町にもそれは大層立派なプールがあり、使用料も1回6CHFと格安。
Zurichは人口が多いだけあって、多数の市営プールが存在している。室内プールの他に、屋外プール、湖や川を利用した自然のプールもある。Zurich市のプールは使用量1回7CHF。でもその中で、いくつか無料のプールがあるのだ。

その無料プールのひとつがZurich HBからも比較的近い、こちら、Unterer Letten。リンクにあるホームページにある写真でわかると思うが、こちら、川を利用したFlussbad。

 こちらは実は無料ではないのだが、この川のプールを見下ろす様にある屋外プールが、なんと無料なのだ。物価の高いスイスで無料のプールがあるとは!しかも、である。このプール、とてもレベルが高い。敷地内には売店もあり、遊具のある公園もある。その奥にあるプールが2つ、1つは大人も泳げる広さ・深さ、もう1つが赤ちゃん・子供用のプール。一緒に水に入りたくない(冷たいのだ!)私達は、もっぱら赤ちゃんプール専門だが、こちら噴水や滑り台があり、子供達が楽しそうに遊んでいる。

無料と思えない綺麗さに加え、制服を着た監視員(Badmeister)が2名。勿論、赤ちゃんプール利用の場合は、保護者が責任をもって監視するべきだと思うが、万一の時の為に、監視員がいるのは心強い。

唯一の難点は、無料ゆえに、真夏日には混雑極まりない事。そんな日はちょっと足を伸ばして、我が家近くの有料プールへどうぞ~。


***********************************
Schwimmbad Unterer Letten
Wasserwerkstrasse 141, 8037 Zürich

2012年7月9日月曜日

久し振りの飲茶

久し振りに食べました、飲茶。
Californiaに住んでいた時には、1週間に2度位は行っていた、飲茶。日本・欧州に引っ越してからというもの、全く頂く機会がなくなっていたのだが、先日初めて、スイスの飲茶を食す事に。
台湾出身の友人が、どうしても食べたくなった、との事で、一緒に行こう、という事になったのだ。

通常本場の飲茶と言えば、10時頃からのんびり始めるのだが、このレストランは開店が11時30分。息子達の昼寝の時間等も考慮し、午後の早い時間に待ち合わせをする事に。

大人4人、アルコール無しで(更に言えば、CAで頼むであろう量の半分以下で)、約250CHF。一人当たり60CHFちょと。
これまで食べた飲茶の最高値を更新!
Londonで遠い昔会社の先輩にご馳走になったのは、一皿が6ポンド(当時レートで約1500円)とかで、目玉が飛び出そうになったが、今回も、一皿20CHF等が続出。
もうこの際、会計は高給取りの(?笑)夫に任せるとして、お値段は見ずに久々の飲茶を堪能。

Zurich界隈では美味しいと評判のこの店、ZEN。味は悪くは無いが、美味しさでうっとりする程では無い。まあスイスで食べる飲茶としてはまあまあ、かな。台湾人の友人の評価もほぼ同様。
暑い夏の昼間だったので、屋外のガーデン席に座ったが、1歳のチビ2人連れには良かった。直ぐ隣は駐車場なので、勝手に歩かせるには少し危険だが、20m程歩けば、公園のようなスペースがある。子連れのランチには悪くない。という事で、機会があれば、また行こうかな。

************************************
Chinese Restaurant ZEN
Im Sihlhof 1
8134 Adliswil

月曜定休日

2012年7月8日日曜日

Zurich で七夕

7月7日は七夕。ふとすると忘れがちなこの日も、日本の伝統行事。(起源は中国だが)海外にいるからこそ大切にしたい、日本の行事。
幸いな事に、丁度七夕の土曜日、Zurichで七夕祭りが行われると言うので、早速参加する事に。
友人から聞いただけだった故、さほど知名度が高くないと思ったのだが、ところがどっこい、中々の大イベント。Zurich の美術館(Museum Rietberg)で行われる浮世絵展の皮切りと言った位置づけらしいこのイベントには、ステージで日本の踊りや歌が披露され、お茶会も。屋台もあり、日本の懐かしい食べ物やアイテムも販売。想像以上の規模に関心したが、聞けば前年迄の七夕祭りはここまでに盛大では無かったとの事。
天候に恵まれた土曜には、多くの日本人家族も繰り出しており、広い敷地の芝生でくつろぐ姿が多く見られた。日本人の多さに、Zurich在住の日本人が全て参加したのでは。。。?と思う位、多くの日本人の姿を目撃。かく言う私も日本人であるが。。。

ステージのパフォーマンスはちょこまか動く1歳児同伴では落ち着いて見られたものでは無かったが、お茶会に参加、お手前を頂く。かれこれ遠い昔、裏千家の茶道を2年ばかり嗜んだ私。お抹茶を頂くにも多少の作法があり、今回つくづく、知っていて良かったなあ、と。実はこの茶道、華道に並び、高校の必須の履修科目だったのだ。
ステージ以外にも、竹とんぼ作り、水風船釣り、Face Paint等の楽しいイベントが盛り沢山。
甚平もどきを着せた息子は、走り回っては友達を見つけ、音楽に合わせて踊って、終始楽しそうに過ごしていた。Zurichでの日本の夏を少し味わう事が出来ただろうか。

余りに楽しかったので(?)翌日日曜日も、少しだけ参加。初めて聞く和太鼓をじーっと見ていた息子。何故かこの日は日本人家族は非常に少なかったのだが、それでもイベントは大盛況。こうしたイベントに現地の人々が集うのには、非常に好印象を受ける。さすがインターナショナルな都市、Zurich。

7日にすっかり書き忘れた短冊の願い事。8日に書こうと思ったのだが、夜中の雨のせいか、七夕飾りは全て撤去されていた。残念。子供の頃、願い事を書いた記憶はあるが、どんな願い事を書いたのか、全く覚えていない。今なら、、、書きつくされた事ではあるが、愛する人々の健康、と心から思える。
心に残る七夕となった。

2012年6月28日木曜日

ウィーン~フランクフルト、寝台列車の旅

夫の仕事場のあるウィーンに1週間程滞在した後、スイスへ戻る前に、ドイツへ。特に帰り道にあるわけではなく、ウィーン滞在にくっつけるメリットは全く無い(どころかデメリットはあるのに)のだが、夫の希望により、週末の帰省実現。
通常なら飛行機の距離だろうウィーン-フランクフルト。なのに、夫が選んだのは寝台列車の旅。

私達が一緒に寝台列車に乗るのは3度目。息子は当然初めて。息子が電車で眠れるだろうか、という不安も無かったわけではないが、電車は息子就寝時間の8時にウィーンを出て、朝6時にフランクフルト到着、上手くいけば息子もしっかり寝てくれる筈。案の定、最初30分程は大興奮で電車を探索していたのだが、床に寝かせてみると、直ぐに夢の中へ。一安心。その後、車掌さんにベッドを設置してもらった後は、3段ベッドの最下段に寝せる。こうして息子は朝までぐっすり。勿論、朝はいつもより早かったのだが、きちんと起きて一緒に朝食。

さて、このオーストリア鉄道の寝台列車だが、我々のキャビンは、特等席、「Delux」。夫がいくら支払ったのかはわからないが、おかげで家族水入らず。以前乗ったDBの1等席は定員が2人だったが、こちらは3人。更に、DBではトイレや洗面所はあったが、シャワーまでは流石になかったし、朝食のメニューも飲み物以外は選択できなかったが、こちらオーストリア鉄道、朝食も好きなものを選択できる。更に!Welcome Gift 迄。スイーツ、水、Sekt (Sparkling Wine) が、1人1本。そう、1人1本故、1歳児の息子の分もSparkling Wineが。息子の分は、私が代わりに飲ませてもらったのは言うまでもない。大型スーツケースを持ち込んだ我々には、若干手狭に感じるキャビンだったが、昼間炎天下の中活動していたので疲れたか、いつもより早く就寝した為、特に不自由は無かった。もう少し、ゆっくりとこのDeluxを楽しみたかったのだが、到着が午前5時(その後Frankfurtで1時間停車の為、我々は6時迄ゆったり?できた)なので、朝は起きて片付けて、シャワーに朝食であっという間に。

Delux な寝台列車の旅を終えても、私はやはり飛行機が楽だと思うのだが、息子にも負担にはならなかった様だし、電車に乗れて満足そうな夫がいたので、良しとしよう。

2012年6月26日火曜日

ウィーンで国連訪問

ウィーンに国連がある事を、恥ずかしながら知らなかった(忘れていた?)私。国連訪問は、NYでツアーにも参加した事があるし、夫はジュネーブの国連も訪れているので、今回ウィーンで国連訪問をする事も無かった。しかも2回も。

訪問したのは、国連というよりも、そこで働く夫。息子に働くパパの姿を見せたい、、、と言うには早すぎるが、まあ一緒に昼食を、という事で、国連内部へ侵入する事に。

地下鉄の駅から徒歩直ぐのウィーンの国連キャンパス。駅を出ると直ぐ入り口がある。ここでまず、Securityを抜けねばならない。と言っても、何もそんなに大層な事ではなく、空港と同様の荷物検査及び金属探知機をくぐるだけ。夫の同僚から借りたバギーもあったが、すーっと通しただけで、特に念入りな検査も無し。

Securityを抜けると、受付がある。ここはVisitor Center もあり、連日2度開催される国連ツアーの参加もここから。Visitorの受付の手前にある受付で、我々は入館の登録。夫が出迎えてくれたので、Family Visitor という許可となる。私の身分証明証を提示し登録、IC入りの入館証が発行された。一瞬、パスポートを忘れた!と焦ったのだが、 運転免許でもOKで一安心。息子は、、、身分証明証の提示も登録も無く、普通に入館を許可された。ちなみに、1度登録すると、2度目からはスムーズな入館が出来るらしいが、個人情報を暫くキープされる、という事。まあ、国連ですから、心配は無用でしょう。

入館証を手にして自動ゲートをくぐると、後はもう自由自在。写真も取り放題だし、息子が床に座ろうが、あちこち走り回ろうが、お咎めは無い。ヨチヨチ(?)歩く小さな訪問者は、皆から声をかけられ、とても嬉しそう。 この子、どこに行っても、皆から可愛がってもらえる。得なキャラクターだ。
国連のカフェテリアは、他にも家族が訪問していたり、色々な国籍の人々で賑わっており、非常にOpenな感じのする場所だった。メニューは寿司もあったり、なかなかのバリエーションだが、これらが驚く程安い。味は、、、まあ、やっぱりカフェテリアですね。でも、美味しいもの好きな一方で味覚の許容範囲が驚く程広い私なので、2度のカフェテリア訪問を満喫。

沢山の国旗に囲まれた噴水のある中庭で、息子と夫は大はしゃぎでつかの間の休憩時間を楽しんでいた。私は、そんな彼らの写真を撮るのが、ライフワークの様になってきた様だ。

2nd Shoes

普通なら、1st Shoes について述べるところだろうが、息子の1st Shoesは、誕生祝に夫の友人から頂いたナイキの靴だった。欧州サイズで21のこの靴、息子が外を歩く様になった8ヶ月頃から活躍。軽いしデザインもシンプルで、私は気に入っていたのだが、夫曰く、「きつい」「履かせ難い」。息子の足は甲が高い為、確かに靴がきつく感じる事もある。更に靴下を履かせると、確かに少し着用が難しい。

でもサイズ21で未だいけるだろう、と思っていた私に、2週間程前に言ったFamExpoで、靴屋さんは言った。「もうこれはギリギリですね。次のサイズが必要です。」
直ぐに靴を購入しようと思ったが、2週間後にオーストリア行きが控えていた事もあり、それ迄待とう!と思ったのは、スイスの物価が高いから。

という事で、今回のウィーン滞在のAgendaのひとつは、息子の靴を買う事。
ウィーンの次にはドイツにも行く為、更に物価の安いドイツで購入した方がいいのでは、、、とケチ倹約家の私は思ったが、夫がどうしても!と聞かないのと、たまたま雨が降ったので、とりあえずショッピングモールに。

行き先はDonau Zentrum、ショッピングセンター
アメリカでよく見る「モール」の様な形態のこのショッピングセンターには、260以上のお店が詰まっている。そこの靴専門店、知る人ぞ知る、ドイツの老舗(?)Salamandar に行くつもりだったのだが、その途中に何軒か靴屋があった為、数軒立ち寄って物色。
何軒か目に入ったお店で、夫のお眼鏡に叶ったのが、こちらのサンダル。
サンダルは足をしっかり支えないので、と反対していた私だが、一応つま先もかかともClosedのサンダルなので、承諾。

数日前に、靴を買おうかとInternetで調べていた際に、このオーストリアのブランド、「Richter(リヒター)」の存在を知ったのだが、たまたまデザインから夫が選んで持ってきたのが、このRichterのサンダルだった。日本円で15000円は軽々と超えるこのRichter、オーストリアでは、、、安い! サンダルだからかもしれないが、定価がなんと39€!更に今セール中で29€!こういうのを見てしまうと、輸出ビジネスに手を出そうかと思ってしまう。

サイズは22、息子に履かせてみたが、左右の足の大きさが違う様で、片方は少しぶかぶか気味。でも、またすぐに足も大きくなるだろうし、何よりもこのサンダル、足の甲の部分もサイズを調整出来る為、足の大きな息子にも履かせやすい。
従って、お買い上げ決定。早速履かせたまま、店を出る。
いつもと少し勝手が違う様で、何回か可愛く転んでいたが、次第にそれも慣れてきて、広いモールを走り回っていた。

靴は足の成長や身体能力の成長に重要。勿論、裸足が一番なのだけど、この現代社会では必ずしも裸足では通せない。良い靴が買え、大満足。これで沢山走り回って遊ぼうね。

2012年6月25日月曜日

ウィーンの水族館 (Haus des Meeres )

1週間のウィーン滞在中は天候に恵まれたが、唯一雨の予報が出ていたこの日。先日行った子供博物館(Kindermuseum)がなかなか良かったので、また行こうかと思ったのだが、博物館は月曜休館。従い白羽の矢がたったのがここ、水族館(Haus des Meeres)。

要塞の跡地に作られたと言うこの水族館は、ウィーンでは初の海洋博物館らしい。
細長い建物の中に作られた水族館、上に行けば行くほどスペースは狭くなり展示も少なくなる。よって、メインは下の階。大きな水槽があるのもこの辺り。屋上は展望テラスになっており、ウィーンの街並みが一望出来る。

地上階には鯉が飼われており、触って良いらしく、子供達も大人も嬉しそうに鯉を撫でていた。息子も手を水槽に入れていたのだが、なかなか鯉がやってきてくれず、触れなかった模様。そのうち水をバシャバシャし出したので、退散。。。

この水族館、ちょっと面白いのは、水族館なのに猿と鳥のスペースもある事。しかも、この猿も鳥も放し飼い状態で、触ろうと思うと触れてしまう。目の前にやってくる小さな猿達に、息子は大はしゃぎ!触ろうとするのを必死に止める母。ちょっとしたジャングル状態で、つり橋やトンネルもあり、ハイハイの出来ない息子はトンネルは駄目なのだが、ぐらぐら揺れるつり橋に大興奮。いやー、この子はやっぱり私の子だ。将来一緒に遊園地に行くのが楽しみだ。

そうこうしているうちに、雨はすっかり上がり晴れ模様に。
最初は興奮していた魚達にもあまり反応しなくなってしまったので、屋上へ。持参したおやつを与えながら暫く屋上で遊ぶ。特に何があるわけではないが、思いっきり走り回って遊べるのが楽しかったらしい。結局水族館に来たのに、この屋上が一番楽しかった模様(たぶん)。ま、そんなもんでしょう。

2時間ちょっとしか滞在しなかったが、その後はウィーンの街を散歩しながら、あちらこちらの公園に息子を野放しにして遊ばせながら、帰宅。夕飯も公園のベンチで。こうした散策・遊びが、息子には一番楽しい時期なのだろう。

********************************
Haus des Meeres
9:00 - 18:00 年間無休
入場料大人 13.5€

2012年6月24日日曜日

ウィーン動物園(Tiergarten Schönbrunn)

こちらも有名所、ウィーンの動物園。世界最古の動物園として知られるこの動物園、宮殿の隣にあるのだが、これまで行った事が無かった。が、今回はさすが子連れ。Agenda のトップに上がっていたもの。私は動物が好きだが、動物園の類はあまり好きではない。しかし、息子は子供、動物大好き!更に夫も動物園好きときた。夫に関しては、私の居ない間に、Zurichの動物園の年間パス(しかも私の分迄。。。)を買ってしまう程。もしウィーンの仕事が続いていたら、きっと年間パスを購入したんだろうなあ。。

ともあれ、午前中から終日出かけるつもりだったが、30度を余裕で超す快晴の日曜日、予定変更で、息子の昼寝が終わってから出かける事に。動物園到着は既に2時半を回っていたが、暑さ絶好調、着いて早々に暑さでバテている夫。
夫だけではない。動物達も、かなりバテ気味か、お昼寝中が多し。

スイスで頻繁に動物園には行っているものの、息子が未だ見た事が無い動物が、ここにはいる。ジャイアントパンダとコアラ。よって今回のメインはこのお二方。
狙ったわけではないが、丁度到着直後の2時半に、パンダの餌付け、夕方4時からコアラの餌付けがあり、それらも見学に。
しかし。。。パンダは一向にやる気が無い。一頭は知らん振りで寝てるし、もう一頭は背中を向けてむしゃむしゃ。。。それでも息子はパンダに大興奮!いやー、ここまで盛り上がってくれると、来た甲斐があるってもんだ。
ただし、コアラは、殆ど動きが無いうえに、観客が多く、部屋も熱気が篭ってしまった為、息子は退散させて、夫に預け、私だけがコアラ見学。オーストラリアでは、広々としたスペースで、更に触らせてもらえたのだが、ここはやっぱりウィーン。ガラス越しのご対面だった。

その他も色々動物がいて、動きのある動物には息子も大興奮し、言葉を発していたが、彼にとっては動物園の動物も、外から飛んでくるカラスや雀も、同様に面白いのだ。
従い、せっかく張り切ってやってきた動物園だが、動物見学は半分以下で打ち切り、動物園内の遊具付公園に行く事に。ここでピクニックもどきをしながら、息子を遊ばせ、夫はちょっぴり昼寝。
結局閉館の午後6時半迄そこに滞在してしまった。息子は動物以上にここの公園が楽しかった模様。

Zurichの動物園と比較すると、こじんまりしていてかつ多くの動物が居る様な気がする。キリン、パンダ、コアラはポイントが高い。でも、当然だけど、オーストラリアの動物園には到底及ばないのね。

***************************************
Schönbrunn Tiergarten

2012年6月23日土曜日

Prater in Wien

ウィーンの遊園地と言えばここ、という位有名なので、説明は要らないであろうPrater。ここには欧州最古の大観覧車がある。この観覧車と遊園地は、私にとっても非常に特別なものなのだが、ここに息子と夫と再び訪れる事が出来たのは、秘かに嬉しかった。
息子にとっては初めての遊園地。着ぐるみが怖い年頃なので、遊園地のファンタジーの世界にも、多少の戸惑いを見せていた。唯一(?)、大きな猫の絵とがんがんかかるノリの良い音楽には、全身で反応して踊っていたのだが、あまり楽しそうでも無いので、遊園地はさーっと通り過ぎて、公園へ。

ウィーン最大の公園、Prater には、いくつもの遊具付子供の遊び場がある。水遊びの出来るスペースもあったが、スイスのそれと比べると、水がかなり汚い様な。。。
ウィーンで見た子供の遊び場の殆どは、柵等でしっかり囲われているのが多いが、ここもそうした遊び場がちらほら。ここで、Prater遊園地のビアガーデンのテイクアウトを広げ、ピクニックの夕飯。その後は家族皆でとことん遊ぶ!
1歳程度の息子でも十分楽しめる遊具が沢山。息子の大好きな赤ちゃん用のブランコもある、、、と思いきや、息子は普通のブランコへ。「危ない!」と心配する私を無視して、息子はちゃんと独りでブランコにつかまって揺られているではないか。いつの間に。日々、成長である。

いつもは8時にきっかり就寝の息子も、この日は8時半頃迄外で遊び、帰宅したのは9時。それでも更にサッカーをしたがるほど興奮していた様だが、歯磨きをして横にならせると、あっという間に夢の中へ。疲れたんだね。遊園地のファンタジーの興奮が、夜泣きに繋がらなければいいなあ、と、秘かに心配する母でした。
晴れた日の遊び場には絶好のPrater。お勧めです。

***************************
Prater

2012年6月22日金曜日

子供博物館ZOOM (ZOOM Kindermuseum)

1歳2ヶ月の子連れウィーンの旅、お勧めスポットその②はZoom Kindermuseum
Museum Quarterにある子供向け博物館。
博物館らしく、展示もあるのだが、展示を含め殆どのものは、幼稚園児位からが対象となっている。その中で唯一、8ヶ月からOKのものが、ZOOM Ozean。8ヶ月から6歳迄が対象のこの遊び場は、その名の通り、海をテーマに作られた部屋。定員があり予約制(勿論当日空きがあれば入場可)で、1回のスロットは1時間、料金は子供4€、付き添いの大人が必要で、付き添いの大人の入場は無料。毎日何回かあるが、金曜日の午後は2回、8ヶ月から3歳迄のBaby対象の時間もある。

1歳2ヶ月の息子にはこのBaby対象の時間を予約したかったのだが、午後2時半からのスロットは満員。1時からのスロットは空いていたが、1時と言えば、息子は未だ昼寝中である事が多い為、断念。従い、午前の部の1時間をOnlineで予約。確認証がEmailで送られて来るので、それを印刷して当日持って行きチケットに引き換えるのだが、旅先からなので印刷出来ず。予約番号だけ控えて持参。

30分前に到着、 嵐の前兆の様な天気のせいか、いつもより早くおねむモードの息子。チケットを引き換えながら、受付係と、「時間に起きていてくれるといいんだけど、、、なんか眠りそうだよね」と立ち話をすると、「もしも本当に眠ってしまったら、返金するので言って下さい」と。まあ、親切!

時間まで少しあったので、施設内を探索。Ozeanの部屋の横に、休憩室があり、像の乗り物と自動販売機が設置してあり、ここで息子に朝のおやつを食べさせながら遊ばせる。そうしているうちに予約時間に。

入り口で靴を脱がせ、チケットと引き換えにシールを貰い、息子と自分に張る。そして、案内人のお兄さん2人の誘導で、部屋の中へ。想定は、水の中。赤ちゃん番組に出てくるお兄さんの様に、子供に話しかける2人。そして、自由に探索!海がテーマのこの部屋は、2階立てになっており、1階は海の生き物が沢山あり、それぞれが様々な素材や仕掛けになっていて、これはさすがに子供の感性を刺激しそうだ。2階は船の中の様になっている部分と、北極圏と海底部分がモチーフの部分に分けられる。1時間、ここで子供達は思い思いに遊ぶ。
定員が何人なのかはわからないが、私達のスロットは比較的空いていたのでは、と思う。それでも、多少の取り合いになる部分もあり、又しても最年少に近かった息子は、大きな女の子に、目の辺りを引っかかれ、大泣きする、というシーンも。。。
結局泣かされた後は、疲れもあってかぐずぐずしてしまい、少し大変だったが、それが無ければ、色々と自由に探索し、楽しく遊ぶ事が出来た。
更に、泣いていた時には、誘導係のお兄さんの1人が一生懸命あやしてくれ、息子も泣きじゃくりながらもゲラゲラ大笑い。最後は笑顔で終わる事が出来た。ありがとう、お兄さん!

案の定、終了して部屋を出て、抱っこ紐に入った息子は、こてっ、と眠ってしまった。

このOzeanの部屋以外にも、外の遊び場等自由に遊べるスペースもあり、寝てなければもう少し遊ばせたい位だった。アパートからも近いし、もう一度位来てもいいかも。他の展示やお絵かき・工作についてはコメント出来ないが、小さな子供にはお勧めの場所である。

***********************************************
ZOOM Kindermuseum
ZOOM Ozean
MuseumsQuartier
Museumsplatz 1, 1070 Wien
+43 1 523 7908

2012年6月21日木曜日

市立公園(Stadtpark in Wien)

1歳ちょっとの息子を連れた、子連れの旅、ウィーン。
初めての訪問でも無いし、夫は通常通り仕事、という事で、特に観光のつもりも無い。ウィーンで何をしようか、と調べるのは、美味しいお店やカフェの検索ではなく、「子供の遊び場」。私の旅も変わったものよのう。。。

30度を超す蒸し暑い熱帯夜のウィーンに到着した我々。
最初に訪問したのは、ウィーンの市立公園(Stadtpark)。たまたま1週間の住まいとして借りたアパートからすぐで、特に有名な公園とは知らずにふらっと訪問。後からこれが、有名な観光地のひとつと知る。更に、その後Internetで検索していたら、この公園の奥に、子供の遊び場があるという。便利な場所にアパートを借りたものだ。

大きな池があり、水際には人に慣れた鴨の親子が沢山で、人が近づいても一向に逃げようとはしない。人が危害を加えない事を知っている、という事は、ウィーンの人々が彼らをそっとしておくマナーをしっかり守っているという事。なのに息子は、赤ちゃん鴨の群れに興奮。いつもの様に、近寄ろうとするのを止める母。

この公園、小さな川を挟んで、二つのエリアに分けられるが、ひとつは、上記の池を中心に芝生があり、散歩したり休憩したりするのに最適な場所。もうひとつは、子供の遊び場があり、遊具やミニサッカー場がある場所。

子供の遊び場には遊具があり、息子の大好きな赤ちゃん用のブランコもあったが、今回息子が新たに興味を持ったのは、赤ちゃん用の滑り台。1歳2ヶ月の息子でさえ、自分で上って滑り降りる事が出来る。

それなりに楽しそうに遊んでいたのだが、この公園で息子が一番楽しそうだったのは、、、橋の上での石拾い。。。そう、別に公園でなくとも、子供は楽しめるのだ。

****************************************************
Stadtpark
Landstraßer Hauptstraße 7, 1030 Wien
+43 1 7133123

2012年6月20日水曜日

Airberlin

今年初のFlight は、ウィーンへ。
飛行機反対派の夫も、流石にZRH-WIE間を電車でと強要はしなかった。(提案はしたが。。。)
使用AirlineはAirberlin。私にしては珍しくStar Alliance系ではないのは、今回のFlightが片道のみな為、唯一価格がReasonbale だったのがAirberlinだったから。

ZRH-WIN は1時間15分。楽勝である。
しかし、今回も息子連れの母子二人。前回の生後6ヶ月時のFlightとは勝手が違う。それでも、以前のFlightで思い知ったのは、母がリラックスしていれば、子もリラックスする、という方式。それにちなんで、今回もリラックス、リラックス。当日の朝にはいつも通り、地元のSpielgruppeに足を運んだりも。

チケットの予約はOnlineで直接Airberlinのサイトから。
格安航空会社故、通常座席の予約には料金がかかるが、幼児連れの場合は、無料で座席の予約が出来るとの事。なかなかいいぞ、格安Airline。その他 :

‐ 乳幼児の手荷物は23kg 迄1個
- カーシート、バギーは無料で持ち込み・預け可

Flight 前日、既に席は確保してあったが、早速Web-check-in。そこで思わぬ事実が判明。事前に予約をしていた席が変更されていた!ええ~?!と思うが、変更された席は、一番前の窓側の席。一番前は多少レッグルームが広いので、Airline側の配慮と思われる。有難いのだが、それにしてもこれじゃあ事前予約の意味が無いのでは。。

Flight 当日、ZRH のCheck-in のCut-Off が45分との事で、一応預け荷物がある為、少し早めに。丁度息子が早く昼寝から目を覚ましてくれた為に、家に居るよりも空港で遊ばせた方がいいだろう、とも。
空港に到着するが、実はこのFlight、実際はCode-share便で、NIKIという航空会社の運行だったらしい事が判明。従い、Check-In も当然AirberlinではなくNIKIで。
荷物(カーシートのみ)を預けて、早速ゲートへ向かう。

まずSecurityを通過するが、空いていた事もあってか、赤ちゃん連れの私への特別配慮という事は特に無かった。大量に持ち込んだベビーフード(?)と水は、子供用だと告げると中身を確認する事も無くOK。前回は抱っこ紐ごとSecurityを歩いたが、今回は既に息子が独りで歩いていたので、二人で歩きながら通過。
ゲート迄独りで歩く息子。初めて自分で乗る?歩く、歩く歩道に興奮気味。
ゲートに到着。たまたまだが、ゲートの隣が丁度子供の遊び場になっており、簡単な遊具が設置されていた。空港内をさ迷うだけでも興奮気味の息子だったが、この遊び場でも大はしゃぎ。これから飛行機に乗るというのに、飛行機の乗り物に何度も乗らせろ!とコール。
席もあるし、荷物も小さいので、早めに乗り込む必要は無い。少し遅めに列に並んだが、すぐさま、優先搭乗させてくれた。

一番前の席の窓側、これは良かった。
やはりスペースがある為、息子を床で遊ばせる事が出来た。特に、この日Flightが遅れ、機内待機だった為、この少し遊べる足元のスペースがあったのは、本当に助かった。

搭乗と同時に座席無し幼児用シートベルトを渡される。
特に子連れのサービスは期待していなかったが、ロゴ入りケースに入った犬と猫のおもちゃが貰えた。「ちょっと小さすぎるよね?」と貰えなさそうだったので、「そんな事はないです!」と、しっかり貰いました。確かに誤飲が気になるかもしれないが、目新しいしかも動物系のおもちゃは本当、重宝した。
さらに、飲み物サービスの際、同じ並びに座っていた1歳8ヶ月の子が、ベビーフードを貰っていたのを目撃!じーっと見ていると、「あなたもいる?」とCA。「是非!」と言ってもらったものは、Nestleの果物のベビーフード。これをちびちびあげていた最中、息子は静かでこれも重宝した。

CAは何故か私達にはあまりFriendlyでは無かったのだが、期待していなかったおもちゃにおやつ、何よりも座席の采配が、非常に評価高し。
預けた荷物も、待ち時間ほとんど無しであっという間に受け取り。

侮れない、格安航空会社。一度のFlightで全部を評価は出来ないが、なかなかお勧め出来るAirlineにひとまずランクイン。

2012年6月9日土曜日

日本語のSpielgruppe その②

Zurichに、1歳児OKの日本語のSpielgruppeがいくつあるのかわからないが、これまで試したのは2箇所。そして今回、3箇所目のSpielgruppeを体験。
定期的に通っているSpielgruppeの近さとは裏腹に、こちら家から1時間の道のり。遠いと言えば、遠い。が、電車好きの息子は、電車に乗っているだけで楽しい時間が過ごせるので、それもActivityのひとつと割り切れば、大した事でもない。

やはりこちらのSpielgruppeも午前中の開催。母子共々、早起きして出かけたその日、ひとつの事実を発見。私の使用しているS-Bahn 電車は、乗客がとてもFriendlyで、必ず息子をあやしてくれる人が登場する。。。と、思っていたのはその日迄。通勤ラッシュ時の電車では、多くの人は暗い顔をしてうつむいており、息子が一生懸命笑いかけても話しかけても、ひたすら無視!
なので、この日は母、ひたすら息子と遊ぶ。

そして到着したSpielgruppeの会場。こちらはZurichのGZ(Gemeinschaftszentrum、公民館)を借りて運営されているもので、小規模なグループ。グループをまとめている方が、とても丁寧かつ親切で、お陰でとても居心地良く、そして息子はとても楽しく、2時間を過ごさせてもらった。

これまで参加したどのSpielgruppeにも無い、しっかりとしたプログラムが組まれている。自由に遊ぶ時間、工作等の時間、本の時間、体を使って遊ぶ時間、等々。
まだこれらのProgramをきちんとこなせるほどに成長していない息子だが、お兄ちゃんお姉ちゃんの後をついたり真似をしたりするのが楽しい模様。特に、最後の体を使って遊ぶ時間は、疲れている筈なのに、大はしゃぎ。勿論、GZを出た途端に、ベビーカーでこてっ。。。

確かに朝8時に全ての準備をして家を出るのは簡単では無いが、これだけ息子が楽しめるなら、何とか頑張って通ってみようかな。一番の課題は、息子を7時半迄に起きるように仕込む事。無理に起こすのはちょっと気が引ける故、自ら起きてくれる様に、ひたすら祈ろう。
だけど、これも参加すると、月曜から金曜まで、毎日Spielgruppeだ(笑)。

2012年6月6日水曜日

FamExpo 2012

毎年5月下旬から6月上旬頃にWinterthurで行われるFamily Event、FamExpo。
去年もこのイベントの事は目にしていたが、参加せずだったので、今年は行ってみたいと思っていた。友人もちょうど行ってみたい、という事で、早速足を運ぶことにした。

3日間開催されるのだが、初日の平日午前中は入場料無料という事もあって、その日に行くことに。チケットは手にしていたので休日でも良かったのだが、一番混雑が少なそうなのが平日という事もあって、この日に。

遠いと思っていたWinterthur、電車でZurichから30分弱。あっという間である。
Winterthurの駅からはシャトルバス(と言っても、普通の市バス)が出ていて、それに乗ったが、何せベビーカー率の高いこの日、なかなか全員が乗りきれない、という事も。

会場到着。メッセ会場を想像していた私は。。。え?ここ、、、体育館?という風貌の建物にちょっとテンション下がる。が、広さはそれなりにありそう、と気を取り直して入場。
商品こそ異なるが、こうした展示会は昔の仕事上何度も足を運んでいる。よって、雰囲気や様子は予測どおり。これまでに行った展示会と異なるのは、ベビーカーの渋滞でフロアーが大変なことになっている事。私もその渋滞を作った一人なんですがね。

大きく分けて、赤ちゃん・子供用品の展示、子供の遊ぶコーナー、ステージがあり、結局我々は何だかんだと終日居てしまった。それなりに楽しかった(?)が、ベビーカーに長時間括り付けられていた息子はちょっと退屈だったかもしれない。ボビーカーが置いてある遊び場や、ヤギに触るコーナー、馬に乗るコーナー等もあり、多少遊ばせる事が出来たが、もしも夫が一緒に居てくれたら、一人は子供を遊ばせて、もう一人は展示をまわる(って、サンプルゲット!)という参加の仕方がベストと思った。もしくは、これがZurichだったら、遊ばせる為に連日通ってもいいな、と。
もう少し大きくなったら、お絵かきや体を使っての遊び、ゴーカート等、もっと遊べる場が増えてより良いのかもしれない。

大量のサンプル以外のメイン(?)は、プロのカメラマンに写真を撮ってもらえる事。ここで撮影された写真は、「Baby Face」というコンテストに自動的にエントリーされる。撮影した写真も、もちろんもらえるのだが、撮影1時間後からPick Up可能という事で、既に撮影時に5時を回っていた我々は、受け取らずに帰宅。後日写真は郵送してくれる、との事だったので。ちなみに、これらの写真は後日、撮影カメラマンのWebsiteで見れる様になるらしい。

このコンテスト用の写真撮影以外にも、Photobookメーカー等が撮影してくれるものもあり、あまり無い親子写真を撮ってもらえ、満足な母。いつも撮影係りの為、息子との2ショット写真は非常に少ないのだ。

帰宅後、案の定夫から嫌~な顔をされる。。。彼は無料のサンプルの類が大嫌いなのだ。そう、これだけ貰ってきました。戦利品!!!

行ってみて良かったが、来年は行かなくてもいいかな、というのが正直な感想。更に言うと、去年行っていれば良かったな、というのも正直な感想。サンプル品等は離乳食はじめ位の子供たちにベストなものだったし、遊び場という意味では、もう少し経ってからのほうが、存分に遊べそう。

ちなみに入場料は15CHF。公共交通機関を使うと5CHFの割引あり。もっとお安く~、という場合は、前述のとおり初日の午前中の入場は無料。その他、無料チケットプレゼントに応募すると無料チケットが1枚もらえる、という裏技も。

2012年6月1日金曜日

MalOase (ペイント教室)

スイスでは公民館の様なものを、Gemeindezentrum と呼ぶが、ここで色々な催し物がある。今回のペイント教室、MalOase もその一つ。ZurichにいくつかあるGZ (Gemeindezentrum)の一つで、ほぼ週1回で開催されているのが、これ。対象年齢は1歳半頃から、となっているので、息子には未だ早すぎるのだが、その他にも遊び場があるとの事なので、ものは試し、行ってみる事に。

到着次第、登録簿に名前を記載し、順番を待つ。
順番が来ると、名前が呼ばれる。汚れ対策に、用意されている大人もののT-Shirtを着用。当然ぶかぶかなので、首の辺りは洗濯ばさみで留める。
担当者が大きな画用紙を壁に張ってくれ、そこでお絵かきスタート。机の上にペイントと筆が置かれていて、好きなものを手にとって自由に描くのだが、描きたいだけ描いて良いので、時間もその子次第。費用は紙代として、1枚につき1.5CHFのみ。

さて、息子は、というと、、、不覚にも気に入らなかった模様。
画用紙の前に立たせて、筆を渡したところまでは良かったのだが、その筆をいつものようにぶんぶん振り回し、もう片手の手に握ってしまった。すると、、、鮮やかな緑のどろっとしたペンキが手のひらについたのを見ると、ふえー、ふえーっっっ!!!!!と叫び泣き出したのだ。その手をぬぐうべく、頭にもぴたっ!はい、頭も緑に。するともう止まらない。。。
親切な方がウェットティッシュをくれたので、それで急いで手を拭いて、抱きしめてあげたのだが、なかなか落ち着かず。きれいになった手をじーっと見つめては、ふえっ、ふえっ、、、と思い出したかの様に泣くのだ。
泣き止んでも、それからは何をしても筆を握らせようとすると、ものすごい力で拒否。

という事で、諦めました。
いやー、まさかこんな展開になるとは。。。

その後、T-Shirtを脱がせると、人が変わった様に楽しそうにはしゃぎながら、会場においてあるおもちゃで遊びだした。 やっぱり好き嫌いってあるんだなあ。

という事で、息子に絵を描かせる試みは失敗に終わってしまった。
1歳の誕生日の品選びで、筆を選んだ息子なのだが、あの頃からまた成長し、変わってきているのである。今後、どういう風に育っていくのだろうね。

2012年5月28日月曜日

Kinderzoo in Rapperswil (子供動物園)

動物園好きは夫の筈なのだが、何故かこのところ動物園に縁のある私。
3連休のスイス、しかし夫はドイツ人らしからぬ、休日でも仕事・論文書きに忙しく、我々母子は夫に自分時間を確保すべく、連日外出。でも、スイスは週末は家族の時間を大切にする人が多く、一緒に遊んでくれる友人はあまりいない。
が、いました、親切な友人!Rapperswil の子供動物園に行くので、一緒にどうですか、と言って下さった。申し訳ないと思いながらも、ご厚意に甘えてJoin させて頂く事に。

我が家からは車で行くのが一番早いのだが、息子と二人きり、30分以上の昼間のドライブは少しストレス。よって、少し遠回りかつ時間がかかるのだが、電車で行く事に。それでも1時間ちょっとなので、東京で移動する事を考えたら、可愛いものだ。

このRapperswil の子供動物園、小規模ながら、動物と触れ合える、という事で子供連れの家族に人気の動物園。何となく、Zurichの動物園の規模を想像していたのだが、先日の地元の町の公立屋外プールの方が断然広い。それでも、小動物好きな息子には十分楽しめる広さ・動物の顔揃え。
連休中日ともあって、かなりの混雑度。チケットブースには長蛇の列。それでも東京の混雑に慣れた我々には何てことはないのだが。

まずRapperswil の駅から歩いて来て見えたのが、キリン!!!さすが背の高いキリンだ。動物園の外からでも見る事が出来る。息子はキリンのおもちゃを気に入って、良く引っ 張りながら家中を歩いている。そんな事もあって、本物のキリンを一度見せてあげたかったのだが、今回同じキリンだという事に気づいただろうか?
入場と同時に向かったのは、アシカのショー。殆ど空席が無かったが、最前列の端っこに空席を発見。TVでさえ集中して見る事の無い息子だから、どうなるかな、と思ったが、ショーの間中、ずっと大人しく観覧、時々拍手をしたり爆笑したりのシーンも。アシカもそうだが、ものすごい人数の観客にびっくりしていた感もあり。

その後ゆっくりと園内を歩く(歩かせる)。本当に小さな動物園で、あっという間に一周出来てしまう。息子は動物園に来たというのに、公園に夢中。更には鴨さんに夢中。。。え、、、これじゃあRapperswilの動物園じゃなくても良かったんじゃないの?なんて声もあったが、触れるヤギのコーナーでは、眠い筈なのにはしゃいで見ていたし、象にしてもらくだにしても、Zurichの動物園よりも近くから見えるのがよかったかもしれない。何より、自由気ままに歩かせても安全なのが良い。

通常の昼寝の時間を3時間もオーバーしながら頑張っていた息子、帰りの電車の中でやっとお昼寝。お友達とも一緒で、楽しかったのだろうね。遥々連れて行った甲斐がありました。
一緒にと誘って下さった友人ご家族にも感謝の1日でした。

**************************************
Rapperswil Knies Kinderzoo
Oberseestrasse, CH-8640 Rapperswil
春から秋迄連日Open
入場料 大人14CHF


2012年5月26日土曜日

屋外プールデビュー


スイスの各都市には、相当の確立で立派な室内プールがある。我が町も同様で、妊婦の私は運動の為に、と、大分お世話になったものである。その後妊娠後期からは行けなくなってしまっていたが、この夏は息子も1歳を過ぎているので、そろそろ屋外のプールもデビューしていいのでは、と、快晴のこの日、息子をプールに連れて行った。
本当はもう少し早く行きたかったが、遅い昼寝の為、午後4時過ぎの到着。それでもプールの温度計は28度、水温22度を指していた。

週末だったが、土曜日という事もあり、比較的混雑しておらず、特に私の目的地、赤ちゃん用の水遊び場はガラガラ。広い敷地でベビーカーを押して、水遊び場に陣取り。息子を着替えさせる。
水遊び場のすぐ横には、砂場と、小石の砂場、遊具があり、どちらかというと、冷水の苦手な息子は、こちらの砂場遊びに目がない様子。また近くに飲食類が売っている簡易カフェもある。
更に言うなれば、大きなプールには飛び込み台も滑り台もある。敷地には、ビーチバレーコート、バスケットボールコート、ミニサッカーコートもある。ビーチチェアも無料貸し出し。大きな浮き輪等も。
とにかく、充実度と清潔度、かなりレベル高し。ここなら、終日いても飽きないかもしれない。

と言うのは、もちろん水遊びの好きな子供についてであって、我が息子は別に近くの無料の公園でも同じかも??!!という感じ。そう、ここは当然ながら無料ではなく、大人1回6CHF。4ヶ月パスが80CHF、年間パスが190CHFなので、これで連日通ってもかなりお得。ちなみに息子は6歳以下なので無料。

わずか2時間程しかいなかったが、ちょっとした時間のある天気の良い日には、ここは有難い遊び場となりそう。願わくば、競泳選手の私の血を継いで、息子がプール好きになってくれれば、更に有難いのであるが。

2012年5月24日木曜日

ZUMBA

流行のピークは過ぎてしまったかもしれないが、ZUMBA をやっと試してみた。
ZUMBAとは、ラテン系の音楽に合わせて、ダンスを基本としたステップのエアロビクスプログラム。ラテンもダンスも大好きな私にぴったりではないか!と思いつつも、ZUMBAの存在を知ったのは、既に身重になった後。

暫く通っていた託児所のあるジムでも、ZUMBAのクラスがあって、かなりの人気だったが、今回体験したのはそこではなく、Zurichにある、とあるSalsa Clubで開催されているもの。全4回クラスで80CHF なのだが、たまたまディスカウントがあり、試してみる事にしたのだ。

ちょっと寂れたクラブで、建物の中で迷う迷う。。。
人に聞きながらやっとたどり着いたクラブ。時間直前にインストラクター登場。
この日の受講者は10人程。
約1時間のクラスは、部屋が蒸し暑かった事もあるが、かなりいい汗をかく事が出来た。ラテンの音楽で、ノリがいいのだが、かなりセクシーな動きもあったりで、ちょっと私には苦手な動きだったりする。 ダンスに近いかと思ったが、どちらかと言えばフィットネス系。一応ダンスと各種スポーツで鍛えた経歴のあるわたくし、かなり良い感じでついて行く事が出来ました。

終了後、気さくに話しかけてきた女性と少しお喋り。息子の世話人がいないと、休みが多くなっちゃうから、、、という話をすると、インストラクターは融通を利かせてくれる人だから、相談してみたら?と。翌週は夫が出張で不在の為、欠席せざるを得ないと諦めていたが、駄目元で話をする事に。
すると、まずは、『息子さんも連れてきていいわよ!』とのありがたいお言葉。未だ13ヶ月である事を話すと、少しああだこうだと話した後に、4週間以内に4回が鉄則なので、もしもほかの曜日に来れるなら、と、ある週に2回参加する事のOKをもらった。何事も相談してみるものだ。

という事で、僅か4回のコースだが、あと3回、良い汗かくぞ!

2012年5月22日火曜日

Seerenbach-Wasserfall へハイキング

崩れだした天気のこの週、唯一快晴の予報が出ていた祝日。
そうとなれば、我が家の予定はずばりハイキング!
行き先は、Seerenbach Wasserfall (Seerenbach滝)への、Walsensee (バルゼン湖)沿いの非常に緩やかな易しいコース。ここも我が家から比較的近い。

朝は冷え込むだろうという事で遅めの朝食後に出発した我々。(正直な話、夫は朝が苦手だから。。。私と息子は6時起床だったのにね)Walsensee に到着すると意外にも多くのハイカーが。それもその筈、このSeerenbach Wasserfall、スイスで一番高い滝、らしいのだ。
更に、このWalsensee、エメラルドでとても綺麗。背景に浮かび上がる雪を被った山々も美しい。久し振りに景観を楽しみながら歩くハイキングコースだった。が、コースはほとんど車も通るアスファルト舗装の道路で、かなりハードコアなハイキングをこなしていた私としては、少し物足りない感が。これじゃ、散歩、だよね。。。
そんな事もあり、息子を歩かせる事もままならず、片道4.5kmを歩く。
途中BBQ エリアに立ち寄り、軽く遊ばせながらランチ。
そして再び目的地へ
向かう。





途中レストランを通り過ぎたが、そこには孔雀や鶏等、息子の関心をひく小動物が沢山。もっと時間が許せば、食事をしながらのんびり遊ばせたかったのだが、残念。

滝が見えてきた。
これだけ高峰を抱えるスイスなのだが、その滝の迫力は、手厳しいかもしれないが、普通だった。Yosemite の滝や、ナイアガラ、イグアス 等が評価の基準になってしまっている私だから、しょうがないか。でも、少し汗ばんだ顔に振り注ぐ滝の水のスプレーは、気持ちの良いものだった。
息子は近くで見る初めての滝。音には驚いていなかったが、シャワーが嫌いな息子、この滝のはね水がお気に召さなかった模様。
滝から少し離れ、滝の見える草原で息子を遊ばせながら食事。まだまだ遊びたそうだったが、帰路につく。このコースはループではないので、同じ道を戻るのだが、景色が良い為、それも苦にならず。帰りはかなり駆け足で戻り、車に到着す頃に、息子は夢の中へ。

本当はその後、Wessenの街で食事をして帰りたかったのだが、祝日の晴天の日、開いているレストランは何処も人でいっぱい。息子をのびのび遊ばせることが出来無そうなので、予定変更。
早々に帰宅し、庭で早めのディナー。息子も外での食事を楽しんだ後は庭で楽しそうに独り遊び。こうした時間がとても贅沢。素敵な祝日となりました。

2012年5月18日金曜日

ファル ブルトン (Far Burton)

久し振りに新作お菓子を焼いてみた。
実は息子の誕生日の際、参加しているSpielgruppeで誕生会ではないが、ケーキを焼いておめでとう!のお祝いをするのが慣わしだったらしいのだが、私はそんな事知らず。。。何気にもう1ヶ月近く経っているのだが、やっぱりやったら?という声もあり、今更なのだが、ケーキを焼く事にした。
が、実は最近あまりケーキを焼いていない。
何度も焼いて失敗無し!の自信ありケーキは、持ち運びには適さなかったり、手間がかかりすぎたり、という事で、何かないか探してみた。そして念のため予行演習。

予行演習1作目は子供を意識して、野菜入りのケーキにしてみたのだが、、、甘すぎた。更にちょっと特別感が無い。
そこで2作目に焼いてみたのが、ファル・ブルトン。材料はとてもシンプルで、プリンともカスタードとも言える感じのするお菓子。泡立て不要なので、息子が寝静まった後でも、起きた直後でも、ささっと作れてしまうのが、子供のいる人にお勧めのレシピとも言える。お勧め度、かなり高いです。

 焼き上がりはふんわりとスフレの様。
 しばらく経つと、しぼんでタルトの様な感じの見た目に。
焼きたてを食べると美味しいとの事なのだが、私は個人的には冷蔵庫で冷やして食べる方が、味・食感共に好き。

サワーチェリー入りと黄桃入りの2種類を焼いてみた。私はチェリー入りがお気に入り。でも、桃入り絶賛の声もあったので、好みで好きな果物を入れて色々試すのも面白いかも。

2012年5月16日水曜日

13ヶ月の予防接種

1年検診で基本の予防接種を受けた息子。これで、次の予防接種は1年半検診迄無い筈だったのだが、医師から追加の予防接種を提案された。
Meningokokken、髄膜炎の予防接種である。スイスでは、12ヶ月以降に接種可能となっている。
予防接種の是非の議論はあるが、我々は医師が推奨するものは受けさせよう、という方針。
1年検診でのMMRと同時接種が可能なものだが、担当医の方針で、一度に接種するのは2つまで、と決めているらしく、異議が無い限りは1ヶ月後の13ヶ月で接種すると言われ、今回1ヶ月後の再訪問となった。

予約時間に到着。待ち時間無しで診察室に通される。
さすが小児科、おもちゃが置いてあるので、息子は早速おもちゃへ一目散に!家以外の場所だと目新しいせいか、やっぱり良く遊ぶのだ。
診察室に入ってきた先生に笑顔で挨拶の息子。先生も思わず、抱き上げて一緒に遊んでくれるほど。
予防接種だけかと思いきや、色々と心配事も相談にのってくれ、結局30分程のVisitとなった。

診察後に予防注射。今回は1本だけ。
薬を注入中に泣いたが、その後直ぐに治まり、とても良い子である。先生からご褒美におもちゃをもらう。

次の検診かつ予防接種は1年半。
この1年半の予防接種で、スイスの基本の予防接種は終了する。(正確には、その次の予防接種は6歳 となる)

特記事項:
  • 下痢 → 便秘症の息子が、2日前に下痢をした(らしい)。一応その報告をする。原因は何でもありえるが、1日もせずに治ったなら特に気にしなくて良いとの事。(特に水分多く摂取する必要も無し)
  • 歯磨き →大苦戦中。でも、せめて夕食後に1度は泣かれても無理矢理歯磨きを。砂糖の摂取がほぼゼロなら、1-2日歯磨き出来なくても未だ大丈夫。早めに歯医者訪問をする事を提案される。
  • 歯科保険 → スイスでは、子供に歯科保険をかけたい場合は、3歳になる前に。

2012年5月15日火曜日

今年初の海外(?)旅行に向けて

突然夫が言い出した。
「来月はウィーンで1週間過ごそう!」
数ヶ月前に始まった彼の現在のProjectはウィーン。はい、現在も再び平日母子家庭の我が家。
来月一杯でそのProjectも終了しそうという事で、彼のウィーン滞在中に皆で過ごそう、という事。

そうと決まればまずとりかかるのは、宿の手配と足の手配。
まずは宿。Hotelに滞在するという選択もあるが、息子の食事の事等を考えるとアパートが良い。という事で、短期滞在アパートを探す事に。
早速Internetで検索。色々なサイトがあるが、空室確認が即時出来るサイトは少なく、オーナー(又は管理会社)に問い合わせねばならない。
夫の職場(?)に乗り換え無しで行ける事を条件に、Studioでは無くBedroomが独立している事、湯船がある事、が私の最低条件。
残念ながら、第一希望の宿からは返答が無かったが、一件、空室ありの返事が来た。従いここに決定。

Hotelと異なり、Cancellation Policyが厳しい為、宿の予約に合わせて強行確定。

そこで次は足の手配。
ZurichからViennaへの移動だが、普通に考えたら、飛行機。所要時間1時間15分。しかも夏休み前のこの時期、往復でも100EUR程度と安い!
しかし、、、ここですんなり飛行機にGOを出さないのが私の夫。電車で行く、車で行くの案も浮上。
数日の異論の末、結局飛行機で行く事で合意。(ふう。。。)但し、彼は仕事があるので、私と息子は別のFlightにて。
格安Flight探しはお手の物。即、最安値を確認、予約。

通常ならここでおしまい、となるのだが、そうならないのが我が家。
ウィーンの後は、ドイツによりたい、という。しかも、ドイツはドイツでもFrankfurt近く。だからウィーンの後で「立ち寄る」という風でもなく、「わざわざ」行く距離なのだ。
更に。
その後は夫はミュンヘンへ、私と息子は二人スイスへ帰る、というのだ。
ふう。。。。何もそんな面倒な旅程にしなくてもいいのに。。。何せ、目的地Frankfurt近郊の村には、公共交通機関が無い。従い、レンタカーも必要となる。

気乗りしなかったが、夫の熱い要望により、合意。
ウィーンからFrankfurtへは、当然飛行機でしょう。と、思いきや、なんと電車で行く!と言う。距離は750km。普通に考えたら飛行機でしょう。。。しかも、電車の方が飛行機より高いのに。
結局、渋々電車で行く事に合意。。。
そしてFrankfurtでレンタカーを手配。
最後は、Frankfurtからおのおのの帰りの電車を手配。

こうして我々の約10日間の周遊旅行(?)の手配完了。
さて、どんな旅になりますかね。

2012年5月6日日曜日

子供の日・節句

今年の5月5日は一応息子の初節句。
純粋に考えれば、去年が初節句ではあるのだが、まだ生後間もなかった事もあり、それらしいお祝いをする事が出来なかった。まあ生後21日経ってない場合は翌年に初節句をしてもよい、という事なので、一応今年が初節句、という事にしてみる。

海外にいるからこそ大切にしたい、日本の記念行事。
ところが、、、そんな思いとは裏腹に、何も準備が整わなかった5月5日。。。 去年はお祝いだからと作ってみたちらし寿司も、今年は作ろうと思っていた柏餅や蓬餅も何も作らず。。。唯一は日本語のSpielgruppeで作った新聞紙の兜と折り紙の鯉のぼり。私の両親が1ヶ月程前から、鯉のぼりを贈りたい、と何度も何度も「本当にいらないのか?!」と確認をしていたのだが、そんな大きな鯉のぼり、送ってもらっても飾る場所もなければ締まっておくスペースも無い。私はスーパーで買えるような、子供の手に持てる鯉のぼりが欲しかったのだが、そんな安物は送る気は無い、だそうで。。。

それでも手作りのこれらのアイテムに結構満足していた私。
でも、何となくお祝いらしい雰囲気も無かった為、ふと思い立って作ってみたのが、ちょっと本格的に見える鯉のぼり。
なかなか見事ではないでしょうか?
もともと手は器用だと思っているが、我ながら良くできた。あまり日本の文化・行事に興味の無い夫でさえ、「これは素敵だ」と。
勿論、実はこれ、某ウェブサイトからDownloadして作ったので、誰でも上手に出来るものではあるのだが。

結局やりたかったお祝い事は出来なかったが、久し振りの工作をして、楽しんでしまったのは子供ではなく母。勿論、息子がすくすくと大空に舞う鯉の様に成長しますように、との願いを込めて。
来年息子は2歳。来年こそは、柏餅か蓬餅を作るぞ!

2012年4月30日月曜日

Zugerberg へハイキング

ようやくスイスに訪れた夏の様な日々!去年息子が誕生した頃は既に真夏の様な気候だったな、と回想にふけながら、30度近い晴天の日を楽しむ私。
やっと晴れた週末に何をするか、と言えばずばり、ハイキング!
思えば、ハイキングを通じて知り合った夫と私。昔は本当、良く行ったものだし、そもそも我々がスイスに住む事にしたのも、スイスの自然に惹かれたから、というのも事実。

息子を連れてハイキングに行ったのは、生後9日目を含めて何度もあるが、今年になってのハイキングは(散歩でなく)今回が初めて。何処へ行こうか考えた末、近場で、という事でZug にあるZugerbergへ。

天気は良かったのだが、誤算は嵐の様に吹く強風。後に知った事だが、この強風はスイスの各地で多くの被害をもたらしたらしい。我々はともかく、小さな息子にはこの強風、なかなかの曲者。そう、今回は自分で歩いた息子。風に押されて吹き飛ばされそうになったりも。それでも息子はものともせず、歩く。なかなか頼もしい。
が。。。当然1歳になったばかりの息子、3時間のハイキングコースを完歩出来るわけはない。途中夫の助けを得ながら(= 抱っこ・おんぶ)、又時には座り込んで遊びに興じたり、とCaliforniaでのハイキングからは全く想像もつかないゆった~りとしたハイキング。結局何だかんだと5時間かかってハイキング終了。

このハイキングコースは終始ゆったりとしていて、ループになっている。一部ストローラーでは難しいところもあるが、子連れで十分チャレンジ出来る易しいコースである。景色は絶景、というわけではないが、Zug湖が見下ろせるView Pointもあったりする。
丁度春休み期間だった為、期待していたレストランが閉まっていたりのハプニングもあったが、通常であれば途中でレストランで昼食も可。
それなりにお勧めのZurichから近い子連れハイキングのコース。

2012年4月26日木曜日

3本目の歯

息子誕生377日目。
息子の2本目の歯が目で確認出来るほどになってきたのだが、ふと気がつくと、3本目の歯が準備を始めた模様。
海老ぞりになった息子の上顎に、何か白いものが見えた様な気がした。早速触ってみると、、、ん?何も感じないぞ。1本目の歯の時は、見た目よりも先に手触りがあったのだが、、、
再度友人と共にじっくり見て確認すると、やっぱり歯が生えてきそうな跡がある。
歯が生えるのは遅いほうが良いと思っていた(今も思ってる)私だが、上の歯も生えれば、色々なものが噛み切れる様になる。と、息子の食の楽しみも増える筈。食が好きな私、その楽しみは息子にも伝えたいと思うので、これからは歯磨きも頑張ってあげれば良いだけ。早く生えてこい、3本目の歯!
それにしても、よだれダラダラはまだまだ続きそう。

2012年4月25日水曜日

心臓が止まった

文字通りである。まあ正確には止まりそうになった、だが。
過去に色々危険な事もしてきた大胆な(?)私だが、こんなに心臓が止まりそうな思いをした事は過去になかった。1歳を迎えたばかりの息子、近頃は足どりもしっかりしてきて、安心感が増してきていたのであるが、そんな油断の隙を狙ったかのように、事件は起きた。息子が、階段から転げ落ちたのだ。

Spielgruppeに使用している部屋は、建物の3階にあり、部屋への出入りには階段を使用する。部屋と階段の間に靴の着脱の為の板場があるが、その板場も柵は若干目が粗く、子供には危険そうな場所である。従い、基本的に部屋のドアは常に閉めておく事になっており、時々悪戯っ子がドアを開けて部屋の外へ出てしまう事があるが、その時も誰かが「危ないよ」とドアを閉めておくように注意する、という事がこれまで普通に行われてきた。
しかし、事故の起きる時とは、全てにおいて歯車が合わないもの。この日は春休みでもあり、小学生の子供達も参加していた。その子と数人の悪戯っ子達が、ドアを開けて部屋の外に出て遊んでいたのだ。更に、その時、部屋では工作が行われており、普段は息子の相手をしていて参加しない私がこの日に限って参加、工作に興じていた。それらが上手く(?)重なった。
息子の様子はチラチラ見ていたのだが、そうしてまた息子の姿を探したその時、私の目に映ったのは、お兄ちゃん達と一緒に部屋の外に出ていた息子。そしてその息子、階段の方へ歩いている!!!
落ちる!!!と、瞬間的に思った。同時に体は椅子から立ち上がり、息子の方へ走っていた。が、時は既に遅く、私の目の前で、息子は階段から転倒した。血の気が引いて、心臓が止まる思いがした。一瞬のうちに最悪の事態を想像した。
が、幸運な事に、息子は4段程転げ落ちたところでぴたりと止まったのだ。息子の腕が階段の横の柵に引っかかり、転落を止めたのだ。驚いた顔の息子が泣き出す。息子を抱き上げ、抱きしめる私。ごめんね、ごめんね、見ていなくて。。。
息子は泣いたものの、私の動揺に比べると極めて普通の泣き方で、意外に早く泣き止んだ。ただ、その体は私にぴったりとコアラの様に抱きついていて、怖かったのだな、と思わせる反応だった。そんな息子を抱きながら、まだ震えている自分に気がつく私。本当に怖かった・・・一歩間違えば、最悪の事態だった。運が良かった。

その時は気づかなかったが、どうやら頭の右の方を打ったらしく 瘤と痣になっていた。でも、その後も普通に笑って機嫌も良く、食欲もあり、どうやら本当に大丈夫だった様だ。

今思い出しても、ドキドキする程、本当に怖い出来事だった。本当に油断をしてはいけないという事を思い知らされた。今日も大声で笑い、スヤスヤ眠る息子の姿を見て、どんなに運が良かったか、という事を感じる。母親2年生、それでもミスは許されないのである。今回の幸運に感謝しながら、これからはもっとしっかり息子を守ってあげなければ、と反省。
一方息子は今日も、階段に近づきながら、平気な顔で前に進むのだった。。。母が安全を確保してくれる、と絶対的に信頼しているのだろうね、あんな怖い事故の後でも。

2012年4月22日日曜日

1歳の誕生日

先日、息子は無事に1歳の誕生日を迎えた。
去年の息子が誕生した日は、暖かく春というよりも夏の陽気を思わせる素晴らしい日だったが、今年は何故か雨。それでも、元気に笑い元気に走り回る息子を見ると、天気などどうでも良い、こうして無事に1歳を迎えられた事への感謝の念でいっぱいになる。

息子1歳の成長記録
身長 77cm、体重 9540g と、身長・体重共に平均カーブの約65%。

動き
8ヶ月で歩き出した息子、すっかり上手に歩くようになった。 もう目を離しても心配無し。・・・と思ったら、つまづいて机の脚に顔をぶつける事、立て続けに3度。お陰で額に深い傷、顎と目の上にも傷が。今となってはかなり安心出来る様になった。が、未だに尻餅をつくと、その場に座り込んだまま。。。支え無しで独りで立ち上がったのは3度のみ。(しかし、1歳から1週間後、ベッドに捕まりスクワット運動をしていたと思ったら、その後独りで何も無いところから常に立ち上がれるように!)
ハイハイは未だに出来ない。5cm位進んだのを見たような気もするが・・・

食事
嫌いなものでも何でも良く食べるが、好き嫌いをはっきり体で表現する様に。好物はバナナ。食事中は、食べたい物を指差して、『くれ!』と命令する。
普通食を食べたそうにしているが、少し抵抗のある私は未だに、とりわけではなく、息子用に食べ物を準備している。不満そうなのは、夫。一緒にPizzaやソーセージを食べたいらしい。
手づかみは勿論だが、自分でスプーンを使って食べたい盛り。良い事なのだが、掃除が大変かつ時間がかかるという理由で補助してしまう母。。。
おっぱいへの固執は無い様だが、未だに授乳中。1日に2-3度。夫は断乳を求めているが、授乳はぐずった時に最大の力を発揮する故、どちらかというと息子より私が卒乳出来無いらしい。

遊び
歩く事が大好き。特に最近は外での探索に余念が無い。
公園もほぼ毎日出かけるが、お気に入りはブランコ。あまり反応が無く揺られているが、降ろそうとすると、もの凄い剣幕で抗議される。
年上の子供達が大好きで、いつも後ろを追いかけている。特に加減を知らずパワー有り余っている危険な男の子に引かれるらしく、母見ていてハラハラ。

言葉
「パパ」「ママ」を言うが、「ママ」はご飯の意味らしい。
それ以外のはっきりした言葉は「バイバイ」。バイバイと言いながら手を振ってくれる。
始終何かを語あっている様ではあるが、まだ単語を聞き取れる迄には発達せず。

身体発達
歯は1本!2本目が生える気配を感じる。歯が遅いのはありがたい。歯磨きは嫌いでは無い様だが。。。
便秘気味は今も変わらずだが、毎日必ずお通じがあるようになった。

睡眠
つい最近迄は夜に2度位は泣いていたが、このところ、朝5時頃迄は寝てくれる様に!5時頃に空腹を訴え(?)、一度朝食を取るのが日課に。その後2度寝し、8時頃起床。
昼寝がついに1回に。60-120分の昼寝。
1歳を過ぎて1週間後位から、やっとベビーベッドで寝るように(これまではシングルベッドのマットで寝ていた)。更に添い寝無しで眠れる様になった!


癖とは違うが、どうも左利きの様な気がする。一応両手が使えるように練習中ではあるが。

性格
相変わらず非常にFriendlyな彼。街に出ると今でも何人もの人々に声をかけられる。声をかけられると、満面の笑顔とげらげら笑いで応えるというサービス精神旺盛さ。誰にでもとてもFriendlyで物怖じせずに抱っこを要求したりするのだが、相変わらず親が傍にいないと不安になるらしく、保育園退園の後にかれこれ2ヶ月以上通っている託児所でも、まだ5分と離れられた事が無い。
近頃腕力が強いのか、おもちゃの奪い合いにも勝てる様に。いつも良く一緒に遊ぶ2歳児をいつも泣かせてしまう・・・悪気は全く無い様なのだが。


さて、1歳の誕生日は丁度日曜日だったので、生まれた時からの幼馴染や生まれる前からの友人を招いてパーティーを開いた。
休暇帰りすぐのパーティーだったので、料理は手抜きでBBQに。サイドディッシュを数品準備。その他、お祝いという事で赤飯とケーキ2個(大人用と息子用)。
100日のお食い初めでは1粒口に入れて吐き出した赤飯も、今回は大人茶碗1杯は軽く食べてくれた。ケーキもこんなに大きいのを独りで完食!(他の赤ちゃんにもOfferしたのだが、卵が入っている、ヨーグルトが嫌い、等の理由で食べてもらえなかった・・・)

1歳の誕生日、という事で、二つだけ特別儀式(?)を。
ひとつは一升餅の儀式。 餅つき機を持っていない私、1升餅を準備出来なかった為、代わりに計約2kg弱のものを準備。餅1kg分、もち米約200cc、じゃが芋約700g。息子は半分ドイツ人、ドイツの炭水化物のメインともいえるじゃが芋で代用してみた。風呂敷も無いので、代わりにリュックにこれらを全て詰める。そしてこれを背負った息子、満面の笑顔で余裕のポーズでカメラのフラッシュに応えていた。なかなかの大物である(←親馬鹿)。

もうひとつの儀式は選び取り。
はさみ、定規、筆、靴、箸、辞書(代わりにSAPの本)、そろばん(電卓で代用)、財布・お金、と基本的なアイテムを準備。息子の前に並べ、選ばせる。
右から左までじーっと観察した後、息子が一目散に目指したものは・・・・
筆!!!
筆は芸術家や作家を意味するらしいが、、、、、将来苦労しそうだなあ、と密かに心配する母。実はほぼ同時に箸と靴も触ってしまったのだが、どちらかと言えばこっちに傾いて欲しいな、と願ったりもする。

誕生日会など、1歳の子供はわからないし親の為だけにやるようなもの、と乗り気でなかった夫なのだが、実際に本当に楽しそうにしている息子を見て、 やって良かったなあ、と嬉しそう。
私も息子が楽しんでくれた事はとても嬉しい。でも、誕生日って、実はもうひとつの意味もあるのではないかな、と考える今日この頃。それは、無事に1歳を迎えられた事は、周りの方々の支えがあっての事だから、誕生日はそのお礼をお世話になった方々にする日、だと。ドイツでは誕生日に、誕生日の人がパーティーや食事等を企画してその費用も全て負担するのが慣わし。これって、実はとても利に叶っていると思う。「皆さんのお陰で、また今年もこうして誕生日が迎えられました、ありがとう」という意味もあって、当事者が主催し開催し皆さんをもてなすのだろう。(注 私的解釈)だからこの誕生日は主役は息子であると同時に、来てくださった皆さん、この1年、いやそれ以前から支えてくれた皆さんでもある、と私は思ったわけで。
意図や思惑はともあれ、息子も皆さんもみんな楽しんでくれた様で、私もほっと一安心。

1歳、おめでとう!
これからも、健康で、人の優しさや思いに敏感な子に育って欲しい、と1歳の誕生日に願った母でした。

2012年4月4日水曜日

卒業

久し振りに Zurich で、赤ちゃんと母の集いに参加した。
赤ちゃん連れの母の集いは、あちらこちらに存在するが、ここは私が一番最初に顔を出した所謂ママデビュー の場であった。友人の助産師(Hebamme)が運営していて、毎週水曜の午後に助産院(Praxis)で開催されている。Baby Bar と呼ばれているのだが、お酒が出るわけではなく、赤ちゃんはそこでママのおっぱいやミルクを飲み、母はお茶やコーヒーを飲む、そんな事から名づけられたのだろう。Spielgruppeは子供が遊ぶ事が趣旨だが、この集いは、母親同士の交流が主目的。いわば、Spielgruppeに参加するには小さすぎる子供達の交流の場でもある。更に言えば、私にとっては、唯一スイスジャーマンをじっくり耳にする事が出来る場でもあった。

一番最初に参加したのは息子が1ヶ月の頃。
それからほぼ毎週欠かさず参加して来たこの集まり。同じ月例の赤ちゃんを持つ母親同士、英語やドイツ語で(更には何故か日本語で!)悩みを相談したり質問したりしてきたのだ。
なのに、いつの間にかその姿は消え、気がつけば回りは息子よりもずっと小さい赤ちゃんばかり。世代交代。そして先月は最初から一緒に通っていた友人親子が1歳過ぎた事で最後の参加となり、息子が終に最年長になってしまった。

それでも息子は楽しそうにしているし、他の1歳位の赤ちゃんと違ってハイハイをしない息子は寝転がっている赤ちゃんを襲う事も無く、安全だから、もう少し通っても良かったのだが、今の息子にはどちらかというと年上の子供の刺激が必要。
という事で、今回の参加を最後に、この『Babybar』を卒業する事にした。

最後のこの日も、息子は上機嫌で、会場を歩き回っていた。
大好きな助産師に最後のお別れの挨拶をして、いつもよりも早く退散。
これまでの10ヶ月、楽しかったね。これからは、3つのSpielgruppe と、お友達とのPlay Date 。卒業おめでとう!

2012年4月2日月曜日

地元のSpielgruppe

あちらこちらに点在するSpielgruppe(Play Group)。
息子もこれまで日本語のSpielgruppeや英語のSpielgruppe等に参加して来たのだが、スイスに来て初めて見つけたのは地元の町のスイスのSpielgruppe。すぐに申し込もうと思ったのだが、丁度Kinderkrippe(保育園)に通い出した事等もあり、申し込みをせずにいた。訳あって、保育園を辞めた後に早速申し込みをしたのだが、、、なんと、Waiting List。

かれこれ数ヶ月が過ぎ、もう忘れられてるのかなあ、、、と思っていたある日、突然TELが来た。空きが出たらしい。このSpielgruppe、週に3回ありそのうちのひとつに参加するのだが、当時出していた希望は、①午前、②午前、③午後、としていた。実際今回空きが出たのは、第三希望の午後。でも、今となっては午後の方がありがたい、結果OK。

そして早速行ってみた。
息子もしっかり昼寝をして、準備万端!

晴れ晴れとした今日、子供達は皆外で遊ぶ事に。
約8人位のグループだが、ここでも息子は最年少。もしも未だ歩けていなかったら、ちょっと場違いな感じになってしまっていたが、息子も靴を履いて外で元気に歩き回っていた。

しかし、、、ここで意外なハプニングが!
2歳位の男の子が、何故か息子を叩くのだ!!しかも、一度ならず何度も。すれ違う度に、殴りかかってくる。何でだ?!何もしない息子なのに。。。
さすがにこれはいかん、と、息子を非難させ、暫く室内で遊ばせていたのだが、はっと気がつくと、先ほどの男の子。でも、まさか態々殴りに来る事は無いだろう、と、、、というか、殴られていた事は忘れてしまっていて、ふと目を離したその時!
男の子は、息子を殴り、息子は家具の角に頭をぶつけ、床に倒れた。そう、歩けるとはいえ、決して安定しているわけではない息子、ちょっと力をかけられたら簡単に倒れてしまうのだ。
大声で泣く息子。頭を触ると、、、はっきりとしたコブの様な突起が出来ている!これには新米(?)ママ、かなり焦った!いつもは多少叩かれようが、子供同士の事、と大丈夫、大丈夫、というのだが、これはそういうわけにはいかない。あまりにもひどい突起(コブ?)に、医者に行こうか真剣に考えたほど。結局相当冷やして様子を見ることにしたのだが、、、なんて事だろう。

その子の母親も、一言も謝りもしない。子も子なら、親も親?!

この出来事を夫に話すと、Spielgruppeへの参加は止めろという。これまで本当に明るく良い子に育ってきた息子。こんな経験をするには早すぎる!と、予想以上の反応をする夫。
確かに。。。でも、ねえ、、、会費も払っちゃった、とちょいとケチな事を考える私。
ともあれ、来週から4週間は休みになるSpielgruppe。次回参加して様子を見よう。いずれにしても、私が息子を守ってあげればいいんだよね。

2012年3月30日金曜日

咳の薬

息子の咳は、結局秋・冬の間中続いた。
その間、定期健診を含めて医師のお世話になった事、4回。通常スイスでは、風邪やその程度で病院に行く人は少ないらしく、我々はきっと心配性の外国人、とのレッテルを貼られているのではないだろうか。でも、受診して何でも無ければそれは安心、と、まるで自分の体に対する対応とは全く違う対応をしてしまうのは、やはり親だから、なのだろう。

まず9ヶ月検診時、夜中の咳がひどい事を相談し、診察の結果処方された薬が2点。飲み薬(Ventolin Sirop)と座薬。

Ventolin Sirop は、朝・昼・夕の1日3回服用。最長7日服用。
喘息等に処方される薬の様だが、これは以前処方された薬と異なり、処方箋無しでは買えないもの。

座薬。朝・夕の2回。3日間の投与。

その後1週間が経過。残念ながら、これといった改善は見られなかった。
そこで再診の結果処方されたのが、2点。吸入薬と座薬。

吸入器の薬は、VentolinのInhaler版。1日3回、2吸入ずつ。
座薬は、丁度標高が高いところに行く予定があった為、万一咳が悪化したり呼吸が苦しくなった場合、との事で処方される。

吸引機の薬は、多少効果があった様で、咳の回数も減って来た様な気がする。
座薬は使用せず。

そんなある日、泊まりに来た義妹が、吸入器の使用に疑問を問いかける。少なからず彼女は医者(しかし、獣医だが。。。)。そのコメントに影響を受けた夫、吸入器の使用を中止する。
そして代わりに(?)、ドイツに行った際に薬局で咳止めシロップを購入。これが意外にも効いていた様な気がする。

しかしながら、完全に咳が治る事は無く、一度高熱が出た後に、咳が酷くなった。従い心配になった新米母は、再び受診。
そこで処方されたのが、シロップ(「Rhinathiol Sirup」)朝、昼の2回、と粉末の薬(「Singulair」)夕方1度。この粉末の薬は、高額だという事と必ずも全ての子供に効き目があるわけではないとの理由で最後の砦として処方されるものらしい。

この成果が見られたか、 大分改善されてきた咳。薬を処方された1週間後に経過観察で診察を受けたところ、大分良くなったが未だ完全では無いと指摘を受ける。従い、完全に咳が無くなるまで、自己判断で薬を止める事はしない様に、と釘をさされる。

そんな事でかれこれ半年以上に渡った息子の咳との格闘だが、本格的春の訪れと共に治りかけている気配。1歳の誕生日には、完治しているといいね。

「Rhinathiol Sirup ohne Zucker Kinder」 カルボシステイン(Carbosistein)が主成分で、痰の中の粘液成分を正常化し、痰や鼻汁を出しやすくする。砂糖含まず。1歳以上の幼児から服用可。処方箋無で購入可。

「Singulair」エイコサノイドの一種であるロイコトリエン(Leukotriene)が主成分。喘息の状態を和らげる為に処方。6か月以上の幼児から服用可能で、1歳に満たない息子は一日1袋を水に溶いて服用。

2012年3月23日金曜日

2度目の発熱

自慢ではないが(?)私はとても丈夫である。風邪の類も殆ど無いし、あっても寝込んだり弱ったりする事は無い。以前も書いたと思うが、何せ義務教育プラス3年の12年間、無遅刻無欠席の皆勤賞である。
そんな私の血を引いた息子は、こちらもかなり丈夫な方だと思う。確かに11月からずっと咳は続いているが、連日母に連れまわされているにも関わらず、毎日元気に笑っている。

そんな息子が、2度目の発熱。
週末スノーボード旅行に出かけた翌日月曜日の真夜中。夜泣き担当の夫、この日は早朝のFlightがあったのだが、その準備をしながら私を起こす。『熱がある。』私のベッドに連れてこられた息子の頭は確かに温かい。とりあえず寝かせながら朝起きるのを待って、検温すると、38度程度の熱が。赤ちゃんの平熱は37.5度。多少高いくらいか、、、と様子を見ると、至って元気な息子。食欲旺盛、機嫌も良く、頭が熱い(= 熱がある)以外は至って普通。もしかして、日焼けで体が火照っているだけ??(← 何て勝手な判断)
従って、この日は普通のメニューをこなす事にした。まずはSpielgruppeへ。いやー、今日も元気に楽しく遊んでくれた。そしてその後、2泊の予定でボーデン湖畔へ。元気なのだが、だんだん顔が赤くなっている様な。。。日焼けかな??と相変わらずの私。それにしても沢山食べるし良く遊ぶ。至って元気。まあ、歯が生える際に熱を出す事がある、というし、、、とあくまでも風邪説を否定する私。

元気は元気なのだが、やっぱり頭が熱いなあ。。。と 熱を測ると、、、39度5度!そしてその後も39度8部迄上がる!ええっ!!??
しかし。。。息子は元気なのだ。非常に機嫌が良い。更に食欲旺盛。

そんなわけで、結局昼間は普通に過ごさせた、悪い母。一応なるべく水分を取らせたくらいだろうか。夜は少し薄着にさせて寝静まった後に熱冷ましシートを張ってみる。
前回の発熱と違って、夜に汗をかくという事も無く、そのせいか、翌日も熱は下がらず。それでも普通に生活していたら、夕方にはほぼ平熱に戻る。 一安心!

結局風邪だったのか、歯のせいだったのか、スキーで日焼けしたのか、原因は分からないが、特に何事も無く回復して、良かった。やはり、 根本丈夫な私の子!?

2012年3月7日水曜日

3 から 4 へ

遂に、息子、3から4へ!
って、一体何の事?!
オムツのサイズでございます。この度、ようやくサイズ3のオムツを全て使い終え、無事にサイズ4へと移行。このサイズ、国によって表示が異なるのだが、スイスのサイズ3は体重9kg迄。勿論、体重は目安で、周りを見ているとどうやらお腹周りや太もも周りに影響される事が多いらしい。2週間前の息子の体重は9.3kgだから、サイズ3でも許容範囲。しかしながら、そろそろきついかな、と思われていたので、今回無事に3を使い切ったのは良いタイミング。

まあ、成長に伴ってオムツのサイズがアップするのは、何も珍しくも何ともないのだが、我が家が凄いのは(?)息子が生まれて以来、一度もオムツを買っていなかった、という事。そう、これまでオムツは息子が生まれる前に買い貯めをしていたものだったのだ。10ヶ月半分のオムツを一気買いってどういう事よ?!と思うが、私の入院中に赤ちゃん用品を全部揃えてくれた夫が、オムツも新生児用からサイズ3迄の分を大量に準備していたのだ。という話をすると、『(物価の安い)ドイツでまとめ買いしたの?』と聞かれるが、いえいえ、スイスに住むならスイスのものを使え、主義の夫ですから、オムツも近所のスーパーで購入。
その為に、1日に使用するであろうオムツの数と体重増加を計算して念入りに算出された必要オムツ数に基づき購入したらしいが、サイズ2のパックが2つ余ってしまった以外は良い具合にオムツが消化された。

そんな事で4を使用し始めた息子。少し大き過ぎの気もするが、最近時々尻餅をつくので、少しふかふかのクッションは悪くはないだろう。
サイズ4は先日5パック程購入。これもスイスで購入。
一応、記念すべき日。(?)

2012年3月5日月曜日

ミッション終了!

行って来ました、2泊のスペイン旅行。
決行が決まったのは2週間程前。何故なら、この計画を実行するには、①息子を一緒に連れて行く  か、②息子を置いて行く の選択があるが、①は近頃怪獣と化しつつある息子なので、無理。従い②となるのだが、その為にはBaby Sitterが必要。このBaby Sitter、大丈夫か否かの判断に苦しんでいたのである。

Baby Sitterと言っても、よそ様を雇ったのではなく、その正体は夫。仕事で不在の事が多い夫は、そのSchedule確認、大学院の試験日程の確認に梃子摺っていたのだが、実のところは息子と2人で大丈夫だろうか、、、という不安もあったのでは、と私は予測する。
ともあれ、そんな夫から青信号が出たのが約2週間前。
急いでFlightを押さえ、友人に連絡を入れる。そう、この旅はアメリカからやって来る友人とイギリス在住の友人とスペインで落ち合う旅。今風に言えば『女子会』?(笑)

Flightは早朝。従い、息子に最後に会うのは前日の夜。『ママは2日間居ないけど、パパと楽しく遊んで過ごしてね』と語りかけるも、何事も起こらないかの様にいつも通り笑う息子。この日はお休みの挨拶をしながら何とも言えない気持ちだった。
出発日の朝、泣いて4時起きした息子を宥めて夫にバトンタッチ。息子が寝ている中、家を出る。

そして、スペインで過ごす事2泊。

帰国日の朝は再び4時起き。そしてZurich空港着8時半。自宅には9時過ぎに到着。息子はもう起きている時間だ。
そーっとドアを開けてみると、立ちながら夫と遊んでいる息子。私に気がつかず。そのまま静かに観察していると。。。気がついた!
ここで泣きながら寄って来るリアクションを予測したのだが、意外にもそのまま静止して私を見つめる事数十秒。え?!まさかママを忘れた?!と思ったら、その後ニコ~っと笑顔に。そして歩いて私のところにやって来てお帰り!のHugとKiss。まー、なーんて可愛いのかしら~!と親馬鹿全開の私。

さて、2日間の様子を聞くと、初日に起きた後、母が居ない事に気づき泣き出した息子。家中を隈なく歩き回り私が何処にも居ない事を確認すると、観念したらしく、泣き止んだと言う。勿論、大好きなパパが一緒だから、大丈夫な筈なのだけど。
それからは男同士の楽しい2日間だったと言う。初日は野生動物公園へ、二日目は動物園へ出かけたとの事。ご飯も良く食べ、夜もなんと起きずに眠り続けたと言う。
唯一大変だったのは、夫の姿が1秒たりとも見えなくなると大声で泣き出す様になった、と言う。ママに続いてパパまで居なくなったら、、、と言う息子の防衛本能なのだろう。

ともあれ、夫、約50時間のMission 終了!
相当お疲れの様だったけど、それでもこの2日間を楽しんだ模様。3ヶ月に1度位は、こうした旅行をするべきだ、とのコメント迄飛び出した。
こんな夫に、感謝!

2012年3月1日木曜日

スイスの郵便

スイスの郵便システムは、なかなか優秀だと思う。
配達が速い。
勿論、日本やドイツ等に比べて郵便料金が高いのだから当然だ、と言う声も無きにしも非ずだろう。でも、普通郵便を前日の夕方6時半迄に出せば、翌営業日には配達、というのは、日本の速達並み。

確かにスイスポストのHomepageを見ても、『夕方6時半迄に出せば・・・』との説明があるのだが、正直私はこれに疑心暗鬼だった。
何故なら、我が家への郵便の配達は1日一度で朝8時頃。所謂仕事外時間はしっかり休むスイスで朝8時の配達に間に合わせる為には、前日の夜に仕分けをして最寄の郵便局へ送る必要がある。

とある事情で、この翌日配達郵便に頼らざるを得なくなったのだが、疑心暗鬼の私は郵便では無く直接Pick Upに行こうかと考えていた。でも、時に予測できない事態に陥るのが10ヶ月の赤子を持つと言うこと。一か八かの賭けで(大袈裟な。。。)、このスイスの郵便局に賭けてみることにした。

翌日の朝、ドキドキして郵便配達が来るのを待つ。
もしかして届かないかも、、、という不安を持ちながら郵便箱を確認すると。。。!あった!ちゃんと届いていました。スイスの郵便局よ、なかなかやってくれるではないか。ちゃんと前日の午後に出したものが、翌日の早朝に我が家に届いた。

まあ、よく考えれば、スイスは小さな国。郵便を翌日に届けるなんて、お手の物だろう。今回、ちょっと勝手にハラハラしていたが、これでスイスの郵便システムは信頼できる、と確信が持てた。次回からは安心して、この前日夕方投函、翌日GET!を活用できるぞ。

ちなみに、この翌日配達は、『A-Post』と呼ばれる、いわばPriority。国内向け封書は1CHFだから、日本と比べても高いわけでは無い。 私はこのA-Post を利用する人以外見た事が無いが、実は『B-Post』と呼ばれるものも存在している。これは所謂 Economy。確か0.80CHF位で所要2‐3日。

2012年2月19日日曜日

歯が生えた

周りはすっかり歯の生えた友達ばかりになって、すっかり取り残されていた息子。いつも機嫌が悪かったりすると、『歯かも?!』と言っていたのに全く生える気配が無いので、最近はいつしかそんな事も忘れていたのだが、ここ数日異様によだれの量が増えていた。前もこんな事があって、『もしかして。。。』と言ったものの全くそんな事は無く、今回もかも、とは思ったが、特に昨日のよだれ量は尋常じゃなかった。更に、昨日は非常に機嫌が悪く、家にいる限りかんしゃくを起こした小ガキの様にうるさかった。

今朝も引き続き機嫌の悪い息子。
あまり深く考えずに、『歯ですか~?』と口を開けて見てみるが、歯の気配は無し。しかし、歯茎を触ってみると。。。あれあれ?確かに歯が1本、生えてきている様だ!
ああああ・・・・・終に。。。
そう、歯は出来る事なら当分生えてこないで欲しいと願っていたのだ。歯の無い赤ちゃんを楽しみたいという親の勝手な願望にプラスして、歯があると歯磨きが大変、という現実的な問題(?)も。
しかし、成長と共にいつか歯は生えてくるものなのだ。

1本生えるとあとは早い、というので、歯の無い赤ん坊の期間ももうカウントダウンなのだろう。何だか寂しいような。

あれだけだらだらだったよだれも、何故か今日はだいぶ落ち着いていた。午後はよだれかけを交換せずとも大丈夫な位。歯が生える瞬間がもしかして最も唾液量が増えるのだろうか。

ともあれ、また一つの成長を見せた息子。こうして子供になっていくのね。

2012年2月14日火曜日

Valentine's Day

本日はValentine's Day。
子供が生まれてから、 季節のイベントは大切にしたいと思っている。が、果たしてValentine's Dayは季節のイベントだろうか。
非常に商業的なイベントであるが、日本のValentine's Dayはある意味特殊なものだと思う。何故なら、贈るものは大体チョコレートで、贈るのは女性から男性へ、となっている。

これまで、自慢ではないが、夫にチョコレートの類をValentine's Dayに贈った事は無い。従い、夫は当然の如く、日本では女性が男性にチョコを送る事を知らない。このまま知らせずに済ませた方がよいと、ずるい(?)私が囁くが、こうした日本の事も息子に伝えていきたい。

という事で、本日は夫にケーキを焼いた。
色々考えたが、夫の好物ケーキは誕生日に、と思っているので、こちらにしてみた。『Fondant au Chocolat』 熱々を食べると、中からチョコレートがとろ~っととけて実に美味しい。
ケーキを焼いていたところ、このところ1日置き位に何か作っていた私を見て、彼は言った。『明日友人に持っていくの? でも、もう少しお菓子作り控えたら。。。?又は一度に大量に作ってさ。。。』
そう、日本式のValentine's Dayを知らない彼は、これが自分の為である事に気づかず。だから(?)堂々と目の前で作る私も私。というのも、このケーキ、焼き立ての熱々を食べるのがベストだから、前日の作り置きはしたくないケーキなのだ。


ちなみに、こちらは朝起きるとテーブルに置かれていたケーキ。
毎年彼からはバラの花を頂いていたのだが、今年はケーキ。そうか、、、私が花より団子である事にようやく気づいたか。。。はい、ケーキ、甘いもの、大好物です。
でも、勿論私だって、綺麗なお花をもらったら、とっても嬉しいですよ。

息子は初のValentine's Dayだったが、未だ甘いもの解禁でない為お預け。
来年はママが初のプレゼントを贈りますからね!

皆様、Happy Valentine's Day!

2012年2月12日日曜日

ママを守る!

今日も新たな芸(?)がまた出来る様になった息子。日々の成長が顕著である。
行動だけではなく、精神的発達も見られる今日この頃。

息子を前にして家族みんなで遊んでいた午後の一時。
ふと、いつもの様に(?)夫が私をからかい出した。余り心地のよいものではなく、いつもの様に(?)力一杯嫌がっていると、それをじーっと見ていた息子。突然、今にも泣きそうな、かつ怒り爆発!の様な顔をして、大声をあげるではないか。
そう、『ママをいじめないで!』とでも言いたそうに。
まさかの反応に驚いたものの、息子のあまりにも真剣な表情と行動に、思わず笑ってしまった私。
しかし、夫にしてみれば冗談じゃない!という事で、面白くない!

ともあれ、息子を抱きしめて、『ママは大丈夫よ~、パパ意地悪していたわけじゃないのよ~』と涙を拭いてあげる。

可愛いではないか、9ヶ月の息子よ。
大きくなってからも、ずっと今日の様に、ママを守ってくれるかな。
ますます息子が愛おしくなりました。

2012年2月10日金曜日

Fitness Studio

過去に色々引越しをしたが、先ず行う事と言えば、Fitness Studioを探す事。
スポーツと私は幼い頃から切っても切れない縁なのである。
この町に引っ越した直後にも、早速Fitness Studioを探したのだが、ドイツの物価に慣れていた私達は、何となくスイスの価格に手が出ず。(とは言っても、日本のFitness Clubと大体同じ位)既に妊婦だった事もあり、どれだけ通うか不明だった事も手伝って、結局見学だけに終わってしまった。

その後結局長期入院したり、出産後は常に息子がもれなく付いてくる為、Fitness Studio通いは考えていなかった私。しかし、最近のぎっくり腰事件や、ちょっとストレス気味な私を見て、夫がこの話題を再び浮上させた。『そろそろ時が来た』と。

調べた限り、町には託児所付のFitness Studio が二つある。
ひとつは一度は入会しようと思ったところ。こじんまりしていて、金額ももうひとつの半額以下というメリットもあるが、 若干家から遠く、託児所が開いているのは午前中のみ。午後に子供を一人で遊ばせておく事も可だが、息子の月例だと、一人で置いておいても駄目だろう。
もうひとつも子連れで歩きたい距離ではないが、歩けない事は無い。こちら金額も金額だけあって、設備は比較的立派。託児所も週に3日だが午後もやっている。
今回、夫が推薦してきたのは後者。
ちなみにこちら、託児所の費用は年会費プラス200CHF。1年間で200CHFで預かってもらえるとは、スイスにしては破格。近所の知り合い曰く、Fitness Studioで運動している最中以外にも、ちょっと買物に行きたい時等も預けてしまってOKと言う。

しかし。問題は息子が果たして託児所で時を過ごせるかどうか。保育園でさえ、先生が手に負えずにGive Up宣言した程である。Fitness Studioの託児所で泣いて泣いてしょうがない子をずっと抱っこしてお守りしていてくれるか、と言うと。。。わからない。

そこで、Fitness StudioにTEL。状況を説明し、一度トライアルをお願いした。また、万一入会しても、託児所が上手く行かなかったら、退会出来るかどうかも確認。
そして早速、小雪の降る中、家族総出で(と言っても3人だけど。。。)Fitness Studio へ向かった。特に何の情報も出さずとも、トライアルとして鍵を渡される。私達の場合、どちらかと言うと私のジムのトライアルというよりは、息子の託児所トライアル。最初なので、夫が息子について託児所で様子を見る事に。そして私はジムへ。1時間後に落ち合う約束をして、1年半振りとなるジムへ、いざ出陣。

運動しながらも、息子の事が気になってしまう私。今日は夫が一緒だから大丈夫だとは思うが、それでも何故か気になるものだ。
1時間後、息子を連れた夫が登場。息子はやはり眠くなってしまったらしく、私を見るなり飛びついてきた。
夫が一緒だったので、大丈夫だったそうだが、何故か今日は託児所の暖房が故障していた事、また通常以上に子供の人数が多く騒がしかった事もあって、何とも言いがたい状況だったらしい。

そこで、再度フロントで相談。
すると、別の係員が、『トライアルはどうぞどうぞ、2回でも3回でも試して下さい』と。そこまで寛容になれるって、どういう事?あまりカスタマーサービスでは褒められないスイス、ここで驚く対応を見た気がする。
確かに、トライアルをするのに名前も書いていないので、何度来ても気づかれない?という気もするが、まあそれだけ自分達の質に自信があるのと、やはり信頼主義のスイスなのだろう。(電車の切符もセルフコントロールだし)

という事で、一度目のトライアル終了。
来週2-3度試してみて、息子の様子を観察。
これが上手く行けば、毎日息子のActivityを考えなくとも良くなるし、息子も新しい刺激がもらえて、私も運動出来て、一石三鳥。

どうか、慣れてくれますように。。。

2012年2月8日水曜日

節分

2月3日は節分。
この日は丁度休暇中で、節分に気がついたのは、友人の携帯にお孫さんから『今日は節分だけど、そっちで豆まきするの?』というメールが入った為。
そうか、節分!息子が生まれてから、こうした年中行事は大切にしよう、と思っていたのだが、うっかり忘れてしまっていた。もう時は夜、息子は寝ているし、豆も無い、、、と思ったら、目の前に柿ピーが。。。ついピーナッツを摘んで、夫に投げてみた。驚く夫への説明は、友人にお任せ。

そんな初の節分を逃してしまった息子だが、近所のプレイグループで、豆まきを体験する事が出来た!
しかし。喜んだのは母のみであった。。。
当の息子、鬼(お面を被った人)を見ると、いつものごとく10秒程正視し、、、、その後、大泣き!!私にがっしりとしがみ付き、これでもか!という大声で泣く、泣く。。。
12月はSchmutzliに会っても泣かなかった息子。意外と強い子だ、と思っていたのは母の期待だけで、実はその頃は良くわかってなかっただけ?!そうか、鬼、怖いんだね。。。
これが悪夢になって出てこなきゃいいなあ、と思いながら時計を見るが、今のところスヤスヤ就寝中。

2012年2月7日火曜日

日本語のSpielgruppe

Zurichには、日本語のSpielgruppe (プレイグループ)がいくつかある。
最も有名(?)なのは、あひるクラブと言って、会員になる他一回4CHFでビジター参加もOK。一度足を運んでみたが、息子にはちょっと早すぎた気がしたのと、早朝にZurichに繰り出すのはかなり辛い為、午後に集まれるGroup等を探しては参加していたこの9ヶ月間。

大抵の集まりはZurich市内なのだが、もう少し近場で無いのだろうか、と探し続けて見つけたのが、以前も書いたが英語のPlay Group。地元の町にもSpielgruppeがあるのだが、何とこちらWaiting List 状態で、数ヶ月経った今も、未だ空きが出ず。

そんなある日、友人から近場に日本語のSpielgruppeがある事を聞きつけた。
早速コンタクトを取り、トライアルという事で参加してみた。
大抵どのSpielgruppeも午前中というのが、未だ朝にしっかりお昼寝をする息子には辛いのだが、こちらもやはり午前中。それでも、新しい環境と非常にアトホームなのが息子には良かったらしく、かなり楽しそうに遊んでくれた。走り回るお兄ちゃん達に触発されたか、後を追って一生懸命歩く息子。追いついて思わず後ろから抱きついたら、お兄ちゃんに掃い飛ばされた。。。なんてハプニングもあったが、十分楽しい時間となった模様。
やはり最後の30分位はぐずぐずし出したのだが、急いで家に帰ってベッドに寝かせる事が出来るのは近場の利点。

それにしても、同じ町にも日本人は多く住んでいるらしい。私は未だ会った事が無いのだが、こうして地元で気軽に行き交い出来るFamilyが出来ればいいな、と。まあ、Zurichだって、決して遠くは無いのだけどね。

2012年2月6日月曜日

Snowboard 旅行を終えて

1週間のSnowboard休暇から無事帰還した我々。
帰還と言うと大袈裟だが、重度のぎっくり腰を抱えての1週間だったので、無事に6日間のSnowboardを終えて戻れた事は、『帰還』と言うに相応しい。

今回、ぎっくり腰プラス友人のお伴という大義名分があったので、確かに慎重に滑ったのが勝因。少し物足りない感も確かにあったのだが、意外と数時間もすると息子の事が気がかりで、結局最終リフトまで滑った日はゼロだった。更に大抵は中級コースを滑り、上級コースは数える程。コースを脱出してパウダーを攻めまくったのも数える程。私も変わったものよのう。。。

スキーコンディションは悪くは無かったが、友人は御歳のせいか、少しでも陰りが出るとコースが見えなくなるらしく、思いっきり滑るという事は出来ず、少し残念だったが、それでもスキー人生最後の海外スキーに満足して帰路につけた様だ。こうした特別な出来事に私達も参加出来た事は、喜ばしい事である。

夫も、最初は心配もあったようだが、1週間のスキーをしないスキー休暇を楽しんだ模様。 息子と沢山一緒の時間を過ごした事も彼には嬉しかったらしい。また、ビジネス界で大活躍していた友人との語り合いも彼には良い刺激となった様だ。ともあれ、彼無しには成り立たなかったこのSnowboard休暇、本当に感謝である。

ところで、Zurich近郊もこの数日寒波の影響で寒い日々が続いている。今朝もなんとマイナス15度。Grindelwaldの最終日には村の麓の気温が昼間でなんとマイナス18度!頂上はきっとマイナス30度位だったに違いない。以前Zermattではマイナス13度の中滑ったが、それを上回る寒さ。私の耳も鼻もカチカチに。気温の変化が激しいのも、スイスの冬の特徴なのだろうか。

今回の旅行中に、息子は沢山の新しい技を習得した。
独り歩きの上達振りは目覚しく、今日なども、独りで家の中を伝わずに歩いては喜んでいる。チャレンジと自由さが嬉しいのだろう。
それから、歌を歌うようになった。これも、夫に言われて確認したところ、確かに歌を歌う息子を目撃。拍手もする様になったし、口元をナプキンで拭いてみたり、とにかく真似をする事が楽しいらしい。特にこれまでもブームだった、『オツムテンテン』は、テンテン、としながら一人一人に催促する様になった。じーっと見つめられて、テンテン、テンテン、、、と繰り返されると、こっちもテンテンし返さないと申し訳なく思えてしまう。

夫と一緒に過ごした時間が少ない休暇だったが、家族としての絆は強まった気がする。今年もあと11ヶ月、こうした思い出を重ねていきたい。


2012年1月30日月曜日

息子独り立ち

Snowboardを担いで朝から出かけた2日目の今日。
Visibilityは最高に良かったが、それは午後早々に終了、、、再び深い雲に包まれたGrindelwald
そんな事もあって、早々に切り上げ、4時頃には帰宅。
息子は未だ起きていて、夫と遊んでいたのだが、私を見るなり満面の笑顔!これが最高に可愛い。(←親馬鹿)

それぞれの1日を報告し合うのが日課の様なものだが、夫曰く、息子、『独りで歩き出した』そうな。勿論、息子は結構前から既に数歩独りで歩く事が出来ていたのだが、今日の成果は、自ら手を離して歩き出した、との事。そう、彼はこれまで悪く言えば臆病、良く言えば慎重派で、何があっても自ら自分で手を離して歩こうとはしなかった。が、今日、家具から家具への移動、家具からパパへの移動をやってのけたと言う。

早速その成果(?)を私に披露。
壁に寄りかかる息子。じーっと5メートル程離れた私を見つめる事約10秒。その後、一息ついて、歩き出した。上手にバランスをとりながら歩く。が、私に近づいた途端、興奮してなだれ込むように駆け寄る。おー!凄い、凄い!確実に進歩しているのは、もしかするとこのChaletがカーペットになっていて、我が家のフローリングに比べ滑りにくいからかもしれない。
その後も得意気に夫と私の間を行ったり来たり。
座って膝の上に置くと、自ら立ち上がり歩き出す。とにかく楽しいらしく、飽きる事無く歩き続ける。

が、そろそろ就寝時刻。寝室に連れて行き、バスルームで手を洗ったり等していたら、はっ!と気がついた時には息子、タオル掛けから手を離し、お風呂へ向かって独り歩いているではないか!えっ?えっ?!!と思った時には遅かった。。。そのままお風呂の壁になだれ込み、顔面ごっちーん。。。おおおお、息子よ。。。

いよいよ本当に目が離せなくなって参りました。

2012年1月29日日曜日

初のSnowboard!

やって来ました、Grindelwald
3シーズン振りのSnowboardとなる今回の旅行は、私が欧州に移住して初の、かつ妊娠出産・母となって初のSnowboard
楽しみににしていた傍から2度のぎっくり腰に見舞われる不運の中(?)何とかやって来たGrindelwald
丁度出発の土曜、Zurichでも雪が降り出す。Grindelwaldも同じく雪。
本当ならこんな時は朝早くに出発し、到着早々スロープに飛び出し、、、更には帰りも宿をCheck-Outした後ひと滑りしてから帰宅、というのが常の私だが、今回は上記の理由及び無理は出来ないスキーヤーの友人と共に行動の為、やや抑えたスケジュールに。78日の滞在で、6日のリフト券を購入。お値段約290CHF。続けて滑れば滑るほど1日辺りがお得になる。

今回のSnowboard休暇は、日本からの友人の為に実現した。
大学時代からスキーに親しんできた彼。リタイア後に海外でのスキーを思う存分楽しみたいと思っていたが、いざとなると周りは一緒に行ってくれる人もいなくなっていた。それでも見つけたスキー仲間がいたのだが、歳と共に海外でのスキーには怖気づいてしまった。自分一人で行くのも、家族が心配する。もう海外スキーは諦めようか、でもその前にもう一度だけ、大好きだった憧れのGrindelwadで滑りたい。
そんな彼の思いを実現させてあげようではないか、と、言い出したのは私の夫。私もその案は浮かんではいたが、何せ9ヶ月の子を抱える身、そんな提案は出来ずにいたのだ。そう、彼はこういう風に、優しい人なのである。もともとスキーが好きではない彼は、自ら息子のBaby Sitterを買って出た。そう、自分が息子を見ているから、私は友人と一緒に滑ってきたらいい、と言う。時々意見の相違が激しい我々だが、こういう面を見せられると、私ももっと思いやりを持って接さねば、と反省させられる。

まあ、何はともあれ、そんな事で始まった、1週間のスキー旅行。
80m2のシャレーを借りたが、選んだポイントはBedroomBathroom2つずつある事。これでインターネットがあれば最高だったが、まあ1週間位はCyber世界から自由になっても悪くは無いか。

到着日は雪。途中買出しをして、Chalet到着は午後3時。
滑るのは翌日からにして、この日はずっと車・買物で我慢していた息子と沢山遊んであげる事に。
そして2日目、いよいよ初滑り!
友人は体力を考慮し、中3,4日のみ滑る事とした為、遅い朝食後、息子を寝かせ、私だけが颯爽とスキー場へ向かう。
天候が優れない地上界だが、ゴンドラで一気に1000m以上昇ると、そこは青空広がるスキー日和!
初日にして、青空、太陽、そして山々の姿を見る事が出来ました。
一応初日だし、ぎっくり腰もあるので、上級者コースは滑らずに初・中級コースで足慣らし。ぎっくり腰を考慮し、T-Bar リフト等の疲れるものもパス。Parkなんて考慮外。勿論、こちらのParkCaliforniaのそれと比べると恥かしいほどの質素なもの。アメリカ勢が強い理由が良くわかる。
リフトは4時迄、普通の私は最後の最後迄滑るのだが、この日は大人滑り。適当に3時位に切り上げ、宿へ戻る。不思議なもので、2時位から、息子は大丈夫だろうか。。と気になっていたのだ。
戻ると、息子はスヤスヤお休み中。パパにも大分慣れてきた様だ。
明日は友人と共に朝から繰り出す予定。息子よ、夫よ、どうか二人で仲良く過ごしていてね。

2012年1月25日水曜日

止まらない咳

9ヶ月検診で、数ヶ月続いている咳について診察を受けた。
薬を2点ほど処方されたが、1週間経っても改善が見られなかった為、医者に電話。
週末から休暇という事もあり、念の為意見を聞きたかったのだ。

予約時間に病院へ到着。
経過と症状を説明する。
前回の薬があまり効果が無かったのと、夜に寝苦しく起きてしまう事から、次のステップの薬を使用する事を進められる。が、その前に診察します、と息子を診察台へ。

聴診器で背中と胸をチェック。リンパ腺と耳をチェック。
肺の音を聞きながら、前回よりも改善は見て取れるが、我々の懸念どおり、未だ肺からぜーぜーした音がする。が、リンパは腫れていないし、前回若干炎症を起こしていた耳も平常に戻っている。

という事で、今回は前回処方された飲み薬のInhaler版を渡される。
これって、喘息の人が良く使っているものでは。。。と懸念したが、一時的なもので心配は要らないとの事。

アシスタントが使い方を説明し、息子第一回目の投与。
数分後、医師が効果を確認しに再度部屋へ。効果が確認出来たが、やはりぜーぜーと言う音が確認出来るらしい。従い、やはりこの吸引機を使用すべき、と。

もうひとつ別の薬もあるが、それは休暇後まで様子を見てから相談しましょう、との事。念の為、山の空気の乾燥で悪化した時の為の座薬も処方される。
また、これまで通り、鼻の洗浄も行う様にとの事。

夜の咳がひどい以外は、食欲もあるし元気に遊ぶし、全く問題がないのだけど。

何だか、病気知らずの私の息子、このところ薬漬けだぞ。
今日は静かに眠れるかな。

2012年1月24日火曜日

オルゴール付の腕時計

旧正月を利用し、香港からむかーしの上司がスイスに休暇に来た。
海外在住が長い人なら共感してもらえると思うが、知人が訪ねてくれるというのは、本当に嬉しいものである。最も、HawaiiやToscana等に住んでたら、毎月の様にゲストが訪れたりで少しは休憩させて~!と思うのかもしれないが。。。(いや、思わないだろうな)

今回は家族を置いて単身での1週間ちょっとの旅。
ドイツ駐在歴もある彼にとって、ドイツ語圏の旅は慣れたものである。Zurich在住の友人と待ち合わせでもするかのように、某有名レストランの前で待ち合わせをする。
時間5分以上前に到着するのは、やはり我々、日本人、又は立派なビジネスマン?
久々の再会で、話に花を咲かせた後は、軽く街を散歩(はい、ぎっくり腰が痛む中。。。)。

2軒のチョコレート屋さんで娘さんへのお土産を一緒に選んだ後に、少年の様に目を輝かせて『そうそう、とても面白い時計を見つけたんだよ』 そして、彼の案内でその時計屋へ。一体どっちがVisitorだ?とも思ったが、時差ぼけで早く起きすぎて、早朝から街を練り歩いていたらしい。
これが、その時計。オルゴール付の腕時計と懐中時計。
 非常に非実用的という感が漂うが、アラームをセットして、可憐なオルゴールの音がなったら、爽やかな目覚めが訪れそう。ちなみに曲もいろいろあって、ひとつは例えばVivaldiのFour Seasons。

話の種に買ってみても面白いかも!
と思い、お値段をチェック。
おおおお、、、、まあ、そんなものでしょうか。
私の時計よりは安いが(?!)、 ゼロが一個少なかったら買っても良かったかな、というお値段。

私の元上司も、最後迄、いいなあ、いいなあ、と眺めておりました。

この後、彼はドイツへ移動。
貴重な時間を割いてくれた事に感謝!

次は誰が来てくれるかな~??