2011年12月28日水曜日

退学?!

クリスマス前の保育園最終日。
この日は保育園の園長及び担当先生と我々家族との3者面談の日でもあった。9月の慣らし保育から数えて3ヶ月が過ぎたのだが、息子は未だに保育園に慣れる事が出来ない。最近は時間前に迎えに来てくれとTELが入る事も減ってはいたのだが、先生はかなり疲れが溜まってきていたと思われる。迎えに行く度に、いかに大変だったか(息子は疲れているのに寝てくれない)を告げられる。なんだか私も悪いことをしている様な気がしてしまう。
そんな事もあって、12月早々に、夫と共に3者面談持ちたい、と保育園からProposeされた。が、夫のスケジュールが合わず、結局12月も後半、休み前最後の預かり日となってしまったのだ。

いつもの様に、息子をしっかり昼寝させ、ご飯を食べさせ、準備万端で保育園へ連れ出す。到着すると、息子のクラスは小雨の中散歩に出る模様。息子も一緒に連れて行かれるかと思ったが、3者面談という事で、一応息子も面談に同席。
保育園のドアの前に来た途端、夫の抱っこ紐の中にいた息子、暴れて泣き出した。保育園が嫌なのだ。夫もこれには驚いたらしい。そうか、そこまで嫌なんだね、、、とやっと気づいた模様。

さて、面談で、1時間程話したのだが、結果、息子なんと0歳にして学校(保育園だけど)からDrop Out!非常に母親依存の時期で、息子の為にも少し休憩を入れたほうがいいのでは、という事だが、つまりは丁寧にお断りされてしまった、という事。勿論、それでも無理して預けることも出来るのだが、もともと保育園に預ける事を疑問視していた私、保育園の提案どおり、しばらくの間休息期間を取る事で合意した。

が、まさか受け入れ拒否(と言うわけではない、と夫は言うが)という結末になるとは予測もしていなかった為、どうもショックが大きい私。夫は予測していた、と言うが、私は曜日を変更してくれ、又は終日預けるようにして欲しいと言われるとばかり思っていた故、調子が狂ってしまったのだ。
言っては何だが、子供の頃はずっと優等生だった私。小・中・高の12年間、一度も学校を休んだ事は無く、成績も図工が時々4だった以外はオール5(高校はオール10)、いずれも主席で卒業した。だから、学校から拒否される、という事は、私にとって信じられない、あってはならない事実なのだ。
でも、息子は、落ちこぼれなわけでも無ければ、問題児なわけでもない。単に母が恋しい8ヶ月の赤ちゃん、なのだ。
人はそれぞれだし、特に赤ちゃんの成長は本当に十人十色。息子の今の心理状態・成長過程を尊重する事に、何の問題があろうか。

という事で、この日の保育園はお休みして、一緒に家に連れて帰った。
これから保育園に暫く行かなくて良い、という事で、息子も安心したのだろうか。その夜から、とても機嫌の良い息子。私も何だかんだと保育園のストレスから解放され安心したのだが、一方で来年から週5日の平日、如何に時間を過ごそうか、考えねばならない。 最近歩き出して、とってもActiveになっている息子。さて、どうするか、はとりあえず来年になってから考えようっと。

2011年12月20日火曜日

離乳食特別メニュー (蒸しパン)

スイスの離乳食の進め方は日本のそれとはかなり異なる。我家はスイス・ドイツ・日本併用。8ヶ月の息子は既に何でも潰さずに食べる事が出来る。スイスで手に入る野菜類は殆ど試したし、肉・魚・卵(卵黄)、チーズ・ヨーグルトも OK。今のところ、アレルギー反応は出ていない模様。

そろそろクリスマス、という事で、離乳食スペシャルメニューを作る事に。
本当は、ケーキを作りたかったのだが、色々面倒そうなのと、飾りつけにヨーグルトを使用する事から、難しそうだ。ヨーグルト、既に食べさせてしまったし、スイスでもヨーグルトは既に与えてOKとなっているのだが、何故か私の夫は、「ヨーグルトはあと数ヶ月待ってくれ」と言う。あまり根拠がない気がするが、まあそこまで懇願されたら。。。という事で、もう暫く待ってあげる事に。

結局行き着いたのが、これ、蒸しパン。
ただ、8ヶ月という事もあり、砂糖・卵・乳製品は使用しないものに。
うまくいくか不安だったのだが、これが意外に美味しく出来上がった。

思い返せば、私が子供の頃、おやつと言えばいつも母の手作りだった。栄養士・調理師の資格を持つ母は、私が小学生の高学年頃になるまで、市販品のおやつは一切与えず、いつも手作りの野菜たっぷりおやつだった。そのお陰か、私はこうして自他共に認める健康優良児となったのだ。

試作を兼ねて夜に作ってしまったので、息子のお腹に納まるのは明日以降。 蒸したては美味しかったが、冷めても美味しいだろうか。
無理矢理、夫にも試食を迫る。味は合格が出たが、蒸しパンに使用した容器の紙がご不満だった模様。。。確かに外側に色がついているけど、、、大丈夫でしょう?!変なところで細かい夫である。

簡単に出来て、美味しいメニュー、定番化しそうです。

覚書に、Recipe 書いちゃいます:
  • 小麦粉 (ドイツの405の粉使用) 100g
  • BP ts 1
  • バナナ 1本 (調合した粉ミルクでのばす)
  • 粉ミルク 匙3杯
  • お湯 適当
  • レーズン 20g (ふやかして小さく刻む)
全部混ぜて、蒸し器で15分程度蒸すだけ。
恐らく、バナナと一緒に野菜を混ぜても美味しいと思われる。次回試してみます。

2011年12月18日日曜日

初雪

待ちに待った(?)初雪が訪れたのは、土曜日。
大抵はすぐに融けてしまうのがこの辺りの常だが、続く日曜日も雪の為に、週末は綺麗な雪景色。このシーズン初の雪であると共に、息子にとっては初めて見る雪。

早速窓から雪を見せると、一生懸命に見ている息子。
特に雪が舞い振る様子に見とれている様だ。始めてみる雪、息子にはどう映っているのだろうか。

雨が降ると、難しいかと思いながらも、雨は如何に発生するかのメカニズムなどを語って聞かせている私。当然、雪についても触れていたのだが、今回は実際の雪を見せながらの解説。
見るだけでは足りない、という事で、早速外に連れ出す。
ただ外に出るだけでも物足りない、という事で、山に登る。

我家の裏の山だが、この日はそりを持った子供連れの家族や観光客でも賑わっていて、カメラを持つ私も、写真好きの日本人として目立つ事は無かったと思う。

遠目に見える雪に覆われた山と、Zurich湖が美しい。

さて、景色の良いスポットで何枚か写真を撮った後、近くを歩く人に声をかける。『写真撮ってもらえませんか?』 快く引き受けてくれたその人に、余計な一言を言う。『息子の初雪なんです』 『おー、それはしっかり撮らねばね』

記念写真を無事Getした後、せっかくなので、ちょっとハイキング。しかし、興奮して語り聞かせる母の気知らず、抱っこ紐の中で、ウトウトしかけた息子。 これはいけない、と引き返し、息子を抱っこ紐から出して、雪の上に座らせる。初めての雪を触りながら少しにやける息子。
そして、最近得意になった、『歩かせて~』が。雪の上を歩かせていると、『可愛い~!』と話をしているカップルが、私に話しかけた。『カメラ持ってませんか?』 『もしお持ちでしたら、写真を撮って差し上げようかと』 なんていい人なの~!!!勿論、お願いしました。ここでも、『息子の初雪なんです』のコメントを忘れず。
撮り終わると、『確認してもらえますか?』 再生しながら、『まー、良かったね、○○(息子の名)!写真が出来たね』とさりげなく息子に語りかける私に、その女性、『日本の方ですか?』と、日本語で!なんて狭い世の中でしょう。彼女、遠い昔に2年程日本に住んでいたとかで、この私の住む地元に住んでいると言う。思わず連絡先聞きたくなってしまったが、書くものも無く、普通にお別れしてしまった。

これからきっと、いやと言うほどお目にかかるであろう雪だけど、今日の雪は、初雪という事と、嬉しい出会いがあった事で、特別なものに感じた。普通の日常の一時だけど、いつか、息子にこの日の事を話してあげたい。

2011年12月10日土曜日

スイスで日本食材を安く手に入れるには

タイトルの通りだが、物価のお高いスイスで、更にお高い日本食材を格安で入手する方法を聞きつけた。最も、スイス在住歴の長い人であれば、当然知っている事かもしれないが、私にはとても衝撃的大ニュース。

スイスに15店舗程あるこのお店、いかにも安売り、Discount店です!と主張したげな店構え。はっきり言って、スイスには似つかわしくない。見かけどおり、ここはDiscount Shop。他の店で不要・在庫となったもの、賞味期限が近づいたもの、等が卸され、売られているらしい。
ここに、驚く無かれ、日本の食材も時々お目見えするというのだ。
ものは試しに足を運んでみたが、この日は2点の日本食材が。プルドックソースと、手巻き寿司セット。どちらもなんと 1 CHF!まあ、はっきり言って、手巻き寿司セットは無くても良かったのだが、何せ 1 CHF。賞味期限も、未だ大丈夫。早速試しに2点ずつ購入。

こうして戦利品を手にしたのだが、 既述の通り、ここに行ったからといって、必ずしも日本食材が手に入るわけでは無い。入荷品も入荷日も、入荷数量も、全ては未定。ある意味ロシアンルーレット(?!)。だから、こまめにちょくちょく足を運ぶと良いのだが、まあそう出来るところに住んでいるわけでは無いので、近くに行ける時に立ち寄って運試しをしよう。

2011年12月6日火曜日

初の終日保育

保育園に通いだして早くも2ヶ月が過ぎた息子。
しかしながら、未だに保育園に慣れずに、ほとんど楽しめない様子。息子もかわいそうなのだが、先生もかなり困っている様子。色々と試みた先生と園長が提案してきたのが、終日保育。息子は午後半日の預かりなのだが、それだとクラスに上手く馴染めないとの見解。
ここまで慣れない子も珍しいらしい。これが最後の手段、とばかりに提案されれば、NOとは言えない。正直、終日保育には抵抗があった。何故なら、息子は私以外では寝かしつける事がほぼ不可能だから。眠くても眠れない息子は、これまで以上に保育園で泣くに違いない。でも、とりあえずやってみよう、という事に。

早くて6時半からの預けが可能だが、とりあえず8時頃に来て下さい、という事に。ただ、このところ朝寝坊気味な息子。最悪もっとも遅くて9時半迄に来るように言われる。
が、こんな日に限ってとても朝が遅い。前日夫の寝かしつけが失敗に終り、遅く寝たに加え夜泣きで1時間ちょっと夜中に起きてしまった事も原因だが、9時になっても寝ている息子。起こしてオムツを替えてご飯を食べて、といううちに既に9時半は過ぎて行く。。。更に、出がけに、吐いてしまった。。。食べたものを吐くのは初めて。急がせた上に抱っこ紐で圧迫しすぎたか。そんなハプニングありで、結局保育園に着いたのは10時近く。搾乳済みの母乳2本持参。寝かし付け用のタオルも持参。
いつもと違う雰囲気を感じたのか、息子は私が傍にいるというのに泣き出してしまった。そんな息子に別れを告げ、退散。

いつもより早く、5時には迎えに行ってあげよう、と夫と話していたその時、電話が。。。息子は眠くて仕方が無いが、やはり眠れず、ぐずぐずしているという。未だ2時を回ったばかり。でも、このまま辛い思いをさせても仕方が無いので、迎えに行く事に。

保育園に着くと、息子は私に飛びついた。途端に満面の笑顔を回りに振りまきだした。「ママが居れば全ては大丈夫なのね」 更に夫も一緒だったものだから、ゲラゲラと笑い出す。ほら、この子はこんなに愛くるしいのに。。。何故一人だと駄目なんだろうか。

結局終日。。。の筈が僅か4時間の半日以下で終わってしまった保育園。
さすがに先生も困っていて、一度面談を持ちたい、との申し出が。
もう保育園では預かれません、と言われてしまうのか、 何なのか。。。それならそれで、まあいいのだけど。

今後、どんな展開になるだろうか、息子の保育園通い。

2011年12月5日月曜日

Samichlaus と Schmutzli とのご対面

12月6日は、スイスではSamichlaus (いわゆるサンタクロースの様なもの)がやってくる日。その1日前の5日に、息子の通う保育園(Kinderkrippe)のSamichlausイベントがあった。参加は自由。保育園のイベントは、11月のかぶのちょうちんパレードに続く2回目。前回参加しなくていいんじゃない?と言っていた夫も、何故かこのサンタイベントには参加したら?というばかりでは無く、自分も参加する、と言い出す。

辺りがすっかり暗くなった5時過ぎに、近くの教会の集会所(Gemeindehaus)に集合。
一応クリスマス会、という事で、それぞれ持ち寄りのちょっとしたパーティー。私はありきたりだが、ケーキを持参。本当はちょっと日本的なものとか、凝ったものを作ってみたかったが、いきなり変わったものを持っていって避けられたら悲しいし、また子供が食べられるものでないとまずいのだろう、と思うと、結局単純なケーキに。

30分程経った頃、子供たちのお待ちかね、SamichlausがSchmutzliを引き連れて登場。
20分程 Samichlausがお話をしていたが、当然の如くSwiss Germanである為、私にはちんぷんかんぷん。
Samichlausのお話終了後、子供たちを集めて、Schmutzliがプレゼントを配る。
息子は一人で集まれないので、私が付き添って、ちゃんとプレゼントをゲット。
プレゼントは、ナッツやお菓子の入った袋。スイスのサンタは、プレゼントはこのナッツ・お菓子と決まっているのだ。

息子にとっては初のクリスマスイベント。
クリスマスは分からないだろうけど、こうした初めての経験が息子にとって良い刺激、経験になっていると思う。

2011年12月3日土曜日

Lindt クリスマスマーケット

12月に入り、今週は第2 Advent。街もすっかりクリスマス色に。
去年、家の近所のチョコレート工場で、クリスマスマーケットがある、と聞きつけ、運動がてら歩いて行ってみたのだが、クリスマスマーケットとは、単にLindtの拡大チョコレート売り場の事だった。
が、それでも、帰省の際にやっぱりスイスのチョコレートは喜ばれる(お隣ドイツでさえ)ので、今年も足を運ぶ事に。珍しく夫も行きたいというので、今年は3人で車にて。

今年からLindtはクリスマスのキャラクター熊を新しくして大掛かりなAdをうっている。
未だクリスマス迄間のある土曜の午前中だけあってか、然程混雑はしておらず、楽に買物終了。この工場直営ショップ、確かに若干安いのだが、Discount Storeでセールがあると、そちらの方が安かったりするので、お買い得感を求めて行くのは果たして価値があるか?なのだが、私が思うにメインはトリュフのバラ・量り売り。好きな種類を好きなだけ買えるので、自由な選択が可能。去年も全種類買ってみたのだが、すっかり味を忘れたらしい夫は、今年も全種類を購入。味見の結果、美味しいと思ったものを今年のクリスマスプレゼントにするのだとか。

今年はクリスマスのデコレーションが縮小されていたが、大きな熊の飾りの前で息子の記念撮影をして、帰宅。家に着くまでに、約10個のチョコレートが既に消えていた。。。「甘いもの買いすぎ!」と常々怒っているのは、どこのどいつだ?



Seestrasse 204, 8802 Kilchberg
12月30日迄 (12月25・26日閉店)
月-金 10:00 - 18:00 (24日 15:00迄)
土 10:00 - 17:00

2011年12月1日木曜日

子供に優しいレストラン

6ヶ月の息子を連れての母子旅は懐かしのアメリカ。
これまでアメリカに行くと、連日ランチとディナーのAppointmentsが入って飲み食べまくっていたのだが、息子を連れて夜遅くに飲み食べ歩いているわけには行かない。
それでもランチや早いディナー等、多少の外食を楽しんだ。幸いにも息子はレストランでもハイチェアに座ってお利口にしていてくれたので、安心して食事を取る事が出来たのだが、Bay Areaには、子供連れに優しいこんなレストランもあった。

入り口には、砂場があり、子供たちは自由に砂場で遊ぶ事が出来る。
この砂場の砂、普通の砂ではなく、真っ白の砂で、きっとあまり汚れたりしないサラサラの砂なのでは、と思う。お店に入ると、開放感溢れるキッチンの奥に席があるが、多くがソファー席になっていて、乳児連れの親がゆったりくつろげる様になっている。更に、目を引くのは部屋の壁一面に広がる熱帯魚の水槽。息子は始めてみる熱帯魚に夢中になっていた。この水槽、実は壁代わりになっている。隣の部屋が見えるようになっているのだが、隣は子供のPlay Room。一時託児所の様なもので、プロのシッターがついていて、親が団欒を楽しむ間、子供を心配せずに遊ばせておける。

店内には子供用のハイチェアがいくつもある他、赤ちゃん用のスプーンもあり借りる事が出来る。
メニューは、オルガニック中心の軽食。普通のアメリカサイズに慣れている人には物足りないかも。ちなみに子供用のメニューの他、赤ちゃん用のメニューもあるらしい。

これだけ至れり尽くせりだが、更に凄いのが
トイレ。
トイレは広々としていて、オムツ替え台が備え付けてあるのだが、その他に、自由に使える無料のおむつがサイズ毎に分かれて置いてあるのだ。まあ、その分のコストがメニューに込まれていると言えばそれまでなのだが、ちょっと嬉しい気分になる。

ゆったりと赤ちゃん・子連れのお茶・ランチ等に使用したいレストランだが、授乳をしている人を見かけなかった。やはりアメリカ、レストランでの授乳はタブーなのか?疑問は解決しないまま店を後にしてしまった。

こうしたコンセプトのレストラン、スイスで開業したら流行るだろうか?

dmでお得にShopping

ドイツ在住の方なら誰でも知っているであろうドラッグストア、dm。
自社ブランドを備えていて、とにかく安い。
が、ドイツに住んでいた頃は、自分一人のものを買うだけだと、例えばシャンプーだって年に2本位だからあえて安いものを求める必要も無く、余り足を運ばなかった。
最近は3人家族になったとはいえ、それ程ドラッグストアでの需要が高まったわけではないので、特に安さ求めて3千里する必要もないのだが、以外にスイスで高いのが、シャンプー・コンディショナー等の物質。だからドイツに行く時はつい、dmに寄って、シャンプーやローション、ビタミン剤等買ってしまう。
私達はこんな感じなので、わざわざドイツに買物に行く、という事は無いのだが、聞くとスイス在住の皆さんは、週末に頻繁にドイツへ買物ツアーに出ているらしい。
確かに、赤ちゃんがいると、オムツ等の消耗品を大量に必要とするようになる。が、夫は何故か、スイスに住んでいるのだからスイスで物を買え、主義のスイス人の様なドイツ人。これまで息子のオムツも何もかも、スイスで買っている私達。

だからあまり恩恵を受ける事は無いが、先述のdmにも、『Babybonus』というBaby Clubの様なものがあり、登録しておくと、赤ちゃんの月例に合わせたクーポンが送られてくる。夫はこうした個人情報の提供が嫌いなのだが、私はお得なものには目が無いらしく、ついつい登録してしまった。

すると、息子が間もなく8ヶ月になろうとする今日、初めてのクーポンが届いた。主に離乳食やオムツだが、その他疲れているお母さん用のものやこれからの時期風邪治療の薬等も。
このdmの良いところは、スイスの住所にもこうしたクーポンを送ってくれる事。
だから、時々ドイツに買物ツアーに行くお母様・お父様方は、登録してみる価値あるかもしれません。

2011年11月29日火曜日

Junior Box

生後4ヶ月の友人のもとに、Junior Boxなるものが届いたのは3ヶ月前。
それを聞いて直ぐに登録して、生後4ヶ月にして初のBaby Boxを受け取った私。既に本来ならJunior Boxが来る時期にBaby Boxを入手したので、きっと私にはJunior Boxが来ないのだな、と諦めていた先日、届きました、Junior Box。息子は生後7ヶ月。

早速開封。離乳食関連の情報・サンプルが。
その他、おもちゃらしきものに、サイズ4 (7kg~)のオムツのサンプルも。
Baby Box の時ほど豪華なもの(?)は無かったが、使えそうなスプーンも入っていたし、何よりもこの箱を息子に渡したら、楽しそうに開けて遊んでいた。何でもおもちゃになる年頃なのね。

2011年11月28日月曜日

Lufthansa で初飛行

6ヶ月の息子、初の海外旅行はアメリカだったが、初飛行は正確にはZRHからFRAへの短距離線。
初飛行に選ばれた(?)のは、我がドイツのLufthansa航空。

とは言っても、予約発券は、Star Alliance PartnerのUAを通してだったので、LHのお手並みは拝見しておらず。事前に席の予約をしたかったが、何故かこれはWeb上では出来ず。まあ1時間もない飛行なので、どの席でも良いか、と当日を待つ。

当日、空港にてCheck-In。
『隣を空けておいたわ』と、親切なスタッフ。
それでも後で隣が埋まってしまう事もある事は十分承知しているが、こうした気配りを頂けるだけで、少し旅が楽しいものになるから不思議だ。
チェックインしたカーシートは、自分で大物預け所に持っていく。カーシートは、そのままトレイに入れて運んでくれる様だ。
可も無く不可も無く、のCheck-In 手続きだったが、唯一不便だったのは、FRA-アメリカ行きのTicketがここで発券出来なかった事。従い、FAに到着後、UAカウンターで改めてCheck-Inする事となった。同じStar Allianceなのに、どうしてだろう。乳児連れだからだろうか?
ちなみに帰りのFlightでも、乗り継ぎ便のFRA-ZRHのTicketはアメリカのカウンターでは発券してもらえず、FRAで再度Check-Inする事に。但し、こちらは一度ゲートの外に出る必要が無かった為、比較的容易に済んだ。

定刻通りの搭乗。
席に着くと、乳児用のシートベルトを渡される。使用方法がわからず説明してもらったが、これで息子の安全が確保できるのかは疑問。。。
離陸後、飲み物のサービスがあるが、息子用のものは特に無し。そりゃ1時間程度のFlight、おもちゃのサービスも何も無いのは当然。

但し、帰りのFlightでは、定刻通りに搭乗後、機内で1時間以上待機する羽目になってしまった。そのせいか、息子用のおもちゃももらえたし、食べられない息子の分もお母さんが食べてくれ、とお菓子を二人分サービス。このFlightのCAは、息子にもよく笑いかけてくれて、とても親切だった為、1時間の遅れも気にならずに快適なFlightを終えることが出来た。

総評。可も無く不可も無く。
ただ、どのAirlineにも言える事だけど、やっぱり最終的には担当CA次第かもしれない。比較的親切なCAにめぐり合った私達の今回の旅、お陰で快適なFlightとなりました。

2011年11月27日日曜日

サンタが街にやって来る

今日は第一Advent (待降節)。
今年はAdventskranz(4本の蝋燭と樅の木のリース)は準備しなかったが、地元の町で開催されていたクリスマスマーケットに繰り出した。こうした小さな町では、大抵1週末のみのクリスマスマーケットが開かれる。去年はたまたま遭遇したのだが、今年は気合を入れて(?)土・日の両日足を運んだ。

小さな町にしてはなかなか盛況のクリスマスマーケット。
私もつられて、お菓子と焼き栗を買ってしまう。

さて、日曜の今日は夕方にサンタのパレードが行なわれた。
このサンタ、 スイスではSamichlausと言って、Schmutzliというお供を連れて12月6日にやって来る、とされている。去年はたまたま終わる頃に見かけた為、道路も空いていて見易かったが、今年はパレード開始前から待機していたところ、凄い人混み。
寒さの為息子を置いていくよう指示された私。失敗だった。子供たちを差し置いて、前に出ることは出来ず。。。息子を抱いていたら、もう少し強引に列の前に並べたかもしれない。
更にお菓子ももらえず(当然だが)。。。
未だわからないだろうけど、息子にも見せたかったな。

2011年11月26日土曜日

United Airline

今年初の長距離Flightは、UAにて。欧州に住んでいながら、何を好き好んでUAなの?と自問自答したくなるが、収入の無い身分には、直行便のSwiss Airは高嶺の花。
とは言っても、私の数えきれない渡航歴の多くは、このUAでのFlightで閉められているから、何を期待して何を期待してはいけないのかはちゃんと把握しているつもり。
だから、赤ちゃん連れのFlightでも、特別なサービスは最初から期待してないので、大丈夫。

ただ、最低限の事前要求は出しておいた:
1) バシネット使用 (従いバルクヘッドの席を予約)
2) Baby Meal

ちなみに、UAのバシネット使用条件は、凡そ6ヶ月迄。凡そとは、曖昧過ぎやしないか?息子は丁度6ヶ月だったので、一応使用条件に適合する。
このバシネットの予約、Airlineによって異なるが、UAの場合はリクエストのみで、実際にバシネットが利用できるか否かは当日にならないとわからないとの事。更に、万一バシネット席が既に埋まっている場合は、調整などはしてくれない(!)。1ヶ月前迄バシネット席を必要とする乗客のためにBlockしている某Airlineとは違うこの差。幸い私は去年日本に頻繁に行っていた事もあり、Mileage上級会員となっていた為、何とかバルクヘッドの席は確保する事が出来た。

さて息子の初飛行当日。
チェックインは通常On-Lineで済ませるのが常の私だが、UAの場合、乳児を連れた場合はカウンターのみ可能。従い空港のカウンターでチェックイン。念の為バシネットの予約が入っているかを確認すると、入っているとの事だが、機内で聞いてくれ、との事。。。一抹の不安。

搭乗だが、 小さな子連れの場合、優先搭乗があると思っていたが、全くそんな事は無し。が、ここでもMileage上級会員が役に立ち、優先搭乗をする事が出来た。

機内では、まず乳児用のライフベストを渡される。 UAの場合、離着陸等シートベルト着用サイン点灯中は乳児を抱きかかえる必要こそあるが、乳児にシートベルトは無い。
バシネットは、CAにリクエストをしないと、自ら進んで出てくる事は無い。この機体のバシネットは床に置くタイプで、約70cmの息子はぎりぎり寝られる状態。

機体が安定高度に達したところで、機内サービスが開始されるが、私の席に来たCA、不思議な顔で私を見る。『あなたは○○さんですか?』 『チャイルドミールをオーダーしましたか?』 『Baby Mealならオーダーしたけど』 出された息子用の食事は、チキンナゲットにフレンチフライ。。。。。どうやらBaby Mealは廃止になったらしい。予約の際に、息子の月齢を確認していたのに。。。さすがUA、こうした事が起きてしまうのか。更に、この食事は、私がオーダーしたものという事で、私に大人用の食事は無い!という。『これ、食べるのか食べないのか?』と迫られたが、これしかないならこれ食べるしかないでしょう。。。という事で、息子のチャイルドミールは私が食べる羽目になった。息子用には幸い離乳食の残りを持参していたので、Flightはそれで乗り切った。

CAもあまりFriendlyでは無かったが、後半余裕が出てきたか、息子を抱きかかえてあやしてくれる一面もあったり。まあ、結局は人による、という事。

帰りのFlightも、チェックインは当日。
預け荷物にしたカーシートは、ビニール袋に丁寧に包んでくれた。
この日のFlightは超満席で、翌日のFlightに変更のボランティアを募る程だった。私も興味はあったが、バルクヘッドの席を失うのが嫌だったので、この日に大人しく帰ることに。

搭乗後、この機体はバシネットが壁装着のものである事を確認。しかし、バシネットが付きそうな金具がついているのは、私の前ではなく、反対側の通路側の席。CAを呼んで、バシネットについて確認をすると、暫くして地上係員がやって来る。私の読み通り、私の席ではバシネットは付かないという。そこで、通常なら、隣の人と席を替わるよう交渉してくれるものだろうが、何故か係員は、後ろのバルクヘッドの人達に交渉に行く。そして交渉決裂。何故横の人に頼まない。。。?!
結局横の人は席替えを拒否し、私のバシネット使用は出来ないのか?という状況に陥ってしまった。が、実はこの飛行機には、床に置くタイプのバシネットも何故か積んであり、結果としてそれを利用出来る事になった。ただ、これを使うと、隣のおじさんの足下にもバシネットが。幸い親切な人が座っていたので、助かったのだが、更にこれを助けてくれたのが、某CA。お詫びというか、リラックス出来るようにと、私とおじさんに、ビジネスクラスからワインの無料サービス!しかもお変わり3杯!

ちなみに、Baby Mealは、やっぱりチャイルドミールで、ホットドッグ。最初の食事は、親切なCAが、これは無理だよね、と言って、デザートのアップルソースだけ置いて、引き上げてくれた。おかげで私も普通の食事をGetする事が出来た。が、2度目の食事は、見事チャイルドミールを食べる羽目に。

無事に定刻どおりに目的地に届けてくれたUA。
まあ、色々あるけど、ほぼ予測どおりの対応。
でも、バシネット席の予約は、もう少し改善した方がいいのでは?この為にコストアップになる、って事は無いだろうし。

2011年11月21日月曜日

気になる咳 (7ヶ月)

元々は私が原因と思わなくもないのだが、1週間程前から息子が咳をしだした。
最初はコホン、コホン、というカラ咳でそれ以外には特に症状は無し。従い至って普通に過ごしていたのだが、数日前からゴホン、ゴホン、という咳が聞こえる様になってきた。少し気になって、助産師二人に尋ねたが、特に問題は無いだろうとの事で、それでも普通に過ごしていた。が、2日前、今度は声がかすれて出なくなってきた。

という事で、大丈夫と言われても、もしも肺に来ていたら、、、と不安があったので、念の為医者に連れて行くことにした。朝一でTELをすると、午後一に来て下さい、との事。

医者に到着すると、待つ事無く診察室へ通される。
息子に本を読んであげていると、医師登場。が、かかりつけの医師ではない医師だ。
本当はかかりつけの医師に見て欲しかったが、そんな事は言ってられない。

状況を説明し、早速診察。
胸に聴診器をあてる先生を、微動せずじーっと見つめる息子。お腹と背中もチェック。
口にヘラを入れて、喉をチェック。
更に耳をチェック。
肺も耳も問題は無いとの事で、バクテリアの心配も無しで、ひとまず安心。
喉が腫れているので、少し痛みがあっただろう、との事。

という事で、しっかり飲んで食べて熱もなくご機嫌ならば、特に心配はいらないし、特に対策も不必要、通常通りの生活でOKとの太鼓判をおされた。保育園も休む必要無し。
が、何か注意する点、した方が良い事はあるか、と問うと、詰まっている痰を解消する為に座薬がある、との事。更に呼吸を助ける為の塗り薬。鼻の薬は以前もらっているので、それを使用するのも良い、との事。という事でもらった座薬と塗り薬がこちら。いずれも薬局で処方箋なしでも入手出来るもの。










早速夜寝る前に、鼻を洗って薬投入、胸にクリームを塗る。座薬は朝と午後にと言われたので今日は使用せず。

この影響かどうかわからないが、寝かしつけようとしたら陽気に遊びだして、寝付くまで1時間かかった。さて、今晩は少しは楽に、長く寝てくれるだろうか。

2011年11月17日木曜日

初めての笑顔

記念すべき日。初めて笑った日!
って、もう7ヶ月にもなる息子ですから、文字通りの初ではない。
それどころか、息子はかなりFriendlyで笑顔ばかりの事が多い。
今日は、息子が初めて保育園で独りで最後まで過ごした上に笑って遊んだ日、なのだ。過去に息子が独りで最後まで保育園に居れた日は、2度程あったと思うのだが、笑って遊んだ日は無かった。本当に彼の為になるのか、行って楽しいのだろうか、と自問自答の日々が続いていた。
何とか楽しめる環境を整えてあげようと、生活リズムを工夫してみたりと、試行錯誤の日々の末、今日のこの日が!
いつ『迎えに来て!』Callが来るかドキドキしていたが、5時半を過ぎても携帯はならず。夫と共に迎えに行くと、ドアを開けて見つけた息子は、私達をみてきゃっきゃと騒ぎ出した。これも初。これまで私が迎えに行くと、私を見た途端に安堵感からか泣き出していた息子。その後も、先生に抱かれたまま話をする私達を見ては手足を動かしてバタバタするも、泣くことは無かった。

先生も、やっとこの子が笑って遊んでくれた事がよほど嬉しかったらしく、その現場を押さえた写真を何枚か撮っていて、見せてくれた。確かに笑って遊んでいる。

今週は担当の先生が休みで、代行の先生だったのだが、それが実は良かったのか?
いずれにしても、楽しい時間を持つ事が出来た事が、とても嬉しかった。

帰り道、抱っこ紐の中で即寝込んでしまった息子。
来週も楽しく通ってくれるかな。

2011年11月13日日曜日

ダンスの日 = 父と息子の日

2週間の母子旅行から帰ってきた後も数日母子家庭状態が続いた我家。
彼が帰ってきたのは金曜の夜故、土曜日の朝、息子とはちょっと顔を合わせた程度。なのに、強行決行してしまった、初の父と息子二人きりの土曜日。

この日はMigros の学校(Klubschule)が主催する、年に1度きりのダンスレッスンの無料開放日だった。去年のこの日、妊娠安定期でなかった事および日本へ帰国していた事から、参加できず、来年こそは!とこの日を待っていたのだから、夫と息子にはちょっと厳しいかと思ったが、預けて出かける事にした。

思えば、息子が生まれて独りで出歩くのは初めてである。
当然、夫にとっても息子を独りで見るのは初めてという事だ。
このダンスレッスンは午前11時開始の為、私は10時には家を出た。夜中の12時迄のイベントなのだが、6時迄7つのレッスンを取って、7時に帰宅するつもりだった。

出かける前に、搾乳しておいた母乳を80mlと60mlのふたつを解凍させ、冷蔵庫にはコールラビとお粥の離乳食を用意。念の為、本当に行っても大丈夫かを問うと、『7時8時と言わず、深夜までいても大丈夫だよ』と余裕の返答。心配ながらも張り切ってでかけさせてもらった。

Migrosのダンス教室はOerlikonの駅からすぐの所にある。
一応Webで登録をしていったが、そんなのは必要なかった様だった。
7つのダンススタジオ・ホールで、50分のレッスンが7回、即ち49つのレッスンがあり、その後はPerformance、更に最後はDance Partyと続く。ラウンジでは豪華景品の当たるダーツゲーム等も。
私はStreetdance/Hip Hop を3回、Salsaを2回、Reggaetonを1回の計6レッスンを受講。50分といいながらも多くは1時間近く行なわれた為、休憩の時間も無ければお昼ご飯の時間も無い。しかも、Pairで踊るSalsaを除いてはかなりきつかった。過去に4-5時間続けて踊り続けていた私、当時はそれだけ鍛えられていたという事なのだなあ。

Hip Hopでは、若いのは小学生からとかなり年齢層は低く、私より年上と見られるのはせいぜい1-2人といったところだった。 が、昔取った杵柄。レッスンの最後に何人か選ばれて皆の前で踊ったのだが、もれなく私も選ばれた。更に廊下を歩いていたら、『あなたさっきのダンスとても上手だったわ』とのコメント迄頂いた。

5回のレッスンが終わる頃には、脚が実はガクガクしてきた。ようやくこの日初めてのご飯(ぶどうパン1個)を食べる。そして携帯をCheckすると、、、、夫からMessageが。
『息子の調子が良くない。泣いてばかりいる。6時迄に帰ってくれたらありがたい』
この時点で4時前。次のクラスはReggaeton。どうしようか迷ったが、一応6時迄と言っているし、とReggaetonも受講する事にした。ただ、この時点で、最後のShakira-Dance(って何だ?)は諦める事に。

Reggaetonは初めてだったのだが、Lady Style Salsaの講師がReggaetonも担当すると聞き、どんなダンスか聞いてみたところ、Hip Hopの一種の様な事を言っていた。が、実際に受けてみると、Hip Hopの雰囲気は殆ど無し。悪くは無いのだが、既に脚がガクガクで、息子が気になる私には最後迄受講する程魅力があるものではなく、結局30分受けて、授業を抜け出した。

着替える間も惜しかったので、そのままT-shirt姿で電車に乗り込む。
急いで帰ったものの、家に着いたのは5時20分。
心配していたものの、息子は夫の膝の上で泣かずにTVを見ていた。何でTV見せるの?という文句はこの際言わずに我慢。私を見た息子は、保育園に迎えにきた私を見るように、泣き出した。
一方夫はかなり不機嫌。やっぱり大変だったよね、そうだよね。

そんな事で、夫から息子を引き取ると、笑顔になった息子。
一方で夫の不機嫌は治らず。。。
でも、暫く経って、タイミングこそ悪かったが、こうした父と息子の時間をもっと作るべきだ、とのコメント。そうか、やってくれる気になったか。
早速、来週から始まるダンスのレッスン、とってみようかなあ。
久々に思いっきり汗を流して、とっても気分が良かったこの日。でも、帰宅の電車の中で、既に脚が筋肉痛に。翌朝起きたら全身筋肉痛で、動くのが辛い。ダンスって、いい全身運動なんだなあ。

2011年11月12日土曜日

独りで寝るトレーニング

子供が生まれてからパートナーとの間に意見の相違が顕著になった。よくある事だし、大抵は折衷案が見つかるのだが、この点は難しい。独りで寝るトレーニングについて。
彼は最初から、子供は自分の部屋で一人で寝る事が大切論派。生後直ぐに実行したかった様だが、夜中の授乳が大変な事と、子供部屋になる予定の部屋が自分のOfficeだった事から、なんとなくずるずると先延ばしにしてしまった。しまった、と言っても、私は息子を泣かせておく事に大きな抵抗があったので、むしろそれで良かったのだ。
だからこれまでは、寝る時はおしゃぶりをあげて顔と顔を近づけて「お休み~」の魔法をかけていた。時々は確かにおっぱいで寝かせる事もあったが、魔法は意外に良く効いていた。
それが、2週間の母子二人の旅行中に同じベッドで眠っていた為に、どうも独りで寝る事が難しくなってしまった様子。これを問題視した彼。早速独りで寝るトレーニングを開始しよう、という事に。

ベッドをまず息子の部屋に移動。
いつもかけているララバイのCDもセット。
更にこの日の為に彼が準備していた、亀さんのプラネタリウム風ライト。

この独りで寝るトレーニング、子供が泣いても泣かせておく、というもの。
ただ、数分後に部屋に行って、大丈夫だと、となだめるのだが、この時抱き上げたりしてはいけない。なだめてまた部屋を出て、暫く置いてまた部屋に行ってなだめて、、、を寝付くまで繰り返す。
色々読むと、親子の信頼関係が崩れるので、10分以上泣かせておいてはいけない、とか色々な論がある。一応これは彼の方針なので、彼の言う方法に従う事にした。それは、最初は5分、次は10分、次は15分、次は20分、次は30分、40分。
しかし。2時間経っても、いまだ絶叫している息子。
とうとう彼はイライラ高まり、もう眠りに着くまで放っておく、と就寝してしまった。
私は眠かったのだが、この絶叫を聞きながら眠れるわけがない。という事で、久々のBlog執筆中なのだが、かれこれ既に2時間半、エンドレスで絶叫中の息子。正直言って辛い。

独りで寝る手助けをしてあげる事は大切だろうが、これはいきなりExtreme過ぎるのでは無いか、と思う。かといって、これまで育児に関してはほぼ私のやり方を通してしまっているので、トライもせずに駄目だしをするのもどうかとも思う。でも、この調子だときっと3時間以上泣き続けるのではないだろうか。。。疲れ果てて寝る気配ゼロ。やっぱり意思が強い(?)のは私の子か?

やりすぎな気もするが、とりあえず3時間経っても駄目な時は、抱き上げて寝かしつけてあげよう。
でも、そうしたらトレーニングの効果も無くなる、、、と、どうしてよいかわからない母なのであった。

2011年10月21日金曜日

6ヶ月の予防接種

6ヶ月検診で、様子見となった予防接種。日を改めて再度クリニックへ。
湿疹は未だはっきりと見られるが、若干良くなっているので、 今日打ってしまいましょう、という事に。

ズボンを脱いで、膝に座らせる。
手を暴れないように押さえておくよう言われたので、手にお気に入りのおもちゃを持たせてしっかり抱っこ。
左足にブスッと注射。液を注入する際にやはり痛みを感じるらしく、一瞬大きな声を上げたが、それっきりで、涙も出さずにケロッとして終了。だんだん強くなっていく息子、さすが私の子、たくましいぞ!

ちなみに今回の注射は3種混合。

注射の後、依頼していた旅行携帯用の薬を渡される。
  • 鼻水の薬 Nasivin
  • 吐いた時の薬 Itinerol B6
  • 腹痛・下痢等の薬 Enterogermina
  • 鼻詰まりの洗浄 Prorhinel
私自身、薬は出来るだけ使わない主義で出産も痛み止めは一切使わなかったくらいなので、息子にも出来るだけ薬は与えたくないと思っている。が、一応旅行中に何があるかわからないので、気休めも含めて薬を携帯しておくことに。備えあれば憂い無し。

次回は12ヶ月検診がスイスの推奨だが、ここでは9ヶ月目に簡単な検診及び4回目の予防接種を行なうという。 従い、1月中旬。

2011年10月20日木曜日

離乳食開始

WHOの推奨だから、というわけではないのだけど、生後6ヶ月間は完全母乳で育てる事を希望していた私。パートナーは既に4ヶ月頃から離乳食を始めたがっていたのだが、日々の言い争いの末、何だかんだと完全母乳のまま6ヶ月になった。

きっかり6ヶ月である必要は無かったのだろうが、6ヶ月目の初日に離乳食を開始した。丁度週末だったので、彼が離乳食を食べさせてあげられる。母乳は私にしか出来なかったので、せめて離乳食は彼に最初の一口を食べさせてあげたい。

メニューはスイスでは人参を推奨されるのだが、日本人、という事でやはり米、おかゆからスタートする事にした。10倍粥とやらを作り、すり鉢とスプーンで潰す。

友人夫婦が泊まりに来ていた事もあり、いつもより遅い朝食。
息子をハイチェアに座らせて、いただきますを言って、食事開始。
普段からVitamin Dをスプーンであげているので、スプーンには慣れている息子。何の問題も無く、お粥をパクパク食べだした。最初は1匙、と聞いていたのだが、もっと食べさせろとせがむ息子。10匙程食べさせた。 それでももっと食べたいコールをする息子。やっぱり、彼はとうの昔にReadyだったのだなあ。。。ちょっと可哀想な事をしたなあと思いながらも、離乳食がスムーズにスタート出来た事を嬉しく思った。
食事の後は、授乳。普通におっぱいを飲む。まあ、僅か10匙のお粥だものね。

記念すべき離乳食初日は、こうして大成功に終わったのである。

しかし。翌日は具合が悪かったのか、おかゆを拒否。2匙位は食べたものの、食いつきが全く無い。
心配したのもつかの間、開始3日目には、大量のおかゆを食べる。
余りにも調子がいいので、5日目に人参を追加。しかし。人参はいまいち美味しく無さそう。それでも10匙位は食べた。その後再びお粥をあげたら、またしてもパクパク。2日分と思って作ったお粥を完食してしまった。
そして6日目の今日。お粥の前にまず人参をあげると、ほぼ1本分の人参をちょっと嫌そうながらも平らげる。そしてその後、お粥。食欲旺盛だ。
とても調子が良いし、6ヶ月検診で離乳食をスピードアップする様言われた為、ちょっと早いが1日2回食に移行する事に。夕方、お粥を食べさせる。今日作ったお粥を平らげ、それでも足りなかった模様。残りは母乳にて補う。

このところ、夜泣きが続き長時間寝ない息子。彼の理論だと、お腹が空いているから、というのだが、果たして、2回食を始めて改善なるか?

2011年10月17日月曜日

6ヶ月検診

ほぼ丁度生後6ヶ月目の今日は、息子の6ヶ月検診。
今回も、パートナーが一緒に病院へ。前日から具合が悪そうだと心配する彼、学校を遅刻してでも一緒に行きたかった様だ。

予約時間5分後にクリニックに到着。
この日最初の患者らしく、待つ事無くまずは身体測定。
身長68cm、体重7840g、頭囲46cm。生後6ヶ月で身長17.5cm、体重4540g の成長。
スイス版(母)子手帳(Gesuntheitheft)をアシスタントに渡すと、結果を記入して帰りがけに渡してくれた。

医師の登場後はまずは問診。問診と同時に、我々の不安事項にも答えてくれる。
既に診察台で遊んでいた息子に挨拶をする先生、早速診察。
聴診器で肺・心臓チェエック、内臓のチェック。事前に風邪気味かもしれない事を言ってあった為、肺に影響は無いので大丈夫とのコメントをくれた。耳も眼球も問題無し。

今回一番気になっていたのは1日前から見られる湿疹。
息子の体を確認し出した先生、手のひらを見るなり、『これは手足口病の典型的症状だ』と。手のひら、足の裏にも湿疹が見られると言う。全身を確認した後に、この町で今流行っているから、と。でも熱も無く元気なので、全く問題は無い、保育園も普通に行って良いし、肌のケアも通常と同じで良い。
ただ、念の為、ウィルスが落ち着くのを少し待ってから予防接種をした方が良い、と、この日予定していた予防接種は延期に。多少の熱や風邪なら予防接種は問題ないが、一応ウィルスだから、との事。

特記事項:
  • 便 → 保育園以来下痢の症状がある事を告げたところ、きっとウィルスをもらったのね~、と。ちなみに2週間の下痢の後は、再び便秘症の息子に逆戻り。
  • 離乳食 → やっと始めた事を告げたところ、離乳食を加速する様言われる。特に6ヶ月位の母乳は乳児に必要な栄養が欠けてきており、それを補う食事が必要。1回に150g程度食べられる様にする事。特に赤身の肉を週に3回程上げる事が重要。日本ではたんぱく質は魚から?と聞かれる。この医師、患者の文化的背景をいつも考慮して話をしてくれる。
  • 夜泣き → この数週間、夜泣き・頻繁に起きる息子が悩みの種。摂取カロリーが足りていない事が大きな原因だとの見立て。歯の可能性もあるが、おそらく空腹なのだろう、との見解。
  • 保育園 → こんなにFriendlyな子だから、保育園も楽しんでいるでしょう?と。。。 泣いてばかりだと言うといつか慣れるので心配しなくて良い、と励まされる(?)

相変わらず検診中は、本当に大人しい息子。先生の扱いがよっぽど上手なんだろうな、とも思う。改めて、やっぱり良い医者に巡り会ったものだ。

とりあえず、成長も順調だし、湿疹の件も何事も無く、一安心。
次の検診は12ヶ月なのだが、予防接種の為に9ヶ月で一度受診する様薦められる。信頼を置いているので、提案どおり、9ヶ月目にまた来院します。

2011年10月10日月曜日

保育園、慣らし保育8日目

週変わった月曜日、未だ息子の慣らし保育は続く。
前日からとても機嫌の良かった息子。今日は大丈夫かもしれない、と期待が高まる。

まず朝は、産後体操教室へ。通常産後5ヶ月以上経っても通っている人はいないだろうが、この夏は色々忙しく、休んでばっかりだったので。赤ちゃん連れでの参加OKなのだが、明らかに寝返りをしている赤ちゃんは他にはいない。。。
ともあれ、この体操教室でもご機嫌だった息子。いい具合に疲れたらしく、帰宅後は長い昼寝。いいぞ、いいぞ、と思ったら、、、保育園の時間になっても一向に起きない。声をかけたり顔をつついたりしてみたが、全く起きない。保育園にTELし、1時間ほど遅れる旨を伝えると、担当の保育士は今日は早番だと言う。仕方がない、無理矢理起こして、いざ保育園へ。
他の園児は散歩に出たらしく、保育士と息子は二人きり。なかなか調子が良さそうだったので、15分位で保育園を後にする。

約1時間後、迎えに行くと、息子は泣かずにHigh Chairに座っていた。丁度おやつの時間で、息子もおしゃぶりをくわえて(!!!)輪に入っている。が、私を見ると少し泣きそうになる。
聞くと、1度だけ泣いたらしい。長い黒髪の女性が現れた時に、どうやら勘違いしたらしい。長い髪の女性が多い保育園。うーん、、、髪、切るか。。。

実は保育園から連絡が来るまで迎えに行く必要は無かったようだ。でも、急に長く独りにするのも可哀想だし、まあ良しとしよう。

結局その後は、担当の先生が帰宅後、私も息子と保育園に残り、一緒に遊び、ほぼ普通のお迎えの時間に帰宅。疲れていたらしく、抱っこ紐の中で直ぐに夢の中。。。
小さいながらに、頑張っているのだなあ。

2011年10月7日金曜日

Autobahnで交通違反

免許証を手にして浮かれている(?)傍ら、郵便で警察から手紙が届いた。
嫌な予感がしながらも、もしかすると免許証の手数料かも、なんて僅かな期待を持って、封を切ると。。。

やっぱり。

交通違反の連絡の様なものだった。
Zurich州警察からで、どうやら違反は2ヶ月程前のドイツでの事らしい。
内容は違反だけで、詳しくは書いていないのだが、罰金70€、とある。
そして、地元の州警察所に出頭せよ、との事。

自慢ではないが、この○○年の運転歴中、これまで交通違反で切符を切られた事は無かった。(勿論、毎日運転していたのに、です)不覚である。
しかし、出頭せよとはどう言う事だろう?パートナーは、これも自慢じゃないが、結構な頻度でスピード違反の切符を切られている。が、どれも請求書が来るだけで、出頭を命じられた事は無い。
それにしても、疑問が多いこの連絡。一体どうやって、ドライバーが私だと判明したのだろう。車の所持者は私ではない。

ドキドキしながら、州警察にTEL。
すると、書類にサインをする必要があるので、出頭が必要との事。要は、国外のナンバーの車の違反故、直接取り締まる事が出来ない様だ。

そして、午後、地元の州警察に出頭。
にこやかに微笑んだ警官が、私を待っていたかのように挨拶をしてくれる。そして、名乗ってもいないのに、書類を出して、『Frau ○○○?』 なんで?と思ったが、朝に電話で散々お話をしたからに違いない。
書類には、私の写真が載っていた。そう、スピード違反で、スピードカメラに撮られてしまった、というわけだ。車のナンバーから持ち主を特定したが、持ち主は男性、という事で、そのパートナーである私ではないか、と予測された模様。
私だという事を確認しました、スピード違反をしました、という確認書に署名。

少し落ち込んでいる私に、警官は、
『何々?ふうん、、、120kmで20kmオーバー?高速(Autobahn)だったんでしょ?
こんなの全然問題じゃないよ、大丈夫』
と、警官??と思われるコメント。
『Autobahnで120kmなんて、普通、普通』
と励まされる。
『それに、スイスと違って、ドイツは安いし(罰金が)』
となだめられる。

違反をしてこんなに優しく扱われる事ってあるんだろうか、、、と、狐に包まれた様な気になりながらも、違反は違反、今後は心して運転しようと心に誓うのでありました。

そうそう、この署名がドイツに送られた後、ドイツの警察から罰金の請求が来るとの事。
それにしてもこの違反は2.5ヶ月前のもの。と言う事は、もしかすると、もっと同じような請求が来るかも。。。結構飛ばしてたもんなあ。。。

そして数日後、、、来ました、ドイツからの罰金請求書。
70€プラス手数料20€の計90€。。。痛い出費である。

2011年10月6日木曜日

秋到来

晴天の日々が続いていたZurich近郊。私も連日半袖。
が、、、ついに秋が到来。明日から寒くなるらしい。

それと同じタイミングなのは偶然だとは思うが、今日スーパーで、待ち構えていたものがお目見えした。栗のヨーグルト。
食べ物に旬や季節がある様に、スイスではヨーグルトで季節がわかる。
この栗のヨーグルトは、秋・冬限定。同じナッツでも、ヘーゼルナッツのヨーグルトは1年中ある。

ちなみに、今年は季節限定ヨーグルトと明記されたヨーグルトも発見した。
1-2週間前から出ていたと思うのだが、ぶどうのヨーグルトや、ミラベラのヨーグルト等がこちら。
スイスのヨーグルトは、パッケージの外側が紙になっていて、捨てる時は紙を外して分類できるのだが、このヨーグルトは、それぞれの果物についてのウンチクが書かれていた。美味しいしためになる、一石二鳥。

保育園、慣らし保育7日目

慣らし保育は6日間で今日は通常の預けとなる筈だったのだが、なかなか難航している為、本日も慣らし保育続行。

昼寝の時間を調整する為、午前中に出かける。電車に乗って買物。
帰宅後、昼寝。通常息子はここで90分程眠るのだが、作戦は45分で起こすところにあり。そうする事によって、再び午後に、保育園の前に昼寝に持ち込む。少なくとも、眠い為にぐずる事を防止せねば。
作戦を立てるまでも無く、今日は45分で昼寝を切り上げる息子。午後も1時間ちょっと眠ってくれた。万全の体制で(?)保育園へ。

到着後、保育士に挨拶をして手渡そうとするが、息子は一向に笑わない。何かを感じているに違いない。そして、保育士に抱かれて部屋を歩き回っていたのだが、その最中、キョロキョロと辺りを見回す。そう、母親を探しているのだ。。。賢い5ヶ月児、既にここに置き去りにされる事を理解してしまったらしい。そして、泣き出す。。。。。保育士があやそうと試みるが、失敗。鼻水と涙で顔をくしゃくしゃにして泣く息子。。。はい、母の元に戻って参りました。私が抱くと、顔をくしゅくしゅ押し付けてポーズ。そして、泣き止む。
結局この日は、私が帰るのではないか、という不安を抱えた息子は、何度も私の顔を確認しては不安そうな顔で遊んでは母を探し、の繰り返し。私も傍についていたにも関わらず、全く笑顔の無い息子。
保育士も、これでは私が帰ったら泣き続けるだけだ、と判断。90分一緒に遊んだ後、 一緒に帰宅となったのでございます。。。ふう。。。

帰り道で、再び抱っこ紐で眠り出す息子。緊張と不安で疲れてしまった様だ。
それでも、時間があったので、Mutterberatung(育児相談)に行く事に。到着すると、ムクっと起き出した息子。ぐずるかと思いきや、満面の笑顔でスタッフにご挨拶。あれ??あれ??どうして??
体重測定の後、相談があったので、息子と時間を過ごしながら待ったのだが、何故か上機嫌な息子。おもちゃで楽しそうに遊び、私とスタッフの女性に笑顔を見せる。あれ?あれ?

そして相談の順番が来て、息子を連れて行くと、ここでも助産師(相談員)に満面の笑顔で挨拶。話しかけられると、きゃっきゃと喜んで対応。助産師の彼女も、『1日の終わりにこんなに可愛い笑顔の子にあたって、嬉しいわ~』と。あれあれ、、、????

ますます疑問が強まる。眠かったわけでも疲れていたわけでも無い息子、やっぱり保育園に恐怖感を抱いてしまったのだろうか。。。色々外に連れ出してはいるものの、平日は母子家庭の息子、やっぱり母大好きっ子になってしまった様だ。

そんな訳で、慣らし保育はまだまだ続く事に。
いつになったら独りで預ける事が出来るのだろうか。

2011年10月5日水曜日

スイスの運転免許証 取得費用

もの凄い速さで届いたスイスの運転免許証
しかしながら、来ると言われていた請求書が来ない。
もしかして無料なのかも?!なんて、有り得ない事を勝手に考えていたある日、
やっぱり来ました、請求書。そりゃそうだ。

町の役所での情報から、手数料はすっかり15CHFと思い込んでいたが、、、、、なんと100CHF。その内訳は:
外国免許証の書換え 50CHF
免許証 35CHF
身分証明照合 15CHF

役所で聞いた15CHFとは、身分証明の照合手数料のみだったらしい。
そりゃそうか、よく考えれば、物価のお高いスイス、アメリカの免許並みの筈がないよな、と改めて納得。

早速振り込みで100CHFを送金。これで全ての手続き終了!

2011年10月4日火曜日

保育園、慣らし保育6日目

連日保育園通いのこのところ。今日は慣らし保育6日目、最終日。
本来はこの日から本通いの筈だったが、慣らし保育を始めてたのが遅かった為に、今日もまた慣らし保育になってしまった。
前週からの遅れを考えると、この日は1時間一緒に滞在、1時間独りで預け、の筈だったのだが、前日よりも遥かに機嫌が良い息子を確認すると、保育士は30分後に私に帰宅OKの合図を出す。『後は夕方に会いましょう』 え?夕方?どういう事?と、念の為確認。何時に迎えに来れば良いですか?すると、5時半頃に、との事。え?一気に3時間預け???と驚いたが、相手はプロ、言う通りに、息子にお別れを言って家に戻った。

家が近い事もあり、何かあったらいつでも連絡が来るだろう、と思っていたので、特に心配も無かったが、どれだけ独りでもつのかが関心の的だった。この日家にいたパートナーは、熱が下がったばかりだし、独りで3時間なんて、今日は無理に決まってる!と半ば呆れた模様。まあ、まあ。。。

初めての(?)独りでの貴重な時間をどう使おうか、と考える暇も無く取り掛かたのは、家の掃除。調子良くダイナミックに(?!)掃除をしていたところ、携帯が鳴る。案の定、保育園からで、もう20分泣き続けているので、迎えに来て欲しい、と。。。

待ってました!とばかりに坂を駆け下り走る私。ものの数分で保育園に登場!
すると、入り口には、保育士に抱かれた息子が既に立っていた。特に大泣きしていた様子では無かったのに、私を見た途端、これまでに聞いた事が無いような大声で泣き叫んだ。
早速抱いてあげたが、直ぐには泣き止まず、20秒位泣き続ける。そして、ヒクヒクしながら泣き止んだ。先生も、『やっぱりお母さんだったのね(泣いた原因は)』と。
聞くと、私が帰って30分位はとても調子良く過ごしていたとの事。皆で庭に出て遊び始めた頃に、周りをキョロキョロし出して、私がいない事を確認すると、泣き出してしまったらしい。先生も色々あやしてくれて、おしゃぶり、おむつ交換、抱っこ、抱っこ紐、と全て試してみたが、全く駄目だったそう。唯一オムツを替えてみたら一瞬泣き止んだそうだが、特にオムツがパンパンだったわけでも無く。ミルクをあげようかと思ったが、そう、この子は完全母乳の為、それが出来ない事に気づいたそう。そうだった、、、この日は1時間だけ預けると思ったので、搾乳した母乳を持たずに行ってしまったのだ。決してお腹が空いていたわけではないのだが、少し哺乳瓶を上げるだけでももしかしたら落ち着いたのかも。次回は欠かせないな、とこの時思った。

帰路についた途端、抱っこ紐の中で眠った息子。
よっぽど疲れるのだろう、保育園。ちょっぴり可哀想になった。
保育士もそう思ったのだろう。翌日の慣らし保育は、中止にしよう、という事に。少し休憩が必要そうだ、との判断。

それにしても、なかなか難しいものだなあ、保育園。まあ働くわけでは無いので、焦る事はないが、期日が迫っている人だったら、大変だろうな、と思う。
教訓 : 慣らし保育は、早めに始めるべし。

2011年10月3日月曜日

初めての発熱

週末を、ボーデン湖畔のとあるリゾート地で過ごした後、早めに帰宅した我々。
車から息子を降ろして抱き上げると、どうも頭が熱い。
赤ちゃんの体温は高いものだが、こんなに頭が熱いってあるのだろうか。。。と疑問に思い、パートナーに伝えると、即体温計を取り出して測定。すると、なんと、39.1度!
明らかに発熱である。
到着早々寝かせる事約1時間。起きてきた息子は、いまいち元気が無い。

とりあえず、元気におっぱいを飲んでいるし、大丈夫だろう、と、頻繁に授乳をする事以外は普通にしていたが、次第に息子の様子が変わってきた。明らかに機嫌が悪そうな、また眠そうな素振りをする。とりあえず、日本の知人からもらった、熱さましのシートをおでこに張り、スプーンで水を飲ませる。そして、寝かせる事にした。
病気だ、という事で、特別に、私のベッドに寝かせて、私も横で添い寝をしてあげた。
すると、やはり体がだるいのか、通常寝る時間では無いのに、眠りについた。

その後、夜中も何度も起きて、その度に授乳をし、水を飲ませ、体温を測る。結局朝迄ずっと体温は39度台のままだった。起きて確認する度に、汗をかいているのだが、それでも体温は下がらず。

そして、翌日の朝。
8時頃に目を覚ました息子。頭を触ってみると、熱くない。
熱を測ったところ、すっかり36度台に下がっていた。これで一安心!
と、思ったのだが、どうもこの日、息子の機嫌は最高に悪かった。何をしても泣き叫ぶ。きっと体が辛いのだろう。可哀想に。。。

結局夕方迄そんな調子で、何をしても、一度も笑顔を見せなかった息子。
夕方の昼寝の後、初めて笑顔を見せる。
どうやら、ほぼ回復した、という事だろう。早速、、、というわけでもないが、軽い散歩に連れ出す。
いつもより多く寝ていたせいか、通常の就寝時刻にはまだ眠そうではなかったので、少し遊ばせてからベッドへ連れて行く。

その後Internetで色々調べてみたのだが、熱を出した時は、体を冷やさねばならなかったらしい。厚着をさせてはいけないそうだ。Oops。すっかり温かい布団をかけて、汗をかかせてしまった。
こうして新米ママは、また一つ、赤ちゃんについて学んで行くのでありました。

保育園、慣らし保育5日目

慣らし保育の5日目は月曜日。
金曜に上手くいったものの、週末を挟んでいる事もあって、どうなるかと思っていたが、それに輪をかけるようにして起こったのが、日曜夜の発熱。
月曜の朝には熱はすっかり下がったものの、朝から不機嫌な息子。暫く悩んだが、とりあえず保育園に連れて行く事に。

保育士には、今日は朝から機嫌が悪い事を告げる。息子に話しかけてくれた先生に、息子はニコリともっせず。。。いやな予感。
予感は的中し、グズグズしっぱなし。結局この日は30分滞在して1時間独りで預ける予定だったのだが、60分一緒に滞在して一緒に帰されてしまった。これ以上無理しても、トラウマになりかねないので、と。

保育園の前にきちんと寝せてから行ったのに、保育園を出た途端、抱っこ紐の中で眠る息子。やっぱり本調子じゃなかったのだなあ。無理をさせてしまったかしら、と反省。

家に帰って暫く寝た後に起きた息子、すっかり上機嫌に戻っていて、夫の話しかけにゲラゲラ笑い出した。もう大丈夫そう。明日は本来なら慣らし保育最終日の筈で、本来なら15分滞在して5時間預けるのだが、未だ独りでの預かり記録はわずか30分なので、1時間の慣らしかな。
まあ、10月から本通いだったとはいえ、私達に急いで無理に慣れさせる必要はないので、息子のペースでのんびり慣れさせてあげよう。ちょっぴり保育代がもったいない気もするけど。。。。(あ、また言ってしまった。。。)

2011年9月30日金曜日

保育園、慣らし保育4日目

前日の教訓を活かし、保育園の前に昼寝をさせた4日目。
午前中に大抵90分眠るところを、45分でおこしたところ、昼過ぎにちゃんと眠くなってくれて、小一時間の昼寝時間確保!
その成果あり、出だしから好調の息子。
本当は60分滞在した後、30分預ける予定だったが、30分経過したところで、もう一度退散しても良いとの指示が。

一度家に戻り、掃除機をかけるとあっという間に30分経過。お迎えの時間だ。
保育園に戻ると、保育士に抱かれて遊んでいる息子。泣いていないぞ!
聞くと、一度も泣かなかったという。
園長も、初めて預けられて泣かないのは珍しい!と驚いていたそうな。
そんな話を聞いたけど、私の顔を発見したら、ぐずりだした息子。彼なりに、耐えていたのだろうか、と思うとちょっと痛々しい。
私に抱かれた息子は、直ぐに満面の笑顔に戻り、少し経つと自ら先生に手を伸ばし、
遊んでコール。

帰りも笑顔を振りまき、とても順調だった4日目。
次は週末挟んでしまうけど、引き続き順調に行きますように!

2011年9月29日木曜日

保育園、慣らし保育3日目

慣らし保育の3日目は、1時間保護者付き、30分独り。
出発前はご機嫌に、パートナーのあやしにゲラゲラ笑って反応していた息子。
着替えに搾乳した母乳を持って、いざ保育園へ。

今日は前回とうって変わって、子供が多く、うるさい。
そのせいかはわからないが、息子は30分もすると、ぐずりだした。
この子は、泣くときは顔をくしゃくしゃにして、力いっぱい泣く。そんな顔を見せだし、終に泣き出す。少しあやした先生も、これはちょっと駄目だと判断したか、私に返してきた。私が抱くと泣き止み、また少し遊ぼうとはするのだが、、、見るからに、明らかに疲れている。眠いのだ。
この日は、10時半から12時迄昼寝。その後14時の保育園迄は寝ていないのだが、どうも疲れているらしい。少しトライしたが、このままでは30分間の独り保育園滞在中はずっと泣き続ける事になるだろう、という保育師の判断で、今日の慣らし保育は中止に。。。
無理強いすると、トラウマになりかねないから、との事。
その分、慣らし保育は1日ずらす事になったので、来週も週4日保育園通いとなった。

帰ろうと、抱っこ紐に入れると、先生に向かって満面の笑顔で笑う息子。。。
。。。息子よ。。。。。
家路でうとうとしだした息子。家に着くなりベッドへ直行。やっぱり眠かったか。

さて、明日からはどのタイミングで昼寝をさせればよいか、独り作戦会議だ。

2011年9月27日火曜日

保育園、慣らし保育2日目

慣らし保育の2日目は、初日より30分長い90分、保護者と一緒にStayする。
先週痛めた腰に負担をかけない様にと、パートナーが送り迎えをしてくれた。
家族3人で歩いて保育園へ。今日も天気は快晴。私達はT-Shirts姿。

到着し、早速先生に抱っこされた息子は、昨日と同様、順調に遊び始めた。
昨日より生徒数が少なく、静かだったが、暫くすると、子供達はパートナーを良い遊び相手と認識し、はしゃぎだした。息子も大人しく遊んではいるのだが、パパがとても気になる様子で、何度も彼を見てキョロキョロ。帰るに帰れなくなったパートナー。結局30分程Stayして一旦帰宅。私はそのまま傍で見守る。

結局今日は泣きそうになるも、泣く事は無し。帰り際15分位に眠そうになってきたので、私が抱いた以外は先生と一緒に頑張っていた息子。偉い、偉い。先生も、『ずっと泣き続ける子もいるのよ。凄いわ』と褒めてくれた。(← が、パートナーは、『誰にでもそう言うんじゃない?』って。。。)

この日は息子の生活習慣等についての質問あり。主には食事と睡眠について。
おしゃぶりは眠る時だけ、と伝えたら、きちんと『だけ』に二重線を引いてくれていたから、きっとちゃんと守ってくれそう。

帰りに迎えにきたパパを見て、疲れていた様に見えた息子は大喜びで笑う。そう、私よりもパートナーによく笑うんだよね、この子。

明日は1日お休み。3日目の慣らし保育は木曜日。
とにかく順調の模様。

2011年9月26日月曜日

保育園デビュー、慣らし保育1日目

10月から通う事になった保育園。
慣らし保育も10月からと思いきや、その前に慣らし保育に通うのだそう。
期間は6日間。なので、実際に通い始める前に慣らし保育は終了しない。そうと分かっていれば、先週から慣らし保育を始めたのに!と少し後悔。電話が嫌いな私がゆえの失敗である。

ともあれ、今日が慣らし保育1日目、息子の保育園デビュー。
午後2時に保育園に到着。1日目は、保護者と一緒に保育園で1時間時間を過ごす。
今後6日間、少しずつ保育園で過ごす時間、及び保護者無しで過ごす時間を増やしていくという。
一応持ちものとして言われていた、着替え、おしゃぶり、滑り止めつき靴下、タオル、おもちゃを持参。実際に預けるとなると、搾乳した母乳も持って行かねばならないが、今日は僅か1時間なので準備せず。

タイミングよく、出発前に昼寝の後軽く授乳をしたので、 保育園で身体的要求にて泣く事は無い筈。案の定、到着した息子は、いつもの調子で満面の笑顔を振りまく。
早速担当の保育師が息子を抱き上げて、子供達に紹介する。
この保育園では、年齢別の構成になってはいない様で、年齢も多様。一番小さいのは今日で丁度2歳というから、息子は超年少さんだ。赤ちゃんが珍しいのか、子供達が寄ってきて、息子を囲んで遊んでくれる。相変わらずの興味津々の目で皆を見つめながら、おもちゃを触っていく息子。なかなか好調だぞ。

。。。と思いきや、それが持ったのも30分弱。
保育師が腹ばいにさせて1分程した瞬間、泣き出した。
そして、泣き止まなくなってしまった。。。私が抱こうとしたが、とりあえずは私は見ているだけ、という事らしく、手を出させてもらえない。そりゃそうだ、預けたら私が手を差し伸べるわけにはいかない。
しかし、何をやっても泣き止まず、『少し抱いて下さい』と息子を渡された。私が抱いてあやすと泣き止む息子。嬉しいけど、ちょっと困った様な複雑な気持ち。。。
落ち着いたところで再び保育師に渡し、私はそ~っと見学。
結局最後までぐずぐずしながらも、我慢している様子。私の顔を発見すると、落ち着くどころか逆に泣き出しそうになる。これも又複雑な気分。
そうこうして、60分があっという間に過ぎてしまった。本日の慣らし保育、これにて終了。

保育師曰く、『とても賢い子』だそう。おもちゃで遊ぶ姿を見て関心していた。
それに、これでもそんなに大泣きではなかったらしい。これも偉いわ、と。
さて、明日は90分の慣らし保育。もう少し慣れてくれるだろうか。

2011年9月23日金曜日

2つ目の保育園からの連絡

一番最初に見学に行って申し込みをした保育園(Kinderkrippe)は、地元の町の公立の保育園だった。当然Waiting List で、希望を10月からとしたものの、難しいかもしれないとの事だった。
更にここは最低40%預ける必要がある(即ち、半日保育で4日間、又は終日保育で2日間)、という事で、結局家から一番近い私立の保育園を見学、9月半ばから空きがある、との事で、こちらに決めてしまった。

私は両方見学をしてみて、公立の保育園の方が気に入っていたのだが、空きがあるかが不確かである事、また週に4日預けるというのもどうか、という事もあり、私立の方で合意した。

が、今日、その公立の保育園からTELが入り、11月15日から受け入れ可能、との事。
丁度休暇から帰った後の開始となるし、タイミング的にはベスト!しかも、週に3度半日で良い、との事。

しかし、しかし、、、、既に私立の保育園の申し込みを済ませてしまっている。
悩んでも、もう仕方がないのだが。。。出来ればこの公立の保育園に変更したかった。連絡があと1ヶ月早ければなあ。。。無念。

スイスの運転免許証取得!

アメリカの運転免許証をスイスの免許証に書き換えるべく、交通局へ出向いたのは水曜日の午後の事。免許証が届くまでに1週間程、と言われていたのだが、なんと金曜日の朝の郵便でスイスの免許証が届いた。水曜に受け付けて木曜には発送した、という事になる。なんという速さ!

郵便は2通来ており、1通はアメリカの免許証が入っていた。
免許証の表には、『 Not valid in Switzerland 』 というオレンジ色のステッカーが張ってある。
これでアメリカ旅行にも十分間に合う、良かった、良かった。
もう1通はスイスの免許証が入っていた。
免許証には、名前、生年月日、国籍、発効日、有効期限、発行機関、免許証番号、カテゴリー、CAの免許の発効日が記載されている。有効期限は 『 ******* 』 だそう。
即ち、無期限という事?
カテゴリーは一般車両のB、及び F。Fって何だ?申請書を見ると、トラクターの様な絵が描いてあるが。。。

手数料の請求が未だなので、近日中に来る事でしょう。

2011年9月21日水曜日

スイスの運転免許 (Führerausweis)

私の運転暦は長い。
最初の免許を手にしたのは、16歳の時。だからかれこれ、、、長いのだ。
しかし、私が持っている免許は、アメリカの免許証。
日本では?国際免許で乗っていました。

ドイツに引越した際、ドイツの免許は100年有効(?)、という事で、是非とも手にしたい!と思ったのであるが、何とアメリカ、Californiaの免許証保持者は、書き換えの為の試験が必要だという。ドイツの車と言えば、マニュアルでしょう。ほぼオートマしか乗った事の無い私には難関。
市内に住んでいた事もあり、車を運転する必要性はほぼ無かったのだけど、今度はスイス。車も購入したし、既に毎週の様に700km位ドイツ・スイスの往復してるし。。。

スイスでの免許証書き換えについて調べたところ、スイス移住1年以内なら、アメリカの免許証から無試験でスイスの免許証に書き換えが出来る!しかも有効期限は80年?(← 不確かだけど)これから80年生きる事は不可能だろうから、生涯有効という事。
ちなみに、アメリカ以外にも、試験無しで書き換えが可能な国は以下:
EU・EFTA加盟国、アンドラ、オーストラリア、イスラエル、日本、カナダ、韓国、クロアチア、モロッコ、モナコ、ニュージーランド、サンマリノ、シンガポール、台湾(普通車・バイクのみ)、チュニジア

早速必要手続きを調べました:
(ちなみにこれはKantona Zürichのもの)
① 申請用紙 (Gesuchsformular) WebsiteからDownload可
② 外国人身分証明書 (Auslanderausweis)
③ 視力検査 (Sehetest) ①に結果を記入してもらう (私は10CHF)
④ カラー写真1枚 ①に添付
⑤ アメリカの免許証
⑥ 住居証明 (Wohnsitzbestaetigung) カード型の免許証申請の時のみ。
⑦ 手数料 (15CHF、又は20CHF)※その後の請求により合計100CHFと判明

1) 写真つきの申請書を持って、眼科又は眼鏡屋にて、視力検査、③を記入してもらう。写真つきの身分証明書の提示が求められた。たまたまPassportを持っていなかった私は、Californiaの免許証でOKしてもらった。
2) 交通局(Strassenverkehrsamt)又はEinwohnerkontrolleへ直接出向き、必要書類全てを提示する
3) 郵便にて、免許証及び請求書が送られる

StrassenverkehrsamtのBusiness Hourは、月火が7:15-17:00、水-金が7:15-16:00。Zürich Kanton内に4箇所ある模様。こちらでの申請には15CHF必要。

Einwohnerkontrolleは、地元の役所(Gemeinde)でOK。ただし、その場合は、①の申請書に、⑥の住居証明を書いてもらう事。必要書類は地元の役所から交通局へ郵送される。この場合の費用は20CHF。5CHF高いけど、わざわざZurichの交通局へ出向く必要が無いので、便利と言えば便利かも。

私は直接Strassenverkehrsamtへ行った。アメリカのDMVの様にどれだけ待たされるのかと思いきや、待ち時間ゼロ。窓口で、申請書、CAの免許証、外国人登録証を提示。ものの5分弱で手続き終了。あとは1週間後に郵送にて免許証が送られるとの事。その間運転が出来るように、CAの免許証のコピーが必要か問われる。免許証のコピーを携帯していれば、スイス国内に限り、運転可能との事。

さて、これで全て終了!後は免許証が届くのを待つだけ。

2011年9月14日水曜日

保育園からの連絡

パートナーの強引な決定の結果、6ヶ月にも満たない息子を保育園(Kinderkrippe)に通わせる事になってしまった。未だ他の赤ちゃんと遊ぶという事に興味を示さず、ひたすらかまって欲しい息子に、Krippe はちょっと早すぎるし、1日1万3000円という金額ももったいないと思うのだが。。。
それに息子は未だ完全母乳。搾乳した母乳を届けるのも、それまた大変ではあるが、やはりミルクでは無く、母乳で育てたいので、毎日私は搾乳に励む事になる。

私の希望する公立のKrippeは、預ける最低日数が多く設定されており、最初からそんなに預けるつもりの無い私達は、週2日でもOKの近所のKrippeを選ぶ事となった。
まあ、辞めたければ、後から辞められるから(3ヶ月前通知)とりあえずここで良いか。

申込書を送って数日後に、書面にて確認書が届いた。
無事希望の曜日・時間の受け入れが可能、との事で、持ち物リストが同封されていた。未だ歩けない乳児の息子の持ち物は:
  • 着替え
  • おしゃぶり
  • お気に入りのぬいぐるみ
とりあえずはこれだけ。
おしゃぶり、とあるのが非常に気になる。我家では、おしゃぶりは寝る時のみに使用する事にしているのだ。Krippe 側としては、泣いたらおしゃぶり、騒いだらおしゃぶり、が楽なんでしょうけど。。。この辺り、ちゃんと希望を聞いてもらえるのだろうか。


という事で、来月から保育園通いが決定してしまった息子。
最初の5日間は、慣らし保育という事で私も保育園通いらしい。
でも、この慣らしが終ったところで私達は休暇でお休み。
戻ってきたら、また慣らしが必要かも。

2011年9月13日火曜日

日本のパスポート取得

日本のパスポートの申請書を郵送してから丁度1週間。
大使館情報によると、パスポートの申請書が大使館に届いてから実働6日以降に受け渡し可能、との事なので、未だ受領に行く日ではなかったし、大使館からの連絡も未だだったが、丁度Bernに行く予定があった為、駄目もとで大使館に行ってみた。

受付でその旨を告げると、非常に感じの良い女性が、『では出来上がっているか調べてみますね』とおっしゃって下さる。この日大使館は大盛況で、数分程待っていると、名前が呼ばれ、別室へ通される。
既にパスポートは出来上がっており、PCの画面で名前と生年月日を確認する様言われる。名前も非ヘボン式でOK、生年月日OK。ただ、括弧書きのドイツ名が載っていない。その旨を伺うと、日本ではこれらは正式名ではない為、ICにはこの情報が埋め込まれていないとの事。ただし、写真のあるページには、( )書きで、ドイツ名が記載されていた。IDとして使用するには、これで十分。

受領書にパスポート番号を記入、署名をし、手続きは終了。
「では、発行手数料、お子様のパスポートですので、71CHFとなります」
あ~~~!!!!!すっかり忘れていました、この事。
車にお財布を忘れたので、取ってきます。。。と戻ったは良いが、あれ?現金がないかも。。。案の定、お財布には50CHF札と10CHF札のみ!足りないではないか。。。
一応戻って、受付の方に、カードでの支払いが可能か伺ったが、NG、現金のみ。そうだよねえ。という事で、ATMでお金を下ろしてきます、ごめんなさい!と再び大使館を後にする。
車に乗り込み、さて何処に行けばよいか考えながら、ふと思った。あれ?もしかしてコインがあるかも。。。ラッキーな事に、5CHFコインが2枚あるではないか!この時ほど、5CHFコインが愛おしく思えた事はない。ぎりぎり集まりました、71CHF!
と、いう事で、再び大使館の門をくぐり、「ありました!71CHF!」
めでたく息子のパスポートを手にしたのでありました。

それにしても、私は大使館ではついてると思う事が度々。
前回も今回も、対応して下さった方々は皆、とても親切で感じの良い方ばかり。
一日が気持ちよく始まりました。

2011年9月8日木曜日

乳幼児航空券の購入 その後

先日手配した息子の乳幼児航空券の名前が間違って登録されていた件。
TELをすればすぐに回答がわかるのだろうが、Emailのせいか、何の音沙汰も無い。
今日あたりTELでもしてみようかと思っていた矢先、EmailでFlightのItiniraryが送られてきた。

息子の名前は、きちんと訂正されていて、費用も特に追加費用はかかっていない模様。(← そりゃそうだろう、こちらに非は無いのだから)

私のEmailに対しての返答はないけど、結果OKという事で、これで一件落着。
と、思っていたら、その数分後、非常にご丁寧なEmailが届いた。近頃目にしないようなお詫びMailだったのだが、さすが日本のサービスだなあ、と関心。ドイツ人やスイス人なら、きっと絶対ここまで謝ることはないだろうなあ、と。

口頭だと言った、言わない、の議論になりかねないが、Airlineではこうした予約センターにかかってくるTELの会話を録音している場合がある、と録音テープに入っている。そうか、これを確認すれば、確実にわかる。次回からはこの一言を追加してみよう。

一応WebsiteのAccount情報でも確認したら、こちらも名前が訂正されていた。既に入力済みだったAPI(事前旅客情報)入力はやり直しになったけど。
それよりも不思議なのは、空席が急に無くなっている事。
私が予約した1週間程前には、かなりの空きがあったのに。
これでは、バシネット利用可能な席への変更は無理かもしれない。。。。。
その前に、本当にこのリクエストが入っているのか、ちょっと不安になった。またTELをしてみて確認すべきだろうか。今回の一件もあるしなあ。

ともあれ、あとは息子のパスポートが出来上がるのを待つのみ!

Baby Box

スイスでは、赤ちゃんが生まれると、赤ちゃん用品のサンプルが入ったBaby Box なるものがもらえると聞いていたので、密かに楽しみにしていた。かかりつけの産婦人科にもそれらしきBoxがあった。が、何故か私達はもらえないまま今日に至ってしまった。

通常(?)は出産病院で貰えたり、登録したりするらしいのだが、それ以外にも、これを手にする方法があった!Zurichにある赤ちゃん用品専門店で、このBaby Boxを配布している、との情報をGet。早速このBoxを頂くべく、Zurichへ出かけた。

お店に入ると、レジのところに、
このBoxについての宣伝が張られていた。
尋ねると、後ろにブースを作っているおばさんがその担当者だとういう。
早速順番を待ち、挨拶し、名前やその他の情報を書き込む。
その後、このBoxに入っているものの説明
及び、雑誌等の宣伝が約10分程。
そうして手に入れたBaby Box。なかなか重い。

家に帰って早速中身を再確認。
哺乳瓶、おしゃぶり、Body、おむつ、アルバム、赤ちゃんお世話用品、消毒、洗剤、おもちゃ、
ベビーフード、スプーン等々。お父さん用に、
カフェイン飲料も。
無料のものが無いスイスで、これだけの無料サンプルとは嬉しいサービス。
しかし、代わりに個人情報を手渡しているわけだから、結構な対価を払っているとは思うが。
ともあれ、念願のBoxを入手し、満足な私でありました。

ちなみに他に、『おばあちゃんBox』とやらもあるらしく、おばあちゃんの連絡先を送ると、このBoxがおばあちゃんに送られるらしい。一体何が入ってくるのか、ちょっと興味あり。

2011年9月6日火曜日

乳幼児航空券の購入

私はこれまで、何度も空を飛んできた。
仕事をしていた時は、毎週何処かに飛んでいたものである。だから、Flightを予約するのは得意だし、Flightに関する事も、知らない事は少ない、と思う。
が、この事は、知らなかった。乳幼児航空券について。

これまで、私は2歳以下の乳幼児は、無料で飛行機に乗れるものとばかり思っていたのだが、それはどうも国内線に限る事だったらしい。これに気づいたのは、国際線は乗客の登録を行なう事になっている筈だが、乳幼児はどうなるのだろう、と疑問に思って質問した事から。Airlineから回答が来て、実際にHomepageでも確認すると、どこもやはり国際線は航空券の購入が必要、とあった。

Websiteで乳幼児航空券を予約できるAirlineと出来ないAirlineがある。私が今回飛ぼうと思った航空会社は、電話予約のみとの事。従い、自分の予約を入れた後に、航空会社にTELをし、予約完了。料金は大人料金の約10%位と思われる。

後日Itiniraryを送ります、と言われたが、一向に送られてこない。不安になり、Websiteでアカウント確認をすると、私の予約にきちんと息子の予約が追加されていた。
安心した。。。のもつかの間。

なんと、名前が間違って記載されているではないか!
え~~~!!!!!!!??????
既に発券はされているだろうから、この場合、どうなるんだろうか。
予約センターにTELしようと思ったが、まずは書面で、と思ってEmailを出してみた。
さて、どう回答がくるのだろうか。

2011年9月5日月曜日

日本のパスポート取得申請

二重国籍の息子には、ドイツのパスポートを取得した。
理由は、安いくて早いから。
しかし、このパスポートでは、渡航できる国が限られてくるのだ。日本は問題無いのだけど、肝心のアメリカに行けないのだ。アメリカはICパスポートの所持を必須としているのだが、ドイツの子供用パスポート(Kinderreisepass)にはICが埋め込まれていない。(ちなみに余談だが、私のパスポートはICパスポートではないが、発行されたのが相当昔の為、アメリカ渡航も問題無い)従い、アメリカに行く前には、普通のドイツのパスポートを取得しよう、と思っていたのだが、どうせなら日本のパスポートにしたら?というパートナーの言葉に、『確かに』と納得。

パスポート申請は在スイス日本国大使館にて行なう。
申請は郵送でも可能だが、受け取りは本人が大使館に出向く必要がある。
受け取り時に、手数料の71CHFを持参する。

必要書類:
  1. 申請書 (以前出生届を提出した際にもらっておいた)
  2. 写真1枚 (6ヶ月以内に撮影)
  3. 戸籍謄(抄)本1通 (発行日から6ヶ月以内のもの)
  4. 旅券に記載される外国名が確認できる公的機関発給の書類のコピー(滞在許可証等)
  5. 連絡希望用紙 (連絡を希望する場合)
この5. 連絡希望用紙、さすがサービスの国、日本だなあ、と関心。パスポートが出来ると連絡してくれるらしい。しかも、発行にかかる日数は稼働日6日と速い。(ドイツのパスポートはドイツで申請すると約3週間、スイスのドイツ大使館では6-8週間!)

一番の難関は戸籍の取り寄せ。出生届を提出してから2ヶ月以上経っているので、もう息子の戸籍が出来ている筈。日本の両親に依頼すると、早速役所へ行って取り寄せて送ってくれた。月曜日に取り寄せて金曜日の朝には郵送で届く、と、こちらも速い。

旅券の申請書への署名は、母の私が代筆。
名前は外国名の表記にするべく、裏面に記載。息子は名前が名字を含めて4つあるので、( )書きで残りの二つも記入すべくリクエストを出しておいたが、さてどうなるか。

A-Post(普通郵便)で郵送し、あとは大使館からの連絡を待つのみ。
もう少し早ければ、今週金曜のZurichでの巡回サービスで受領出来たのだが。。。
まあ、近いうちにBernへ行ってきましょうっと。

2011年8月31日水曜日

アイスクリーム マシーン

ある夏の週末。
寝起きの私が息子を抱いてリビングに上がると、パートナーが嬉しそうに二つの包みを持ってやってきた。綺麗に包装されたそれらの箱は、どうも私へのプレゼントらしい。それぞれにカードがついていて、一つ目には、
「あなたにとても良いと思うものを見つけました。
 でも、誕生日まで我慢できませんでした」
そして二つ目には、
「もしも○○月に、良い(プレゼント)案が浮かばなかったとしたら、ごめんね」

早速開けてみると、ひとつはアイスクリーム製造機。
もうひとつは、アイスクリームのレシピ本。

そう、私はアイスクリームが大好きである。
なのに、スイスには、アイスクリーム屋さんが非常に少ない。(まあ、何でもドイツよりは少ないのだが)そこで、このアイスクリーム製造機があれば、いつでも美味しいアイスが食べられる、という事らしい。

早速何か作ってみようと思ったのだが、このアイスクリーム製造機は、使用前に24時間、冷凍庫で冷やしておかねばならないらしい。
しかし、ここは彼の準備のよいところ。既に前日から必要部分をマイナス18度の冷凍庫に入れてあった。(従い、この部分はプレゼントの箱には入っていなかった)

「どのアイスにしようか??」と、まるで私以上に張り切っている彼を見ていると、この人は素直な優しい人だなあ、と改めて思ってしまう。

初の試みは、Blueberry アイスに決定したが、何と、お店にはBlueberryが置いていなかった。そこで私が代わりに選んだものは、桃。お味の方は、、、まあ、上出来。でも、他の人には、桃アイス、何故か不評。。。
そこでリベンジ、次の試みは、私の好きなアイス、という事で、Stracciatella アイス。チョコチップアイス、といったところだろうか。こちらの評価は、非常に高く、彼の弟は早速自分もこのマシーンを購入したいとSpecをまじまじと読んでいた程。このチョコチップアイス、チョコを砕いて入れるのかと思ったら、溶かしたチョコを、製造過程で流していくのだ。ひとつ学んだぞ。
Stracciatellaアイス、美味しかったのだが、ひとつ失敗は、バニラの味付け。本来バニラビーンズを使用するのだが、ちょっとケチって、香料を利用してしまった。やはり隠せない。味がちょっと人口的なのだ。次回はなんとしても、本物のバニラを利用せねば。

夏が再び戻ってきたかの様な天気の良いドイツ(スイスもかな?)。
もう少し、このアイスクリームマシーンの活躍の場がありそう。

2011年8月29日月曜日

週末旅行、Munchenへ

息子が生まれて以来、旅行らしい旅行をしていない私達。
出不精の彼のお尻をたたいて、やっと週末に2年ぶりのMunchenに行く事に。
この週末は非常に暑く、連日35度超えという天候。夏らしいと言えば夏らしいが、この暑さには閉口してしまった。
そうは言っても、2泊3日の小旅行は楽しい週末だった。泊まったホテルは、いつものアメリカ系ホテルチェーンではなく、ドイツの落ち着いた4スターホテル。1Fだった為、窓の外には小さな専用の庭とテーブルがあり、非常に落ち着く。朝食が豪華で、Welcomeバスケットや24時間フリーアクセスのワイン等のサービス等、授乳を終えた後にまた来たい、と思わせるホテル。

金曜日、多少の渋滞があったものの、午後5時頃にMunchen到着。少し休んだ後、昔の同僚とDinnerの為隣のレストランへ。これまで英語で話していた私達だが、この夜は最初から最後迄ドイツ語。その為口数は減ってしまったが、それでも「私のドイツ語も、ちょっとは上達したものだ」とある種の達成感。

土曜日は友人夫妻とランチ・ディナー・デザート。私には大いに歓迎のプランだが、食が細いパートナーは少し辛そうで、ディナーはサラダのみ。まあ、いつもの事で、今更驚きもしませんが、、、
デザートは友人宅で頂いたのだが、息子が眠そうにしていたので、夜9時頃、彼が息子を連れてホテルへ。私は引き続き、友人夫妻との団欒を楽しみ、ホテルへ戻ったのはすっかり深夜1時。息子誕生以来、初の息子抜きの夜遊び。

日曜は豪華な朝食の後にビアガーデンへ。
午後は市内の宮殿(?)で、のんびりとした時間を過ごす。さすがの暑さに、息子の服を全部脱がせて遊ばせる。ま、この子はドイツ人ですから、、、
夕方、ホテルに戻り、バーで冷たいノンアルコールカクテルを一気飲み、2泊3日の旅に乾杯。
その後は彼はドイツのアパートへ、私は息子とスイスの知人の家へ。

こうした旅の思い出は、息子の記憶には残らないかもしれないけど、いつか大きくなったら話して聞かせてあげたい。

2011年8月25日木曜日

寝返り完成!(生後133日)

私に似てか、身体的成長が著しい息子。
寝返りも、なんちゃって寝返りは2ヶ月目に達成(この時はうつ伏せから)、普通の寝返りも3ヶ月目に達成!。。。と思ったら、その後しばらく寝返りは出来なくなっていたのだが、この度、完全に寝返りが出来るようになった。
何度も続けて、毎日寝返りをしているので、今回は、寝返り完成と言って良いでしょう。
ここ暫く、体が4分の3程回っていたのだが、腕を抜き出す事が出来ず状態だった。ようやく腕を抜く事を覚えたらしい。

思うに、このところ連日35度を超す暑さで、息子には薄着をさせていた為、動き易かったのかもしれない。この理論からするに、日本で夏に育つ赤ちゃんは、きっと寝返りも早いに違いない。

新しい技を習得した息子は嬉しそうなのだが、今のところ仰向けからうつ伏せへの寝返りのみ。
寝返り後暫くすると、元に戻れずに「戻して~!」と大騒ぎ。それもまた可愛い。

2011年8月19日金曜日

保育園探し

スイス、特にZurichでは、保育園の需要が供給を超えていて、1年以上のWaiting List待ちも普通だと聞いた。
なので、我々も、妊娠6ヶ月位の頃に、保育園の情報を調べだした。特に仕事を持っていたわけでもないのだが、万一の場合に備えて。見たところ、保育園の数は結構あるようで、どこかは入れるだろう、と安心して保育園探しはそのままとなってしまった。

が、そろそろ他の物にも興味を示すようになってきたし、保育園に入れる事を考えても良いのでは、と、再びこのTopicが浮上したのは6月。
Mutterberatungでもらった、育児関連の情報誌に、近隣の町の保育園情報も記載されていたので、片っ端からInternetでチェック。確かに色々あるのだが、どうやら1件、公立(町立)の保育園があった。公立だからきっと値段も一番安いのでは、という事もあり、早速ここに問い合わせた。
案の定、Waiting Listは2012年の秋迄あるらしいが、見学の予約を入れて、その後に申込書を送り、Waiting Listに名前を載せてもらった。
希望としては、まず「慣らし保育」で週半日を2日程、その後徐々に様子を見て日数等を増やしていく、と考えていたが、この公立の保育園は、最低でも40%預ける事が必要らしい。即ち、終日で2日間、又は半日で5日間(毎日)。さすがに終日預ける気にはなれないし、毎日もちょっとなあ、、、と躊躇しながらも、とりあえず10月からで申し込みを出しておいた。更には2月からは100%との希望も書いて。

てっきりここで決まりだと思っていたのだが、やはり毎日の保育園というのは、さすがにパートナーも躊躇したらしい。家の近所の私立の保育園の見学予約を取ったから、と告げられる。ここなら、週に2度半日の預かりでも引き受けてくれるらしい。しかも9月半ばから受け入れ可能。
早速見学に行ったのだが、先に見学済みの公立の保育園と比べると、なんだか騒がしく狭々としていて先生もきちんと面倒を見てくれている感が無くて、あまり好印象ではなかった。 更に、10月に休暇を予定しているので、11月からの受け入れでOKかを問うと、11月では空きが無いかも、との事。
まだ仕事も考えていないし、保育園の必要性は無いので、なんとなく躊躇してしまうが、、、パートナーは、私の為にも息子の為にも、必要だ、と主張する。
ここで適当に扱われるよりも、私がちゃんと見てあげたほうがやっぱり良い様な気がするのだが。。。
ちなみにここの費用は収入に関わらず1日110CHF(約12000円)。 毎日フルで預けたら1ヶ月で2200CHF(約23万)!!うーん、、、毎日面倒見るから、私に月23万円下さい!(笑)

2011年8月16日火曜日

4ヶ月検診・第2回予防接種

ほぼ丁度生後4ヶ月目の今日は、息子の4ヶ月検診。
平日だったが、パートナーもたまたま家にいた為、家族総出で病院へ出向いた。
予約時間は9時。従い、予防接種に備え、1時間前の午前8時に、痛み止めの麻酔パッチを息子の太ももに貼る予定だったのだが、前回進んで麻酔パッチを張ってくれた彼は、今回は何故か「子供になるべく薬の類を与えたくない」と麻酔パッチを拒否。余計な薬は避けたい、注射ぐらいで泣くんじゃない!という意見の私は、その声に賛同。ごめんよ(?)、息子。

クリニックに到着すると、まずは身体測定。
身長64cm、体重7000g、頭囲46cm。生後4ヶ月で身長12.5cm、体重3700g の成長。
スイス版(母)子手帳(Gesuntheitheft)と予防接種カード(Impfungausweis)をアシスタントに渡すと、結果を記入して帰りがけに渡してくれた。

暫くして、医師が登場。
まずは問診。成長について問われると同時に、我々の質問に答えてくれる。
我々の質問事柄は:
  • おんぶ → 股関節の心配はもう要らない。大いに結構。
  • 便秘 → 10日迄で便が硬くないならそれは便秘ではない。
  • ストローラーの使用 → 1日1時間程度なら使用可能。
  • 歩く事 → 大いに歩かせて良し。
  • 離乳食 → 早く始める事でのメリットは特に無い。WHOは6ヶ月の完全母乳を推奨するが、身内にアレルギーが無い場合は既に開始して良い。まずは人参から。その他野菜なら何でもOK。果物も良い。
それから診察台(?)へ移動し、診察。
聴診器で肺・心臓チェエック、内臓のチェック、性器とお尻のチェック、うつぶせにして首の状態チェック、眼球チェック。全てパーフェクト、だそうです。
検診中は、本当に大人しくじっとしていて、先生も余りにもお利口だから可笑しくて笑っちゃうくらい。「とっても良い私の患者だわ」とお褒めの言葉も。

そして最後に、予防接種。今回も2ヶ月目と全く同様の注射。
麻酔パッチの不使用については特に何も言及されず。
今回は2人がかりだったので、パートナーが脚を押さえて、私があやしている最中に、ずぶっ!針を刺す時は驚くだけだが、液体を押し込む時にどうも痛いようだ。2本目の注射の方が痛い、との事で、やっぱり2本目に一瞬泣いたが、私が抱くとぴたっと泣き止んだ。あとはいつものご機嫌顔。本当に良い子だなあ(← 親馬鹿)。

次の検診は6ヶ月目、10月半ば。予防接種も同時に行なう予定。

2011年8月15日月曜日

ドイツの身分証明番号 (Identifikationsnummer)

息子が誕生し、ドイツ国籍を保有する息子をドイツにて登録したのは2月弱程前の事だが、その後役所より、息子の身分証明番号が届いた。

これは、いわゆるアメリカでいうSocial Security Number (SSN) のようなものである。
この11桁の番号は生涯ついてまわる番号で、税金の支払い等に重要な役割を持つ。

私がドイツで滞在登録をした時にも、この身分証明番号が発行された。
SSNと異なって、実生活であまり使用する機会は少ないのだが、今後ドイツに住んで税金を納めて歳を重ねて、、、となると必要になってくるのであろう。

ちなみに、日本からは、出生届提出後、当然ながら何も連絡が来ない。
そろそろ戸籍に名前が載った頃だとは思うのだけど。

2011年8月14日日曜日

ひき肉の代わりに大豆フレーク

我家はベジタリアンではないのだが、パートナーは肉食をあまり好まない。
理由?味がどうこうではなく、動物を食するという事に若干の抵抗がある様だ。
従い、我家にはベジタリアン食材が時々食卓にあがる。
以前、ベジタリアン チリを作ってみたが、前回は豆腐で代用。豆腐も悪くはない。が、、、何せスイス、豆腐は高級食材なのだ。もっと気軽に使えるものが無いか、と探したところ、ありました!
Soja Schnetzel、大豆のフレーク。
ドイツのBIO(オルガニック)食材店で購入。
このブランドはドイツのドラックストア、dm にも置いてあるので、もしかすると dm でも購入出来るかも。
150g 入りで、お値段。。。忘れたが、2ユーロとかそんな安価だったと記憶する。

これは、大正解!肉の食感もばっちりだし、味も上々。

今回は(も)、こちらでチリを作ったが、豆腐を使った時の何倍も美味しかった。

これで、餃子や肉そぼろ丼、ハンバーグ等も作れてしまいそう。

次回のドイツでのShopping Listに加えねば。

2011年8月12日金曜日

スイス洗濯事情

スイスに引っ越す前から、その噂は嗅ぎつけてはいたものの、実際にそういう状況になるのは非常に衝撃的だったのが、スイスの洗濯事情。

我々のアパートでは、以下のとおり:
  • 洗濯機は8世帯に1台
  • 1度の洗濯に2日連続で割り当て
  • 従い洗濯日は2週間に1度(!!!)
  • 各家庭に鍵が配布され、鍵を差し込む事によって電源が入る仕組み
  • 個人Unitに洗濯機の配置は不可
2週間に1度しか洗濯が出来ないなんて、、、
ドイツでは部屋の中に洗濯機・乾燥機があったので、いつでも好きな時に洗濯が出来たので、このギャップは大きかった。アメリカに住んでいた時も、アパート選びの条件のTopには、個人の洗濯機がついている事だった程、私にとって洗濯のFlexibilityは大切だったのだ。

しかし、郷に入っては郷に従え。
まず、2週間洗濯せずに済ませるには、下着・靴下の部類が最低14日分必要、という事。丁度スイス引越し時に妊娠が発覚していた私は、妊婦用下着なるものを、14着以上買い揃える事になった。

2週間に1度で足りない場合は、どうするのか。
この大問題を日本の友人に話すと、決まって言われたのが、「コインランドリーに行けば?」
しかし。コインランドリーなるものは、そう簡単に存在しない。
以前パートナーの仕事場のある町でコインランドリーを探したが、その近隣の町も含めて全く存在せず。洗濯をしてくれる洗濯屋さんは存在するが、こちらもスイス価格(= 高い)。
手洗い?。。。ってそんな、ねえ。。。

こんなシステムで、スイス人達は大丈夫なんだろうか、と思ったが、この洗濯事情はアパートによって異なるらしく、1週間に1度のところ、好きな時に自由に予約できるところ、予約も無く空いていれば使えるところ、等、色々あるらしい。せめて1週間に1度なら耐えられるのに、何で家は2週間に1度なの??今は私は仕事をしていないのでいつでも構わないが、これが仕事を持つ人だったら、平日の洗濯日にはどうやりくりするのだろうか。夜遅くや早朝の洗濯は禁止なのだから。

真面目な私は、自分の洗濯日以外に洗濯はしないのだが、実は他の住人達は自分達の洗濯日以外にも洗濯している事が判明。何せ、私達の洗濯日に必ず洗濯している人達がいるのだ。しかも、乾燥室に、どうどうと洗濯を干しているから私達の干すスペースが無い。非常識にも程があるってものだ。

まあ、そんな事も度々あり、更にはこの乾燥室に干してあったタオル類が度々無くなる、という事件もおきている。自由に洗濯のできる環境が欲しいものである。

2011年8月11日木曜日

バジルとパセリのその後

家庭菜園ならぬ、プランター菜園を始めようと、バジルとパセリ、紫蘇(大葉)に三つ葉の種を植えたのは、早4.5ヶ月前。今や季節は夏。彼らがどうなったかというと。。。

大葉と三つ葉は、結局芽も出ないまま、、、、失敗。
バジルとパセリのプランターはこのとおり :

本音を言えば、バジルはスイスのお店で普通に購入出来るので、大葉や三つ葉にもう少し頑張って欲しかったのだが。
来年の課題としよう。





これらのプランター、晴天の日に時々外に出していたのだが、気がつくと雨になっていた、という事が何度かあった。天然の水は植物に良いだろうと放っておくと、大事に育っていたバジルは、巨大なナメクジたちの餌食となってしまった。この時のショックと言ったら。。。
それでもめげずに、ナメクジと格闘し、水をあげて太陽にあてて育てる日々。
多少水をやりすぎても、1週間半家を空けても、元気に育ってくれたバジル。

一方のパセリだが、これは小さなムシの大群にやられてしまった。
水をやりすぎたか、間引きをせずに育ててしまったからか、原因はわからないが、気がつけば青々と育っていたパセリが黄色くなり枯れていってしまった。思い切って、枯れたパセリを除去すると、バジルが益々生き生きしてきた(気がする)。

そろそろ活用しないと、せっかくのバジルが硬くなってしまうか、またナメクジの餌食になってしまいかねない。
パスタにカプレーゼにサラダ。今週末に早速いただきましょう。

2011年8月10日水曜日

Ruhezeiten

ドイツにもスイスにも、「Ruhezeit」というものがある。
Ruhe は静寂、Zeit は時間。つまり、静かにせねばならない時間帯の事。

スイスでは、このRuhezeiten は市町村によって定められているらしいが、大概は平日12時-13時、20時以降、祝休日は終日。朝の6時迄が「Nachtruhe」(Nacht は夜)。

この時間帯は、近所迷惑になるような物音をたててはいけない事になっており、ドイツ等では騒音による近所騒動が頻発するらしく、ドイツ語学校の授業でも、騒音迷惑でお隣さんにクレームをする、というロールプレイ練習があった程。
この時間帯、普通に気をつけていれば、そんなにうるさく出来るものでもないのだが、中にはそんなのおかまい無しに騒音をたてる人達もいる。残念な事に、我々の真上の部屋に2ヶ月程前に引っ越してきた家族は、そんな人達の部類だった。

それまではとても静かな生活を送っていたのだが、突然ひどい騒音が上から聞こえてくる様になった。
ひどい騒音に加え、ベランダから汚水が捨てられる事も度々。
クレームの苦手なパートナーが一度クレームをした。
私も2度程ドアベルを鳴らした。 が、確実に騒音が聞こえていたのに、出てこない。居留守だ。
パートナー曰く、騒音の素になっている夫人はドイツ語がわからないらしい。
半ば諦めてもいたが、今日は午後10時を過ぎても、掃除をする音がまた一段とうるさかった。20分程耐えてみたが、せっかく寝静まった息子が起きてしまうのでは。。。とハラハラし、思い切って再び上の階へあがっていった。すると、丁度タイミングよく、ドアを開けて掃除機を使う夫人の姿が。
「明日の朝早くにお客が来るの」と、ちゃんとしたドイツ語で弁解する彼女。あれ?!ドイツ語、わかるんじゃないの??!!
一応今日のところ騒音は止んだのだが、この家族、毎晩夜中の2時頃迄大きな物音をたてているのだ。この状態、いつまで続くんだろうか。。。

ちなみに、スイス大衆紙(Beobachter)によると、このRuhezeitenにしてはならない事の例として挙げられているものは、子供の叫び声や暴れる音、家事、打楽器の演奏、大音量の音楽、日曜大工(という言葉は当然存在しないが。。。)、芝刈り、喧嘩、ドアの開閉、等々。ちょっと理解出来ないのが、自転車、入浴。
自転車って、、、家の中で乗るのか?庭で?そんなにうるさくないと思うんですけど。
入浴?シャワーの音がうるさいらしいですが、時々朝5時半に出勤の為家を出るパートナー等は、朝4時半頃にシャワー浴びてしまっているのだが。。。

法律や規則はともかく、他人の迷惑にならない様に、という基本の人道徳が守られれば、皆がHappyになる筈なんですけどね。

2011年8月4日木曜日

赤ちゃんのビタミン剤 (Vitamin D)

スイスでは、出生後3度のVitamin Kの他に、赤ちゃんが1歳になるまで、毎日Vitamin Dを与える。
Vitamin Dは本来、日光に当たる事で体内生成され、骨等の育成に寄与するものだが、赤ちゃんは日光量が不足しがち、という事らしい。
医者の処方箋をもって、薬局で購入するが、オイルベースのものと、アルコールベースのものと2種類あり、一方はドイツ、もう一方はスイスで作られたものらしい。味は分からないけど、効用は同じ。ただ、オイルベースのものは1日1滴、アルコールベースのものは4滴を飲ませる。

私はオイルベースのものを使用しているので、1滴。
最初はスプーンで与えていたが、最近は面倒くさがって、ついそのまま与えてしまう。
1滴、というのは微妙で、ちゃんと与えられているのか、時々不安になるが、少しずつ瓶の残りが減っているので、大丈夫なのだろう。

2011年8月1日月曜日

ちょっとだけドイツに引越し

このところ、息子を連れてのドイツ往復が板についてきたと自称する私。
ドイツではホテル滞在の為、なんちゃって旅行気分が味わえるのだが、赤子連れでの移動は、毎回夜逃げか?!という位の大荷物になってしまう。しかも、ドイツで過ごす時に限って、2週間に1度の洗濯日が当たってしまう確立が今のところで100% の為、毎回2週間分の洗濯物も車に積んで移動する始末。

それも多少慣れてきたし、以前働いていた時にロンドンに滞在していた頃の週末スイス移動よりは大変な移動では無い。でも、私はともかく、息子にもう少しゆっくりとしたストレスの無い生活をさせてあげたい、という事で、ドイツにもアパートを借りる事にした。
一応短期滞在の予定なので、家具付き物件。Frankfurtに住んでいた時も家具付物件だったが、流石ここはちょっと田舎、3分の2程の予算で2倍。。。と迄はいかないかもしれないが、広い2BR付のアパートが借りられた。

そんなわけで、昨日の夜から新居に引越し。
広いベッドルームが息子の部屋となり、スイスの家よりも静かに眠れそう。
お風呂も、シャワールームとお風呂と分かれていてスペースもたっぷりなので、息子と一緒のお風呂も初挑戦できそうだ。

生活必需品は揃っているので、すぐに生活が出来るのだが、やはりドイツ、電子レンジは付いていなかった。。。無ければ無いで何とかなるものだけど。
唯一、息子のベッドを準備せねばならない。一応ゲストルームに普通のベッドがあるのだが、パートナー曰く、『マットレスは大切だから、赤ちゃんの体に良いマットレスを買わねば!』だそうで。。。

今回、大家さんは同じ建物の1階に住むという初めての経験。老夫婦だが、子供が大好きとの事で、またとてもお話好きの気の良い方々。これまで無かった、近所付き合いなるものも、経験できそう。

なかなか快適な生活が出来そうだけど、これだけ広いとスイスのアパートとこっちと2件の掃除が大変だなあ、と思っていたら、それを感知したかの様に、『あ、そういえば、大家さんに聞かれたから。。要るって答えたよ』とパートナー。え?何のこと?と思えば、掃除だそうで。。家具付きだけでは無く、掃除付き。こちらではよくある事ですけどね。

さあ、スイスとドイツでの二股暮らし、楽しまないとね!!

2011年7月23日土曜日

お食い初め (生誕100日目)

息子も早くも3ヶ月目に入り、この日は生後100日。
風邪ひとつ無く、無事にこの日を迎えられた事に感謝しながら、お食い初めをした。
パートナーがあまり日本文化に関心を示さない事もあって、初めは、家族3人でささやかに行なおうと思っていたのだが、彼にさりげなくこの事を話すと、では友人人を招いて賑やかに祝ったらどうか、と提案があった。
丁度土曜日、それは嬉しい話なのだが、人をお呼びするとなると、適当な料理で済ませるわけにはいかない。ちゃんと作れるか、不安。。。だが、やっぱり記念すべき日、頑張ってみる事にした。

連日Internetでお食い初めメニューを調べ、スーパーをはしごで事前調査し、何が手に入るか・何を作るかを検討。そうして向かえた前日に準備開始。前日に作れるものは前日に。
当日は、まず近所の調査済みスーパーに尾頭付きの魚をGet しに。お七夜の時は、Forelleという川魚を使ってしまったが、今回は鯛の一種を購入。知人が内臓処理をしてもらった際にヒレを全部取られてしまったという失敗談を聞いていたので、『ヒレは全部残してください』をしっかりドイツ語で言える様に練習して出発。

そうこうして、開始時間の午後1時丁度にすべてのメニューが完成、盛り付けも完成!
一汁三菜、という事で、この日のメニューは:
赤飯
えびのすり身のお吸い物
鯛の尾頭付き
野菜の煮物
なます
梅干
小石
おまけ:お稲荷、カレー
デザート:ヨーグルトムースケーキ

かなり張り切って、人参なんてわざわざ梅の形に飾り切り。
鯛も、背びれと腹びれをピンっ!と立たせるべく細工。

お食い初めの儀式(?)は私が行なおうと思ったが、慣習(男の子の場合は男の養親)に従い、パートナーがやる事に。 
ご飯、お吸い物、ご飯、魚、ご飯。
そして石を使って、歯固め。

お赤飯を一粒あげてみたけど、暫くしたら口から出てきてしまった。


デザートのケーキは、息子がカット。勿論、私が後ろから介添えをしながらね。

友人ご家族にもお祝いしてもらいながら、息子の成長を改めて感じた、幸せな1日でした。このまま健康にすくすく成長して欲しいものです。

2011年6月28日火曜日

外国人登録証

休暇から帰宅すると、住んでいる町から一通の手紙が届いていた。
『招待状(Einladung)』とあるのだが、息子の外国人登録証(Ausländerausweis)を取得する様にとの通達で、『8日以内にこの手紙を持って出頭する様に』とある。日付を見ると、既に8日は過ぎていたが、まあそんな事はあまり深刻にならなくても大丈夫、という事は自身の外国人登録証取得で経験済み

私の時は、Zurichの移民局へ足を運んだり、色々面倒だったが、スイスで出生した息子は、既にデータが居住地の役所に届いており、我々は居住地の役所に出頭するだけでOKだった。

必要書類:
  • 上記の市からの通知書
  • 有効な身分証名証 (パスポート)
  • 出生証明書
  • 手数料30CHF

これらの書類を提出すると、既に完成されていたと見られる登録証を取り出し、写真の覧に市のスタンプを押して渡された。さすがに赤ちゃんの写真は無意味、とされているのだろう。理に適ってはいる。息子も我々と同じ滞在許可 B、有効期限は約4年。この期限が、ちょっと中途半端で謎だ。
記載されていた国籍は、ドイツ、となっていた。そうか、この子はスイスでは日本人ではないらしい。

これで、一連の出生・滞在関連の手続きは終了。
安心して暮らせます。

2011年6月27日月曜日

2ヶ月検診

待ちに待った(?)2ヶ月検診。
時間通りに到着、少し待って診察室に通される。
医師の診察前に、アシスタントが息子の体重と身長を測定。
体重5900g、身長60.5cm。ようやく体重の増加がちょっと落ち着いてきた模様。
それでも、体重も頭囲も身長も平均よりも大きく、医師曰く、『決して太っているわけでは無く、この子は大きい赤ちゃんだ』との事。

医師の診察は、前回とほぼ同じで、瞳孔・心臓・肺・お腹・股関節等々。全て問題なく健康そのもの、と太鼓判。
この日、先日の予防接種の記録手帳(Impfausweis)も渡される。

私も特に質問等も無かったのだが、いくつか話した事:
  • 排便は10日以上無くても、柔らかい限りは問題なし。
  • 耳は見える範囲に汚れがある場合は手又は布で。綿棒はNG。
  • 夜はおこしてまで授乳の必要なし。
  • プールもOK。水温が冷たければ、赤ちゃん自ら主張するので気にせずOK。
  • ただ、出来れば湖や川等の自然の水で泳がせた方が良い。
 検診中、ずっとご機嫌で、私も大助かり。30分程で終了したので、その後一緒に産後体操教室へ。

次の検診は4ヶ月検診。同時に2度目の予防接種もおこなう予定。

2011年6月23日木曜日

ドイツ国籍の取得 ② (住民登録・パスポート取得)

スイスのドイツ大使館からは、出生届は不要だがパスポートを早めに取得する様に言われたのだが、パスポート取得にかかる日数は子供用パスポート(Kinderreisepass)で2週間、普通のパスポートで6-8週間という。が、ドイツで申請した場合、子供用パスポートは即日発行、普通のパスポートでも3週間程度という。従い、ドイツに里帰り中に、パスポートを取得する事にした。

私達夫婦が住民登録をしてある町の役所(Rathaus)に出かけ、まずは息子の登録をする。そう、やはり登録が必要なのだ。そりゃそうだろう。
必要書類:

  • 両親の婚姻証明書のコピー(我々の場合、ドイツでの婚姻証明書)
  • 息子のスイスでの出生証明書の原本(コピー後返却)
やはり出生証明書は、必要だった。そりゃそうだ、と安心。
これらの書類をベースに、息子の住民登録情報を打ち込み、最後に両親がサインをして手続きが完了。

引き続き、パスポートの手続き。
必要書類:
  • 写真1枚
  • 手数料13ユーロ
息子のデータは登録済みのシステムから参照して打ち出され、我々が自ら記入する項目は無し。別途、身長と目の色を聞かれる。我々は、通常のパスポートでは無く、子供用のパスポートを取得した。有効期限は6年。子供用では、アメリカへ渡航する事は出来ないのだが、日本や欧州諸国を旅するには十分。今回はスイスへ帰る時にIDを所持していたい、との事から即日(その場)発行の子供用パスポートにした。費用は13ユーロ。安い!日本のパスポートなら、1万円以上だ。勿論、通常パスポートはもっと高いのだが、それでも59ユーロとお買い得(?)。

こうして、ドイツ国民として、無事登録と身分証名書取得を済ませた息子。
私が初めてパスポートを手にしたのは15歳の時だったけど、この子は生後2ヶ月でパスポート取得。時代の変化、環境の変化である。
出来上がったパスポートを見ながら思った。この子、本当にドイツ人なんだなあ、と。 ちょっと不思議な気分である。

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ドイツ国籍の取得

2011年6月16日木曜日

予防接種 (生後2ヶ月)

スイスでは乳児の予防接種を義務付けられてはいないのだが、国が定めたガイドラインがある。予防接種を受けるか否かは親の判断で決める事が出来、医師も必ず予防接種はどうするかを訪ねてくる。
出産準備コースで、予防接種について、助産師が言ったのは、『色々と意見があるが、予防接種をしなかった事が原因で惨事を招いた例を知っている。接種は絶対勧める。』一人だけの意見を取り入れる訳でも無いが、必要とされる予防接種は、基本的には受けさせようというのが、我々の考え。

予防接種のガイドラインによると:
2ヶ月 3種混合(ジフテリア・破傷風・百日咳)、ポリオ、ヘモフィルスインフルエンザb型
4ヶ月 上記第2回
6ヶ月 上記第3回
12ヶ月 MMR

従い、2ヶ月目のこの日、予防接種に出かける。
私達のクリニックでは、本来、2ヶ月目検診と一緒に予防接種をおこなうらしいが、最初にしくじった為、うまく丁度2ヶ月に検診予約が取れない私達。ただ、予防接種だけはきちんとSchedule通りに接種した方が良い、との事で、この日は予防接種だけの来院となった。

予防接種は筋肉注射で太ももに打つ。
驚いた事に、接種1時間前に、部分麻酔をするという。前回既に渡されていた、パッチを当てておくように言われたので、予約の丁度1時間前に、通常使用量の半分に切ったパッチを太ももに張る。
そして、予約時間に来院。
待ち時間無く直ぐに診察室に通され、暫くすると医師が登場、早速注射。
どうもパッチの位置が望ましい位置でなかった様で、2本目の注射は、全然パッチが当たっていなかった部位にする羽目になってしまった。しかも、『2本目のこの注射の方が痛いのよね。。。』と先生。ごめんね、、、

  一瞬声を上げて泣いたものの、終わって抱きかかえると直ぐにケロッとしている。驚いただけだったか、私に似て、強い子なのか、ともあれ良かった、良かった。

1-2日後に発熱が見られる事がある、と、念の為に熱冷ましの座薬を渡される。お尻からの測定で38度以上ある場合は発熱。ちなみに3日後以降に発熱があった場合は、別の原因の筈なので、医師に連絡する事、との事。

翌日、何となく頭が熱い気がしたのだが、脇下測定では37度。問題無いかな、と、予定通りの長距離ドライブを決行したが、やっぱり何となく機嫌が悪かった気がする。ちょっと無理させたかな。

2011年6月6日月曜日

プリンケーキ

先日、友人が訪ねてくれると言うので、ケーキを作る事に。
作りたいケーキは色々あるのだが、材料を揃えるのがちょっと面倒大変。
なので、家にあったもので作れて、かつ日本人に懐かしがってもらえて、かつ私も好きなもの、という事で作ったのが、プリンケーキ。

材料は、基本、卵、 牛乳、砂糖、少量の小麦粉とバター。
これだけで、ケーキとプリンの2層に分かれた、美味しいケーキの出来上がり!
簡単なのにちょっと手が込んでいる様に見えるのも嬉しい。


今回このケーキを焼くのは初めてのオーブンなので、出来上がりが心配だったが、プリンにスが入る事も無く、美味しく完成!
唯一大変だったのは、カラメル作り。スイスで売っているお砂糖でカラメル作りは結構難しい事に気づいた。この作業が一番時間がかかったかも。

お友達も喜んでくれたのですが、持ち運びが簡単でないので、お持ち帰りしてもらえなかったのが残念。パートナーからは、『卵の味がする』と不評なので、残ったケーキは全て私が頂く羽目になりました。美味しいんですが、使う砂糖の量を知っているだけに、ちょっと恐い。こんなんだから授乳しているのに体重戻らないんだよねえ。。。

2011年6月4日土曜日

ドイツ国籍の取得

日本人の親の下に生まれた子が日本国籍を取得するには、生後決められた期間内に出生届を提出すれば良い。ドイツ人の親の下に生まれた子がドイツ国籍を取得する為にも何らかの届けが必要だろう、と思うのは当然だと思った。

しかし、ドイツ人のパートナー、『生まれた時から既にドイツ人だから特に手続きは要らない』と主張する。
でも、その議論だと、スイスで生まれた我が子は、ドイツ政府からドイツ人として認識されていないままである。今のところそれで困るという事は無いが、本当にそれでいいのか?という疑問が。

そこでスイスのドイツ大使館に問い合わせたところ、出生の届は不要(!)だが、パスポートを早めに取得する様言われる。確かにドイツのパスポートを持っていれば、ドイツ人だという証明になる。パスポート申請をすると、その時点でドイツ市民として認識される、という事ですか?何となく、いい加減な気がするのですが。。。

何だかすっきりしない回答だが、早速次の疑問が沸く。
そのパスポートは、どうやって取得するの?

なかなか非協力的なパートナーと、私のつたないドイツ語の為に完璧な理解ではないが、どうも子供のパスポート取得は、親のパスポートがあれば良い、という事らしい。確かに、ドイツ人の親から生まれた子はドイツ国籍だから、、、と思うが、そうすると、親が『この子は私の子です!』と言えば済んでしまうの??という疑問が。。。不正な届けを防止する為にも、出生登録証は、必要だと思うのですが、真相は如何に。

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ドイツ国籍の取得② (住民登録・パスポート取得)

日本への出生届

血統主義の国スイスで、日本人とドイツ人の両親から誕生した我が子は、スイス国籍では無く、日本とドイツの二重国籍となる。
が、自動的に国籍が与えられるドイツと異なり、日本国籍を取得する為には出生届を提出する必要がある。

日本への出生届は、日本の本籍地の役所で提出する事も考えたが、出産病院の証明書だとか何かと面倒そうなので、やはりスイスで提出する事にした。

まず、その為に、在留届を変更。これまで、在留届はドイツのままにしていたので。。。

海外で出生した場合の出生届で留意すべき点は:
  • 出生日から3ヶ月以内に行う(1月1日生まれは3月31日迄に)
  • 多重国籍の場合は、届出の際に『日本国籍保留の手続き』を行う
Zurich には名誉総領事館があるが、 戸籍関係の届けは扱っていないので、Bernにある大使館へ出頭する事になるが、出生届は郵送でも可。大使館へ連絡し返信用封筒を送ると、必要書類・説明 書を送ってくれるらしい。我々は私の出生証明書を取得する為に大使館に赴いた際に、出生届の申請書も頂いてきたので、今回はこれらを記入し、郵送するのみ。

必要書類

  • 出生届書 2通(大使館より入手)
  • 出生登録証の原本 1通
  • 出生登録証の日本語訳 1通
  • 申請者(私)のパスポートのコピー
  • 返信用封筒(住所記入、切手添付)
直接申請する場合は、パスポートは現物提示、返信用封筒は勿論不要。
これはスイスでの申請の場合。昔住んでいたFrankfurtの場合を見ると、出生登録証は2通必要だとか、必要書類が異なる様なので、スイス以外では、管轄の大使館・領事館に要確認。

書類を確認し、郵送し、大使館へ『本日発送』の連絡。何かあったら連絡致します、との事で、これで日本側への出生届はひとまず完了。

手続きは、大使館で頂いた書類の中に郵送の場合の説明や、出生届の記入見本があるので、難しい事は無いが、気づいた事:
① 子の名前は原則スイスでの登録証にある名前と同じになる、とあるが、日本名のみを希望する場合は、備考欄にその旨を記載すれば良い。 我々は日本名のみを希望したので、然るべく記入。見本にはその場合『大使館へご相談下さい』とあったので、TELをしたのだが、パスポート記載とこちらで 使用する名前が異なってしまう事を再確認され、前述のアドバイスを受けた。我々の場合、そもそも苗字がスイスと日本とで異なってしまうので、名前だけ統一 しても無意味と思われた。更に、スイスでの名前が3つあり、3つ目の名前が実は私の日本の苗字である為、これをそのまま日本で登録すると、『田中 太郎 ジョン田中』の様な事になってしまうのだ。
② 郵便書留、又はA-Postで送付。A-Post とでかでかと書いて郵便局に持って行ったが、A-Postとは、いわゆる普通郵便だった。。。
③ 出生届日は、郵便の消印日となる
④ 万一スイス側からの出生登録証が間に合わない場合、とりあえず出生届だけ先に提出する事も可能。名前が決まっていない時も、後から名前を提出する事も可能。
⑤ 年号記載が出来るものは西暦ではなく年号記載でなければいけない。

と、書いていて、気がついた。あ!記入漏れがあった筈!でも出してしまった。。。
さて、大使館からどんな連絡が来るか。。。ちょっと心配になって来た。

2011年6月3日金曜日

産後体操コース (Rückbildungsgymnastik)

日本の様に産院で産後に骨盤を締めたりしないスイス。
でも、あらゆる病院や産院等で産後の体操コースがOfferされている。
入っている保険によっては、この費用も一部負担される事もある。

わざわざその為のコースを取るのもなあ、と思っていたのだけど、パートナー、一刻も早くコースを受講すべきだ!と主張。背中を押され、色々調べた結果、地元の病院で開催されているコースに申し込んだ。即返事が来たが、次に始まるコースは既に定員で、更に私は産後6週と早すぎる、との回答だった。大抵のコースは産後6週からOKなのだが、ここは8週かららしい。私にOffer出来るコースは7月半ばスタート、との事で、そうすると産後3ヶ月。これではさすがに遅い。
他に候補にあげておいた2箇所のうちの一つに行く事にした。ここも比較的家から近い。金額的には実はここが一番安かった。1回22CHF、又は10回券で190CHF。コースは午前中だが、赤ちゃんを連れてきてもいい、という。申し込みは不要でいつでも飛び入り参加出来る。

早速行ってみる事にした。
歩ける距離では無く、電車での乗り継ぎが悪いので、車でとなる。
これまで息子と車で移動した事はあるが、いつもパートナーと3人一緒。
初めての2人きりの車移動、ただでさえ運転が嫌いな私、少し不安になる。

が、不安もなんのその。
朝の授乳の後、いつも直ぐ寝てくれるのに寝てくれず、私の身支度がぎりぎりになってしまった、というハプニングこそあったが、無事に開始時刻20分前に到着。

屋根裏のスタジオでの60分のコース。この日は約15人くらいの参加者がいたろうか。そのうち赤ちゃんを連れてきているのは半分位。親に預かってもらっている人が残りの半分らしい。
マットを床に敷いて、赤ちゃんはその隣に寝かせる。タオルを2重にして息子を寝かせ、念の為にとおしゃぶりをスタンバイ。
コースは簡単なカーディオ系のWarming Upから始まり、脚の筋力運動、骨盤体操へと進む。途中泣き出した赤ちゃんをインストラクターがあやしていたので、見本が無く、いまいち骨盤体操がよくわからなかったが、 適度に汗ばみ、あっという間に60分は終了。
息子は途中からおしゃぶりのお世話になったものの、泣く事も無く、とても良い子にして見守っていてくれ、私もお陰で一通りの体操が出来た。

帰りに、骨盤体操がいまいちわからなかった旨を伝えると、体操の説明が書かれた紙を渡された。これで少しは理解出来る様になるだろう、と家に帰って読んだものの、いやあ、なかなか分からない、ドイツ語。確実にドイツ語下手になってるよなあ。。。

あまり付加の強くない体操、と思っていたが、2日後位に太ももが心地よい筋肉痛に。久し振りの感覚。決して痛いもの好き、というわけでは無いが、体が反応するのは、心地よいもの。
10回券を購入したので、とりあえずあと9回。週に1度じゃ足りないから家でもやればいいのだろうけど、、、どうも時間が出来るとPCに向かってしまう私でありました。

2011年6月1日水曜日

Baby Massage

ひょんな事から、Baby Massage のコースを受ける事になった。
コースは全4回。インストラクターはイギリスで資格を取得したスイス在住5年のイギリス人女性。場所は受講者の1人のご自宅にて。

息子と2人での車での2度目の外出。車での外出はやっぱり緊張する。しかも初めて行く場所。更に、この日は雨。それでも息子の協力あって、無事に約束の時間15分前に到着。

私を含め、4組の親子が参加。募集していたのは生後6ヶ月迄。息子が最年少。でも、大きさでは他の子に負けていない。。。やっぱり何故か大きいね、あなた。。。
イギリス人、ドイツ人、オーストリア人、そして私日本人、とスイスならではの国揃え。狭いスイスの小さな町、私以外は同じ町在住とあって、全員が顔見知りだった。

全員が揃ったところで、コース開始。
第1回目の今日は、先生の自己紹介、マッサージについてのレクチャー、そして実際にマッサージ。今回は足のマッサージのみ。2回目にお腹、3回目に胸、4回目に顔と背中、の構成になっている。

マッサージオイルは、基本的に何でも良いらしいが、先生は3種のオイルを持参。
グレープシードオイル、オリーブオイル、向日葵の種のオイルで、全てオルガニック。
スイスでよく赤ちゃんに使用されるアーモンドオイルについては、イギリスではナッツ類のオイルは極力避ける傾向がある、との事。でも、全く問題は無いとの事。
私はグレープシードオイルを使用。グレープの良い香りがする。

マッサージは、先ず赤ちゃんにマッサージの許可を得る事から始まる。
そして、足と足の裏を隈なくマッサージ。
足のマッサージだが、おむつを外して行うと、足の付け根までしっかりマッサージする事が出来るのでお勧め、との事。でも、、、おむつを外すと、きっと、おしっこ攻撃に会うだろうなあ。

息子は私の心配も気苦労と言えるほど、上機嫌でマッサージを楽しんでいた。
念のために用意していたおしゃぶりも使わずに済んだ。

マッサージ終了後は、家を提供してくれたRさんが、お茶とマフィン、お菓子を準備して下さったので、皆で団欒。息子は腕の中で眠ってしまったので、バイブレーション付きのバウンサーに座らせ、そのまま帰りまでお休み頂いた。いやー、それにしてもいい子だわね。外ではいつもそうなのね。

皆良さそうな人だし、マッサージも楽しかったし、次回も楽しみです。

2011年5月30日月曜日

スイスでの出生登録 その③

約1週間から10日で届くと言われた私の日本の出生証明書。
なんと、丸2日半で届いてしまった。さすがでございます、日本のお役所様。
こんなに早く届くとは思っていなかったが、こんな日に限って何故か郵便受けを確認したのは夕方遅く。。。朝確認していれば、今日中にZurichの役所に行って申請が出来たのに、とこの日が金曜日だっただけに、妙に悔しくなる。

出生証明(Geburtsurkunde)に、提出した戸籍謄本に例のInfoblatt が添付されたもの、及び証明書発行に要した14CHFプラス送料の領収書が入っていた。

月曜日、パートナーがZurichに行くので、早速役所に行ってもらう。
全て問題無く受け付けられたという。 よかった、よかった、これであと順調に行けば、3週間で息子の出生証明が届く筈。
と、思っていたら、なんと提出した書類と引き換えに、その場で出生証明書がもらえたのだという。え?!そうだったら、何も態々Bernの大使館迄行かなくても良かったのに!!!と少し悔しくなる。

出生証明書と一緒に、提出した私の出生証明及び戸籍謄本も返却された。
しかし。これら、本来は役所に提出して戻ってこないものだという。が、1枚につき32CHF払う事で、返却してもらえるらしい。で、パートナーったら、64CHF払ってこの原本を持ち帰ってきたのだ。原本、渡しちゃえば良かったのに、、、だって、私の出生証明は14CFH、戸籍謄本は450円で再び発行してもらえるのだよ。しかも新しいものを。。。『でも、再びBernに行くのも大変だし、戸籍だって日本から簡単に取り寄せられないでしょう?』と言うパートナー。いえいえ、Bernに行かなくても、Zurichの領事館で申請出来るし、日本からの取り寄せだって、2週間程は見たほうが良い、というだけで不可能ではないのですよ。。。日ごろ節約を心がけている私としては、こうしたパートナーの行動には、ちょっとあれ?と思ってしまう。

何だかんだと何度も振り出しに戻った出生登録だが、これで無事終了した。
あとは、日本への出生届の提出、及びドイツ側へ申請のみ。

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スイスでの出生登録 その①
スイスでの出生登録 その②

2011年5月24日火曜日

スイスでの出生登録 その② (日本の出生証明)

Zürich の領事館が開くのを待って、出生証明書申請手続きに行こうと思っていたが、万一間に合わなかったから、、、という不安が募る。そこで、結局日本大使館のあるBernへ出向く事にした。

大使館はBernの中心地から徒歩15分位離れた静かな場所にある。
建物は冷たい雰囲気だが、守衛さんも大使館員も、非常にFriendlyで親切だった。ぶっきらぼうの某領事館とは大違い。
受付で用件を告げ、部屋に通される。待ち時間無しに名前が呼ばれ、書類を一つ一つ確認される。
  • 出生証明申請書 (大使館WebsiteからDownload、記入したものを持参)
  • 戸籍謄本原本 (住所と名前に鉛筆で読み仮名をふる)
  • パスポート
  • 住所確認の為の書類(私は電気料金の請求書)
  • 発行手数料 14CHF

Homepageでは、外国人登録証もとあったが、問われず。
受け取り方法に郵送を希望する。普通郵便か書留かの選択があり、迷っていると、
『普通1CHF、書留5CHFです』と親切に教えてくれた。

スムーズに終了し、帰ろうとしたその時、パートナーが突然言う。『Infoblattは?』へ???どうも、Zurich の役所から、日本大使館からInfoblatt も必要だ、と言われたらしい。ええ、聞いてないんですけど。。。
再び受付に並び質問すると、戸籍を返却される際に大使館の方で小さな紙を添付するが、その紙の事だと言う。 一件落着。晴れ晴れと大使館を後にする。

これで書類が揃った。あとはZurichのOfficeへ提出だ。

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スイスでの出生登録 その①
スイスでの出生登録 その③

1ヶ月検診

スイスでは、出生後の初検診は生後4週間。
退院後は来客等で慌しく、やっと決めておいた小児科医にTELをしたところ、5月1日迄休業中との事。。。。やっと通じた時には、一番早い予約可能日は生後6週目。。失敗。

スイスでの乳児検診スケジュールは、1ヶ月、2ヶ月、4ヶ月、6ヶ月検診の4回。
その後の検診は、12ヶ月、18ヶ月、2歳、4歳、6歳、10歳、14歳。

検診内容は:
身長、体重、頭囲測定。眼球、肺、心臓、お腹、股関節のチェック。問診。
また、この時にVitamin Kを再投与される。出産後の入院で2度Vitamin Kを服用しているので、3度目の服用となる。我々の場合は、前日に股関節検査(Ultraschal der Huften)を行った為、その際にVitamin Kを投与された。ちなみにVitamin Kの投与は全部で、出生1時間後、48時間後、4週の3回。


8時半の予約で到着後、早速診察室へ。
アシスタントが頭囲、体重、身長を測定。
頭囲40cm、体重4.9kg、身長56cm。
5週半での検診になってしまったが、すくすく成長中である。
その後医師登場。スイスでは何故か女医にあたる確立が多い気がする。
問診で、2親等迄の病歴を問われる。前日の股関節検査の結果も再度簡単に説明。
前日の股関節検査の結果も再度簡単に説明。その後早速検診。
目に光を当てて覗き込む。
聴診器を当てて、心臓・肺の音をお腹・背中両側から念入りに調べる。
お腹を触って押しながら、腸やお腹を調べる。
うつぶせにし、首・背中の状態を見る。
脚・腕・首の状態を見る。
その都度、状態について説明してくれたが、いずれも異常なし。

服を着せた後、再びテーブルを囲み、質問等々に答えてくれた。
医学的な質問から、赤ちゃんのお世話に関すること迄、丁寧に説明してくれるこの先生。全然笑わず、Friendlyさに欠けるのだが、医師としては的確な気がする。ちなみに後でパートナーに『どうだった?』と聞くと、『素晴らしい先生だ!』と絶賛。私の婦人科の先生への評価はいまいちだったが、小児科の先生は気に入ったらしい。恐らく、子育て関連の質問で、彼の意見に先生が同意した事も関わっているのでは。。。

基本的に、スイスの医師は、こちらが質問しないとあまり説明してくれない様だが、質問に対しては詳細に説明してくれる。医師の診察料は、基本時間を超えると1分毎に加算される。我々は、聞き忘れの無い様、又効率的であるように、質問事項を予めList Upしておいたが、これはよかった。私が上手くドイツ語で説明できないものも、パートナーが手早くしっかり質問してくれたし。
記録迄に、医師に言われた事柄
  • おしゃぶりは指しゃぶりよりも良い。
  • 寝かしつけは、多少泣かせても一人で寝せたほうが良い。
  • 言語については、2ヶ国語がMax。お互いが母国語のみで話しかける様徹底する事。親同士の会話で第3言語を使用する事は避けた方が良いが、
    親のストレスも最もいけないものの一つ故、ある程度柔軟に対応して良い。
  • 太陽光線は、それなりに避ける必要があるが、ある程度は必要。
  • Vitamin D を1年間、欠かさず毎日与える事。
  • 完全母乳の赤ちゃんが太りすぎる、という事は無い。
この日、予防接種のScheduleを説明される。
スイスでも予防接種は義務では無い為、親の希望で受けない選択も可能。医師からも、予防接種についての方針は、と問われる。事前に詳しく話し合ってはいなかったが、ガイドライン通り受ける事で我々の意見は一致していたので、その旨を告げる。

次の検診は8週目、即ち2週間後だが、生憎またしても予約がいっぱい、更に我々の旅行の予定があり、1ヶ月先となってしまう。 従い、検診とは別途、生後8週に予防接種の為の予約を取る。

こうして終了した1ヶ月検診。良い医師に当たって良かったです。

2011年5月23日月曜日

股関節検査 (Ultraschall der Hüften)

スイスでは、出生後1ヶ月位で、股関節の検査を行う。
出産時も、家族に股関節に問題のあった人がいるかを聞かれたが、股関節は子供の成長に大きく影響するものらしい。出産病院で行う場合もあるが、私達は後日、近所の小児科医で行った。

このクリニックでは、通常1ヶ月検診の際に同時にこの検査を行うとの事だが、1ヶ月検診はパートナーも同席したいとの事で、まずは股関節検査のみを行う事になった。

予約は8時半。家を出る前におむつを交換し、授乳をし、準備万端で出かける。病院迄は徒歩5分程度、時間通りに到着。

初めての訪問なので、受付用紙を記入し、医師の登場を待つ。その間、下半身の服を脱がせて待つよう言われたので、下だけおむつだけにして待つ。お腹いっぱいになったこの子はおむつ姿ですやすや。。。
医師が登場し、カルテを作成。私の妊娠の経過等を問われる。
早速超音波での検査となり、医師がおむつを外し診察台へ移動させようとしたが、、、まあ、またうんちをしていましたね~。。。 私がおしりを綺麗にして、診察台へ移動。

妊婦に使用する超音波検査の機器と同じとの事。ベッドに赤ちゃんを乗せる様に台がセットされていて、横向きに横になり、右・左、とそれぞれ検査する。親はその間、赤ちゃんの頭を支えながら話しかけ。何度かミルクを吐き出したのと大きな音でおならをしたのを除いては、とても大人しくしてくれたので、あっさりと10分もかからずに検査終了。状態は『Perfekt』との事。よかったね。

まだ少し時間があったが、質問はパートナーがいる時に一緒に聞いたほうが良いと思い、検査終了後、直ぐに病院を後にした。

帰りも抱っこ紐の中でぐっすり眠ってくれたので、途中スーパーでお買物。
肝心の1ヶ月検診は、明日。

2011年5月20日金曜日

スイスでの出生登録 その①

スイスでは新生児登録・出生届は、病院が代行して行ってくれる事が大半。
Zürich Universityspital の場合、病院の中に、登録担当のOfficeがあり、そこで手続き依頼をする。ちなみに、後日病院から、この手続き費用30CHFの請求書が届いた。
出産数時間後に、名前カードの提出を助産師に求められたものの、その他の書類は結局退院時になっても何も言われず。変だなあ。。。と思い、退院時に書類を未提出の旨を伝えると、あれ?出産時に提出しなかったの?と。。。であれば、『自分で登録Officeに行かねばならない』そうな。早く言ってよ~!

という訳で、退院時に、事前に用意していた書類を持って登録Officeへ。提出物は:
  • 家族証明 (Familienausweises) → ドイツ発行の婚姻証明書コピー
  • 外国人登録証のコピー (Ausländerausweises)
  • パスポートのコピー
  • 住居証明 (Wohnsitzbestätigung des gesetzlichen Wohnortes) 住居がZürichに無い場合のみ。発行から6ヶ月以内。(私の住居町では30CHF) → 不要だった
  • 名前登録用紙 (病院から送付されたもの) → 提出済み
愛想の悪い担当者が、書類を確認し、『Perfekt!』と一言。
生後3日以内、と聞いていたが、この時点で既に生後5日。それでも良かったのね。
出生証明書は3週間程で郵送されてくるとの事。

ところが、退院して2日後位に、手紙が届く。

『書類不備の為、必要書類を提出してください』
すれ違いになった様だ。早速パートナーが役所にTELをし、病院に提出した旨を伝え、一件落着。

と、思ったのだが、それでも書類が不備だった。どうやら提出した家族証明 (Familienausweises)
→ ドイツで発行された婚姻証明書のコピーについては、
1. 婚姻証明書は原本が必要
2. 更に、家族証明に代わり、両親の出生証明書の原本が必要
入院中に病院でも確認し、町の役所でも確認し、準備万端!と思った結果が、この通り。振り出しに戻る。

日本には出生証明書が無い。そこで、再び役所に相談。結果、結婚に際して使用したApostile付きの戸籍抄本とその翻訳の原本提示で良い、という事に。本来は発行6ヶ月以内という規則があるらしいが、そこはOKしてもらった。パートナーの出生証明書は、ドイツで発行してもらう事になった。


さて、やっとこれらの書類を揃え、役所に出向いた。

万事上手く行くと思ったのだが、、、甘かった。
結果、私の戸籍抄本と翻訳は、ドイツで発行されたもの故、不可。スイスの日本大使館から発行された証明書が必要、との事。

再び振り出しに戻ってしまった。

早速Websiteで調べると、出生証明書は確かに日本大使館で発行してもらえるらしい。更に、Zürich領事館でも受け付けてくれるらしい。早速行ってみようかと思ったのだが、翌週1週間はZürich領事館は休みだとの事。。。

日本への出生届の締め切り期限迄、あと1ヶ月半。間に合うかな。。。

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スイスでの出生登録 その②
スイスでの出生登録 その③

2011年5月5日木曜日

町の育児相談室 (Mutterverterberatung)

上手い日本語訳が見つからないが、スイスにはMutterverterberatung という無料の育児相談室がある。それぞれの単語を訳すと、Mutter = 母、Verter = 父、Beratung = アドバイス。Zurich等の大(?)都市にはいくつものセンターがあり、毎日開いているが、私の住む小さな町は、基本的に週に2回の特定時間のみである。

大学病院での産後入院中に、Muttervaterberatung の申し込み書を記入させられたが、その情報を元に、Zurich州の南部を管轄するオフィスから書類一式が届いた。6歳迄の育児に関する様々な情報がつまった小冊子を含め、色々な情報が満載。担当の助産師からのレター付きで、『近々電話をします』とあったが、その通り、ある朝、助産師から電話が来た。

体調はどうか、赤ちゃんはどうか、育児はどうか、出産はどうだったか、等簡単なお話を電話でしたが、実はこの日もMutterberatung が開催される日だったので、後から顔を出したい旨を伝え、電話を切る。

初めての訪問、という事で、パートナーも一緒に出かける事にした。
持ち物は:おむつ、おむつ交換の為のシーツ、子供の健康手帳(Gesundheitsheft)

到着後挨拶をし、早速体重を測定。デジタル式の体重計で、ここではおむつも外して真っ裸での測定。持参のシーツを用意されていた交換台にのせ、おむつを外す。そして手早く測りの上へ。
体重測定後は、新しいおむつをはかせて終了。
初めてという事で、順番に助産師に呼ばれ、お世話に関する相談。
2回目以降は、質問等が無ければ、相談をしなくても良い様だ。
終了後は、暫く時間をつぶしていく母親達が多い様だ。いくらか大きくなった子供達は、他の子供達と遊べるし、母親達は互いにお喋りタイムが楽しめる、交流の場となる。
育児に関する情報もいくつか置いてあり、子供が遊ぶおもちゃや本もある。

暫くの間は、毎週通って、体重をチェックしてもらおうと思います。

2011年5月3日火曜日

へその緒

数日で取れると言われたへその緒。
この子のへその緒はなかなかしぶとい。

へその緒が取れるまでは、お風呂に入れない様に、と言われて早10日。
未だに取れる気配の無いへその緒。待つか否か、結局いくらスイスと言えども、さすがにそろそろ、という事で、助産師訪問の際に、お風呂に入れてしまいました。

それでも取れないへその緒は、それから数日後の今日、やっと取れました。
夜にオムツ交換しようと服を脱がせると、、、おへそが綺麗になっている!黒いものが消えていた。何処に行ってしまったのかと体中探すが、見当たらず。足付きのオーバーオールを着ていたから、外に落ちてしまう事は無いと思うのだが。。。おかしいなあ。
と、半ば諦めてオムツを外すと。。。オムツの中に隠れてました。

私のへその緒はもっと大きかったけど、この子のは長さ5mm 程度の小さなもの。
何だかへその緒っぽくなくてゴミに見えてしまうけど、一応日本の風習として、
取っておいて、いつかこの子に見せたいと思います。

この日は初めて車に乗せた記念日。
カーシートは好きでは無いらしく、大騒ぎ。音楽をかけて走り出したら無きやんだが、
ここでも夫の『おしゃぶりがあったらいいのに・・・』攻撃。
うーん、、、おしゃぶり、使うべきか、悩む。

2011年4月29日金曜日

第4回 助産師(Hebamme)訪問

4回目の助産師訪問の日。生後15日目。
訪問は5回だと思っていたが、今日が最後の訪問だという。電話カウンセリングも1回に数えられたのだろうか。ともあれ、そういう事で、最終日。

到着するなり、今日はお風呂に入れようと思うが、と言われる。
へその緒が取れるまではお風呂に入れない、と聞いていたが、さすがにもう10日もお風呂に入れてないし、今日が訪問最後なので、お風呂に入れてみた方がいいだろうとの事。勿論、私に異論は無い。沐浴は毎日、と教わる国、日本から来た私ですから。

早速ベビーバスを準備。
お風呂よりもキッチンの方が勝手が良い、との事で、タブを置いてお湯を満たす。
隣には、オムツ換えのマットとタオルを準備。

入浴前に、先ず体重測定。
今回はオムツ付で計り、後からオムツの重さを計って差し引く方法で。
3日前から200g 増の、3600g! 頑張りましたね~!

入浴は病院で1度指導を受けたものの、11日も経っていればやっぱり忘れるもの。
赤ちゃんの持ち方、お湯へのつけ方、洗い方を教わる。この子、やっぱり日本人、お風呂で生まれてきた子だわ。お湯の中でとっても気持ち良さそうにしている。
体をタオルで拭いたら、オムツを履かせて、全身にアーモンドオイルを塗りながら、マッサージ。うつ伏せにもしてマッサージ。この子、マッサージも好きみたい。頭もブラシでマッサージ。これもお気にめされた模様。

入浴後のへその緒は、何ときれいな紫色をしていた。

お風呂が終わると、授乳したばかりだったのに、またしても空腹になったらしい。

この日で、助産師の訪問は終了。
大変と思える時期だけど、子供は本当にすぐに大きくなるから、今の時間を沢山楽しんで、とアドバイス。もっと沢山抱っこして、沢山話しかけてあげなきゃね。

2011年4月26日火曜日

第3回 助産師(Hebamme)訪問

4日振りの助産師訪問。生後12日。
やはり体重がどれだけ増えたか、気になるところ。
今日は3400g、4日間で200g増。1日50gのペース。先日の電話での相談時に、搾乳での補乳はもう止めて良い、と言われていたので不安だったが、順調!きっと母乳の出も良くなってきたのだろう。確かに、色が薄い白から濃い白に変わってきた感がある。

顔に若干湿疹の様なものが出来てきた。よくある事で気にしなくて良い、との事。
呼吸がかなり荒いこの子。でもこれも普通の事、らしい。
いくつか質問をしたが、どれも問題は無く、新生児には良くある事、との事で、いたって健康によく育っている、との言葉を頂いた。

へその緒は相変わらず取れず。即ち、お風呂も未だ。
顔の湿疹は、お風呂が必要!のサインだと思うんだけどなあ。

よくおっぱいを飲んでくれるのはいいのだが、そのせいもあって、乳首が痛い。自己流でバセリンを塗っていたが、試供品のクリームをくれた。使ってみて良かったら、薬局で買ってくると良い、との事。確かに痛みが和らぐ様な、でも気休めの様な。。。微妙。
でも、痛みがひどくなりすぎて授乳出来なくなったら大変だから、結局薬局で購入してきました。チューブ入りで11CHF。

次回の訪問は3日後。

2011年4月22日金曜日

第2回 助産師(Hebamme)訪問

2度目の助産師訪問は、2日後の朝。

今日の注目も、やはり体重測定
結果、2日前から80g増の3200g。1日40g増、理想的という事で一安心。

昨日から始めた搾乳、授乳の後ではせいぜい10ml 取れるか否か、なのだが、これを今日からは授乳の後に哺乳瓶で飲ませる事にした。

肌が乾燥しているように剥けてきているのは、新生児の肌が入れ替わるもので、乾燥によるものではない故、心配は要らないとの事だが、アーモンドオイルを塗る事を勧められる。持っている、と思ったら、私が持っていたのはアーモンドオイルクリームだった。。
ので、早速パートナーに買って来てもらった。小瓶に入っていて7.6CHF。


まだへその緒が取れないこの子。
へその緒が取れるまで、入浴は控えるように、との事。早く取れるといいね。

この日、助産師は尾骶骨の辺りと股関節の痛みがひどい私の為に、『Kirschkernkissen』なるものを持って来てくれた。訳してさくらんぼの種枕。その名の通り、さくらんぼの種が詰まった小型のクッションで、これを100度のオーブン、又は電子レンジで温めて使用するもの。湯たんぽでも良いか?と聞いたところ、湯たんぽよりも保温効果がある、との事で、こちらを勧められた。
時間が出来たら、産後体操のコース等も受講する事を勧められる。

Easter休暇中なので、途中で電話で様子を確認する事にして、次の訪問は4日後。

2011年4月21日木曜日

お七夜・命名式

退院直後から、パートナーの親友が10ヶ月の子連れでドイツからはるばる泊まりにやって来た。そんなわけでバタバタしていたが、この日は生後7日目、お七夜だ。
子供が生まれたら、こうした日本の風習は大事にしたい、と思っていた。初のイベントとなるお七夜。昔は現在と異なり出産のトラブルが何かと多く、生後間もなく赤ちゃんがこの世を去る事も少なくなかった。そんな時代、7日目を迎える事が出来た赤ちゃんは、これから無事に育つ可能性が高いという事で、7日目の夜に命名し、誕生をアナウンスし、お祝いをした。

正式な方法は、準備も含めて無理があったので、出来る事だけ行う事に。
先ず最も重要なのは、名前を決める事。
スイスでは誕生前に名前を決めておく為、勿論この子の名前も決まっていたのだが、問題は漢字。日本でもドイツでもスイスでもアメリカでも通じる名前を、と思って決めた名前には、まだ漢字が無かった。出生届を出すまで、即ち3ヶ月以内に決めれば届出に問題は無い。が、どうしてもお七夜に命名書を書きたかった。

友人達がいるというのに、この日は申し訳無いが、そっちのけで名前の最終選考に入る。既に何度も候補を検討していたから、大体の考えはまとまっていたのだけど、意味・画数共にしっくりくるものは無く、どれを妥協するか、なかなか決めかねていた。
こんな時、パートナーが日本人だったら、相談も出来るのにな、と思う。
途中興味を示した友人が、ご意見番となったが、彼女の選び方は、『こっちの方がかっこいい』という、絵を見て評価する様な彼女の感性での選び方なので、申し訳ないがあまり参考にさせて欲しくない。

どのくらい迷ったか、わからないが、候補となった名前をいくつか、半紙に書いてみる。
書いて、見るうちに、どれかしっくりくるものがあるかもしれない。

そしてやっと、私の考えがまとまった。
結局最初に意味を重視して考えた漢字に。

お七夜のお祝い、日本なら家族がちゃんと祝ってくれるのだろうけど、この地では私のみが日本の風習を伝えられる家族なのだ。今夜はBBQ、と相成り、庭で肉を焼く彼と友人達。私はどうしても尾頭付きの魚が欲しかった。本当はお赤飯でも炊きたかったのだけど、一日出歩いた上に体調も完全ではない私には、ちょっとハードルが高かった。別に今日でなくても、という彼らの声に少し腹を立てながらも、子供が寝入った隙に、スーパーへ走った。スーパーには頭付きの鮮魚は2種類しかなく、そのうちの一つを購入。BBQグリルに放り込む。ヒレは忘れずにフォイルでガード。

お祝い、と言っても、子はすやすや眠ってしまっているし、彼らの雰囲気はすっかりただのBBQ。一応ポツリポツリと、お七夜とは、を彼らに説明。少しは私の気持ちもわかってもらえただろうか。
本当は子に見せてあげて、一緒に写真をとって、としたかったんだけどね。寝てるのを起こすのがちょっと可哀想だったので、大人だけでのお祝い。私はノンアルコールのシャンパンを頂く。
無事に生まれて、育ってくれてありがとう。